昨日、シンママ大阪応援団にいつも食料支援としてたくさんのお米や野菜を送っていいただいている藤田寛さんを囲む集いが行われた。台風やら雨やらで当初の会場を変更し寺内順子事務局長の自宅で、寺内さんの手料理が並ぶテーブルをシンママや子どもたち20数人が囲む楽しい集いとなった。
藤田さんは山谷農場というフードバンクを主宰、全国各地の困窮者を支援する団体にお米や野菜を無償で送り届けている。シンママ大阪応援団には今年6月から8月末まででなんと19回・420キロのお米をはじめ、さまざまな野菜も送ってもらっている。シンママ大阪応援団の支援者の一人として本当にありがたく、深く感謝申し上げます。
食糧支援の拠点は長野県の八ヶ岳麓にあり、相模原市の自宅から毎週末通い続けてすでに今年で25年目だそうだ。そんな息の長い活動を支えているのが多くの食料提供者(支援者)であり、その方たちとの信頼関係だ。その信頼関係の元になっているのが、藤田さんの被支援者訪問で、今回の集いもその趣旨で企画された。提供されたお米や野菜がどのように使われ役立っているのか、その様子を提供者の方たちに伝えることがとても大事であり、それが藤田さんの支援のあり方の大きな肝だという。
提供してもらったお米がどれほどにシンママと子どもたちを助けていることか。シンママたちの話を、シンママ家庭への支援は初めてだという藤田さんは驚きを持って聞かれていた様子で、今回の内容を支援者の方たちにしっかりと伝えると話された。
ところで、藤田さんが発行している支援者と被支援者を結ぶ「ひびき」という通信をいただいたのだが、その中の記事にこんなことが書かれてあった。
「現在フードバンクは、社会保障費の膨張を食い止めるため、公助の限界を唱えて自助努力を強く求めようとする政府によっても推奨されることが多くあります」
いったいこの国の政府はどこまで腐っているのかと沸々と怒りが湧いてくる。