まいど、日本機関紙出版です。

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本当の春を迎えるために

2011年12月31日 | 丸ちゃんの私的時間

 いろんなことがあった1年があと数時間で終わり、新しい年を迎えます。正直、晴れやかな気分で新年を迎えるというような気分ではありません。

 しかし年賀状にはいつか春は来るという願いを込めて敢えて「迎春」と記しました。といっても待っているだけでは本当の春は来ません。自ら進んで春を迎えに行く、そのために何が出来るかですね。

 ブログ読者のみなさん、2012年も宜しくお願いします。

 

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朝ドラ「カーネーション」の糸子の後ろのポスターはこれです!

2011年12月29日 | 編集・営業ふらふら雑記

昨日の朝ドラ「カーネーション」。ついに夫が戦死し、戦争が終わりましたね。

ところでこのシーン、糸子の背景になにやらポスターのようなものが映っています。

実はこれ、16年前に小社で発行した『平和を伝える [戦中暮らしの実物資料・復刻版]』に収録している1枚です。海軍省発行の「海軍志願兵徴募」ポスターで、戦艦の艦橋が勇ましく背景に描かれています。当時の街中の至る所に貼られていました。

 

この[実物資料復刻版]はシリーズで全3巻発行しました。第1巻は品切れになりましたが、第2巻『平和を築くとき』と第3巻『平和を語るとき』はまだ在庫があります。いずれにしても今では貴重な戦時中のさまざまな紙媒体資料が詰まっています。

日本が戦争をしていた時代をリアルに語り伝える資料としてぜひ活用してください。

ということで、年明けからその内容を少しずつ紹介していきます。

 

 

 

 

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プリティな妊婦さんにお薦めの本!

2011年12月28日 | 書評・紹介記事

 プリティな妊婦さんのためのコミュニティサイト「にんプリ」の「ためしてモニター」で、7月に発行した『まず、ママが幸せに』(薗部容子/著)の読者モニターを募集しています。

 無料でこの本が読めるようですので、ただし妊婦さん限定のようですが、興味ある方、応募してはいかがですか? 登録が必要のようですけど…。

 著者の薗部容子さんもこのサイトに数年前に登場されています。妊婦さん、応援サイトですね。

 詳しくはコチラです!

 

 

 

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ドラゴンよ、来年こそ幸多き年にしておくれ…

2011年12月28日 | 編集・営業ふらふら雑記

 昨日、毎日の本の発送でお世話になっている日本郵便大阪支店から営業担当の方が、このような干支置物を持って来られた。

 なんでも、今年の利用件数ベスト20(大阪市内で)に入ったとことの記念品だそうだが(ホンマかいなあ…?)。

 確かにほぼ毎日利用はしているが。

 まあ、これも読者・書店のみなさんのおかげです。ありがとうございます。


機関紙協会大阪府本部の玄関に鎮座するドラゴン!

 

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未曾有の事態に向き合った企画を

2011年12月27日 | 編集・営業ふらふら雑記

 手元にある『出版ニュース』(2011年12月下旬号)が今年の出版界・読書界の10大ニュースを特集している。

 その1つに「震災関連本相次ぐ、脱原発本も」とある。3.11以降、大震災、津波、原発事故などをテーマにした本は約700点刊行され、そのうち原発関係が約200点に及んだそうだ。それは実にさまざまな形態で発行された。

 原発事故に関しては事故直後は、出版社の在庫本や復刻本、増補版などで当座の書店店頭は賑わっていたが、そのうちに続々と新刊本が各社から投入されるようになり、店頭では専門コーナーが作られた。

 そんな大きな流れの中、小社ではまず震災関係の既刊本を打ち出し、あれこれの試みを経ながら2点の原発関係の新刊本を出すことができた。読んでいただいた人たちにはそれなりの何かを提示することが出来たのではと思っているが、はたしてこれが史上最大の未曾有の事態に向き合った企画と言えるかどうかは正直心許ない気がしていて、来年も引き続くテーマとして追求していきたいと思う。

 関連して4月に日本出版取次協会がまとめた被災書店状況を記すと、被災書店数は787店。損害額約50億円。うち全壊・半壊は104店、浸水・水漏れ53店、商品汚損630店だった。ちなみに先月には取次から被災書店からの返品受け入れ要請があったので、もちろん了解の返事をしておいた。

 

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今年は新刊8点でした!

2011年12月26日 | 編集・営業ふらふら雑記

 今年も残すところあと5日となりました。振り返ればなんだか、本当に忙しかったという印象です。暇よりは忙しい方が体に合っているようでそれでいいではないかと思っています。

 今年は8点という、これまでになかった年間の新刊を出しましたので、やはりその分忙しかったようです。しかし出せばいいというものではないので、これから年が改まってその結果どうなったのかという現実と向き合っていくのですが、さてと…。

 その結果はどうあれ、来年も走り周りながら本作りしていくしかありませんね!

 

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最新刊『原発はイヤ! だから自然エネルギー』を新刊委託出庫!

2011年12月20日 | 編集・営業ふらふら雑記

新刊の『原発はイヤ! だから自然エネルギー』(藤永のぶよ/西谷文和)を本日、取次へ委託分を発送完了。これでぎりぎり年末年始商戦に参加出来ることに!?

本の詳しい内容はコチラです。よろしくお願いします。

 

 

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水曜集会1000回が突きつける私たちの責任

2011年12月14日 | 丸ちゃんの喜怒哀楽へなへなジャーナル

 2007年の夏、初めて旧日本軍性暴力被害者たちが暮らす韓国の「ナヌムの家」を神戸女学院大学石川ゼミの学生たちと何人かの大人たちと訪れた。帰国後、被害者であるハルモニたちの証言を聴き交流したものとして、何かをしないわけにはいかないと、同行した仲間たちと「慰安婦」問題について考え、学習する取り組みを行ってきた。

 その間に新たに出会い、仲間に加わってくれた人たちの尽力で、先日の日曜日は奈良で80人を超す規模の学習会が成功した。そして今日は1000回目の水曜集会が日本でも全国各地で行われた。

 毎週水曜日、雨の日も風の日も被害者と支援者たちは日本政府に対して真の謝罪と補償を訴えてきたが、しかし日本政府の対応は「もう終わったこと」と冷徹そのもので、その態度はまるで高齢の被害者たちが早く亡くなることを待っているかのような印象さえ抱いてしまうほどに冷たい。

 今日、1000回の水曜集会が行われてきたその場所であるソウルの日本大使館前に被害者たちの思いを託した少女像が建立された。日本政府はさっそくその撤去を韓国政府に求めているが、さすがに韓国政府もこれには応じる姿勢はなく、日本政府に問題解決の責任があるとしてその解決を強く要求している。

 さて日本はこのような姿勢を続けながら、果たしてこれからのアジア社会でどのような展望を開いていくというのだろうか。そして肝心なことは、あのハルモニ(おばあちゃん)たちに苦しい思いをさせている日本政府を支えているのが、私たち一人ひとりの責任であるということだ。

 この日本政府の態度が変わらない限り、水曜集会は今後は少女像とともに1001回、1002回と続けて行われていく。

 韓国の被害者支援団体が今日の1000回水曜集会について声明を発表した。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


第1000回日本軍「慰安婦」問題解決のための定期水曜デモ声明

1992年1月8日、あの日から20年間、駐韓日本大使館前では寒波を突き破り、日本軍「慰安婦」問題の解決を求める声が響き渡った。その最初の叫びを1000回のたたかいへと引き継いできたわれわれは、日本軍「慰安婦」犯罪を全世界に告発し、被害者たちの人権回復と正義の実現を求めてきた。

1000回の水曜日は、戦争犯罪を告発して堂々と立ち上がった被害者たちの勇気と連帯してきた、世界中の平和を愛する人々の希望の歴史である。そして1000回の水曜日は、いかなる苦難にも負けることなく続けられてきた不屈の粘りが勝ち取った忍苦の涙である。しかし、あの固く閉ざされた日本大使館と、戦争暴力の世界で未だに苦痛を受ける数多の女性たちが存在するという現実は、私たちの叫びが1000回を超えてもなお、再び新たに力強く続けられねばならないことを物語っている。

女性の身体を戦争の道具として蹂躙した人倫に反する戦争犯罪が、責任者処罰と法的な問題解決に至っていない今日の現実は、人類の歴史に恥辱を残している。そして何よりも、人類の歴史の最も恥ずかしい記録を、最も長い期間にわたって残している戦犯国日本こそが、戦争と暴力の世紀を終わらせていない最大の犯罪国であることを、今この瞬間にも歴史は記録している。

日本軍「慰安婦」問題は、十代の少女に対する残忍な暴力であり、女性の身体と心を蹂躙した反人道的な戦争犯罪であり、人間の生を徹底的に踏みにじった最も悪辣な人権蹂躙であることを、今日の1000回水曜デモで私たちは今一度確認する。そして、植民地の民衆に対する極悪な民族差別であり、残忍非道な暴圧であったことを再度明らかにする。

真の謝罪と賠償はおろか、その真実すら否認する妄言と責任逃れを繰り返す日本政府の醜い振る舞いは、被害者らに対する第2の暴力であり、二重の苦痛を加えるに等しい行為である。戦場に引っ張られて行った少女たちが白髪の老女になってなお、名誉と人権の回復がなされないままこの世を去っている不当な現実、被害者たちを1000回も街頭に立たせてきた責任を、戦犯国日本に厳しく問う。

日本政府は、20年間叫び続けてきた日本軍「慰安婦」被害者たちの声に耳を傾け、これまで明確な国際法的な判断の下に採択されてきた国連やILOの勧告、各国の国会や地方議会の決議、世界の平和を愛する人々の要求を直ちに受け入れなければならない。徹底した真相究明と共に、公式謝罪と法的賠償など問題解決のための行政的、立法的解決措置を早急に履行しなければならない。

日本軍「慰安婦」問題の解決は、正しい過去精算による韓日外交の平和的で発展的な下地になるであろうし、引いては日本政府が東アジアと世界平和の実現において、きちんとした役割を果たす道であることは明らかである。このように明らかな歴史的かつ法的な責任を、これ以上知らぬふりをしたり、拒否したりすることは日本政府自らが最低限の良心もない戦犯国であることを再び認める行為である。

猛暑と極寒の中で毎週水曜日、戦争犯罪による被害を自ら告発してきた被害者たちの苦痛から目をそらしてきた韓国政府にも厳しく責任を問う。日本軍「慰安婦」問題を解決する主体として、また触媒として、その役割を果たすべきところ、韓国政府は徹底的に無視し放置してきた。韓国政府も正しい過去精算を遅らせるもう一つの障害物となり、被害者らの苦痛を加重するさらなる人権蹂躙をはたらいた。韓国政府は、具体的かつ積極的な外交政策を樹立し、周辺国と国際社会の支援を引き出し、日本軍「慰安婦」被害者がこれ以上、街頭に放置されることがないようにしなければならない。

1000回の水曜デモに込められた粘り強い平和愛好の精神を込めて、今日この場に建てられた平和碑と共に、これまで「日本軍『慰安婦』被害者に正義の回復を!」と共に叫んできた世界の平和を愛する人々がみな、一堂に会した。ここに立っているわれわれ全員は、戦犯国日本政府が日本軍「慰安婦」問題を正しく解決するその日まで、連帯の手を放すことなく、1001回、1002回を越えて水曜デモを続けていくことを宣言する。日本政府は、水曜デモが回を重ねるごとに一層重い責任と歴史の審判が待っていることをしっかりと直視しなければならない。

今日、歴史的な1000回目の水曜デモを迎え、われわれは次のように要求する。

―日本政府は、日本軍「慰安婦」犯罪の真相を徹底的に糾明し、被害者に公式謝罪せよ!

―日本政府は、国際法に則って、被害者に法的に賠償し、二度とこのような犯罪が再発しないよう明確な措置を履行せよ!

―日本政府は、日本軍「慰安婦」問題を教科書に明確に記述し、現在と未来世代が正しい歴史を学ぶ権利を保障し、引いては人権と平和の価値を実現させることを率先しておこなえ!

―被害者たちに1000回の街頭闘争を続けさせた韓国政府の無責任と傍観はこれ以上許されない。韓国政府は、憲法裁判所の判決をより謙虚に受け止め、二国間協議の実現、引いては問題解決のための外交的努力を尽くせ!

―日本軍「慰安婦」被害者たちの正義実現から目を背けてきた各国政府と国際社会にも責任を問う。戦犯の不処罰と戦争犯罪に対する幇助は、日本軍「慰安婦」のような恐ろしい犯罪の再発を誘発するものである。国際社会は戦争と女性への暴力を中断させるため積極的に努力せよ!

2011年12月14日
第1000回日本軍「慰安婦」問題解決のための定期水曜デモ参加者と世界の平和を愛する市民一同

 

 

 

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またあしたね~土佐いく子の教育つれづれ③

2011年12月09日 | 土佐いく子の教育つれづれ

 あき子先生の命の輝き

■入院中も藍染創作

 半年前、久しぶりにお会いしたあき子先生の顔色は土色でした。ガンが再々発して、入院していて、退院したばかりだというのです。食事がまだうまく喉を通らず、唾液も出にくいと言いながら、明るい表情は昔のままでした。

「以前、学級運営が大変なとき、先生の話を聞かせていただき、元気をもらい感謝しています。そんな思いでこれ作ったので、もらってください」と言って、差し出されたのは、藍染の美しいのれんでした。手の込んだ花をかたどった模様も美しく、大好きな藍染に心が吸い寄せられました。プロ並みの作品で、闘病しながらこんなことをされていたのかと驚いたことでした。制作ノートを見せていただき、またまたびっくり。

 思わず「個展をやりましょう」と言葉が飛び出しました。いや個展なんてとんでもないととり合わなかったのですが、友人と二人で何とか個展を実現させようと日程も会場も段取りしてしまいました。

 あれから半年、あき子先生は、黙々と大好きな染め物に一層熱中し、たくさんの作品を創り上げていきました。いえ、驚いたことに一番の大作は(ぱっと見たら油絵かと思う風景の作品で、染めを十数回重ねたと言います)何と入院中、外泊時に病院を出て染色の作業に打ち込んで創り上げたと言うのです。

 この熱意、根気、創造力はいったいどこから生まれるのでしょうか。あき子先生の命の輝きが結晶したとしか言いようがありません。
 この半年、彼女の顔色はどんどん変わっていきました。顔に艶も出て、元気な時のあき子先生に回復していくのです。人間の命の不思議さとたくましさに脱帽です。

■笑顔の花咲く個展

 そんな個展が先日3日間開催され、足の踏み場がないほど大勢の人がかけつけてくださいました。

 彼女は病欠をとって闘病し、ずっと働き続けてきました。ご病気になる前は組合の書記長もして、教職員の要になって、仲間たちの力になってくれました。そんなあき子先生ですから、たくさんの仲間たちが懐かしい顔を見せてくださったのです。会場は、おしゃべりと笑顔の花でいっぱいになりました。

 そこで私は思ったのです。「この人たちはあき子先生の激励に来たのではなく、ご自分が彼女に元気をもらいにやって来たんだなあと。鬱病と闘っている人、お子さんがひきこもりで親子で格闘している人、大変な現場で命を削る思いでがんばっている現職の先生方が、ここでひと息ついて彼女にもらった元気で、また明日に向かおうとしているのだと。

 会場のコーナーに、ひときわ目立つ大きな花束が飾られていました。聞くと、主治医の先生から届けられたというのです。

■主治医からのメッセージ

 その花束にこんなメッセージが添えられてありました。

   ◇  ◆  ◇

 この個展があなたにとってどれほど大きな意味を持つかは、私なりに理解しているつもりです。診療室で流された涙の意味も。我々医師は、患者様を助けているようですが、実は逆に助けられているのです。一生懸命治療しても、勝てない病は確かにあります。やりきれない気持ちに苛まれることもあります。立ち向かって強い治療をするのも患者様の協力あってこそです。最後に患者様からいただく笑顔や「ありがとう」のたった一言で、これからも強敵と戦おうと思えます。

 あなたはこれまでどれだけ苦しい治療にも、決して弱音を吐かずに、あらゆることをポジティブに捉え、私を信頼し続けてくださいました。旦那さまも、ご本人を信じておられるのがひしひしと伝わりました。これらの努力の結果の一つがこの個展でしょう。私の受け持ちの患者である前に、一人の人間として非常に尊敬しております。

 短い私の医者人生で、最も私を救ってくださった方へ 内科医より

   ◇  ◆  ◇

 人間の真実の言葉の重みをかみしめています。

 あき子先生、来年、2回目の個展をやりますからね、また、作品たくさん創ってくださいね。

(とさ・いくこ 和歌山大学講師・大阪大学講師)

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今週末の奈良に行きましょう!

2011年12月08日 | 行事のご案内&報告

 12月11日(日)の午後、「慰安婦」問題の解決に向けての学習会を以下のように行います。ぜひ多くのみなさんのご参加を呼びかけます。

 この学習会の内容をベースにした出版も企画中です。その節はまたよろしくお願いします。

 

 

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明日、『原発はイヤ! だから自然エネルギー』(藤永のぶよ/西谷文和・共著)発売へ!

2011年12月07日 | 新刊案内

 国民の圧倒的多数が、できることなら原発依存社会から抜け出したいと考えるようになりましたが、では現実問題として私たちがどのように原発ゼロ社会に向けて転換していくのかについてはまだまだこれからの課題です。

 この本では、福島原発事故発生の遙か以前から警鐘を発しながら自然エネルギーへの転換を市民の目線から訴え続けてきた藤永のぶよさんが、これから長い間にわたって放射線で汚染され続けるこの国の今を鋭く見つめ、新しい社会への具体的な見通しを暮らしの視点で平易に語りかけます。

 また西谷文和さんは、命と平和の尊厳を訴え戦争を告発し続けてきたジャーナリストの視点で、原発事故発生から8カ月経過した現在の被災者たちを取材、政府と東京電力の棄民政策的対応に迫ります。

●12月8日より発売!
●A5判 142ページ
●定価1300円(税込)
●ISBN9784889008753

 明日の夕方、ドーンセンター・ホールで行われる「原発ゼロと『新しい日本』を考える府民の集い」(大阪革新懇主催)で藤永さんがパネラー出演されますので、ドーンと積み上げて販売します。会場で購入頂ければうれしいことがあるかも知れませんので、ぜひお越しください!

 

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最新刊『国保の危機は本当か? 作られた赤字の理由(わけ)を知るために〈自治体国保会計分析のすすめ〉

2011年12月05日 | 新刊案内

 国民健康保険制度の改善を求める住民運動が各地で前進し、国保料(税)の引き下げ、減免制度の拡充、保険証取り上げの是正など、貴重な成果が勝ちとられるなか、住民にも自治体当局にも説得力のある政策をしめしていく住民運動の質的発展が求められています。そのためにはまずそれぞれの国保会計や自治体財政をしっかり分析することが必要です。住民運動が真の国保再建策を提起するためにこのハンドブックを活用ください。

 詳しくはコチラをご覧ください。

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Thirdさん、ありがとうございます。

2011年12月04日 | 編集・営業ふらふら雑記

 1人出版社となり、編集の仕事もするようになって7年と半年が経過しました。当初はどうなることかとまったく先が見えない状態でしたが(正直、今も先は見えません)、なんとか持ちこたえて来たというのが実感です。

 これもひとえに、本を購入いただいている読者のみなさんのおかげ、原稿を書いていただいたうえに本の普及まで力を出して頂いている著者のみなさんのおかげ、本を販売していただいている書店・取次関係のみなさんのおかげ、本作りに協力いただいているDTP関係、印刷・製本関係、広告関係のみなさんのおかげ、好き勝手な本作りを許していただいている機関紙協会大阪府本部事務局・理事会のみなさんのおかげ、そして自由勝手な振る舞いを許してくれている家族のおかげだと思いっています。本当にありがとうございます。

 そんなみなさんのおかげで、今週に出来上がる本が今年8点目の本になります。

 さて、編集者の仕事とそのやり方はさまざまなスタイルがあると思いますが、私の場合は編集作業までを自分でやり、後のDTP作業以下の行程は他の方にお願いしています。そして今年作った本の4点目以降はそれまでとは別の初めての方に発注するようになりました。以後、一緒に作った5点、それが実に気持ちよく仕事が出来ていて私はたいへん嬉しいのです。

 その事務所はある方に紹介して頂き、仕事をお願いするようになりました。大阪市北区神山町にあるのですが、息子さんと2人でやっておられます(ご本人はすでにこのブログにも登場済みです)。とにかく仕事が速いのです。仕事の範囲はDTP作業というだけではなく編集者としての感覚も持ち合わせておられるので助かります。何よりもいいものを作りたいという職人的配慮があちこちにあり、私としてはとても嬉しいです。

 私よりも年長の方なので、たぶん失礼なことも言っていると思うのですが、いつも心優しく対応してもらい、なんか一緒に仕事をしていて楽しいのですね。また息子さんにはイラスト関係で協力して頂いていますが、本の表紙イラストももちろん描いてもらっています。今度の8点目の本の表紙もそうですが、イメージ通りのものを作ってもらって出来が待ち遠しいのです。

 一般的に出版の世界では編集者やデザイナー、印刷関係者が表に出ることはほとんど無いのが何となく慣例のようになっています。だから読者がこういった人たちのことを知る機会というのはほとんどありません。奥付に名前があるくらいですが、別にそんなことに縛られる必要はないわけで、こうしていい仕事をしてもらえたらそれはどんどんお互いに励まし合いながら、アピールするのもいいんじゃないかと思っています。

 ということで、ブログ読者のみなさん、一緒に本を作りませんか。その節は、ぜひともお声をおかけくださいね。

 Thirdさん、まだまだ未熟な編集者の私ですが、これからもお付き合いよろしくお願いしますね。

 

 

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連ドラ「カーネーション」にハマっています。

2011年12月04日 | 丸ちゃんの私的時間

 NHK朝の連ドラ「カーネーション」にハマっています。

 最初の1週間だけ見逃したのですが、今は始まる時間が毎朝家を出る時間に重なるので、録画して深夜に観ています。おもしろい! とにかくおもしろいですね。舞台が大阪ということもあるのですが、演技のテンポが合うのですね。話し言葉も、出演者の多くが関西出身者ということで自然に聞こえ、作り物感がないのがいい。

 何よりも主人公役の尾野真千子の自然な演技がいい。そして名脇役たちも。

 今朝は1941年(昭和16)ころの話でした。気弱で心優しい幼なじみが戦地から行き引き揚げてくるが、帰還祝いの宴席にも顔を出さずに部屋に引きこもってしまった。なんでやねんと思いながら彼を訪ねてみると、そこには「心を喪失してしまった」と泣きながら話す彼がいました…。

 番組はこれからますます厳しい戦争の時代を描いていきますが、さあ、どうなるのでしょうか。とりあえず年内いっぱいの展開が楽しみです。

 それにしてもNHK大阪の企画力はすごい! なんか刺激になりますね。

 

 

 

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ブログ、気楽に続けます

2011年12月04日 | 編集・営業ふらふら雑記

 この1週間ブログ更新がまったくできていませんでした。気がつけばアクセス数がどんどん下がっています。当然ですが、寂しいですね(笑)。

 大阪ダブル選挙が終わり、この1週間は特に8日発行の新刊本の追加原稿編集、校正、追い込み作業にずっと追われていたので、まったく時間がとれなかったという感じです。

 なにしろ、一人出版社なので本作りから営業、宣伝、納品、返品、在庫管理、請求・集金・支払などの資金関係ほかすべてのことをやりこなさないとことが進まないのですからまったく困ったもんで、そんな中ブログを書くとなるとそれなりに考えてしまうことなので、どうしても時間がかかってしまう。だから、まず目先の急ぎ仕事から取りかかり、そのうちにと思っているうちに1日が終わり、疲れてもう家に帰りたい気分、という状態でした。

 まあ、そんなに力まずに気楽に引き続き書いていくことにしますので、お付き合いくださいませませ。ハイ!

 

 

 

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