文部科学省 橋渡し研究加速ネットワークプログラム
平成24年度成果報告会
―イノベーションをマーケットへ―
昨日に引き続き、東京丸ビルホールで行われた上記報告会に参加してきた。
簡易な椅子で長時間の報告会は辛かったが、内容は今の日本の最先端を行く事業で非常に興味深かった。
この事業の内容は、案内文によれば以下のようなものである。
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(公財)先端医療振興財団 (神戸市中央区)は、全国の橋渡し実施7 拠点(北海道臨床開発機構(北海道大学、札幌医科大学、旭川医科大学)、東北大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学)とともに、3 月2 日(土)午前10 時から、東京・丸ビルホールにて、「文部科学省 橋渡し研究加速ネットワークプログラム 平成24年度成果報告会 イノベーションをマーケットへ」を開催いたします。
ライフサイエンス・イノベーションの切り札として平成19 年度に開始した文部科学省の「橋渡し研究支援推進プログラム」(第1期プログラム)は、全国の橋渡し実施7 拠点から「治験届提出16 件」、「保険医療化2 件」「ライセンスアウト15 件」「先進医療承認7 件」「製造販売承認申請4 件」「製造販売承認取得2 件」と、大変多くの成果を挙げました。
この第1 期プログラムを引継ぐ文部科学省プログラムとして平成24 年度から開始された橋渡し研究加速ネットワークプログラムは、各拠点から3 件、全7 拠点で合計21 件の治験を開始することを目標にしています。また第1 期に整備された橋渡し研究支援基盤及びR&D パイプラインを活用することにより、全国の橋渡し実施7 拠点をネットワーク化し、医薬品・医療機器分野のシーズ開発をより加速化いたします。
本報告会では橋渡し研究加速ネットワークプログラムの1 年目を総括するとともに、各拠点からのシーズ成果報告として医薬品、医療機器、再生医療に関する22 シーズを取り上げ、得られる成果の見通しと意義について、皆さまと討議する機会にしたいと考えております。
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なぜこの報告会に参加したかというと、現在加納先生と行っている研究成果を発展させる方策を探るためである。
もし我々がやっていることが、本当に臨床で役に立つものであれば、おそらくこの文科省の事業のどこかに食い込んでいかなければ実際には達成できないだろうと思えるからである。
参加して初めて知ったこと。
新薬開発や医療機器の臨床での実施は大学レベルでは不可能だろうと思われていたのが、実際にはどの拠点も薬事をクリアする開発が達成できていると言うこと。
いったん一つの疾患で薬事が通れば、先端医療の適応で他の疾患でも薬事をクリアできる可能性があると言うこと。
当たり前のように現在行われている癌の放射線治療は治験など行われずに受け入れられていると言うこと。
平成24年度成果報告会
―イノベーションをマーケットへ―
昨日に引き続き、東京丸ビルホールで行われた上記報告会に参加してきた。
簡易な椅子で長時間の報告会は辛かったが、内容は今の日本の最先端を行く事業で非常に興味深かった。
この事業の内容は、案内文によれば以下のようなものである。
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(公財)先端医療振興財団 (神戸市中央区)は、全国の橋渡し実施7 拠点(北海道臨床開発機構(北海道大学、札幌医科大学、旭川医科大学)、東北大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学)とともに、3 月2 日(土)午前10 時から、東京・丸ビルホールにて、「文部科学省 橋渡し研究加速ネットワークプログラム 平成24年度成果報告会 イノベーションをマーケットへ」を開催いたします。
ライフサイエンス・イノベーションの切り札として平成19 年度に開始した文部科学省の「橋渡し研究支援推進プログラム」(第1期プログラム)は、全国の橋渡し実施7 拠点から「治験届提出16 件」、「保険医療化2 件」「ライセンスアウト15 件」「先進医療承認7 件」「製造販売承認申請4 件」「製造販売承認取得2 件」と、大変多くの成果を挙げました。
この第1 期プログラムを引継ぐ文部科学省プログラムとして平成24 年度から開始された橋渡し研究加速ネットワークプログラムは、各拠点から3 件、全7 拠点で合計21 件の治験を開始することを目標にしています。また第1 期に整備された橋渡し研究支援基盤及びR&D パイプラインを活用することにより、全国の橋渡し実施7 拠点をネットワーク化し、医薬品・医療機器分野のシーズ開発をより加速化いたします。
本報告会では橋渡し研究加速ネットワークプログラムの1 年目を総括するとともに、各拠点からのシーズ成果報告として医薬品、医療機器、再生医療に関する22 シーズを取り上げ、得られる成果の見通しと意義について、皆さまと討議する機会にしたいと考えております。
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なぜこの報告会に参加したかというと、現在加納先生と行っている研究成果を発展させる方策を探るためである。
もし我々がやっていることが、本当に臨床で役に立つものであれば、おそらくこの文科省の事業のどこかに食い込んでいかなければ実際には達成できないだろうと思えるからである。
参加して初めて知ったこと。
新薬開発や医療機器の臨床での実施は大学レベルでは不可能だろうと思われていたのが、実際にはどの拠点も薬事をクリアする開発が達成できていると言うこと。
いったん一つの疾患で薬事が通れば、先端医療の適応で他の疾患でも薬事をクリアできる可能性があると言うこと。
当たり前のように現在行われている癌の放射線治療は治験など行われずに受け入れられていると言うこと。