元練馬区議会議員小川けいこの「ねりまなでしこ日記」

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コロナ対策における本当の意味での連携について

2021年08月16日 21時08分00秒 | 練馬区について
本日は、順天堂大学医学部附属練馬病院における新型コロナウィルスワクチン接種(9月6日~10日の予約枠)の予約を10時からスタートしたのですが、10分経たないでいっぱいになったそうです。
 また、再予約が決定しましたらご報告させていただきたいと思います。


 ところで、緊急事態宣言も延長しそうですし、パラリンピックも控える中、あたり前のことですがワクチン確保、医療体制の強化、地方自治体との連携を政府にはしっかりやってもらわなくては、地方自治体が全力で頑張っても砂漠に水をまくようなことになりかねません。

 例えば、大手町の大規模接種センターを設置した時のように、良いことを推進しても、地方自治体に情報提供が遅れると、その事務的対応に地方自治体は追われ、予定していなかった時間と人員を割くことになり、本来やるべき仕事が止まってしまいます。

 実際に練馬区でも以前、前川区長が練馬区モデルを確立し、区議会はもちろん、練馬区医師会の先生方にも協力いただき、関係所管がワクチン接種券の送付、ワクチン接種の順番など年齢別に、しっかりと計画的に進めていたのに、政府が急に、「大規模接種センター開設しますので、皆さんこちらで受けられますのでどうぞ」みたいな流れになり、予定していなかった対応に職員の方々は数日追われました。

 必要なことに追われるのであれば構いませんが、例えば以下のようなことであります。

・政府が主導であっても様々な質問や相談は、身近な練馬区のコールセンターに入り、その間に本当に体調が悪い人の相談に支障が出た。
 ちなみに、練馬区のコールセンターも、東京都のコールセンターも全く繋がらないという声多数。

・区としては75歳以上、次は74歳~65歳とういうように、年齢別に順番に発送するはずが、政府と年齢制限が食い違ったため、区は希望する区民の方には前倒しで発送作業に追われることになり、それはそれで早く打てるのあれば良いかもしれないが、「接種券が来てない、場所がわからない、1回目は練馬で2回目は大手町でも良いのか?」など区民の方々の混乱を招いた。


 今こそ、本当の意味での国・都・区との三位一体が必要であります。
 この新型コロナウィルス対策、撲滅については、スタンドプレーはいらない、誰か一人が金メダルを取る話ではないはずである。





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