まいど、日本機関紙出版です。

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Kei.Sugar 参議院選挙比例区候補に 

2007年06月29日 | 編集・営業ふらふら雑記

 『大阪民主新報』の佐藤圭子編集長が参議院選挙の比例候補になった。昨日の新聞に写真入で宣伝カーに乗って話している写真を確認する。うーむ、ついにやるときゃやるのだ。実は彼女は小社発行の『窓をあけると虹の空』(葛目己恵子著)の生みの親。佐藤記者の取材で記事連載が始まり、それが1冊の本になったのである。新聞記者の仕事以外にも2年前からはシンガーソングライターという顔も持ち、CDも作製、忙しい合間を縫ってあちこちの集会に出かけ、最近では海外にも出かけて歌っている。CDが好評でずいぶんと広がっている。とにかく明るく、いつも笑顔で、積極的、行動的、すぐに誰とでも友だちになれる人なのだ。そんな彼女が日本共産党の風を運んでいく。応援するしかないではないか。

Kei.Sugar FirstCD「多喜二へのレクイエム」

詩・曲 Kei.Sugar 頒価800円
ソロ kei.Sugar/今 正秀
デュオ kei.Sugar&今 正秀
ピアノ・編曲 山下和子
朗読・歌・ピアノ伴奏を収録 楽譜付

反戦平和を書いただけで虐殺された小林多喜二の思いを描きながら、なすべきこと多い現代に生きる私たちの今一歩前へ踏み出す精神に対して、大いなる共感と励ましを感じさせてくれる歌です。ぜひ聴いてください。

 【お問い合わせ&お申し込み先】
 ①オフィス hare(yamamoto design office hare) 担当:山本
  〒531-0041 大阪市北区天神橋7-1-10 天六阪急ビル5F 
  TEL&FAX 06-6882-0232
  E-mail hare@hare98.com

 ②小社でも取扱中

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最近の読者ハガキご紹介します~ありがとうございました。

2007年06月27日 | 読者はがきから

『子どもはどこで生きる力をたくわえるのだろう』佐伯洋 著 

■子どもの純な気持ちを受け止めて
 昨日は、お世話になりました。貴著をさっそく拝見し、たいへん感銘を受けました。特に寺石くんのくだりでは思わず涙が出ました。1つの理由は、寺石くんのけなげさです。2つ目の理由は、まだ「二四の瞳」の大石先生はいたのだという喜びです。
 私も少年院に行かせてしまった少女から「お金がかかるから、むだな弁護士はつけてほしくないと言って、ゴメンナサイ、本当はもう先生がお金をとらないと知っていたのです。でも、これまで、よくしてもらったのに、先生に会わせる顔がなかったのです」という手紙をもらって泣きました。なぜもっと、裁判の時点でこの純な気持ちを受け止めてあげられなかったのかと。どうかますますお元気で。2007.6.15 (男性・神戸市)

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『いまこそ、憲法どおりの日本をつくろう!』石川康宏 著

■参議選をたたたうエネルギーと対話のヒント
 神戸女学院大学・石川康宏教授 様
 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
  貴著『いまこそ、憲法どおりの日本をつくろう!』の贈呈、大変ありがとうございました。また、昨年12月の講演についても、あらためてお礼申し上げます。
  私は、先生のこの御本が出版されてすぐに買い求めて、あの講演の臨場感を思い出しながら読ませていただきました。そして、改憲を重大な争点とする参院選本番を目前に控え、改めて、憲法の持つ生命力に感動することができました。また、昨今の内閣支持率低下に象徴される安倍・自公政権の本質的・根本的な弱点についてさらに理解を深めることができました。
  強権的な安倍暴走内閣は、なぜ、参院選で改憲を争点にしながら、消費税増税問題を争点にしないのか、『増税隠し』に躍起なのか、問題の本質を浮き彫りにする著作と、感嘆しています。
 参院選を闘う新たなエネルギーと対話のヒントを得たように思います。それにして、日常の学習不足が決定的です。先生の戒めを肝に銘じて、精進したいと思います。またお会いできる機会を心待ちに、ご健康と今後のますますのご活躍をお祈りしております。(男性・新潟市・団体職員)

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参議院選挙共同かべ新聞 好評発売中!~日本機関紙協会大阪府本部発行

2007年06月26日 | 行事のご案内&報告

●活用と普及のお願い

 与党の法案ゴリ押し、国会会期延長で参議院選挙の投票日は7月29日(日)になりました。職場で、地域で「消えた年金の責任逃れ許すな」「貧困と格差をなくせ」「憲法改悪反対」の声を、投票へと宣伝を広げましょう。

●ご注文、お問合わせはこちらへ→日本機関紙協会大阪府本部

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人間の言葉が育つとき~子どもたちのまなざし② 土佐いく子

2007年06月22日 | 土佐いく子の教育つれづれ

 私には3人の息子がいて、上2人は、すでに結婚し、それぞれ子どもを持っています。
 友人が携帯の写真を見せながら孫の話を溶けるような顔でするのを見て、もっと他に楽しい話はないんかいななどと思っていたのに、なんと自分が孫を持ってみると、ころっとまいってしまっている自分がいて笑ってしまいます。

■お花さんが笑ってる
 次男の娘は、もう2歳と9ヵ月になり、楽しいおしゃべりをいっぱい聞かせてくれるのです。それがまたいっそうかわいくてたまりません。
「ねえ ばあば みてみて おはなさんわらってるよ」
山で花を見つけると、言葉がとび出します。アンパンマンの靴下を買ってやると、「ねえばあば カエルさんもくつしたはかせてあげようか」と大きなカエルを見ながら話してくれます。車窓から洗車している泡だらけの車を見つけると、「あっ くるまがせっけんになっちゃった!」と目を輝かせて新しい世界との出会いを、習い覚えた言葉と感性を全部駆使して語ってくれるのです。

■言葉から人格へ
 人は、言葉を獲得し、その言葉で思考し、物事や周りの世界を認識していきます。そして言葉で自分を表現し、「ねえみてみて」と話しかけながらコミュニケーションを可能にしていきます。
「ほんとだね、お花さん笑ってるね、ほら、おはようって言ってるよ」と言葉を返してもらうと、満面の笑みをたたえて満足します。
 話を聞いてもらって心が充たされた子は、またお話がしたいな、聞いてほしいなと心を躍らせます。そして、さらに目を輝かせて新しい世界を認識していくのです。
 言葉をわがものにしていくことは、人間を人間にしていきます。そして、言葉で自己を表現することで、その人が人格として立ち上がってくるのです。その育ちのプロセスは、感動のドラマそのものなのです。”ばばバカ”ではなく、すべての子どもたちにとっての感動なのです。
 ところが最近、言葉が届かないという子どもたちに出会うことが増えてきました。
 この子たちは、大人にやさしい言葉をかけてもらってきたのだろうか、自分の話を「うん、うん」とうなずきながら共感して聞いてもらってきたのだろうか、と考えさせられています。
 言葉は、人間を人間にしていく学力と自立のカギを握っています。

■うなずきながら聴く
 今、大人たちに求められています。
 やさしい声でやさしい言葉を子どもたちにかけてやることで、子どもたちに安心や喜びや生きる意欲を届けてやることが。
 そして、子どもの話を、目を見て、うなずきながら共感して聴いてやることが。
 さらには、子どもたちはメディア時代にいます。言葉を知っていても、そこには、体験の裏付けも人間的な感性も育っていない言葉がたくさんあるのです。言葉を体験とつなぎ、言葉に人間らしい感性が宿るような大人の働きかけが求められているようです。
「あっお母さん、夕焼けや」
「ほんとだね。まあきれい! おばあちゃんも見てるかな」
 共感してくれるよい聴き手がいてこそ、生きた言葉は育つのです。
(とさ・いくこ 大阪市立加賀屋小学校教諭)

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参議院選挙をたたかう最適の指南書~『岡山民報』で書評いただきました。

2007年06月20日 | 書評・紹介記事

『いまこそ、憲法どおりの日本をつくろう!』(石川康宏著)の書評記事を掲載します。

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「日本国憲法は押し付けだ」なんて、とんでもない~映画『日本の青空』を観るべし!

2007年06月19日 | 編集・営業ふらふら雑記

 映画『日本の青空』(大澤 豊 監督作品)の試写会と共同インタビューに参加。エル大阪で午前10時から試写、その後2時よりインタビューが行われた。
 憲法問題で本を読むということは難しそうに思われるが、この映画を観ればすっきりと日本国憲法の成立過程がわかる内容になっている。特に改憲をめざす人たちがよく言う「押し付け憲法」という言葉が、まったくのまやかし、いい加減なものであるのかがよくわかった。植木枝盛をはじめとする自由民権運動のたたかいや、戦前戦中から敗戦までの国民に対する抑圧と弾圧、それに対する反戦抵抗のたたかいなどの長い歴史を経た人々の雄叫びとしてこの憲法は生まれたのだ。「押し付け」ではなく、それこそが当時の人々のまさに正直な気持ちの表れだったのだ。
 鈴木安蔵夫婦のこと、天皇のあり方をめぐってのやりとり、男女平等・婦人の権利の採用、、軍隊をどう位置づけるかについての討論など多くの見所が当時の実写も交えて展開される。おやっと思ったのは、GHQとの逐条審議の中で、9条については意外とすんなりと合意していったという点だ。それはつまり、戦争放棄は当然のこととして認識されていた事項だったことの表れではないのか。
 「1年半の検証を経て撮影、改憲派の人が観ても嘘は言っていないといえるレベルの仕上がりになった」と監督自身が表現されるとおり、これは憲法擁護の運動の内実を高める大いなる材料、私たちが「憲法改悪阻止」を語るときの自信を深めてくれる映画なのだ。
 ぜひ改憲派の人も含めて、多くの人に見てもらいたい。

●あらすじ
 雑誌編集部につとめる沙也可(22)は、編集企画の「日本国憲法の原点を問う!」で、名も知らぬ鈴木安蔵の取材を進めることになる。―戦後まもなく、安蔵(41)を中心とした民間人による『憲法研究会』が作成した憲法草案が、実はGHQの憲法案の手本になっていたという事実―。安蔵の娘たちへの取材に成功した沙也可は、託された当時の日記を手がかりに、日本国憲法の誕生をめぐる真実のドラマを明らかにしていく・・・。

●大澤 豊 監督の記者会見から
 「憲法があぶないという現在の状況に対して何かしなくてはと思った。歴史の事実を精査して、改憲派を論破する必要があった。若い人にこそ観てもらいたい。そのためにわかりやすさを心がけた。制作費は2億円、まだ赤字状態だ。全国で上映運動を成功させ、できれば第2作もできるようにしたい」

●上映日程、上映運動の問合わせはこちらへ(画像をクリック)

       


大澤 豊 監督


大澤監督と

   

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この本は、全編、佐伯さんの子どもを見守る、あたたかいまなざしで書かれている

2007年06月15日 | 書評・紹介記事

 『子どもはどこで生きる力をたくわえるのだろう』(佐伯 洋 著)に大阪高生研・西村康悦氏より書評を寄せていただきました。

 人はときに立ち止まったり、立ちすくんだりします。生きてゆく途中で途方に暮れてたたずむこともあります。
 そんな時に「出会い」に恵まれる。「語らい」に身を浸す。「聞いてくれる人がいる」という場に支えられて、自分らしい自分に「気づき」が生まれ、また歩み始める―。
 ―これまで抱えていた価値観や人生観をすこしずらせて、より自由に生きる人もあります。「時間」という人生のパートナーのおかげで、すこしずつ、しかし確かに、人は変化してゆくものです。

 佐伯さんが新しい本を出しました。その本の「はじめに」の書き出しが、あまりにも素敵だったので、冒頭で引用させてもらいました。でも、この本は書き出しだけではなく、全編、佐伯さんの子どもを見守るあたたかいまなざしで書かれています。同じ、ひとを育てる職業にあって、このような視点が持てるのは羨ましい限りですし、ぜひとも私も同じ視点を持ちたいと思っています。
 佐伯さんの子どもを見守るまなざしは、どのようにして生まれたのでしょうか?佐伯さんは著書の中で、さまざまな年齢層の子どもについて、実践を通して語られています。これは佐伯さんが、小学校の先生を経て高校教師になり、また、並行して大阪教育文化センター親と子の教育相談の相談員を長年されてきた経験に基づいています。さらに、教育科学研究会や生活綴り方なにわ作文の会をはじめ、さまざまなサークルでの活動がその基底にあると思われます。
 そんな、さまざまな顔を持つ佐伯さんですが、子どもを見守るまなざしには揺るぎがありません。「生活綴方の精神と仕事は、不登校・登校拒否問題とかかわる相談活動となんと共通していることか…」と本文にも書かれていますが、子ども観やかかわり方の質はほんとうに終始一貫しています。そこが佐伯さんのすごいところです。
 佐伯さんとは、あるサークルで上演された劇の脚本を共同執筆させていただいたご縁で、その後、定期的に集まって会議・相談しながら新しい脚本を書いています。会議のあと飲みにいくと、よく故郷の岡山県牛窓の話をされますが、本の中にも小学校の担任・鹿岡先生のエピソードを紹介されています。私はこの本の中で、このくだりが一番ジーンときました。佐伯さんが教師になった原点をみたような気がしました。そして、鹿岡先生が持っていた正義と愛を受け継がれたのだと思いました。
 とにかく、この本は多くの人に、とくに若い先生に読んでほしい本です。
 (かわち野高校 西村 康悦)

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読者はがきのご紹介~『いまこそ、憲法どおりの日本をつくろう!』石川康宏著

2007年06月11日 | 読者はがきから
 非常に読みやすい文体で、一気に読了した。著者が最後に学習を強調されていた。私には暇がないと言うより、固い文章の多い政治関係の本に億劫になり、独習意欲が欠けていたようだ。石川先生のこんな文体の第2弾に著書出版を期待しています。(神戸市・男性)
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憲法のすばらしさ学び、改憲勢力に審判を~『兵庫民報』で紹介されました。

2007年06月06日 | 書評・紹介記事

『いまこそ。憲法どおりの日本をつくろう!』が『兵庫民報』(5月27日)に紹介されました。

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