第34回年末新年号機関紙コンテスト審査発表と批評の集い(機関紙協会大阪府本部主催)に出席した。先日、労働組合単産・単組本部機関紙と冊子ページものの種目を審査し、その中からもいくつかの作品が入賞した。
組合員・会員・読者の24時間の生活を視野に入れた機関紙宣伝活動の役割は大きい。企画のテーマとなる素材はいくらでもある。今回参加した紙誌の発行総部数は80数万部。決して小さな力ではない。普段からマスコミをはじめとするメディアに取り囲まれて生活する私たちにとって本当に必要なことは何なのか、大切なことは何なのか、それをいろんな視点から示唆し提起してくれるのが機関紙誌であると思う。お金や権力に迎合せず、一人ひとりの読者の親身になり、しかも驕ことなく発行し続ける、それを支える編集者が今夕ここに集まった。なお、審査の詳細と紙面批評は雑誌『宣伝研究』3月号に掲載される。
主な受賞作品は以下の通り。
*協会理事長賞
『ハンドルおおさか』自交総連大阪地方連合会
『つちおと』大阪建設労組堺支部
『埠頭』大阪市役所労組港区役所支部
*機関紙大賞
『建設労働』大阪建設労働組合
『な に わ』大阪建設労組西成支部
『大阪保険医新聞』大阪府保険医協会
『大阪保険医雑誌』大阪府保険医協会
*写真大賞
『ネットワーク』大阪市役所労組本庁支部
*写真賞
『私学おおさか』大阪私学教職員組合