まいど、日本機関紙出版です。

〒553-0006 大阪市福島区吉野3-2-35
 TEL06-6465-1254 FAX06-6465-1255 

絵本『終わらない冬』、今日の新聞に紹介されました!

2016年06月29日 | 書評・紹介記事

先日も、また韓国の元「慰安婦」被害者の方が亡くなられたとの連絡がきましたが、このような絵本を読んで、ぜひ被害者たちの人生を想像していただきたいと思うのです。


「しんぶん赤旗」2016.06.29

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土佐いく子の教育つれづれ~またあしたね〈46〉

2016年06月29日 | 土佐いく子の教育つれづれ

日常の暮らしをいとおしむ

◆心に染みる言葉
 泉北高速鉄道の改札口を出ようとしたらカードがない、あちこち探していたら、後ろで待っている方がいて、思わず「待たせてすみません」と言うと、若い娘さんが「いえいえ、私もそんなことありますから大丈夫ですよ」と言う。

 なんと美しく心に染みる言葉なんだろう。この娘はどんなふうに育ち、どんな暮らしをしているのだろうかと思いを馳せながらいつまでも後姿を見送っていた。

◆ていねいな心配り
 またあるとき、広島のお母さんたちの教育懇談会に寄せていただいた。少し早めに着いたのに、すでにたくさんの人が準備をされていた。演台には、どなたかの庭で咲いていたであろう季節の花が美しく生けられていた。

 受付のところで、赤やピンクのリボンのついたしおりが目にとまった。なんと拙著から私の言葉をとってそれをしおりにして参加者に差し上げるのだと言う。

 この行き届いた心配り!やっぱりなあ。人が次々と笑顔でやって来て、すぐに会場はいっぱいになった。心が届くところには、人が集まるのだ。帰ってからも、手書きの心のこもった礼状と、皆さんの感想の言葉をアルバムのようにきれいに製本されたものが送られてきた。またまた胸がいっぱいになった。

◆季節とともに暮らす
 なんとも慌しい日々の中で、こんなていねいな営みがあり、心配りがある。カサカサになった心で日常の生活を送りたくないと改めて思う。

 今朝、いつものウォーキングをしてきた帰り道、野草を摘んできて、庭に咲いていた白いホタルブクロと一緒に生けた。部屋の空気が一瞬で緑色になり、生き返ったような気分になり心が躍る。「なんでも子どもみたいに嬉しいんやなあ」と夫。

 さて、それからこだわりの朝食の準備をする。畑から採りたてのキャベツをレンジでチン。田舎から送ってきたダイダイでとった酢をかけて1品。牛乳に玄米のフレークをうかせて2品目。季節の果物3種類に小豆の炊いたものを入れ、そこへヨーグルト、黒豆のきな粉、最後にこれも田舎からいただいた純粋のはちみつをかけてこれで3品目。

 なでしこの花を生けたテーブルでゆっくりいただいて、一日が始まる。開け放した窓から爽やかな風が吹いてきて、空は真っ青。命が喜んでいると感じる。

 今日は少し時間があるので、庭で穫れた梅をきれいに洗い、ヘタをとって、梅ジュースの用意をする。3年前の梅ジュースもこくがあって抜群に美味しい。自分の庭で白い花を咲かせ、鶯もやってきた梅だから一層いとおしい。
 
 移りゆく季節に合わせて、絵や書もまめに掛け替えている。古着屋で手に入れた帯を使って自分で表装したあざみの絵を飾った。紫陽花の絵に添える詩も墨で書いて貼ってみた。あらストレス解消!
 
 洗ったばかりの顔で
 
  あじさいがさいています

 花びらをよせあって


 小さいしずくをいっぱいだいて


 しずくのひとつぶひとつぶに


 あじさい色の空をうかべて


 しんとして


   (尾上尚子「あじさい」)

◆手書きで届けたい
 今日はまだすることがある。信州から届いたプレゼントのお礼状に絵手紙を添えて送る。
 
 そして、学生たちの悩み相談に手紙を書くことに。中学校時代のいじめで今も人間不信で苦しんでいることを綿々と書いてきた学生。この生々しい事実を読んでどんなにか辛かったかと胸が痛くなる。

 こんな私に「先生こんな話初めて人にします」と前置きして心開いて語ってくれる学生に手紙を書かないではいられない。

 私は電話やメールの時代になっても、やっぱり自分の文字で自分の言葉で手書きにこだわって手紙を書くことを大切にしている。

 どんなに忙しい時でもカバンに葉書きを入れていて、電車を待っていたり、講演が始まる待ち時間にでも、ちょっとした隙間の時間で葉書きを書いて、そこらのポストへポトンと投函する。心が届くということを大切にしたいから。

 日々の暮らしを丁寧にいとおしんで生きたい。

(とさ・いくこ和歌山大学講師)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『轟音―その後―』が「紀伊民報」で紹介されました!

2016年06月25日 | 書評・紹介記事

『轟音―その後―』が「紀伊民報」で紹介されました!

こちらです→紀伊民報

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は機関紙協会大阪の総会。記念講演は黑田充さんのマイナンバー問題。

2016年06月10日 | 行事のご案内&報告
今日は機関紙協会大阪府本部の定期総会。
今年の方針のメインテーマは「改憲阻止、立憲主義回復の世論づくりを」。
今日は期せずして参議院選挙投票日の1カ月前。
そんなことを意識した発言もあり、少人数ながらも意気上がる総会となりました。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この本、すでに1カ月間、Amazonランキング1位!(介護福祉学部門)

2016年06月09日 | 好評発売中の本

先月発行した『どうなる介護保険総合事業』(日下部雅喜・著)が、すでに1カ月間ずっとAmazonの「介護福祉学部門」1位にあります! 

なんとも、小社の出版物では極めて珍しく、かつ嬉しいことです。もちろん、こういう本が求められていたわけですが、タイムリーな出版になってようです。

在庫補充に時間がかかっていますが、本日、ドドーンと発送ましたので、お手元に届くまで今しばらくお待ち願います。ありがとうございます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新刊『轟音―その後―』、出来!

2016年06月03日 | 新刊案内

新刊の『轟音―その後―』が本日出来! さっそく著者に送付完了です。

◎著者:古久保健(和歌山県龍神村在住) 

◎判型:四六判 246ページ ソフトカバー

◎定価:本体1500円

◎書店発売予定:6月13日

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「マイナンバーの問題点を見渡せる本」と紹介されました!

2016年06月01日 | 書評・紹介記事

『マイナンバーはこんなに恐い!』(黒田充・著)が5月29日の「しんぶん赤旗」で紹介されました。ありがとうございます。

こちらをクリック拡大して読めます。

Amazonで購入できます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする