まいど、日本機関紙出版です。

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『大阪の街道を歩く』の紹介記事、新首相が決まったが・・・

2024年09月29日 | 編集・営業ふらふら雑記

9月26日(木)

メール・FAX・入金チェックに続いて本日の出庫は、Amazon、トーハン、楽天、新日本、集会販売分。

搬入日がほかの取次とはずれ込んでいた日販分の分数確認をし、それも一緒に発送していく。

アイヌ本③の表紙案について作者と著者さんたちとやり取り。こちらは来週に進んでいく感じか。

月例の振り込みで郵便局へ。

集会販売の申し入れを三重方面へ。よろしくお願いいたします。

街道本の広告申し込みを済ませて本日の業務は終了とする。

 

9月27日(金)

朝はかなり涼しくなってきたので大阪駅からの徒歩出勤を再開と思ったが、区切り良く10月からにしようと思いなおす。

簡単朝ごはんを済ませて、本日もメール・FAX・入金チェック。

出庫はAmazon、日販と少な目にしておく。急ぎでないものは月が替わってからの出荷にしよう。

いろいろ溜まってきた返品を片づけるが、なんとか年末までには片づけねばと積み重なる返品のケースを見ながら強く決意!

午後、データ屋さんへ支払いと上脇さんの新刊の初校を受け取り発送へ。

その帰路、梅田の地下街で街道本の小西さんと遭遇。この本づくりに当たっては小西さんと全く会うことなく要件はすべてメールで遣り取りしていたので、ようやくできましたねと、出版を握手で喜び合う。それにしても、こんなに大勢の人が行きかう中で、すごい偶然!

その街道本が「大阪民主新報」に大きく紹介された。自社の連載記事が本になったのでかなりの手前味噌だが、ありがたいこと。ぜひ多くの人にこの本を手に歩きながら、大阪の歴史を知ってほしい。

帰社して会議を終え、ある持ち込み原稿について返事を書いて送っておく。

ところで自民党総裁に石破茂氏が選ばれた。現状ではこの人が首相になることが決定ということだが、この国はこれからどう存在していくのだろうか。個人的にこうなってほしいという思いはあり、そのための努力はしていくが、そこに至る道は全く見えない。

 

 

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被災地能登半島に触れない総裁候補者たち、秋田魁新報に紹介記事

2024年09月26日 | 編集・営業ふらふら雑記

9月24日(火)

先週末の3連休はいくつかの原稿仕事をしながら、被災地能登半島の豪雨災害に心痛めながら呆然と過ごしていた。あまりにも酷い‼ その数日前、自民党総裁選の候補者たちが被災地石川県ということで金沢市内に一堂に会し演説会を行ったそうだが、なんと驚くなかれ能登半島地震に触れた候補者はほとんどおらず、記者からの質問もなかったそうだ。これが自民党の実態なのだろう。この国の政治は能登半島を捨てようとしているとしか見えない。アホ、バカ、クソ、そのものである。

さて本日も吹田駅始発電車での出勤。

メール・FAX・入金チェックか仕事を始めていく。

出庫はAmazon、トーハン、日販、楽天、集会販売など。絵本の献本作業も進めていく。

午後は振込を1件、新刊普及用のチラシデータを作って玉造方面へ送っておく。

仕事の最後は、次の新刊の帯原稿依頼書をメールに添付して送っておく。うまくいきますように。

夕方はいつものメンテナンスに寄っていくが、いつもの担当さんが急遽都合が悪くなり、代わりに若い1年目の整体師さんのもみほぐしを受けていく。少しいつもよりは圧が弱い感じがしたが、これからに期待しようと思いながら家へと向かった。

 

9月25日(水)

今朝は玉造経由で出勤のためいつもより遅めの電車に乗ったが、大阪駅までつくと環状線が全面ストップ。ホームにも止まっている電車内にも人が溢れ、約40分ばかりステイとなる。事故の後片付けに時間がかかっていると放送していたが、おそらく飛び込みだろう、警察の調べに時間がかかっていたと想像する。ようやく動き出した電車に乗り、玉造で用事を済ませて出社したときは正規始業時の9時を過ぎていた。ずっと立ちっぱなしだったので足がぐったりとなる。

遅めの朝ごはんを食べて仕事に取り掛かる。

メール・FAX・入金チェックを終えて本日の出庫はAmazon、日販、大学のテキスト注文、楽天、集会販売など。

新刊本の表紙案を作ってデータ屋さんへ送る。

別の本の著者さんから担当部分の校正を急いで終えたいとのメールがあり、その対応もしておく。

昨日依頼した帯原稿だが、多忙のため今回は不可との連絡があり、さっそく次の方に依頼していく。うーん、さてどうなるか。

12月のクリスマス会に間に合わせたいある新刊本のスケジュールを作って著者グループに送っておく。12月2日、印刷所入稿。これが目標となっていく。

秋田方面から書籍紹介の記事が送られてくる。ありがとうございます。

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始発電車に乗って、原稿整理一発変換‼ 15時間労働!

2024年09月21日 | 編集・営業ふらふら雑記

9月19日(木)

本日は5時半起床、6時22分の吹田駅始発に乗り込んで出勤していく。いやあ、誰も乗っていない車両に乗りこむというのはなんか気持ちがいい。やはりラッシュ時の混雑は、周囲にいろいろ気を遣うことがあって気配をいかに消していくかが求められる?感じがしてあきません。

さてメール・FAX・入金チェックのあとの本日の出庫は急ぎの書店への直送品のみ。

そのあとは11時ごろまで昨日の続きの原稿整理作業。時間がかかっているある変換処理作業を素早く進めることができないかとネットを検索すると、なぜ今まで気が付かなかったのかといような方法を発見、直ちに使って作業の大幅な時間短縮となる。と言っても元々そのソフトに付いている機能を知らなかっただけだったのだが。

整理し終えた原稿をデータ屋さんへ送って直ちに自宅へ。

昼ご飯を食べ車でよどがわ生協へ、そしてシンママ大阪応援団の事務所へ。

再び会社へ戻って仕事に復帰、アイヌ本③のスケジュールと校正の相談などとなっていく。

 

9月20日(金)

昨日と同様に7時前に出社。

メール・FAX・入金チェック、そして出庫作業はAmazon、トーハン、日販、TRC、集会販売、通販など今日は多めの作業。

著者さんから校正についての要望があり、データ屋さんに対応の連絡。

取次に連絡して新刊委託の部数確認、週明けでもいいのだが時間があるので発送も済ませていく。

昼ご飯後は、契約書作成&返送、寄贈本作業の明細作成、会議準備など。

会議の後は、19時からの編集会議に備えての原稿読みとスケジュール案の作成など。

22時編集会議が終わり、自宅に帰って風呂に入り遅めの晩酌を終えて1時ごろの就寝となる。

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琉球新報に書評『しのび寄る新しい戦前』、アイヌ本③の初校出来

2024年09月19日 | 編集・営業ふらふら雑記

9月17日(火)

三連休明けの日。大阪市内方面上空に怪しい雲が広がっていたが、まあ大丈夫でしょうと傘を持たずに家を出る。

野田駅まで来ると雨が降ってきたが、幸いまだ小雨なのでえいやッと走って出勤となる。

まずはメール・FAX・入金チェックなので仕事に取り掛かっていく。

出庫はトーハン、日販、新日本、集会販売分など。

合わせて新刊見本を取次に送っていく。搬入連絡票の送付も忘れてはいけない。

アイヌ本の追加原稿が届いたので整理してデータ屋さんへ入稿する。これで一応全原稿が揃った形になる。

午後、先週末に行くことになっていたことをすっかり忘れていた集金訪問で梅田の書店さんへ。

琉球新報に『しのび寄る新しい戦前』の書評が掲載されたので、沖縄方面の書店へFAX営業をかけていく。果たして反応はあるのか、いやその前に沖縄の書店事情はどうなのか気になる。

夕方は整骨院でメンテナンス。最近左右の脚のバランスがズレているような感じだったので、骨盤調整をしてもらう。スッキリして自宅へとむかう。

夜空を見上げれば中秋の名月のようだが、団子は無し。

 

9月18日(水)

まだまだ暑い日々。ホンマに暑い‼

本日もメール・FAX・入金チェックで立ち上げていく。

出庫はアマゾン、直販書店、集会販売など。

新刊の普及依頼の相談電話。

午後は、データ屋さんへ行きアイヌ本③の初校を受け取り著者陣へ発送していく。

帰社して次の新刊の原稿整理を続けるが、時間が無くなり、明日早めの出勤してからの勝負にかけていくことにする。

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氷見から豪雨の下、室堂へ

2024年09月16日 | 丸ちゃんの私的時間

9月8日(日)

氷見民宿の朝は曇り空。と思っていたらチェックアウト直後から激しい雨に襲われていく。

立山に向かうために氷見から富山市内を激しい豪雨の下、車を走らせる。ところが豪雨はそれを降らせる雲の下だけのようで、立山町に入ると雨はピタリと止んでいた。

コンビニで昼ご飯を買い、一路立山駅へ向かう。駐車場は満車状態だったがタイミングよく出ていく車があり、そのスペースに駐車となる。

準備をして駅に行き、黒部立山アルペンルートの往復チケットを予約、すぐに出発するガラガラのケーブルカーに乗り込み美女平に到着。室堂に向かうバスまで時間があるのでここで昼ご飯とする。

12時40分の室堂行バスに乗り込んで約1時間。外はガスで全く何も見えなかったが、室堂に入るとガスは晴れ、立山連山が目の前に現れた。山頂付近は雲に隠れているが、天気予報では今日は雨模様だったのでこの景色を見ることができないとあきらめていたことを考えると、目の前の景色には大満足するしかない。

ホテル立山にチェックインし室堂散策へと出かけていく。みくりが池、地獄谷、みくりが池温泉、室堂山荘を周遊してホテルに戻る。

大浴場で汗を流した後は、宿泊者ラウンジで過ごす。窓から雲海に沈んでいく夕日も久しぶりに眺める。

晩ごはんはスタンダードコースの料理だが充分満足できる内容で、富山のお酒と共にいただいていく。4月から11月までという短い営業期間にお客さんが集中するからか、日曜日の夜にもかかわらず海外からの人も多くレストランはほぼ満員状態。日本の観光業が高齢者と海外からの客で成り立っていることを実感する。

食後は喫茶ラウンジで立山についてのスライド上映会で、立山についての基礎知識を学んでいく。そのあと、テラスに出て星の鑑賞会が予定されていたが、残念ながら星は見えずに中止になった。

さて明日は山に登れるのだろうかと天気を心配ながら眠りにつく。

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裏金問題は終わっていない――上脇博之さん『検証 政治とカネ』刊行記念トークイベント

2024年09月14日 | 行事のご案内&報告

MARUZEN&ジュンク堂梅田店で上脇博之さんのトークイベントが開かれます。

なぜ違法な政治資金パーティーが開催されるのか。なぜ「合法な裏金」が存在するのか。なぜ法による規制が機能しないのか。昨年から毎日のように明らかになる政治家の裏金問題。その火付け役である上脇博之さんの新著『検証 政治とカネ』は、裏金がつくられる仕組みを徹底的に解明し、誰もが感じる疑問に分かりやすく答えた一冊です。今も告発を続ける上脇さんに、新著のエッセンスと、現代日本の課題、そして私たちに求められていることを語っていただきます。

日時:2024年9月21日(土)15:00~16:30

会場:MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店 4階イベントスペース

開場:14:30~

参加のための詳細は以下です↓

honto店舗情報 - 裏金問題は終わっていない――上脇博之さん『検証 政治とカネ』刊行記念トークイベント

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次の新刊は『大阪の街道を歩く 徹底ガイド東西南北11ルート』(小西進・著)です!

2024年09月14日 | 新刊案内

次の新刊は「大阪民主新報」で2017年から連載されていた「大阪の街道を歩く」の主要内容をまとめたガイドブックです。著者の小西進記者は毎週の取材活動の中、時間をとって各街道をコツコツと歩き、今なお大阪府下各地に残る古の時代から今日までの大阪の豊かな歴史の積み重ねを感じてきました。府民の共有財産であるこの大阪の魅力を、本書を手に再発見してみませんか? オールカラー、詳細地図、史跡場所のQRコード付き。

【もくじ】

大阪の街道11コースを踏破、徹底ガイド

①西国街道

②京街道

③熊野街道

④暗越奈良街道

⑤東高野街道

⑥西高野街道

⑦竹内街道

⑧大和田街道

⑨古堤街道

⑩俊徳街道

⑪庚申街道

・著者 小西進(こにしすすむ)

・定価 2000円(税込)

・判型/頁数 B5判 ムック 186頁 全頁カラー

・書店発売 9月28日

・ネット書店 Amazonはじめ、各ネット書店で予約開始

・お申込み・お問い合わせ 日本機関紙出版センター

 

 

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登山疲れ、吹田駅始発、原稿2本入り、ジャズ批評に紹介記事

2024年09月13日 | 編集・営業ふらふら雑記

9月10日火曜日

3連休明けの出勤となる。メールをチェックするとたくさんのメールが届いており、処理に時間がかかる。同様にファックスと入金もチェック。ファックスには新刊の注文がそれなりに入っておりありがたい。

本日の出庫は登坂、一般、楽天、治安同兵庫など。自費出版の絵本4点の見本発送も行っていく。午後はアイヌ本第3弾の追加原稿を整理データ屋さんに送っておく。こちらは来週の初校出来となっていく。今週上がってくる新刊をAmazonとJPROに登録をしておく。さて反応はいかがなものなのか?

昨日の久々の登山が影響したのかお腹の調子がいまいち。下半身にも疲れがあって午前中はしんどかったが、午後になると回復傾向ということで、本日もメンテナンスへと向かって退社していく。

 

9月11日水曜日

3連休の疲れもあって、昨夜早めに寝たのが良かったのか、今朝は5時半ごろに目が覚めてしまう。そのままベッドにいてもよかったのだが、シャワーをして出勤準備、駅へと向かう。駅のエスカレーターを降りている途中に電車が出発した。見ると車内はほとんどガラガラ。そうか、これは吹田始発の電車なのだと気がつく。

まだまだ暑い朝。出勤してメール・ファックス・入金チェック。本日の出荷はあまりなく昨日に続く献本の発送を行っていく。絵本の重版見積もりを著者に送付。

理事会の報告文書作成をとの電話があり、今日が理事会であったことを思い出す。直ちに文書を作りメールしておく。

16時半からの理事会に出席し、終わった後は請求書の発送等でしばし残業をして退社となる。

 

9月12日木曜日

今朝も早く目が覚めてしまったので、そのままシャワーを浴びて出勤。吹田駅始発のガラガラの電車内に座っての出勤。

メール・ファックス・入金チェックで本日も仕事を始めていくが、出庫は通販と楽天、そして献本作業、並びに集会販売の返品発送。

神戸の著者さんから原稿が送られてきて、電話であれこれ相談。さてどのタイミングに合わせて出版すればいいのか、なかなかそれが難しい。

また、大阪カジノに関わる出版の原稿も送られてくる。これは約半分まで入稿。

集会販売の申し入れを1件済ませる。

「ジャズ批評」9月号に「べラミ楽団の20世紀」の紹介記事が載っていた。これまでの小社の読者層とは違う方面に広がっていくことを期待したい。

 

9月12日木曜日

今朝も早く目が覚めてしまったので、そのままシャワーを浴びて出勤。電車は吹田駅始発なので、ガラガラの社内に座って出勤となる。メールチェック。ファックスチェック。入金チェックで本日も仕事を始めていくが、出庫は通販と楽天、そして健本作業、並びに集会販売の返品発送。

神戸の著者さんから原稿が送られてきて、電話であれこれ相談。さてどのタイミングに合わせて出版すればいいのか、なかなかそれが難しい。

また、大阪火事の2関わる出版の原稿が著者より送られてくる。これで約半分まで入稿。

集会販売の申し出を1件。

ジャズ批評9月号にライオンの紹介記事が載っていたので、ここに紹介しておく。これまでにうちの本にはなかった。読者層に広がっていくことを期待したい。

明日、街道本が上がってくるので著者に連絡相談。今回の本はTRCの反応も良く期待したい。

 

 

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内灘闘争、「大阪万博で人手がとられ、震災被害改修が進まない」と氷見民宿の女将

2024年09月12日 | 丸ちゃんの私的時間

9月7日(土)

この夏の休みはどこにも行かなかったこと、そして今回せっかくの機会を与えられたこともあって、今日明日明後日と有休を1日追加して3連休とし、立山に行くことにした。

とりあえず今日は北陸道を通って富山県の氷見に行くのだが、石川県を通るので、かつて米軍基地反対闘争の象徴的闘いが行われた内灘闘争の展示館を訪れることにした。内灘闘争については、言葉は知っていたが、その中身までは知らなかったからだ。

北陸道金沢西インターで降りて北上し、左手に日本海が、そして広い砂浜も見えてきた。内灘町民俗資料館・風巨大と砂の館に到着する。館内に入ってまず目にしたのが粟ヶ崎遊園という北陸の宝塚と謳われた娯楽巨大施設の紹介だ。大正14年に60,000坪の広大な敷地の中に、大劇場や料亭、食堂、旅館、動物園、野球場、スキー場などが展開され、少女歌劇団によるレビューも行われていた日本有数の複合娯楽施設がここにあった。全く知らなかった。

この奥が内灘闘争の展示だ。内灘闘争は砂丘を舞台にした戦後初の基地反対闘争であった。1952年在日米軍は朝鮮戦争を背景に日本での砲弾試射場の提供を要求し、政府は内灘を候補地とした。地図で見ると内灘町(当時内灘村)は河北潟と日本海に囲まれた細長い砂丘の村で、村民は主に漁業などに従事していたが、試射場ができると漁業ができなくなり生活が成り立たなくなるため、村民は村を挙げ反対運動に立ち上がり、この闘いは全国的な基地反対闘争へと拡大していった。しかし翌年に試射が始まり政府は試射場の永久使用方針を決定。これに反対する陳情や座り込みが繰り返されたが、村内の分裂、試射の強行などによって、反対運動は次第に収まり村は条件付きで試射場の使用を認めることとなった。試射場は1957年3月に正式に返還され、村は静けさを取り戻したがこの一連の反対運動は、その後の全国の基地反対闘争に大きな影響与えていった。

見学を終えて試射場であった砂丘の現場に行くと、米軍試射場射撃指揮所の建物が砂に埋もれるようにして今も残っていた。2階に上がって砂丘から日本海を望むと手前の砂浜に家族連れや若者たちが遊ぶ姿が見える。平和な光景だが、50年前この地で繰り広げられた米軍基地反対闘争の背景にあるものは今現在も何ら変わっていない。

ところで内灘町は先の能登半島地震でも大きな被害を受けている。集落が液状化に襲われ道路や民家が数多く被害を受けた。震災直後のテレビなどで紹介された液状化被害の様子はここ内灘の様子だ。

さて、内灘町を抜けて一路、能登半島の反対側、富山湾川の氷見の宿を目指していく。ネットの口コミで料理が評判の民宿に宿を取るが、氷見の街も震災被害を受け、この民宿を含め多くの宿泊施設が被害を受けている。温泉の露天風呂を楽しみにしてきたが、設備が壊れて使えない。

食事の時に女将さんに話を聞いた。能登半島地震で外壁が破損し現在修理中。また各部屋もかなり傷んだそうで、今夜泊めてもらう部屋が一番先に改修を終えた部屋だそうだ。確かに壁も畳も新しくきれいなものだった。全館の改修工事は未だ途中にあり修理中の部屋もいくつも見受けられる。業者に改修工事の早期終了を依頼しているが「大阪の万博に人手をとられて、全くの人手不足で困っている」と言われたそうだ。大阪万博開催の罪深さを感じた。

天気が良ければ部屋から窓を開けると、富山湾を挟んだはるか向こうに明日登る予定の立山連山が見えるはずなのだが今日は見えず。天気予報では明日も曇りから雨の予報。さて山には登れるのか・・・。

 

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『べラミ楽団の20世紀』「ジャズ批評」9月号に著者インタビュー

2024年09月04日 | 編集・営業ふらふら雑記

9月2日(月)

暑い暑い8月はなんとか乗り切れたかという感じで迎えた9月の仕事初めの日となったが、まだまだ厳しい暑さが続くらしい。今月も新刊1点の出来予定。無事に進むように期待したい。

まずは6月に出版した『べラミ楽団の20世紀』。著者の本庄豊さんのインタビュー記事がジャズ雑誌№1の『ジャズ批評』9月号に掲載された。ありがとうございます!

本日もメール・FAX・入金チェックから。

支払い計画を作って、出庫作業はアマゾン、トーハン、日販、通販など。

この間手がけてきた自費出版絵本2点が出来上がってくる。これで今夏の広島被爆絵本4点無事出来となった。新刊委託するほどの部数ではないが、ネット書店や書店経由で購入できる手立ても取っていく。

集会販売の申し入れを福岡方面へ。

あとはアイヌ本③の追加原稿の原稿整理。

 

9月3日(火)

少し遅く起きてしまったので、ラッシュとまではいかないが、時間的に結構混んでいる電車での出勤となる。

まずはメール・FAX・入金チェックから。

取次出庫はないが、昨日出来した絵本を各方面へ発送作業。

街道本の印刷校正が届いたので、これもチェックして返送しておく。

奈良NHK本のパブリシティ依頼で載せてもらえそうな媒体に送っていく。

来週掲載の広告を校正し、こちらも送っていく。

先日の中央社保学校からヒントを得た企画について検討。さてどうしたものか。

また別の企画も浮かんでくる。

集会販売の申し入れと確認をして本日の業務終了とし、17時50分のメンテナンスへと向かっていく。

 

 

 

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台風で販売中止、中央社保学校、オンライン視聴へ

2024年09月02日 | 丸ちゃんの私的時間

8月31日(土)

今日、明日は中央社保学校で書籍販売の予定だったが、台風襲来で中止になりオンライン開催となった。仕入れた講師関係の書籍は販売不可とった。が少しでも販売へということで、作ったチラシを資料集に加えてもらった。さて反応はあるのかどうか・・・。

ということで今日の午後は中央社保学校の講義「災害復興政策の根本問題」(田中正人氏)をオンライン視聴。関東大震災から100年、そして台風が来ているという状況下でこういうテーマでのお話だけに、切実感あふれる内容だった。

9月1日(日)

昨日に続けて今日も中央社保学校の講義を視聴していく。3人のパネルディスカッションだったが、これからの社保協運動への大きな視座を与えいただいた内容だったと思うし、新たな出版企画のヒントももらった気がする。

結局、台風の影響はわが地域にはそれほど強くはなかったが、それでも関東方面各地には大雨による被害もあったようで、自然災害と共に生きていく社会をどう形成していくのか、そんなことも考えていかなくてはと思った日となる。

 

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