再開 私の色（１４９５）

　今年（２０１２年）のノーベル賞の医学生理学の部門で、京都大学の山中伸弥教授（５０）が受賞した。「iPS細胞の研究」で私は、いつか受賞するとは思っていたが良かった。

　山中教授がここまでくるのに大変な苦労をしている。特に、医大卒業後整形外科の医師となったが、手術が下手で、研究職へ。米国留学後、公募で奈良先端科学技術大学院の助教授への職に決まったのを機に研究にまい進し、今回の受賞となった。今後の研究が期待されるところだ。

　ノーベル賞をうけることなく、懸命にがんばっている人は多い。あきらめず、人類のため、そしてこの世に生存する生命のためにも、努力をしてほしいものだ。

　文学賞はどうかな？　と期待がかかる。