まいど、日本機関紙出版です。

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新刊づくり、行商、紹介記事

2022年10月23日 | 編集・営業ふらふら雑記

10月18日(火)~23日(日)

なんやかんやでほぼこの1週間の備忘録。と言っても多くのことをすでに忘れているのだが。

新刊発行に向けては、まず纐纈本が校了・印刷入稿へと移った。印刷校正も終わり11月1日の出来となる。上脇先生の本は来週に再校出来予定で、11月23日の集会に間に合わせたい。西谷さんの統一協会本、こちらもそろそろという感じで、来週には校了・印刷入稿へと進む予定。そして冨田先生のブックレットは明後日に印刷入稿予定。表紙はこれまで出したことのないイメージの本になる。そして竹村聖さんの『笑いヨガの輪』が出来したのも今週だった。日本笑うヨガ協会代表の高田佳子さんに、なんとFacebookで紹介もいただいた。ありがたいことです。

仕事の合間に、よどがわ生協さんにシンママ大阪応援団のための支援物資受け取りに出向いた。毎月のことで、本当にありがたい。この12月で丸4年支えていただいていることになる。安心・安全の生協の品々はシンママさんたちに喜ばれている。一方で、この間のシンママ支援活動の中で、誰のための支援なのか、ということを考えさせられることにも出会ってきた。ご本人、あるいは支援団体は支援のつもりだが、シンママさんたちにとってはそれが逆にマイナスになる、そんなこともあるわけで、そういうことを考えてもらう本もあっていいのではないかと思ったりもしている。

昨日の土曜日は午後から地元のある団体の学習会へ書籍販売の行商に出向いた。講師は関西勤労協の中田進先生。とてもユニークな語り口で参加者の気持ちをグイグイと惹きつけていくお話は、それゆえに一段とよく理解できるお話だった。

日曜日の今日は、サンモニを観ながらの朝ごはん。円安で日本の賃金が安すぎて外国人労働者が海外に逃げているという実態もあるようだ。合わせて物価高に無策を続ける岸田政権。あまりに酷すぎるのではないかい?

好天の午後は扇町公園の政治集会へ。といってもいつもお世話になっている書店さんの販売のお手伝いも兼ねてだが。続々と会場に来る参加者に向かって一押し本の売り込み、声掛けをする。トータル何冊売れたのか知らないが、まずまずの反応だったのではないかと思う。

関連して「しんぶん赤旗」に上脇博之さんの『日本維新の会の「政治とカネ」』が紹介されていた。その本も持ってくればよかったかと思ったのはあとの祭りであった。

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Amazon1位に浮上!『大丈夫?よりごはん食べよう!』

2022年10月19日 | 編集・営業ふらふら雑記

10月17日(月)

雨の週明けは6時前のまだ暗い中を出勤。

メールとFAXチェックで仕事を立ち上げる。15日早朝のNHK「ラジオ深夜便」で『大丈夫?よりごはん食べよう!』(寺内順子・シンママ大阪応援団)が大きく紹介され、それを聴いた人からの注文FAXも入っている。なんと、Amazonでは「ボランティア」カテゴリーで1位になっている。おかげで今日かかってくる電話はほとんどこの本の注文だった。ありがたいことだ。まだ聞き逃し視聴もできるのでぜひ聴いていただきたい。

出荷はAmazon、日販、トーハン、通販の通常分に加え、新日本図書の常備切り替えの出荷作業に取り掛かる。1セット36点を18セットの梱包発送作業。以前は40セットぐらい出していたが、年々置いてもらえる書店は減り続けている。まあそれでも店頭に陳列されるだけでも宣伝になるから良しとするしかない。なかなか動かないけどね。

1階ロビーに積んである返品と新刊残本を4階の倉庫へ移動作業。この倉庫の古い在庫本も処分していかなくては。

週末に地元である集会へ出張販売の申込。講演者の本はうちでは出版していないので関係団体へ送品を依頼、合わせて販売することにする。

いくつかの実務作業を終え、西谷さんの新刊の初校データが送られてきたのでプリントして帰宅途中に事務所に立ち寄り届けることにする。雨は上がりつつある。明日は晴れるだろう。

 

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汗ばむ日々、日中国交回復50年、宝塚の学校給食

2022年10月16日 | 編集・営業ふらふら雑記

10月12日(水)~10月16日(土)

幸いに雨が降ることもなく、日中は汗ばむぐらいの日々の今週であった。いろいろ忙しかったのでまとめて書こう。

この間の出庫は特別なものはなくいつもの納品先と集会販売など。

新刊制作では、纐纈厚さんの『ロシアのウクライナ侵略と日本の安全保障』が校了し11月1日に出来予定へとなる。先行きがまだ見えないウクライナ戦争について私たちが抱くさまざまな不安や怒り、そして疑問に対しての提示と、そのうえで日本の安全保障をどう考えればいいのか。これはとても勉強になる内容。冨田先生の『「核抑止論」を乗り超えるために』は初校~再校~著者校了めで進み来週には印刷入稿となる。さらに西谷さんの統一教会本は組版作業へと移っていった。来週は上脇先生の改憲本の校正を追い込んでいかなくてはいけない。

取次向け仕事では、ブックライナーの伝票切り替え、楽天ブックスネットワークのEC書店申込関係、新日本図書の常備出荷準備など。そうそう、トーハン大阪倉庫の搬入先移動の件である出版社から「お宅はどうするの」的問い合わせもあった。発送費が高くなるが、その一方で書店に本が早く届けられるようになることを期待している。商品の行方不明も減るかもしれない。

今後、取次事情はどうなっていくのか。M&J書店の帳合変更が行われる通知も来た。大阪屋→楽天ブックスネットワーク→日販→トーハンという取次変更は、その背景にやはり書店の売上減少があるのだろう。あの八重洲ブックセンター本店閉店も決まった。ある取次の人は、数年後にはネット書店の売上がリアル書店の売上を上回っていくとも言っていた。現在のように取次に大量委託して、40%の返品で商売を回すというやり方は、もう限界にきているのかもしれない。うーん、これはなかなか厳しい現実を迎えている。

中国に対する日本国民の見方がかなり厳しくなっているが、今年は日中国交回復50年の年。その記念集会の動画を視聴、日本人は中国に対する相当な誤解をしているようだ。

この件と別の件で、それぞれ新しい企画を2人の著者の方に提案する。一つは来年の予定、もう一つは至急もの。こうしてまたまたわが身を追い込んでいくことになるわけだな。うーん・・・。

昨日の土曜は休日出勤で校正、出荷準備、Zoom学習会、そして集会販売へ。元宝塚市長の中川智子さんの学校給食についての講演会で以前作った宝塚の学校給食本の販売。いい話も聴けてまずまずの販売となった。

 

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次の新刊は『笑いヨガの輪 訪問介護とわらいの記録』(竹村聖/著)です!

2022年10月11日 | 新刊案内

みなさん、「笑いヨガ」って知ってますか? 人間は笑うだけで、本当に笑わなくても笑顔を作るだけで脳が反応してNK(ナチュラルキラー)細胞が増え、免疫力を高めてガン細胞をもやっつけると言われています。その「笑いヨガ」の魅力を実際の笑いと共に届けてくれる笑いの伝道師・竹村聖さんの「大阪民主新報」の2年間の大好評連載が本になりました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「笑いヨガ」に出会って人生が変わりました。「笑い」は免疫力アップの源です。この本で「生きる力」「笑うことの楽しさ」を知ってください。読み進めていけばあとは大丈夫! 笑っていればなんとかなります(笑)――普通に介護の仕事をしながら貧困で明るい生活をしていた著者は初めて出会った「笑いヨガ」にドン引きした後、肺がんになる。だが「笑いヨガ」に再会し、「笑い」で免疫力アップ、がんを克服。「笑い」に始まり「笑い」で終わる日々が人生を大きく変えたのだった。

◆日本笑いヨガ協会代表・高田佳子氏推薦!!
元気で長生きの秘訣は“笑い”に有り!ユーモアがなくても、ネガティブでも大丈夫。日常生活に潜む笑いのネタを丁寧に拾い出し、笑えなくても笑える笑いヨガを紹介。読むだけで誰でも元気になれます。

◎著者~竹村 聖(たけむら ひじり)
大阪府大阪市生まれのお節介やきおばちゃん。2010年6月22日、右肺腺癌になり手術。手術中、黄金色のキラキラ光る川を眺める夢を見る。どこからともなく流れてきたおいしいチャイの匂いに目覚め、主治医から「おい! 還ってきたね」と声をかけられ、その後、日本笑いヨガ協会代表の高田佳子氏と出会い、「笑いヨガ」にハマっていく。
介護福祉士として訪問介護事業を行いながら、全国に「笑いヨガ」を普及ために日々活動している。老人福祉や障害福祉関係の数々の資格と共に、「笑いヨガティーチャー」「全日本ノルディックウォーク公認指導員」「一般社団法人笑い文学普及協会初級講師」「ボタニーペインティング・アドバイザー&アーティスト」「パフォーマンス集団音遊笑一座座長」「コラムニスト」「エッセイスト」「イラストレーター」「お食い締め」フードスタディマイスターなどとしても活動。

◎判型・頁数・定価~四六判ソフトカバー・208頁・本体価格1500円

◎出来・発売~10月20日出来以降、順次発売へ

◎ネット書店予約開始~Amazon楽天ブックス

 

 

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原稿整理、「雪道」、焼きそば

2022年10月11日 | 丸ちゃんの私的時間

10月8日(土)
雨も降ってすっかり寒くなってきた秋本番の3連休。室内で暖房器具を使うにはまだ早いような気温なので厚手のものを着て過ごす。

まずは伸びて煩くなっていた髪を切りに散髪へ。JR吹田駅ビル内のQBハウスに行くが、他にお客さんが誰もいなたったので素早く刈り取ってもらう。さっぱりして帰宅すると次男が来ていてキャンプ用具を車に積み込んでいる。笠置キャンプ場に行くそうで、この天気が心配だが大丈夫か。

昼ごはんを食べて持ち帰り仕事に取り掛かる。まずは原稿整理を1本。続いて別の本の校正作業へ。適当な時間で切り上げておくことにする。

9月下旬に注文していた「日刊ゲンダイ」検証、安倍晋三政権がようやく届いた。日刊にしてはえらく届くのが遅くないかい?

 

10月9日(日)
8時半に家を出て、映画「雪道」を観るために、吹田駅→大阪駅→弁天町→地下鉄九条→徒歩で九条シネヌーヴォへ行く。平井美津子さんのレクチャー付きということもあるのだろう、席は満杯状態。ほぼ事実に基づいた話で、主人公の慰安婦被害者少女の生きる姿が当時と現在を行きつ戻りつしながら描かれる。韓国政府が把握している元慰安婦被害者は11人(7月現在)。多くがすでに故人になった。日韓間には難しい政治問題が横たわっているが、岸田政権には被害者たちが亡くなることを待つような態度は止めて、一刻も早く謝罪を行い歴史教育の転換を行ってほしいのだが。

映画が終わって昼ごはんはカレーが食べたくなり、時間もあるので昔何度も通ったカレー屋さんに行くことにした。ものすごい人で混雑する大阪駅コンコースを抜けて大丸地階方面のサンマルコへ。15年ぶりぐらいだろうか、味は変わっていなくいて相変わらず美味かったので満足。

 

10月10日(月)
昨日の雨も上がったようでまずまずの空模様。朝風呂、ストレッチ、朝ごはんを済ませて、西谷和文さんの路上のラジオ本⑤の原稿整理を済ませてデータ屋さんへ、早めによろしくです、と送っておく。

家の浴室、洗面所、トイレの換気扇をクリーニング。こういう家の掃除、嫌いではない。これまでなかなか綺麗にならなかったトイレの手洗いの水垢落しが先日うまくいったので、気分がいいのだ(笑)。

その後は仕事関連情報集め、ギター練習、昼ごはんの共に映画など。そして夜は久しぶりのホットプレート焼きそばで3連休を〆ていく。

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EC書店拡販対策、やっちゃいましたゲラ送付失念・・・

2022年10月08日 | 編集・営業ふらふら雑記

10月7日(金)

なんとなく薄暗いの雨の朝。傘をさしての出勤となる。気温は秋らしくなってきた。まさかいくら温暖化と言ってももう気温は後戻りしないだろう。

メールチェックにFAXチェックで仕事に取り掛かる。出庫はAmazonのみ。竹村本の校正が印刷所から来たのでチェック。特に問題はないので直ちに返送へ。図書館流通センターへ校正見本も発送する。さてどんな反応となるか。少しでも多くの図書館に入れてほしい。集計作業をして早めの昼ごはん。

午後、梅田の貸会議室のあるビルへ向かうが、ビルの前面には大きなショップ展開していてそれ用の入り口がよくわからず右往左往。警備員さんに聞いてエレベータで8階へ。なるほどこういう所かと納得して通路の奥の方、人が屯している場所まで行き、受付を済ます。ある取次店主催のEC書店(ネット書店)向け拡販の企画案内セミナーだ。ちょっと早く来すぎたのか他の参加者の姿が見えない。

前の方の席に座ると、入れ替わり立ち替わりの名刺交換攻勢を受ける。普段、取次関係者と直接顔を合わすことなどほとんどないので、慣れない感じで「ああ、どうも、どうも」と言いながら相手の所属部署や役職を確認していく。1時間余りの提案を受けて少しの時間、この4月以降の機関紙出版のデータも見せてもらいながらいろいろ質問をして内容を再確認する。結論としてこれはなかなかいいんではないかい?という内容なので、持ち帰って前向きに検討しますねと伝えて会場を出る。

雨がすっかり上がった街中をデータ屋さんへと向かう。支払いを済ませT先生本の初校を受け取り郵便局からの発送準備をして帰社。梅田の地下街を歩くが、行きかう人々の服装は半袖姿からダウン姿までこの時期ならでは多様性に満ちている。帰って会議を一つ終え、いくつかの事務仕事。

では、この週末の風呂敷残業を準備しリュックに詰め込んで帰りますかねと、リュックを開けるとあれまあ! T先生に送ったと思っていた先ほどの初校がゆうパックラベルを張ったそのまんま入っているではないか。?? そうか郵便局に寄るのをすっかり忘れていたのだ。ガーン!! この時間だともう発送はできない。うーん、家に持ち帰って明日、地元の郵便局から送るか。いやいや、T先生にはメールで明日の配達を伝えているのでそれはできないし…。しばし考え込んだ後、勇躍決意。ご自宅まで今から届けることにしよう。幸いに大阪市内で時間的にもまだ余裕で行ける。地図で目的地を確認すると、環状線大阪駅で地下鉄乗り換えルートか、それとも環状線乗り換えなしのルートか悩ましい。結局、乗り換えが少なく料金も安い方の桜ノ宮駅下車ルートで向かった。駅から徒歩13分、ご自宅の郵便受けに投函してそのまま帰宅して、再度先生に事の次第をメールしておく。幸い、夜遅く先生から確認の返信があったので事なきを終えた1日であった。やれやれ…。

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岸田政権、ホンマに、ホンマ!! 辞めなはれ!

2022年10月07日 | 編集・営業ふらふら雑記

10月6日(木)

昨日までまだ半袖でいけると思ってたが、今日は一転してひんやりとなり長袖出勤となる。

メールチェックにFAXチェックで仕事に取り掛かる。出庫はAmazon、楽天ブックス、日販、トーハン、直販など。難儀していたAmazonへの新刊登録がようやく完了、予約開始となる→こちらへ。サイトのグレードアップへの方法もあるがさらなる費用が掛かるので当面は無し。

外出し銀行振込後、集中して統一協会本の原稿整理に取り掛かる。あといくつかの原稿が送られてきてそれでデータ屋さんへの入稿となる。纐纈本はいただいた校正を整理し、週末に最終チェックをして月内出来の予定。

新刊のポスターを作って竹村さんへ連絡、夕方取りに来てもらった。週末休みの映画「雪道」を九条のシネヌーヴォに予約する。当日は平井美津子さんの話もあるのでその時間で申し込む。

終わって夜は2週間ぶりの整骨院。この間はそんなに痛みを感じることもなく過ごせたので、次回以降は施術の受け方変えてをいくことにしよう。

ようやく臨時国会が始まった。ネットでチラ見しかしていないが、日米同盟や対中攻撃、ロシア対策に関することには熱心だが、統一協会問題をはじめ国民生活に関することにはほとんど他人事答弁の岸田総理。ホンマに、ホンマ!! 何でしょうね、この人。おまけに自分の息子を、この世に僅か二人しか存在ない重い職責の政務秘書官の一人に任命するとは。安倍同様の政権の私物化やね。臨時国会の課題はいろいろあるけど、メインは統一協会問題。国会追及と市民の声をさらに拡げて岸田政権を追い込みたい。

 

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大阪の戦跡をたどる④〈東淀川区〉標的になった柴島浄水場 防衛のための高射砲陣地

2022年10月05日 | 坂手崇保の〈大阪の戦争遺跡を歩く〉 

 第二次大戦末期、米軍の空襲では淀川にかかる交通の要所、長良橋と赤川鉄橋とともに柴島(くにじま)浄水場が狙われた。阪急千里線・崇禅寺駅前に浄水場のコンクリート壁面がえぐれた弾痕が保存されている。1945年6月7日の大空襲で浄水場は爆弾、焼夷弾によって沈殿池の一部が破壊、送水ポンプ場の焼失、重要送水管の破壊で市内への送水が不可能となった。


浄水場の駅側壁面の大きな弾痕が保存されている

高射砲陣地があった西淡路
 柴島浄水場や延原兵器工場を守るため、昭和10年頃、現在の西淡路5丁目に高射砲陣地が作られた。砲台と弾薬庫が設置され10人ほどの兵隊が常駐した。

 砲台は半円を描くように6基が並び、2基は92年にマンション建設のため取り壊された。2012年7月に2基が取り壊されて宅地として売りに出された。19年11月に残る2基が撤去されてしまった。現在、砲台跡地で残る建物は指揮所だけだ。


2019年11に撤去された西淡路の高射砲の砲


高射砲陣地指令所の一部が民家の屋根として使われている

長柄橋橋脚の弾痕がモニュメントに
 府立柴島高校は戦後に設立された新設高校だが、戦災を受けた中心に位置する。正門を入った一角に「奪われし者の叫び」の像とその左側に旧長柄橋橋脚の弾痕石によって構成されたモニュメントが設置されている。83年夏、彫刻家金城実先生の指導のもと生徒達自身の手によって創られたものだ。


府立柴島高校の校門には1983年、彫刻家・金城実氏の指導で生徒たちが作った戦災モニュメント「奪われし者の叫び」の像と、空襲で弾痕が残る長柄橋の橋げたも設置してある

大空襲の激しさが刻まれるお寺
 この地域の空襲の激しさがお寺や墓地に深く刻みつけられている。
 天六方面から長柄橋を渡ってすぐ、浄水場に接するように善教寺がある。6月7日の空襲で当時の辻本真純住職は、上本町にあった勤務先の盲唖学校で2日続きの宿直にあたっていた。帰宅すると夫人は機銃掃射を受けて亡くなり、末の娘も負傷していた。寺に収容された妻を含む58人の遺体は火葬して葬られた。狭い境内と墓地に数十個もの焼夷弾の殻が残っていたという。寺の近くに埋葬されていた58人の遺体を13回忌に掘り出し「柴島浜町戦災犠牲者慰霊塔」を建立して改葬し霊を弔っている。


善教寺に建てられた「戦災犠牲者慰霊塔」

 阪急柴島駅前の法華寺は6月15日の空襲で焼夷弾が3発当たり、一瞬にして焼け落ちた。当時10数人の遺体が運び込まれたがまともに見られない悲惨さだったという。古い墓石が赤黒いのは焼けた痕なのか。その異様さに気付くはずだ。


法華寺は6月15日の空襲で焼夷弾3発が命中し全焼、機銃掃射で穴をあけられた六世住職の墓が境内に残っている


 室町幕府の将軍足利義教と細川ガラシャの墓があることで知られる崇禅寺には、大空襲で命を落とした500余人を葬る「戦災犠牲者慰霊塔」がある。びっしりと刻まれた名前が空襲の激しさを物語っている。近代的な建造物が空襲を受けた寺院であることを改めて思い起こさせる。本殿の脇に空襲の焼け瓦でつくられた塀がある。


崇禅寺の墓地に建つ戦災犠牲者慰霊塔


東淀川区戦没者之碑は2005年に建てられた


空襲の焼け瓦でつくられた塀(崇禅寺)

 山口墓地は近郊7つの共同墓地で、6月7日、ここに逃げ込んだ多くの人々が機銃掃射で撃たれ命を落とした。身元不明者は無縁仏として葬られている。
 また、正確には淀川区になるが、浄水場西側の出入口近く、阪急京都線とJR京都線が立体交差する高架に機銃掃射の跡が残っている。


山口墓地には6月7日の空襲時の身元不明者が無縁仏として葬られている


JR京都線高架下に残る機銃掃射の弾痕

 



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Amazonサイトへのの登録が・・・

2022年10月05日 | 編集・営業ふらふら雑記

10月3日(月)

10月になったがまだ半袖シャツで十分間に合う気温の朝。

メールチェックにFAXチェックで仕事に取り掛かる。出庫は楽天ブックス、直販、通販など。竹村さんからチラシをポスター化してほしいとの依頼で、データを修正しておく。その本もようやく校了へ追い込む。一晩寝かせて明日の印刷入稿へ。その前に入稿案内をしておかなくては。

トーハンから返品の受領書を素早く返送してほしいとの電話。おお、そうでありました。今月は決算月なのですね。銀行へ行き振込作業。

新刊のAmazon登録作業をするが、今月から登録仕様が大きく変わっているためわからない点もあってスムーズにいかない。電話やメールで何度か問い合わせしながらとりあえず商品登録まで完了となるが、Amazonサイトにはまだ反映されていない。時間がかかりそう。

送られてきた次の本の原稿整理に取り掛かる。スケジュールはどうなるか・・・。

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『生きづらさに向き合うこども』(平井美津子著)が紹介されました!

2022年10月03日 | 書評・紹介記事

10月1日(土)、2日(日)

土曜日は遅めの起き上がり。溜まっているドラマを見ながら朝ごはん。終わって週明け校了にむけて最終チェック作業に没頭。午前中に半分まで、夕方までに7割方まで追い込む。

日曜日。「しんぶん赤旗」を見ると平井美津子さんの『生きづらさに向き合うこども』の紹介記事が掲載されているではないか! ありがとうございます。なかなかいい内容なので嬉しい。

午前中は昨日に引き続き最終チェック作業。昼過ぎまでかかって、まとめてPDFに変換作業と思ったが、スキャナーが作動しない。仕方ない、明日の朝一に送ることにしよう。

掃除やギター練習などして過ごし、夕方友人夫妻がやって来た。山の写真など見ながらあれこれ。その後Zoom会議に参加して休日は終わりとなる。

 

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簡単カレーとアイヌ本打ち上げ

2022年10月02日 | 編集・営業ふらふら雑記

9月30日(金)

朝夕は過ごしやすくなったがまだまだ日中は暑い日々。

さて本日もメールにFAXチェックで始まる。月末支払日なのであれこれ計算しながら仕分けし財政担当者に依頼しておく。出荷はAmazon、日販、トーハン、楽天など。トーハンと言えば先日、大阪倉庫での注文品搬入受付を中止し桶川に集中したいのでご協力をとの通知が来ていた。うーん、とりあえずは納品費用アップが懸念されるが、どうしたものか。

T先生本の原稿整理を終え、データ屋さんへ送信。ページ数はそんなにないので来週末の初校出来で依頼する。竹村本のチラシが出来上がったので連絡すると午後に受け取りに来られるとのこと。ありがたい。いくつかの実務作業を済ませて昼ごはんとなる。家から持参した玉ねぎと牛肉を煮込んだ簡単カレーだが、二種類のルーを混ぜるので結構美味いのだ。セブンのサラダと一緒に済ませる。データ屋さんへ行きK先生の改憲本の初校を受け取る。予想よりページ数が増えていた。近所の郵便局からすぐに発送する。会社に戻ってしばらくすると竹村さんが到着されたのでチラシを手渡す。この週末にあちこちに配布してもらうのだ。

4時半の会議に参加、終わってこの週末仕事をリュックに詰め込んで飛び出す。阪神百貨店で冷凍ピザ、成城石井でワインを買って西宮方面へ。阪急梅田→西宮北口→門戸厄神駅。すっかり暗くなった道を徒歩15分で目的地へ到着。アイヌ本の出版打ち上げなのだ。著者の先生たちから様々な知らない話を聴くのが楽しい。第2弾の出版へのアイデアも出てきて10時過ぎのお開きとなった。


写真は石川康宏先生ブログから拝借

 

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