ゴールデンウィークに間に合わそうと、突貫工事的に1カ月余りでの出来となりました。
関西方面の皆さん、さらに鉄道ファンの皆さん、これを読めば、さらに楽しくなりますよ。
いよいよ暖かくなり、今日なんかは桜も一気に満開へという感じですね。というこで春本番、廃線跡を歩いてみませんか。
すでに多くの方が足を運んでおられると思いますが、あの旧福知山線の生瀬駅と武田尾駅間の廃線跡の西宮市側が昨秋に開放され、全線歩けるようになりました。
それまでは正式には開放されていなかったので西宮市エリアは原則歩行禁止でした。でも実際には大勢の人が歩いていて、まあ、それがちゃんと歩けるようになったということです。
実はその開放に向けて運動されていたグループがありました。「21世紀の武庫川を考える会」という皆さんで、そこから先月、「この廃線跡のことをさまざまに調べまとめ上げたので本にしてほしい」という話がありました。
その原稿を読んでみると、ただ廃線跡を歩くだけではなくて、こんなことに注目したり、これを知っておけばより楽しく歩けるだろうなあと思えることがたくさん書かれてあり、そのあと日をあらためて「会」のメンバーと一緒にいろいろガイドしてもらいながら歩きましたが、なかなか確かに、、ただ景色を見て歩くだけでは知ることのできない楽しさがありました。
特にここは、全国的にも珍しく短い廃線区間(約1時間30分で歩き通せる)なのに、7個のトンネルがあり、その一つひとつにいろんな発見があります。また鉄橋や渓谷、そして春には桜、秋には紅葉の山々も魅力なのですね。
ということで、これからこの廃線跡を歩く、あるいはもう一度歩きたいという方のために『武庫川渓谷廃線跡ハイキングガイド』を発行します。なんとか今度の連休前に出来上がるように今、必死になっていますので、よろしくお願いします。
おそらくこのGW中にはたくさんのハイカーが訪れるでしょうね。現地でも販売されますよ。
全編カラー、今のところ126頁、それでもなんと、本体1000円にしました! 安い!
全国の鉄道歩きファンのみなさん、買い逃しないようにお願いします。
宝塚市の学校給食がすばらしい!
その本を作ることになり、昨年末、中川智子市長に初めてお会いした。
インタビュ―の内容は本を読んでいただくとして、市長の学校給食に対する思いの深さに直に触れることができた。
これまでの市長として2期8年間の中で、給食民営化を求める議員たちを時間をかけ説得し理解を得、広く市民に自校式給食をアピールし続け、子どもたちから「めっちゃ、おいしい!」という声が聞こえてくるまでになった。
クックパッドには給食レシピが投稿され、たくさんの人が目にすることができる。
この宝塚市の学校給食の取り組みは、全国のお手本と言っても言い過ぎではない。
そこに秘められた知恵と工夫と努力、そんなことをぜひ本で知っていただければと思っているが、市長はまだまだやりたいことがたくさんあると仰っり、給食に対する情熱は決して冷めない。
ということで今度の16日の投票で、中川市長が3期目に挑戦する選挙が行われる。
個人的にはなんとしても当選してほしいと切望しているのだが、いかんせん、宝塚市民でないので選挙権がない。
なのでこのブログを宝塚市民の人が何人かでも見ておられることを期待して、中川市長の実績や政策がわかるサイトを紹介しておく。
細川貂々さんの漫画がとてもいいので、ぜひご覧くだされ!
http://tomokototomoni.com/senkyo/
下は昨年作った宝塚市発行のレシピ集。