再開 私の色（２５５６）

　最近の会話で気になったことがある。それは、元警察官（５０代）は「正直に言え」と、職業病？　と思われる口ぶりが普段の会話で多い。普通、正直に会話をしているのに、自分の意にそわないことには、「正直に言え」というため、反発をかっている。その本人にはその意識がなく、最悪である。自分を何様だ、と思っているのか、と他者は思ってしまう。

　権力を若い年齢から持たされ、それが慣れてくると、その口ぶりが横柄になりがちだ。現職の警察官などは特に注意が必要であろう。

　権力を持つ人たちは横柄で、なぜか人を見下す傾向がある。そして本当の自分の姿と権威を持たされ背伸びをしながら仕事をしているため、精神的な乖離があり、時に不祥事を引き起こす。

　権力は権力、そして本当の自分の姿を見失うことがないようにしたい。