この選挙期間中、我が家の長男、二男が随分選挙に関心を持っていました。長男はもう23歳なので選挙権があり、昨日はもちろん投票へ行ってました。最近は新聞をよく読んでいる姿を見るようになりました。友人たちとのそういう語らいの機会もあるようです。
二男は浪人生ですが、受験科目に政経を選んでいるらしく、そのためかやたらと政治に関心を示して、いろいろ質問してきます。昨日の投票日には「ああ~、俺にも選挙権をくれ~っ!」と実に悔しそうに雄叫びを上げていました。まあ、来年の6月には選挙権が持てるから、それまで自分を磨いておけ、と言っています。ところで昨日は若者たちの投票率は増えたんでしょうかね?
投票結果は大方の予想通りでした。だいたい物事はなかなか一気には進歩しないわけですが、国民一人ひとりが体験をして学んでいくとこうして大きく変化することもあるのですね。どうか後退はしないでほしい、そう強く思います。
これで自民党政治は完全におさらばですかね。ぜひそうあってほしいです。落選した自民党前議員のコメントを見ると、どうもまだなぜ国民がこういう判断をしたのかがわかってらっしゃらない方々が結構おられるのにびっくりです。まあ、普段からわかろうともしなかったのですから、その蓄積からくる落差は相当のものがあるんでしょうそういう方々はどうか引退されることをお勧めします。
でも、あの自民党です。油断はできない。当然、復活の道を探ることも十分考えられるわけで、これからどう出て来るのでしょうか。
ところで民主党には大いにがんばってもらいたいです。これだけの国民の期待です。すごいことです。ただ、いったい民主党の何が、どの政策が支持されたのか。その点は私にはあまりよく見えないので、投票した人に聞いてみたいくらいですが、まあそれはいいとして、どうかその大いなる期待にこたえる政治を進めてほしいものです。
でも余りのプレッシャーで政権を投げ出すとかして潰れないでね。そのためにも拠って立つ所、そこはどこなのか。まさか財界とか、アメリカではないと思いますが、そこをちゃんと忘れないでやってほしいです。いや、ホントに期待してますよ。