まいど、日本機関紙出版です。

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次の新刊は『轟音―その後―』(古久保健・著)。龍神村に墜落したB29をめぐる戦中体験者、最後の遺言!

2016年05月28日 | 新刊案内

紀伊半島の中心部に位置する和歌山県田辺市龍神村。緑あふれる大自然に囲まれたこの村に、一つの慰霊碑があります。

今から71年前の昭和20年5月5日。龍神村に日本軍と戦闘していたB29が墜落しました。

慰霊碑は亡くなったそのB29乗務員のために建てられたもので、村人たちは、戦争中のその年から毎年欠かすことなく慰霊祭を続けています。

B29の墜落を目撃した龍神村在住の古久保健さんは父を中国戦線で失います。まだ彼が母親のお腹の中にいたときでした。

慰霊祭を幼い頃から見続けてきた彼は、退職後にB29乗務員の遺族探しを始め、やっとの思いで遺族を発見します。

そして2013年10月、奇跡的につながった遺族と対面することに…。

自分には全てを伝える責任がある。

幼心に焼き付いた戦争の恐怖。そして父の戦死。

一つの使命感を持って彼は渡米しました。

◎著者:古久保健(和歌山県龍神村在住) 

◎判型:四六判 246ページ ソフトカバー

◎定価:本体1500円

◎出来予定:6月3日

◎書店発売予定:6月13日

 

 

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突然の励ましの電話にびっくりでした!

2016年05月19日 | ツイッター

一昨日のこと。声の印象からだけど、ちょっと年配風の男性から電話があった。

新聞広告を見られての電話だったようだが開口一番、「とても良い本を出して頑張ってますね」とお褒めの言葉をいただいた。

滅多にこういう電話を受けたことがなく、匿名の電話だったこともあって少し警戒気味に「ああ、はい、ありがとうございます…」という感じで対応していたら、「これまでどんな本を出されてきたのか。そういうことがわかる本はありますか」と聞かれたので、『機関紙の歴史 戦後編』という上製本の本を紹介してさしあげた。

この本には機関紙出版の創立からのことが書かれてあって、どういう出版社なのかわかってもらえると思ったからだ。

4千数百社ある出版社の中の小さな小さな1社に過ぎないが、こうして歴史にまで触れて関心をもってもらえるとは、実に驚きであった。

機関紙協会の出版活動は、それこそ戦後まもなくから行ってきたが、株式会社としての創立が1978年。今年で38年目になる。

どこまで続けられるかわからないけど、目標を50年とすると、あと12年。うーん、70歳かあ! まさに気力と体力に掛かっていますね。

ありがとうございます。

 

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Windows10への更新を求める強制的ポップアップを撃退!

2016年05月18日 | 編集・営業ふらふら雑記

私が使っているパソコンはWindows7。昨日の朝から、起動するとWindows10へのにアップデートを要求するポップアップがでてくるようになった。

その内容は「今すぐインストールする」か「日時を予約をする」の二つしかなく、「キャンセル」または「インストールしない」というような項目が無い! 何じゃこりゃあ?

 Windows10の不評ぶりは聞いているので、なんとしてもアップデートは避けたいと思い、この表示を消そうとしたけどどうやっても消えない。いろいろ調べてみると、このポップアップの内容はこの数日でさらに新しくなっていて、なんとしても「7」と「8.1」の利用者を「10」に更新させたいというかなり強行的な感じになっているようだ。

そこで考えたのが、いっそのこと、アップデートそのものをしないようにすればいいんじゃないのと思い、「Windows Update」のチェックを全て外し、再起動してみたら、これが正解だったようで、ポップアップは出てこなかった。

ということで、「10」への強制アップグレード広告に困っている人は、ぜひ試してみたらいいんじゃないかと思います。

それにしても、なんでそこまで強引にアップグレードさせようとするわけ?意味がわかりません。

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トト姉ちゃんの「反戦・平和」の思いが詰まった仕事はすごい!

2016年05月14日 | 丸ちゃんの喜怒哀楽へなへなジャーナル

毎日、朝ドラの「トト姉ちゃん」を見ているが、これからどうなっていくのか楽しみにしている。

トト姉ちゃんのモデルは雑誌『暮らしの手帖』を創刊した大橋鎭子さん。

その雑誌そのものはほとんど読んだことはなかったが、先日、家の本棚を見ていたら、その雑誌のある特集号を1冊の単行本にしたものがあった。『戦争中の暮らしの記録・保存版』(暮らしの手帖編)で、もう30年以上前に購入したものだ。

 

B5判・上製本・ビニールカバー、一部カラー、292頁の本で、奥付けを見ると、発行者に大橋鎭子とある。発行日は昭和54年(1979)で手したのは7刷目の本。定価は1200円。もちろん消費税はない。

だがこの本の原版はさらに遡ること11年、昭和43年(1968)8月の『暮らしの手帖』第96号を1冊まるごとの特集として発行された。そのテーマは「戦時中の暮らしについての具体的な記録」。

昭和43年というとまだまだ戦争の記憶を人々は鮮明に持っていたころで、北海道から沖縄、朝鮮、満州、樺太、台湾など戦争中の日本の全域に及ぶ内容の原稿が1736編寄せられたという。その半数は誌面の余裕さえあればどれも活字にしたい内容で、長い間の編集仕事でこんなことは初めてのことであったと花森安治編集長は後記で語っている。

そしてこの本は、その特集を読んだ読者の感想を付録として収録し単行本として出版された。

特集を読んだ読者の感想は二つの付録として収録されているのだが、その一つ目が「戦争中の暮らしの記録を若い世代はどう読んだか」というテーマ、そして二つ目が「戦争を体験した大人から戦争を知らない若い人へ」というもので、まず戦争を知らない世代の感想が載り、その感想を読んだ戦争体験者が知らない世代に語りかけるという構成になっている。

それにしても、こういう原稿募集を隔月刊3号分の中で行い編集発行していくというその情熱・パワーには圧倒されるが、この特集が若い世代と戦争体験者が自分の心の中を語り始めることの大きなきっかけになり、そのことが多くの読者に受け入れられたことは、当時『暮らしの手帖』が毎号、80万部も発行されていたこと、そしてこの特集号が普段の号よりも早く売り切れ、10万部の増刷をし、それもすぐに売り切れたということなどを知れば、間違いないだろうと思う。

そして、あらためてすごい仕事だと思うのだ。

小さな活字がびっしり、写真や読者からの絵もふんだんに掲載されている290頁。すぐに読み終えることはできないだろうが、今でも手に入るので、ぜひ手元に1冊置いておきたい。Amazonはこちらのサイト。

 

 

 

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土佐いく子の教育つれづれ~またあしたね〈45〉

2016年05月12日 | 土佐いく子の教育つれづれ

作文が好きになる魔法の本出版

◎自由に自分の言葉で

この十年間に大阪で生まれた子どもたちの詩や作文が本になりました。『教室でいっしょに読みたい綴方』(なにわ作文の会編、フォーラム・A発行)という本です。

 先生が子どもに読んであげるだけではなく、子ども自らが手にとって読める本です。読むと、子どもたちは「あっおもしろい!ぼくも同じことあったわ」と思わず話し始めます。そうかそうかと聞いてあげると、そのうちに子どもの方から「ぼくも作文書いてみたい」と言い出すから、やっぱり魔法なのです。

 なぜなのか、それは大人の目から見た立派で整った文章や「上手い作文」ではなく、等身大の子どもの姿そのままが、子どもらしい文章で生き生きと綴られているからなのです。大人にほめられようと書いたのではなく、自分の書きたいことを書きたいように、書きたいだけ実に自由に自分の言葉で表現しているからです。だからこそ、一人ひとりが個性的で、読めばその子の顔が浮かび、生きぶりが鮮やかに見えてくるから面白いのです。

   ◆   ◆  ◆

  しごと  二年  そうた

 大きくなったら何のしごとをしようかな しょうぼうしになろうかな やけどするからやめとこう けいさつかんになろうかな わるいやつにやっつけられるからやめとこう 学校の先生になろうかな 勉強すきじゃないからやめとこう いしゃになろうかな かしこくないからやめとこう

 かしゅになろうかな はずかしいからやめとこうって そんなんばっかり言ってたらママに「あんたしごとないで。よしもともむずかしいやろうな。」って言われた。

 こまったな やっぱべんきょうせなあかんちゅうこっちゃ~
 
  ◆   ◆  ◆

 笑ってしまいますよね。

 ところで、作文集が発行されたと言うと「こんなふうに書きなさい」とお手本にされたりすることがよくあります。厳にいましめたいものです。

 大学生の8割ぐらいが子ども時代、作文は嫌いだったといいます。書く内容、書き方、枚数などを先生に決められ、自由に書いた作文などめったになかったと言うのですから、それは当然でしょう。しかも作文を教室で読んでくれることもなく、返却された作文は添削の赤ペンで傷だらけ。こんな作文教育のあり方を私たちは批判してきました。

◎生きている証として
 
 子どもたちは、どの子も自分を表現したがっていて、それを両手で大切に受け止めてほしいと強く願っています。そして、どの子の文章も、どんなに幼くても生きている証であり、貴重な自己表現なのです。 文章を書くことは、単なる文のおけいこではなく、自分を見つめ、人間を理解し、生きていく希望を灯す営みだと考えてきました。そして主権者として、自分の言葉を持てる人間に育ってほしいと願っているのです。
 
 こんな思いで取り組んだ中で生まれてきた作文や詩が満載の本が出版されたのです。
 
「どうしたら書くことが好きになりますか」とよく聞かれます。そうなのです。先生が、ときには親や祖父母が「あら面白いね」と楽しく読んであげてほしいのです。「こんなふうに書きなさいよ」は禁句です。

 また、教室や家庭にこの本を一冊、子どもが手を伸ばせば届くところに置いてやってください。手にとって子ども自らが読み始めます。好きになる一歩になることまちがいありません。

 大人のあなたが第一、子どもってやっぱりかわいいなあと子どもを発見することでしょう。

「きんえんのこと」という三年生の昌也くんの作文が載っています。父親が禁煙を始めたのですが、さて続くのだろうか、タバコをやめた分を「タバコ貯金」にしてみんなでハワイへ行こうよ、とあったかい家族が描かれています。この本が出版されたのでお送りしたら早速お父さんからのメールです。

「禁煙、あれから10年続いています。作文を読んで子どもの考えがわかり、子どもの目線で話をしようと心がけるようになり、親自身が変わった」と言います。「息子が結婚して、孫ができたら是非この本を読んであげたいと思います」

作文、このよきもの、生きている証としての文章は生き続けるのです。あらためて実感です。

(とさ・いくこ 和歌山大学講師)

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最新刊『どうなる介護保険総合事業』(日下部雅喜・著)が出来(しゅったい)しました!

2016年05月09日 | 新刊案内

介護保険のことなら大阪社保協の日下部雅喜さん。その最新刊が出来上がってきました!

先週末にAmazonで予約開始したところ、「介護福祉学」というカテゴリーで今のところ輝く1位です!

これも介護保険がこれからどうなるのかということへのみなさんの不安の表れです。

利用者だけでなく、それを実施することになる市町村にとっても不安なものとなり、そんな行政の方たちからも関心が寄せられているのかも知れませんね。

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『どうなる介護保険 総合事業』(日下部雅喜・著)のAmazonでの予約開始です!

2016年05月07日 | 新刊案内

近刊の『どうなる介護保険 総合事業』のAmazonでの予約が始まりました。よろしくお願いします。

こちらです→http://ur0.pw/tIo6

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野田駅に快速電車が止まらないという問題について

2016年05月07日 | 編集・営業ふらふら雑記

昨夜は9時過ぎ、仕事を終えて吹田駅に着くと長男から「今からMY家の息子たちとワインバーに行くので来ないか」と電話。久しぶりのことでめったに会えない人もいたので誘われるままに旭通り商店街の大きなパチンコ屋の向かいの店に入った。わが家の子どもたちとその家の子どもたちは、兄弟のように育ったのだが、そんな息子たちとこうしてお酒を飲むようになるとは、としみじみ。まあ、それぞれいろんな方向に進んでいて、、今のところは大きなマイナスにはなっていないようで何よりなのだと思いながら、グラスを数杯傾けた。おかげで今朝は起きるのがしんどかった。

今日は土曜日だったが、連休気分も吹き飛び仕事に専念。出庫、発送作業を終えて、著者から戻ってきた校正を点検、差替原稿を書きあげ送信。途中1カ所納品に寄って、サードに行き修正を依頼、来週月曜日に引き取り予定で進めてもらうこととする。最近のここに行くルートは天満駅からではなくて、大阪駅で降りて、地下街を通り泉の広場を上がって、東通商店街を抜けるコースを利用することが多い。というのも、雨の日にはほとんど濡れることなく行けるからだ。東通商店街でもこの辺りは飲食店が多く、昼前になるとアジア系外国人旅行者たちの姿があちこちの店で見られる。

帰りながらAmazonをチェックすると、新刊の『検証!国保都道府県単位化問題』が社会保障部門で4位に入っているではないの! おおっ、ありがたやと喜び勇んで大阪駅まで戻りホームに上がったところで、電車のドアが閉まる。この時間帯ではとても貴重な野田駅停車の電車が行ってしまったのだ。このあとは2本の快速電車が間にあるので、待ち時間が長い。そこで思いついたのが、快速に乗って西九条まで行きそこで普通に乗り換えるという方法。おお、これはグッドアイデアということでさっそく次の関空快速に乗りこみ西九条へ。ちょうど隣のホームにはUSJ方面行きが両側の全ドアを開けて止まっている。ラッキー。階段を降りてまわって反対側のホームに行く必要がなく、そのままUSJ方面行き電車を突き抜ければいいのだ。これはありがたい。急いで目指す反対側ホームへ。よしよしと思いながら、案内板を見上げると、なんのこっちゃ、次の電車も、その次の電車も快速じゃないの。嗚呼! うーん、それにしても野田駅に快速電車が止まらないという問題は、JR西日本にはぜひとも考えてもらいたいものである!

というわけで、結局は大阪駅でじっと待ってたほうが早く帰れたわけだ。やれやれである。気をとり直して会社に戻って3カ所に講演会などの集会販売のお願い申入れ。これは可否を含めて相手の方に簡単に返答してもらえるように、必要事項を書き込んでもらえる文書を作ってFAXでお願いしている。電話での依頼はいろいろ難しいところもあるのでこのやり方が一番いいのだ。

さて、明日は東京への日帰り取材となる。取り急ぎ、提案文書を用意。原稿獲得を願って、今日は引き上げますか。

 

 

 

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連休も終わり、仕事に復帰!

2016年05月06日 | 編集・営業ふらふら雑記

連休は1泊2日の小旅行に行ってきたが、その記事はまたいつか載せるとして、私的には今日から連休も終わり、仕事に復帰。

FAX注文をチェックし、メールを見ると、ある著者にお願いしている本の構想案が送られてきていた。そんなに大部な本ではないけど、しっかりした内容でこれはおもしろいものになるんじゃなかと期待が高まる。

また校正関係のメールをやり取り、こちらはだいぶ追い込んできていて、来週末には校了予定。内容に関連するイベントが昨日和歌山の龍神村で多数の参加者を迎えて行われたとの報告もあり、こちらも注目される本になればいいなあと思う。

今日の納品は大阪トーハンと通販分。

梅田の清風堂書店から2点の新刊本の追加注文が入る。ありがたいことだ。今はどうかは知らないが、かつては新刊の売れ行きのバロメータとして一般的には紀伊國屋梅田本店の売れ行きが一つの判断材料になっていた。確かにそういうこともあったけど、今のウチの場合は清風堂書店での売れ行きがそんな意味合いを持っている感じかな。ここで売れればだいたい他でも売れてるということ。

夕方、週明けに次の新刊本が出来あがってくるので、その準備であれこれ本の移動作業をする。昔みたいに俊敏に体が動かなくなっているので、ぼちぼちと怪我のないように体力仕事を終える。ふう~!

最後に、その新刊をAmazonに登録作業。期待しています。

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