心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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不思議な額

2012年02月26日 | ほんのすこし
ゴッホのポスターが入っている額は そのまま絵の延長のような形になっていて、最初ネットで発見したときはなんだろう?と首をかしげました。でも 見ればみるほど欲しくなって とうとう買ってしまいました。
買ってみて その大きさはわたしの住む場所には大きすぎる!ということが判明(笑)
置き場所に困って 苦肉の策?です。お気に入りの籐の椅子に立てかけました。
前にはカーネーションと黄色の菊(の種類だと思うけど)を。花は寒いせいか時間をかけて花を咲かせてくれます。冬は花が長持するので 助かります。

この額とポスター(PAVEMENT CAFE AT NIGHTというタイトルの絵)買って良かったと思っています。大きさには問題がありますが、とてもおしゃれな作りです。広い部屋だったら きっと飾りがいがあったでしょうに・・・夜のカフェテラス 人々がそれぞれに夜を楽しんでいます。石畳 外に設けられたテーブルと椅子、北国では絶対ありえない情景です。憧れます。

学生時代 色々とゴッホについて書かれていた本を読みました。図書館から借りてきた本を図書館帰りに ミントンの窓際のボックス席に座り 読みふけったことを思い出します。今は窓際のボックスの窓は開けられることはありませんが オープン当初は お昼の時間帯もお店が開いていたのです。その窓から入り込む鈍い光がお店の一角に斜めに差し込む様子を楽しむのが好きでした。

斜めの光の部分だけに 細かな塵のようなものが漂ったり、周りからふんわり流れ込む煙草の煙の白い薄く伸びた綿のような姿は 時間がそこだけ周りより ずっと遅れて進行している感じを与えてくれました。
ゴッホの本を開きつつ お店に備えてあったらくがき帳に つれづれに書くことが あの頃の楽しみの一つでもありました。

そんな昔を彷彿とさせてくれる額。しばらくはこの額を毎日眺めることにします。春が近づいたら 次はどの絵を飾ろうかと思案するのもまた楽しいものです。
ゴッホの本物は一生かかっても無理だけど、これでも十分満足なわたしです♪