まいど、日本機関紙出版です。

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大阪青年ユニオン KICK OFF EVENT! 明日開催です。

2012年03月31日 | 行事のご案内&報告

地域労組おおさか青年部のみなさんが、組合名称変更・新発足のイベントを行います。

取材に行きます。熱い、イベントになりそうです。


画像をクリック

コチラにCM動画があります。

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「『慰安婦』問題」を、無かったことにしてはいけない!

2012年03月30日 | 行事のご案内&報告

 元被害者への「謝罪と補償」という早期解決対応を韓国政府から突きつけられている日本政府だが、今なお心ある対応は示されていない。元被害者たちが亡くなれば、永遠にその機会は失われることになる(李大統領)。そうはさせないために私たち国民が声をあげていかなきゃと思うのだ。野田さんはじめ日本政府関係者は一度くらい「ナヌムの家」を訪れてはと思うが、いかがだろうか。

 存命する元被害者たちが少なくなるにつれ、なぜか教科書から、メディアから、そして日本社会からも「慰安婦」問題そのものが消されようとしていると感じるのは、私たちだけだろうか。

 そんな思いで以下の企画を準備中です。多くの方の参加をお待ちしています。

  
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内閣官房機密費の闇に風穴~上脇博之さん(政治資金オンブズマン共同代表)ら訴訟で勝利!

2012年03月28日 | 現在おすすめの本

この本で訴訟について記されています。ぜひお読みください!

 

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【出庫部数週間ランキング】(2012/03/18-2012/03/24)

2012年03月26日 | 編集・営業ふらふら雑記

1.議員定数を削減していいいの?
2.「改正」介護保険緊急解説
3.子どものまなざし
4.子どもたちに表現のよろこびと生きる
5.まず、ママが幸せに
6.ここまでできる、ホームヘルプサービス
7.窓をあけると虹の空
8.パソコン編集入門
9.子育てがおもしろくなる話
10.国保の危機は本当か?
11.版下用紙
12.失業しても幸せでいられる国
13.山登りねこ、ミケ
14.原発がイヤ!だから自然エネルギー
15.「性の学び」と活かし方

 

 

 

 

 

 

 

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「貧困死」防げと、都留民子先生!

2012年03月24日 | 編集・営業ふらふら雑記

 今週の『しんぶん赤旗・日曜版』の1面は〈「貧困死」防げ〉の記事。小社で『失業しても幸せでいられる国』を出版してもらった都留民子先生がコメントされている。

 ぜひお読みいただきたい。

 先生の本『失業しても幸せでいられる国』、こちらも合わせてお薦めします。

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シューカツする学生たちよ!

2012年03月22日 | 編集・営業ふらふら雑記

 昨夜、家に帰ると三男の通う大学から成績表が送られてきていた。さっそく開封して単位履修状況を見る。まあ3回生になるということはわかったが、もう一人の息子の成績表が届いていないことに気付き、2階に上がってテレビを観ている次男に確認してみた。まだ届いていなかったが、今年は履修はうまくいったと言っているので彼も3回生になるのだろうということにした。

 3回生ということはいわゆる「シューカツ」をする年になるわけだ。まあ、するかしないかは本人の自由だが、一応どうするのか聞いてみた。「さあ…わからん」。どうしようかなあ、という感じで、まだ明確なことは見えてはいないようだ。

 さてそのシューカツだが、先日の「毎日新聞」は「就職内定率:今春卒業予定の大学生80.5% 低水準続く」と報じていたが、これは国公私立大62校の4770人を対象にした極わずかな調査だ。現実はもっと厳しいのではないか。それに就職しても20%~30%が短期間で辞めていくとも聞く。

 ところで今、「地域労組おおさか青年部」のことを本にする作業をしている。劣悪な労働条件で働く20代~30代の若者たちに「正しくキレるユニオン」への参加を呼びかけている、とても元気のある大阪の一人加盟の労働組合だ。その組合の書記長の中嶌さんがいつも若者たちに問いかけていることがある。それは「もし、就職した企業がブラックだったらどーすんの?」ということ。残念ながら多くの人が採る道は「キレる=辞める」か、「耐える=ガマンする」のが現状だ。しかし中嶌さんたちはそこに「第3の選択肢=ユニオン」があると主張している。

 因みに次男にアルバイト先がブラックだったらどうするか聞いてみた。すると、確かに中嶌さんが指摘するように、あきらめるか早く辞めて次に進むか、そのどっちかだという答えだった。おそらくこの答えは彼一人だけの答えではなく、多くの若者たちに共通する答えではないかと思うのだ。実は中嶌さん本人も若かりし頃は、「労働組合ってナニ?」という感じだったそうなのだから。

 人気就職ランキングというのがある。日本を代表する会社がズラリと並んでいる。人気があるからといってランキングされている企業がブラックでないという保障はないのが今の日本経済だ。まあ、何かあると思っておいた方が良いように思う。

 だから、そんな中でシューカツをする若者たち、あるいはアルバイトに向かう高校生たち、そして大学生たちにぜひとも中嶌さんたちの話を聞いて欲しいと思うのだ。別に労働組合に加入しろということではない。「まるで運試しのように」(中嶌さん)アルバイトや就職してみて、「ああ、運が悪かった、よかった」で済ますのはあまりにも人生、残念じゃないかと思う。そうならないために賢く生きる知識を身に付けないといけない。こういうことは就活本には書いてないのだから。

 すでに中嶌さんは何カ所かの高校や大学でも話をしている。全国の高校や大学の先生方よ、教え子たちの将来のためにもぜひそんなことを考えてもらえたらうれしいですね

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【出庫部数週間ランキング】(2012/03/11-2012/03/17)

2012年03月19日 | 編集・営業ふらふら雑記

1.子どもはどこで生きる力をたくわえるの
2.ここまでできる、ホームヘルプサービス
3.原発はイヤ! だから自然エネルギー
4.失業しても幸せでいられる国
5.パソコン編集入門
6.まず、ママが幸せに
7.国保の危機は本当か?
8.山登りねこ、ミケ
9.版下用紙
10.どうする原発どうなる放射線
11.原発ゼロ 自然エネルギーへの転換
12.議員定数を削減していいの?
13.「改正」介護保険緊急解説
14.聞きたい知りたい性的マイノリティ
15.大阪奈良戦跡ガイドマップ③

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薗部容子の「日英仏 子育て日記」~「しんぶん赤旗」連載③

2012年03月19日 | 書評・紹介記事

まず、ママがハッピーになることが大切

 画像をクリック拡大願います。

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『国保の危機は本当か?』が紹介されました。

2012年03月15日 | 書評・紹介記事

『国保の危機は本当か?』寺内順子/著)が、雑誌「前衛」2012年4月号に紹介いただきました。

この本を手に一晩、二晩格闘すれば「あなたの町の国保」を手のひらにのせることができると薦めていただいてます。ありがとうございます。

記事はコチラです。

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出庫部数週間ランキング

2012年03月12日 | 行事のご案内&報告

今日から毎週の出庫部数のランキングを始めます。決して著者のみなさんのお尻を叩こうとは思っていません(笑)

【出庫部数週間ランキング】(2012/03/05-2012/03/10)

1.    ゼロからわかる政治とカネ
2.   「改正」介護保険緊急解説
3.   議員定数を削減していいの?
4.   原発はイヤ! だから自然エネルギー
5.   ここまでできる、ホームヘルプサービス
6.   まず、ママが幸せに
7.   どうする原発どうなる放射線
8.   版下用紙
9.   国保の危機は本当か?
10. 反戦川柳作家・鶴彬
11. 子育てがおもしろくなる話
12. 子どもたちに表現のよろこびと生きる
13. 子どものまなざし
14. パソコン編集入門
15. 山登りねこ、ミケ

 

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なくそう原発 府民1万人集会の写真

2012年03月12日 | 丸ちゃんの喜怒哀楽へなへなジャーナル

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撮影:信田琢磨(機関紙協会大阪)

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なくそう原発 府民1万人集会に参加

2012年03月11日 | 編集・営業ふらふら雑記

 あの日から1年目の今日の大阪は、久しぶりの好天に恵まれた日曜日となった。

 販売する本を携えて会場の扇町公園に10時過ぎに到着すると、すでに搬入を終えた梅書房さんが机に本を陳列されていた。今日は店長・梅書房さん、販売員・私という2人体制だ。4本の机と梅書房オリジナル陳列棚に本を展開、30分で準備完了となる。

 まだ要員ばかりの会場の舞台では、司会もいない、出演者の名乗りもないおかしな演奏風景が始まっていた。なんやろうと思っていたら12時から始まるプレ企画のリハーサルであることが判明。なるほど、どおりでと一人納得した。

 11時頃になると、会場は一般参加者で埋まってきたようで、本もぼつぼつ売れ始める。原発の集会といえども品揃えは原発の本だけではない。さすがは梅書房さん。その点は抜け目がなく、原発の本3点30冊だけ持参した私とは大違いだ。やはり本の販売は集会のテーマにかかわらず多品種少量の品揃えが大切のようだ。人々の頭は原発一色ではないのだ!

 圧倒的に他社の本が多いので当然売れていく本も他社の本ばかりだ。早くウチの本も買って頂戴な、と祈りつつせっせと他社本を販売していくことの虚しさ…。まあ、お客さんがセレクトして差し出されるから仕方ないのだが…。

 そして、じっとわが本が売れる時を今か今かと待っていたその時、一人のご夫人が手にした藤永&西谷両氏の原発本。さっそく、「あっ、それ話し言葉ですからわかりやすいですよ。この著者の藤永さんはですね、関電の株主として株主総会で社長に原発を止めて自然エネルギーにしなさいとずっと主張し続けてきた人なんです。ついでにこの本、私が編集しました」などの営業トークを始めると、「はい、では買いましょう」と仰るではないか! おおっ、漸く本日の1冊目が売れたと、心の中で小さくガッツポーズ! 気を取り直して喜びをかみしめながら次々と販売をこなしていく。

 さて、本を販売しているとこういう集会の会場ではさまざまな知り合いに遭遇する。以下、順不同で思いつくままに記してみると…。

 まず最初に西谷文和さん。藤永さんとの本を名古屋の方が60冊も売ってくださったといううれしい情報をいただく。先日、第三書館から出た「ハシズムは沈むか」という本に原稿を寄せたそうだ。西岡さんは機関紙協会大阪の理事長。今朝ほど「大阪民報」の連載記事取材で生駒山に登ってきたばかりと仰る。帽子にめがねにマスク姿で最初は誰だか判別できないような姿だった江口さんも機関紙協会の役員だ。後藤さんは大阪歯科保険医協会事務局の人。昨日もちらっと姿を見かけました。朝妻さんは同じ町内会の人で今日は労働組合からの参加の模様。岡さんは相川有床診療所の事務員さん。園部さんも同じ町内会の人で、昔こばと保育園では夜間保育でお世話になった人。清水ただしさんは候補者の人。たすき姿で握手をしながら各ブースを回って来られた。テントの外に陳列している本を整理していたら肩を誰かに叩かれた。振り返ると藤永さん。立ち話ながら在庫のことなどを確認しあった。それから安達先生は小児科医で茨木診療所長としてご活躍。原発問題や「慰安婦」問題に強く関心をお持ちでさすがに勉強熱心な人。今日も4冊の本を購入していただいた。ありがとうございました。玉ちゃんは吹田市会議員でいつも明るくわが町の人気者。4月8日のお花見後援会の集いに誘われました。そして大阪青年ユニオンの中嶌さんと稲田さん。4月1日の「ユナイト」は行きますよ! それからサードさんも忘れてはいけない人。この会場のすぐ近くに事務所でウチの本のDTP作業以下の工程をすべてお任せしている人なのだ。

 さて集会は12時からプレ企画、そして14時から本企画順調に進み14時46分には全員で黙祷を捧げた。最後に「原発なくせ」と描いたプラカードを一斉に掲げてパフォーマンス、原発ゼロへの意志を参加者は確認しあい、デモ行進へと移った。

 デモ行進の行く先はほん近くの中崎町なので短いが、何しろ8千人である。公園を出るだけでも時間がかかる。おそらく最後尾が会場を出るときにはすでに先頭は解散していたに違いない。それにしてもなんだか久々に見る長いデモ行進だった。

 参加者には小さな子どもから若い女性、お母さんの姿、そしておばあちゃんまで幅広い層が集まっていた。それがいいじゃないか。そして、今日3.11は被災者への祈りと原発ゼロ社会をめざすたたかいの新たな一歩としてすべての参加者の記憶の時計に刻まれたに違いない。

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薗部容子の「日・英・仏 子育て日記」~「しんぶん赤旗」連載②

2012年03月10日 | 書評・紹介記事

『まず、ママが幸せに』の薗部容子さんの連載記事、2回目です。 

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本はコチラです。

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憲法を力に人間そのものの貧困には陥らない

2012年03月07日 | 丸ちゃんの喜怒哀楽へなへなジャーナル

 雑誌『学習の友』(2012年3月号、労働者教育協会発行)の「貧困、3.11から考える生存権」特集の二宮厚美さんの小論文にとても合点がいった。

 今の日本社会の閉塞感は人間そのものを貧困に陥れていること。そこに乗じたハシズムの台頭。日本国憲法はあるけれど、自由や権利には時効が伴うこと。だからこそ権利や要求を主張することの大切さ。人間は前に進むために「希望」と「仲間」が必要であること…。

 閉塞感の中にある人たちと一緒に私たちはどのような世界を作っていくのか。憲法はその力になるのだ。

 
 

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またあしたね~土佐いく子の教育つれづれ⑦

2012年03月05日 | 土佐いく子の教育つれづれ

大阪の先生にエールを 先生と親が仲良くしたら子どもがトクする

■命削る教師たち

 「先生って、最近は子どもや親も大変になってきて、ご苦労もあると思いますけど、やっぱり我々一般の仕事と比べたらラクだと感じますね」

 先日の教育問題の学習会での年配の方の声です。あー、まだこんな認識なんだろうか、とがっくりきたのも正直事実です。

 朝早くに出勤し、帰宅は9時、10時という先生もいる。夏休みもなくなった。一日中立ちっぱなし、声を出し続け、夏はクーラーのない中で目まい状態で働く。休憩時間もなく、トイレに行くのも忘れるほど。昼食は5分でかき込み、ノートの点検やテストの採点。子どものトラブルや親からの電話に対応。提出する書類の山。毎日続く会議。5段階評価で給料に格差。その評価の目にビクビク。休みたくても休んだ後の保障がない。倒れるまで休めない。先生が大幅に不足しているのだ。帰ってからもON状態は続く。テストの丸つけや明日の授業の準備、学級通信作り、そして悩み、考え続ける。キレるあの子をどうしたらいいんだ。親からのあの電話…。私って本当に甘いの?

 こうして命を削りながらも、やっぱりいい教育がしたい、子どもの笑顔が見たいと教師たちはがんばっているのです。私は、お母さんたちに、教師の実態を語り、どうぞ、わが子、わが孫たちのためにも先生にエールを送ってあげてくださいと懇願したものでした。

■教え子と30年ぶりに再会

 先日、堺の保育集会が開催され、講演をさせていただきました。その会場に30年前の教え子とそのお母さんが来てくださったのです。「先生、変わりありませんね」と言ってくださり、抱き合って、涙の再会でした。講演終了後、三人で食事を囲んで、30年の来し方をいろいろ語り合ったことでした。

 その教え子、由希ちゃんには四年生の子どもがいます。その子は、支援の必要な発達に課題を抱えているのですが、三年生の時にいじめにあい、親子共々苦しんできたと言います。

 由希ちゃんは、いじめている加害者の子らも、何か辛いことや嫌なことがあるからいじめをしているに違いない、その子たちの相手になってやろうと学校へ足を向けるのです。ボランティアで読み聞かせをしている会に入り、その活動を通して、子どもたちの心に近づいていきました。

「先生が大変だと言う子らに限って『ゆう君のおばちゃん』って言いながら甘えてきて、すごく可愛いんですよ。3クラス全部に入って、読み聞かせしたり、遊び相手になってるうちに、子どもの名前ほとんど覚えてしまいました。そんなことしているうちに、いじめは消えていきました。担任の先生もよくやってくださり感謝です」

「学校に行ってよくわかりましたよ。先生ってほんとに大変ですよね。先生、40年近くもよくやってきはりましたよね。何か手伝えないかと思うようになり、仕事もあるので度々とはいきませんけど、今は、図書館の本の整理を手伝ったり、学習園も手が回らず草がいっぱいだから、子どもらと一緒に草引きしたりしてます」

「由希ちゃん偉いなあ、よくやってるわ」と言うと、「いやあ、子どもら可愛くて、行ったら楽しいんですよ。あっちこっちから『ゆう君のおばちゃん』って駆け寄ってきてくれて嬉しいです。今では、ゆうは、どのクラスの子らとも仲良くなって喜んでます。先生方にも、ほんとに助かると喜んでいただいています」。

■教師たたきすすめる条例

 先生と教師が子どもを守り、賢くしたいという一点で、可能な協力関係を作り出していく。そのことが今どれほど求められているか実感しています。

 しかし、教育基本条例案は、親に先生の監視・評価をさせるという。教師が親の信頼と期待に応える仕事をしなければならないのは当然のことでしょう。ところが、教師の仕事を十分理解せず、一面のみをとらえて攻撃するという空気もまだまだあります。そんな声に左右されて教師たたきという動きが出てくることを心配しています。弱い者、負者をたたき、自己責任と言う政治の空気が蔓延している今だから心配するのです。

(とさ・いくこ 和歌山大学講師・大阪大学講師)

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