まいど、日本機関紙出版です。

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最新刊、纐纈厚(こうけつあつし)さんの『自衛隊加憲論とは何か~日米同盟の深化と文民統制の崩壊の果てに』が出来!

2019年02月12日 | 新刊案内

本日、最新刊の本が出来上がりました! 

うちでは初めての纐纈厚(こうけつあつし)先生の本になります。

自衛隊の現状をどう見ればいいのか。

安倍改憲の自衛隊加憲論についてとてもよくわかるように書かれています。

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知る権利に応える記者の質問

2019年02月10日 | 丸ちゃんの喜怒哀楽へなへなジャーナル
安倍政権を鋭く追及する東京新聞の望月記者について、首相官邸が内閣記者会に対して同記者の質問を規制するようにと圧力をかけてきた。

新聞労連は抗議をしているが、記者会や新聞をはじめとする報道各社は抗議をしないのだろうか?

記者会見で質問をする記者は、国民の知る権利に応えるために質問を繰り返すわけで、一人の記者の質問の後ろには何百万、何千万の読者・視聴者がいる。

それがわかっているなら、マスコミは断じてこういう安倍政権の横暴を許してはならない。また読者・視聴者も黙って見過ごすわけにはいかないだろう。
「しんぶん赤旗」2019年2月10日より
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「報道が仕えるべきは国民だ。統治者ではない」

2019年02月03日 | 丸ちゃんの喜怒哀楽へなへなジャーナル

先日、『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(2017年、アメリカ)を観た。

ベトナム戦争時、アメリカ国内で反戦運動が広がっていた時、敗色濃厚となっている戦場の現実を報告するレポートが政府自身の手で書かれた。しかしその内容は国民には伏せられたままアメリカの指導者たちは莫大な費用をかけ何十万人もの若者を戦場に送り続け、多くの犠牲者が生まれた。

映画はそのレポートをスクープしたニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストなどジャーナリズムの闘いを実話に基づいて描いている。

いやあ、実にカッコいい映画で、翻って今の日本のマスメディアのカッコ悪さを感じた。嗚呼!
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どうやって生き残るか?

2019年02月02日 | 編集・営業ふらふら雑記
この20年間で出版物の販売額は半分になった。事態は一向に回復せず、昨年の紙の本の販売額は前年比5.7%減の1兆2,921億円 で、内訳は書籍は2.3%減、雑誌(コミックス➕雑誌)は9.4%減となっている。特に雑誌の落ち込みが激しい。原因はいろいろ言われているが、もはやこの現実は小手先の対応で対処できるようなレベルを超えており、これまでの仕組みそのものを見直さないとどうしようもないんじゃないかと思っている。



毎年膨大な数の書店が消滅し、いくつかの取次店も廃業した。出版社数も毎年減少、大手・中堅出版社でも人員削減、外注化、初版部数絞込み、雑誌廃刊、著者印税実売対応化、資産売却、会社移転が進んでいる。全体の売上が減っているので、それをカバーするために各出版社では必然的に発行点数が増え、それが企画の貧困化につながり、平均40%という高返品率に拍車をかけている。

大手出版社と大手取次の流通販売システムに依存している機関紙出版ももちろん例外ではなく現状は厳しい。この数年、出版ペースはだいたい月1点だが返品も多く、ものによっては採算ラインをクリアするのにかなりの時間がかかるもの、結果そこまで至らないものもある。まさに自転車操業で、漕ぐのを止めたら崖から転落という実にスリリングな日々だ。

だが売れないのは企画のせいと言われればそれまでだし、営業努力をもっとしなくちゃということももちろんある。まあそれは置いといて、出版業界全体がこんな状況での下、どうやって生き残っていくか、あるいはまだまだこれから何ができるのかを考えないといけない。

と、土曜の昼下がり、出したい企画が浮き沈みする頭の中でボンヤリと思ったりするのだが…。
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