まいど、日本機関紙出版です。

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性のグラデーションを楽しむ~岸野令子(映画パブリシスト)

2008年11月30日 | 書評・紹介記事

『聞きたい 知りたい 性的マイノリティ』の書評を映画パブリシストの岸野令子さんよりいただきました。ありがとうございました。

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 NHK教育TVの「ハートをつなごう」で〈LGBT〉を特集した番組が作られたことを知って、ようやくNHKもここまでの番組はできるようになったのだなあ、と思った。性的マイノリティ、その多様性を知らせることで、悩んでいる人が、悩まなくても良いんだと思うようになるという働きとともに、自分は関係ないと思っている人にも、もう一度自分の性的アイデンティティはどういうものか考える契機になると思う。

 自分に則して言えば、最近の私は、男性のオスの部分に全く興味も魅力も感じないのであるが、かといって、友だちの男性は必要ないとまでは思っていない。女性の友だちはたくさんいるが、性的な親密性は求めていない、という状態である。さて、私はレズビアンか、異性愛者か、はたまた両性愛者か。結論を言えば、なんでもいいのである。人がどう見ようと私は私でしかない。自分を分類し定義づけることはないのだ。そういう性のグラデーション状況をむしろ楽しんでいる。

 ファッションもその時々で〈女〉に見える服、〈男〉に見える服、どちらかわからない(相手を困らせる)服を着る。年齢も不詳の服が好き。

 そんな私なので、杉山貴士編『聞きたい 知りたい 性的マイノリティ つながりあえる社会のために』を興味深く読んだ。
 杉山さんは同性愛者で兵庫民医連職員。この本は、最後の人権といわれている性的マイノリティの人権についての理解を深めてもらうために編まれたもの。人権問題として位置付け性的マイノリティの権利を守ることを政策として発表している日本共産党の人と支持者たちがこもごも語っている。まだまだ民主勢力と言われ、人権意識の高い人たちの中でも〈性〉に関することが俎上にのぼると、ためらいや戸惑いがあることを踏まえ、そのような活動家に読んでもらいたいと書かれたものだ。

 なるほど、これは、共産党関係の人への手引きにもなろうが、一般人にも面白くてためになる内容だ。性的マイノリティを自認している人たちの日本共産党への偏見を除く役割も果たすのではないか。政治的マイノリティ(ごめんね)共産党であるからこそ、すべてのマイノリティの思いを掬い上げ、国と対峙して権利擁護するのだ、という点をもっとアピールしたっていいんじゃないかと思う。オススメします。

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私の「特別便」どうなってるんやろ?

2008年11月29日 | 丸ちゃんの喜怒哀楽へなへなジャーナル

「ねんきん特別便」がまだ届きません! おそらくもっとも間違いが少ないと予想される現役加入者のグループに入っているので、遅くなるとは思っていたのですが、それにしてもまだ来んかい? ええっ、どうなっとんじゃ! はよせんかい! という感じで過ごしています。10月中にはすべて発送を終えるというおことでしたが、そうはなっていないのでしょうかねえ・・・。同じ職場の人にはほとんど届いているというし、家の方では妻や息子にはもう1ヵ月以上前に届いていました。

 そこで今日、社会保険庁のHPにアクセスし、まあ、もっと早くしておけばよかったのですが、自分で調べてみることにしました。が、その手続きのなんと時間がかかることか! HPの案内に従って必要事項を記入して申し込んだんですが、実際の作業にかかるために必要なIDが送られてくる(どうも郵便か何か、印刷物になって送られてくるようです)のに2週間もかかるようです。なんで印刷物にして送ってくるのか、メールでちゃちゃっと返信すれば済む話のように思うのですが、どうもようわからんです。確かにメールアドレスを記入するところがなかったので、当初からネット利用は考えていなかったのですね。もしかしたらIDが届く前に「特別便」が早く届いたりして・・・。 

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いまこそ、「指導支配」を実行する政治を

2008年11月28日 | 丸ちゃんの喜怒哀楽へなへなジャーナル

 共産党の志位委員長が事業家や経営者向けに行った講演要旨が月刊『経営塾フォーラム』(11月号)に載っています。格差・貧困問題について話した部分で社会保障の原理的考えについて、朝日訴訟を取り上げ次のように話しています。

 ――その『朝日訴訟』では、1960年の東京地裁判決ですばらしい判決が出ているんですね。そこにはこういう一文があります。『憲法25条にいう〈健康で文化的な生活〉は、国民の権利であり、国は国民に具体的に保障する義務がある。それは予算の有無によって決められるのではなく、むしろこれを指導支配しなければならない』
 これはまさに、本当に深く憲法25条の精神をとらえたものだと思います。すなわち、国民の皆さんからいただいた大事な税金は、まず社会保障に使うということ。『指導支配』という言葉はそういう意味です。そのうえで残ったお金で他の仕事をやるべきだと。それが25条の精神だというものでありまして、私は、これは不滅の金字塔というべき判決だと、いまでも思っております。
 何のために国があるんだろう、国民は何のために税金を払っているか考えると、やはり公正な社会、人々が安心して暮らせる社会のために税金を払っている。そのいちばんの根本は社会保障です。ここに最優先してお金を配分するというのは、まず政治の根本姿勢でなければならないと、私たちは考えています――

 憲法25条の精神から導き出された「指導支配」という言葉。初めて知った言葉です。でもこの言葉、すごく今の日本に当てはまる、何よりも最優先に考えなきゃいけない理念じゃないかと、とてもインパクトのある言葉だと思います。この言葉が発せられてすでに48年、でも日本の政治は未だそれに応えてはいないのですね。
 

 

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身近な存在と知ってほしい~『兵庫民報』で紹介いただきました。

2008年11月27日 | 書評・紹介記事

聞きたい 知りたい 性的マイノリティ』を『兵庫民報』(11月16日号)で紹介いただきました。ありがとうございました。

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さっぱりわやの1日に・・・。

2008年11月25日 | 編集・営業ふらふら雑記

 なんか、さっぱりわややぁ~という1日になりました。

 朝の大阪駅環状線ホーム、またしても事故で動きません。阪神か東西線への振替を案内する放送をしていましたが、まあそのうち動くやろと思い、とりあえず車内に入ったところ、目の前に座っていた人が出ていきました。ちょっと眠くもあったので「ラッキー!!」と座りました。そのうちにウトウト・・・。車内は満員状態ですがなかなか動きません。やがて「桃谷駅で人身事故がありました。ただいま救急車が到着しけが人が運ばれていきました」と車内放送、さらにしばらくしてまた「今、警察が来て現場検証をしています。運行再開は9時20分ごろの予定です。お急ぎの方は振り替えをご利用ください」と放送がありました。うーん、20分ねえ。さてどうしたものかと、今から阪神か東西線で行ったとしても着くのは同じ頃やろうと思い、そのまま待ち続けることにしました。

 再びウトウトして目が覚めると9時半を回っていました。またまた車内放送があり「ただ今、現場検証が終わりました。これから運航を再開しますが、先行の電車から動きますので、発車まで今しばらくお待ちください」。9時40分ごろになって満員状態でようやく動きました。やれやれです。すぐに福島駅に着きました。ここでドッと人が減るだろうと思っていたのですが、全然減らないのです。あれっ? なんか変・・・。そうですね、近くの駅で降りる人は歩いて行けば済むのですから、なにもこんなに時間かけて待つ必要はなかったのです。当然、私が降りる野田駅も降りる人は少ない。ということはこの満員状態の中をいかにして出口にたどり着くかが大きな問題として突きつけられました。相当の不安を抱きながら電車がホームに差し掛かると早めに立ち上がり、鞄を抱えてゴソゴソと体を各方面にひねりながら何とかドアに到達、無事ホームに降り立つことができました。

 結局職場に着いたのは10時前。他にも環状線を利用する人がいるのになぜか皆さんすでに出勤していました。バタバタと3階に上がり、今日の仕事の段取りを考えていると、書店から注文品が届いていないとの督促電話です。先週末送ろうとしたら包装備品が不足しており、おまけに連休と重なったため手配できなかったのです。アレコレ理由を説明してとりあえず納得してもらい、今後の対応をどうするか、そのやり方について思いめぐらせながらメールチェック。ふとFAXの受信箱を見ると品切れ品の注文が来ています。「早急に送れ」と書いてあります。困ったもんだと呟きながら、とりあえずこれで堪忍してと返信のFAXを送付。現時点でそれに対する返事は来ていないのでOKということにしておきましょう。

 さて1階に降りてみると、なんと、新日本図書さんから返品が6箱届いています。6箱!! うーん、何が入ってるんやろう?こんなに送られてくるはずはないんやけどなあと、大いなる恐怖心を抱きながら開梱して返品伝票を見ました。ああ~、よかった。7割方は常備の返品でした。まあ、それなら納得しますけどね。

 さらに今日は25日で取次の締め日です。とりあえずトーハンへの納品を準備し、松屋町まで包装資材の仕入れ、帰ってくるとすでに1時過ぎ。とりあえず昼食を掻き込みトーハンへ納品へ。再び帰ってきて通販、直販の荷物を発送、ようやく今、急ぎの荷物が片付いたところです。しかし、今日の一番の主たる仕事がまるごと残っています。ということでただ今休憩しながらこれを書いています。さてこれから残業です。無念!!

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着物美人にチーズフォンデュと音楽、そして高級烏龍茶でわが人生を振り返る・・・。

2008年11月24日 | 丸ちゃんのギター&フォーク

 昨日は夕方5時半過ぎ、南茨木方面にギターを担いで自転車をくり出しました。周りはすっかり暗くなっていたので時々地図を確認しながら行き、最終段階のマンションの号棟確認に手間取るもなんとか到着しました。12月に京橋・山葵(わさび)で行うクリスマス会というか、忘年会というか、まあそういう集いでギターやハモニカの演奏や歌を歌おうと、ついてはその打ち合わせを行うから出席せよというT内社会保障女史の要請でK西さん宅を訪問したのです。

 出迎えてくれたK西さんは長身の着物がよく似合うたすき掛けのまさに料理人という出で立ち。普段、着物姿の男性を見る機会などほとんどない私ですが、事前に話は聞いていたので「おおっ、これがそうですか」という第一印象でした。案内されて奥のダイニングに行くと、4人の着物姿の女性と1人の女の子がテーブルを囲んでいます。なんか異次元の世界に舞い込んだような感じでしたが、勧められるままにテーブルにつきました。T内さんに他の3人の着物美人と女の子を紹介され、着物談義とお茶談義が進む間にK西料理人の前菜が、日中の自治会活動の忙しい合間を縫いながら仕込み手間暇かけて焼きあげたパンと一緒に準備され、ビールで乾杯、ようやく気分が落ち着きました。


4人の着物美人に囲まれて

 メインディシュはチーズフォンデュです。写真で見たことはありましたが、食べるのは今回が初めてです。これも事前にレクチャーを受けていたので心に若干の余裕を持ちながら、なるほどなるほどこういうものか、そうかそうかと持ち込まれたチーズフォンデュセットのアルコールランプを眺めていると、白ワインとチーズを混ぜ溶かし、それにニンニクを入れた鍋が下準備された具材とともに運ばれてきます。さっそく金属製の串に食べたい物を刺し込んでチーズに絡め口にいれました。うん、なかなかいいではないですか。洋風料理に合うものなら何でもOKという感じで、いろいろ試しました。具材のうまみをチーズが包み込み、これにニンニクが効いています。さて、ビールにワインのピッチが進む中、話は着物、美容室、牡蠣、政治・・・多方面に広がり、やがて音楽タイムに。ギターを取り出し数曲歌い、K西さんのブルースハープ独奏、またギターと合わせながらの演奏、さらにシングアウトで、今度の集まりのイメージ作りを行いました。


これがチーズフォンデュです。ぜひお試しあれ!


哀愁漂うK西さんのブルーハープ

 楽しい時間はすぐに終わりがきます。締めは美容師K島さんに準備してもらった超高級烏龍茶です。どうもそこらに売っているようなものとは違ったものだそうで、なかなか香り高い、それでいて何度も繰り返し飲めるお茶です。これもまた初体験でしたが、おかげで振り返ればこれまでのわが飲食人生、いかに狭い範囲のものであったかがよく勉強になった集まりでした。いやあー、ホントにありがとうございました。そして新たな人たちとの出会いに感謝です!!

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懐かしい三江線の記事

2008年11月23日 | 丸ちゃんの私的時間

 昨日の朝日新聞夕刊関西版に懐しい景色の写真と記事が載っていました。JR三江線の記事です。昔、三次高校に通うときに毎日乗りました。当時は三江南線といって、まだ島根の江津とは線がつながっていなかった時代です。家を朝6時半に出て、通い始めたころは自転車で、後にはバイクになりましたが、船木という駅まで約10キロ走ります。もちろん無人駅でした。2両編成のディーゼル車が三次市へ通勤・通学する人でほぼ満員でした。約20分位で終点の三次駅に到着していました。駅からさらに15分ぐらい歩いてやっと高校にたどりつくという、今振り返るとよく通ったなあと感心するほどですね。何しろ電車の(正確には電車ではありませんが)その時間に乗り遅れると完全に遅刻で、次は2時間か3時間後という状態でしたから、とにかく乗るしかない、乗ったら駅に着いてそのまま歩けば学校に着くのですから、たぶん無遅刻だったと思います。遅れる理由は、当時の国鉄ストライキぐらいしか考えられませんでしたから。

 線路の下を流れる川は江の川といって、中国山地を日本海側に流れ込む川です。山地を横切って流れるので珍しい川だと聞いています。当時でも川船の往来はさすがにもうありませんでしたが、でもとても綺麗な川でした。カヌーイストの野田知祐さんの名著『日本の川を旅する』にも載っている川です。

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次男の入試がいま、始まりました。

2008年11月23日 | 丸ちゃんの私的時間

 昨夜は、シュークリームを片手に愛犬の散歩方々やってきた友人のMさんの訪問を受けました。なんか久々という感じで小一時間ばかり雑談、人間、生きるということはなかなか、いろいろ、まっすぐにはいかないというか、悩み多きものであるとしみじみ感じています。新たな課題も与えられました。

 今日はいい天気です。けさは7時過ぎに目が覚めました。寝不足感はまったくなかったのですが、しばし布団の中で過ごして起床、1階に降りて昨夜から気になっていた猫の砂を入れ替え、ついでにダイニングを掃除。台所を片付けていると三男が降りてきてトーストを焼きコーヒーを入れ部屋に持ってあがりました。最近はいつもヌスッとした感じで無口な高2です。では自分は何を食べるかと冷蔵庫内をゴソゴソ。生協の冷凍ピラフを発見、豆腐の味噌汁を作り、冷凍ポテトをオーブントースターに放り込んでいる間に炒めます。そのうちに二男が降りてきました。このところコーヒーを飲む事を覚えたようで、毎朝母親に淹れてもらっています。今日も昨日に続いて推薦公募の大学入試です。昨日は「あかんわあー」と言っていました。一緒に受けた友人も「全滅やあ」と言ってたそうですが、今日はどうなるのか。国語と英語の試験が同時に配られそれを90分間で仕上げるそうです。変わったやり方のように思うのですが、最近はそうなのですかね。試験会場は天満研修センターで午後1時からです。コーヒーを入れていると妻が降りてきました。今日は休みなのでゆっくり寝ていればいいのですが、入試に向かう息子を見送るために起きてきました。とくに今日は予定がないのでゆっくりするようです。

 おっと、間もなく入試が始まる時間です。さてさてどうなるのでしょうか・・・。まあがんばってくんろ!!

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望年会の打ち合わせで飲んだ冷酒が効きました。

2008年11月22日 | 丸ちゃんの私的時間

 今年の望年会は京橋の「山葵(わさび)」ですることになりました。JR京橋駅から徒歩5分余りの所にあるスタンド風居酒屋です。昨年の春に神戸女学院大のI川先生に紹介され初めて行き、それ以来ちょくちょく行っています。朝の定食、昼のランチ、夜は居酒屋と、働き者の美人店主が切り盛りし、おいしい手料理とビール、日本酒、焼酎、ワイン、ギネスなど多種類のお酒が楽しめます。

 昨夜はその望年会の打ち合わせで寄りました。当日は同じ経営の隣接する蒲生洋食堂」を貸し切って行います。打ち合わせといっても予算と人数を確認するだけで、料理はすべてお任せということなので、まあ電話で済む話だったのですが、知り合いからのお誘いもあったので、夕食方々行きました。

 そんなに飲んだつもりはなかったのですが、今朝がたはのどが渇き、酔いがぐっと回ってきて目がさめました。水を飲んで再び眠りにつきましたが、ぼーっとした頭で今日は公休出勤、週明けに常備セットの入れ替え出荷が控えているのでその準備です。今はもう大丈夫です。
 
 飲んだのはビール1杯、冷酒2杯、黒ビール半杯だけだったのに、冷酒の2杯目がアカンかったか? ビールにした方がよかったか、あるいはビールはすべてやめて冷酒2杯にした方がよかったか。いやそれではなんか飲み足らず結局3杯目に突入するだろうから、余計にマズイことになるし・・・。まあいずれにしても後がしんどくならない飲み方を考えねばと思っています。たぶんビールばっかりだったら大丈夫だとは思うのですが、それではせっかくの店に来た値打ちがないし・・・。飲んでも後々に苦しまない飲み方、誰か教えてください!! なにから飲めばいいんでしょうかね。

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本を作ったゼミ生が「慰安婦」問題を考える学習会でお話をします。

2008年11月20日 | 丸ちゃんの喜怒哀楽へなへなジャーナル

 12月15日、茨木でお2人の「慰安婦」被害者の証言とゼミ生の話を聞く学習会があります。12月15日(月)午後6時半より茨木市福祉文化会館で、主催は「慰安婦」問題の解決を求める北摂ネットワークです。「『慰安婦』ってなに? 教えられなかった歴史を知ろう」という催しで、被害者の万愛花さん(中国)とキルウォノクさん(韓国)の証言のあと、「慰安婦」問題に出会って―と題してゼミ生の一人Y口さんがお話をします。時間の都合のつく方、ぜひ一緒に学びましょう! もちろん本も売ります!!

 学習会の詳しいことはコチラにあります。 

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最近の読者ハガキから~ありがとうございました。

2008年11月20日 | 読者はがきから

●『生活保護物語浦田克己著
 
 第36回社会保障学校で見つけ購入しました。さっそく読んでしまいました。病院の相談室はお金のない患者さんの駆け込み寺です。私たちの患者さんは貧乏の条件がしっかりあるのに、聞く耳を持たない保護行政の現場。生活場所のない路上生活者の患者さんを退院と同時に廃止するなど、人権侵害の毎日に傷ついていました。よーっし、闘うぞと、元気になりました。仕事仲間に紹介していきます。いい本をありがとう!!(甲府市・58歳・女性)

 精神的に参っています。路頭に迷っています。先が見えない。猛抗議すると精神病院へ行けと福祉課。人権侵害、人間不信、精神不安定、虫といっしょです。いっぱいノートに書こうと思うけど書けない。どうしていいか分からない。苦しみ、悩み、叫び、聞いてほしい。今、生保ですが、苦しいです。腰椎椎間板ヘルニア、2回手術、インシュリンを朝、昼、夜と1日3回注射しています。(宮津市・54歳・男性)

 
●『この国に生まれてよかったか全大阪生活と健康を守る会連合会編

 私は161ページの「うつ病」の人の例からまず、読んでみました。「うん、そのとおりだ」と心強かったし、私もこのようにしたぞと、改めて事務局長の役割を認識!! 長崎県で生活保護を3年前から受給しているものです。今ひとり暮らしで、ずっと活動に身を捧げてきました。友人は1年前から受給しています。53歳の女性です。夫の入院、自分の入院と続いているなかで、ケースワーカーに「出来ればもう少し働いてもらいたい」と言われています。今だってコンビニの総菜作りで4~5時間働いているのに。(長崎県・62歳・女性)

●『We Love Hyogo』憲法が輝く兵庫県政をつくる会編

 大阪府民ですが、兵庫の問題点が財政面中心によくわかりました。個人的には「コラム」をとても興味深く読ませてもらいました。大阪でも同じような動きに期待しています。(23歳・男性)

 石川先生のチューターでこの本を読ませていただきました。よくわかりました。間違った知事を選ばないようにがんばります。(神戸市・52歳・女性)


 

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駒沢大学のニュースに触れて・・・

2008年11月19日 | 丸ちゃんの喜怒哀楽へなへなジャーナル

 最近の大学はどうなっているのでしょうか。マスコミ報道であれこれ取りざたされる部分を見ると何か我々が学生だったころとは全く異質なものになってしまったのではないかと思ってしまいます。今日は駒沢大学が得体の知れない(私から見ればですが)金融商品に手を出して154億円!?という損害を出したというニュースが流れていました。元手が100億とありましたから、その元手さえも失くし、さらに54億もの損失を出したということになります。ものすごい金額です。埋め合わせをするために野球グランドやほかの土地を担保に銀行から110億借りたとあります。大学経営というのは収入の多くは学費からでしょうから、結局、学生が学費の値上げとかでその穴埋めをするということになるのでしょうか。こんなことって、おそらくこの大学だけの話ではないでしょうと、勘ぐりたくもなってしまいます。

 私が吹田のK大学を卒業したのはもう28年前のことですが、その後もときどき訪れることがあります。その間学内の様子は大きく変わり、新しい学部がつぎつぎに作られ、吹田以外のあちこちにもキャンパスが広がっています。天六の夜間部は無くなりました。去年行ったときは生協の様変わりにびっくりしました。食堂はレストランのようなものに、書籍売り場にはコミックの棚がドーン、ドーンと幅を利かせ、別のフロアには美容院だか、ネイルサロンだかが営業しておりました。かつて生協の食堂といえばいつも一番安い250円のC定食を食べていたあの時代を思い出します。なかなか上のランクのB定食やさらに上のアラカルト定食(おおっ、懐かしい!!)には手が出ないそんな時代でした。まあ、そんなことはどうでもいいのですが・・・。私学経営のことなど全く知りませんが、やはり少子化対策ということがあったのか、今の学生は完全にお客様になっています。豪勢な設備に楽しいキャンパスライフ、そんな宣伝文句で次々に学生を獲得していくという競争になっているのでしょうか。

 当時は全学自治会が崩壊したままで、いくつかの学部に学部自治会があるという状況でした(そのうちまともな自治会は残念ながら1つしかありませんでしたが)。私のいた法学部は自治会がありませんでした。なんとか再建しようとあれこれ動き回ったことが昨日のようです。話がだんだんと逸れていますが、今は学生自治会なんてあるのでしょうか? 学生運動なんて死語に近い存在でしょう。そんな気配、まったく聞きません。まあ、そんなことで大学の経営主義?というか、そんな感じのものが中心に座ってきているんでしょうか。

 何年か前に創立120年か何かで、記念行事や事業のための募金を求める綺麗な資料が送られてきていました。そうして集めたお金や授業料などがどんどん新しい設備に使われているようです。それを宣伝してさらにお客さんを集める。まあ別にいいんですが、なんか違うんちゃうのと言いたいのです。もちろんいい先生もたくさんおられるのでしょうし、学問の府としての役割も大いに果たしているとは思います。京都のR大学の様子も気になります。あのR大学が・・・? なんでやねん、と正直驚いています。どうなっているんでしょうか。学生や先生たちが立ち上がってきているという話は聞いていますが・・・。

 そんなときわがK大学でも大麻事件がありました。他の大学でも次々に事件が発生しています。最近のある調査は「大麻を使ったことがある」大学生が3.4%もいるという結果を発表しています。なんだかとんでもない状況に今の大学は直面しているのではないかと不安になります。

 ところでわが息子たち。長男は来春大学卒業です。就職はまだ決まっていません。次男が高3で受験生です。三男は来年受験生になります。さて、彼らと同世代の人たちがやがて人生を振り返る時期になったとき、ああ、あの学生時代は楽しい時代だったなあと言える、そんな大学生活を送ることがはたしてできるのでしょうか。

 なんか「しょうか、しょうか」ばかりの記事になってしまいました。まあこれも「しょうかない」か。

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歓迎、石井選手!!

2008年11月19日 | 丸ちゃんの私的時間
 広島に、横浜から戦力外通告を受けた石井琢朗選手がやってきました。「金は問題ではない。プレーさせてもらえるだけで十分」とのこと。まだまだやれると、盗塁王4度、最多安打2度。2006年には2000安打を達成し、通算安打は2307安打(歴代14位)を数える実績などほとんど関係ない、一人の野球選手としてプレーを続けたいというその気持ち、よくわかります。「気持は赤、赤に染まりたい」とのコメントが実にうれしいです。若手が主力となり来年は今年以上に楽しみが持てそうなチームです。彼が培ってきた技術、センスなどぜひ次世代の選手たちに伝えっていってくださいね。
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とりあえず87万人の目に触れたことにはなったのか? 嗚呼、新聞広告よ!!

2008年11月18日 | 編集・営業ふらふら雑記

 一応ネットで確認しましたが、ちゃんと載っていたようです。『毎日新聞』に出した広告です。今朝は東日本エリア掲載で、ここ大阪では見ることができないので、ちゃんと載っているのかどうか不安だったのです。うーむ、それにしては反応がイマイチです。まあ広告を見て本が欲しいからと言って直接出版社に申込みするというのは少ないとは思いますが、もう少し何というか、ウンとかスンとか、反応があってもいいように思うのですが・・・。

 ちょっと調べたところ、あっ、ここに書いていいのでしょうか、まあネット上で誰でも見られるようになっているからいいということにしておきましょうか、『毎日新聞』朝刊の発行部数は388万部です。シュミレーションしていくと、朝刊第1面・三八広告・出版・火曜日掲載――が閲覧される割合は約45%と出ました。45%? 新聞の第1面ですからねえ。テレビ欄やスポーツ面、あるいは社会面ならまだ高いのでしょうが、見たとしても上半分の見出し程度ですね。

 東日本エリアに読者がどれくらいいるのかわかりませんが、発行部数の半分と仮定すると194万人(「人」でいいのかどうかよくわかりませんが)。その45%ということは87万3000人が閲覧というか、新聞第1面を見た際の一瞬の視界に入れてくれたという計算になります。そしてもしそのうちの1%の人が関心を持ってくれ、さらに1割の人が読んでやろうということになると、873人が購読してくれる計算になるのですが、この見通し、甘いですかねえ。西日本エリアと合わせると1700部余りになります。おおっ、なんとすばらしい!! これだけ注文が来れば御の字なのですが・・・。まあ、20日には西日本エリアに出ますから、広告効果が表れるのはそれからということになるのでしょう。うーむ、新聞広告はなかなかですね。

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最近の読者ハガキから~ありがとうございました。

2008年11月17日 | 読者はがきから

●『女子大生と学ぼう「慰安婦」問題神戸女学院大学石川ゼミ編

 「第26回戦争はいやや西区平和展」で神戸女学院大学石川康宏教授の「慰安婦」問題のお話を聞いて、ますます関心が強まっているときにこの本に出会いました。女子大生がなぜ「慰安婦」問題に取り組んでいるのかにまずビックリしました。内容は女子大生っぽく吹き出しに問題の一つひとつとして書き込み、読者によく考えてほしいと呼びかけている手法に感心し、好感が持てました。「慰安婦」問題の入門書、いやウンチクを知るためにもおすすめしたい1冊です。(門真市・65歳・男性)

 読んでいて心が痛くなりました。あらためて強大な権力に対する、私たちの無力さというものを感じざるを得なかった。しかし同時に、やはりそれに対して負けたくないという想いも強くなってきた。官僚組織が自分たちの利益を優先させるのは、今に始まったことではないあ。そしてこれからも続くだろうけれど、それに対してボトムアップでそれを上回るような力になり、「真実」を伝え皆が愛にあふれて、幸せになれる社会を作っていきたいと、そんなことを改めて考えさせてくれた本でした。(神戸市・20歳・男性)


●『この国に生まれてよかったか全大阪生活と健康を守る会連合会編

 私は生健会の会員ではありませんが「守る会新聞」の読者です。広島でも各行政区に生健会がありますが、活動にアンバランスがあります。大生連傘下の各生健会が法律にも詳しく、毅然とした態度で奮闘されている姿は大したものです。広島市の各生健会はこの本を読んで参考にしていくことが必要だと感じました。

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