katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

キウイ教室と作家katsu

2010-07-20 23:57:03 | モザイク教室
まずゲゲゲ。編集者が張り付く位に忙しい。そんな中、抜け出し息抜き・・・
すると偶然にアシスタントが出来る位の戦力と出会う・・・

更に、こちらから名指しした助っ人もやって来る。更にどうにもならない漫画家志望まで
粘られそれも戦力とする事になる・・・

ここにも隠された事がある。こちらから連絡した名指しの人は間違いないエ-スの助っ人
そして自分でデッサンを見て誘いを掛けた人も当然間違い無い助っ人になる・・・

問題はどうにもならない腕で断ったのに、やる気と粘りに押された・・・と言う人物。
果てさてこれは・・・?と思わない・・・普通ね。

ただ、今は・・・ね。もしやる気だけはあったとしたら・・・何年も続いたとしたら・・
頼み事はアシスタント。これしか仕事が無い・・・って仕事では無いはず。

得意な野球の例なら、レギュラ-しかいらないのか?代打、代走、守備要員、バント職人
ブルペン捕手、バッティングピッチャ-・・・・チ-ムには色々と必要なのである。

ただそこまで手を広げるには雇う為の資金が必要なだけで、必ずそれさえ解決するなら
忙しい時は、猫の手を借りてまで・・・って言葉があるように必須な事になるはず。

そしてここからが大事な事。逆も真なり。仕事があるから雇うのか?雇いたいから仕事を
作るのか?考え方は常に1つじゃない。

俺は忙しくなって探す・・・これは避けたい。忙しくなる前提で育てたい・・・常に
その考えでやっている。苦労はいずれも同じなら、例え遠回りになっても、

人材探しと人材育成はセットに考え、作家katsuと併用している訳で。
最初からそれを前提にこの先の旅の仲間を見つけているだけ。

忙しくなって慌てて探して、誰でも良いや・・・・って言うのは、お客さんに失礼である
と考える。常に自信を持って送り込める人材を育成・・・これに限る。

常に長いスパンで物を考える・・・これが俺のやり方。
そして明日の為の今日を過ごす。だからこの時間のブログは常に単純な今日の総括では

無く、明日への糧と思うからこうして続けられる。常に今日が明日を作り、
今日を頑張るって言うより、今日をしのぐ。何しろ今日の繰り返し・・・・

こうしていると慣れない時は、デジャブのように繰り返すので、昨日なのか?
今日なのか?明後日なのか?おとといなのか?全く判らない時もある・・・・

そこにメリハリを自分なりに作る為に、テレビのドラマ、アニメ、ラジオ・・・・
続きもの・・・によって何曜日だったか?を振り返る目安にしたりする。

これを朝の情報番組のようなものを繰り返し見ていると、同じ顔で同じ構成で、
安定感はあるものの刺激が乏しい。この刺激の足らない時に、俺は普段聴かない

CDなんかを買ったりして気分転換に使ったりしている・・・・

さてそれはそうと、キウイ教室。画像なんだけれど、もう1回待つ事にした・・・
もう一展開有りそうなんでね・・・・ただかなり良くなっている。

今日は、構想の手伝い。前回は金の使いっぷりについてだった。
どう使うと上品でどう使うと下品になるか・・・そして何処までが限界なのか?

こんな事があった。それを使った後の展開が今日。すると、バックに使う1cmタイルを
クラッシュにするのだけれど、非常に難しいとの事。

以前こんな質問があった時には、いかに1cmタイルの小ささで大きさの変化を切れるか?
なんて事を言ったが、キウイの今の実力からして、ただ何とか入れられた・・・では

納得しないだろうから、更なるアイデアとして、レ-スのように隙間を作り、
大きなスペ-スでは無く、小さなブロックを作る事を提案して見た。

更にその資料としてレ-スの本を渡した。まっさわりの部分を見たので、あれなら
まっ次はかなり具体的になるだろうし、場合によっては完成も有り得るのかな・・・

そんな中、タピオカが終末にあるタピオカ主催の子供教室の打ち合わせにやって来る。
しかし、先日の江東区の小学校を乗り切った事もあり、安心はしていないが、

勝算あり。講師サイドにタピオカ、キウイ、オ-ドリ-の3人がいて、更に6時間位
あって、20人弱なら慌てる必要は無いし、むしろグレ-ドは十分過ぎる。

そんなこんなで作家katsu。冒頭に出て来た音楽・・・・まだ本気で必要とまでは
追い込まれた感は無いけれど、ん・・・なんかロックのリズムで切ない詞が欲しいね。

近いうちに探すかな・・・。ただ気まぐれなのね・・・作家って・・・・


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ご新規さん教室と作家katsu

2010-07-19 21:31:29 | モザイク教室
やっぱり定番になりつつあるゲゲゲから。受賞をしてから次々と仕事がやって来る。
でもどう考えても終わるはずが無い。気持ちは判る。今までの事を考えれば、

仕事がやって来るのだ。断るなんて・・・と思うのは無理は無い・・・がしかし・・・
そうは言っても終わらなければ信用が無くなる。

そんな中、アシスタント募集を掛ける事になる。所がお門違いな人ばかり・・・
するとゲゲゲが何でこんなのばかりなんだろう・・・とぼやくシ-ンがあったが、

それは当たり前。個性的な漫画に憧れて来る人達・・・ならば良い悪いはともかく、
個性的な人が集まって当然。

すると最後は女房にお前の方が良い・・・と手伝う事になるが子供の食事も満足に
作れない・・・締め切りは迫る・・・今逃げ切ったとしてもこの先もずっと・・・続く

そこで自分で人材をチョイスしスカウトする事になる。そんな所に映画とテレビの話が
舞い込んで来る・・・

売れるとは?こんなもん。最初からそうなる事を想定していれば準備はするはず。
俺はこうならないように目先を生きるだけはしていない。

すべて1人では売れてからでは遅い。売れると言うのはそう言う事。こうしてテレビで
先人がわざわざ教えてくれているのだから。

しかも大事なのはそんな事じゃない。そもそも絶対数の多い仕事なら、お金を出して
募集すれば数打てば当たる可能性はあるけれど、モザイクってそんなに人が集まるかな?

しかも腕まで問うとしたら・・・。簡単な話でしょ?なら、そんな事やってみたい・・・
って人を育てて行くのも作家katsuと平行にやって行くのは当たり前。

そもそも掲げているのは、みんなで作りたい・・・なのだから。
実に生々しく確認が出来るドラマである。

さてそんな朝はまず作家katsuからスタ-ト。1時までしか出来ない事もあるが、
何だか思うように進んでいない・・・・こりゃ手ごわいのね・・・

そんな中、お客さんがいらっしゃる。子供さんがやる事になっていて付き添いになる
ご両親にやって貰ったのがコ-スタ-。

何しろ初めてやるモザイクをみんなでギャラリ-のように観られるのは緊張するだろうし
モザイクをやっていて貰えば、いくらか視線も途切れ途切れになるだろうと考えてね。

時間は掛かったけれど中々の作品になったはず。これは単なる練習。
これから連続教室に決まった。

その後、また作家katsuに戻るも余り思うように進まず、更に画像ミス・・・・
明日と言う事に・・・・

それとひょんな事から、高校野球の予選の情報を知る・・・
それが何と俺の学校と妹の学校が4回戦で戦ってた・・・ちなみに俺の学校コ-ルド負け。





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作家katsu

2010-07-18 22:30:29 | モザイク作家
いつものようにドラゴンボ-ル改とワンピ-スを見て出勤。
そうね、今の展開のみだったらワンピ-スの方が共感持てるかな・・・囚われの身の兄の

奪還・・・ただそもそも海賊じゃ美談になりづらい・・・

まっそれはそうと、コンビニでくじを引くと何度か当たってはいたんだけれど、
今日は何だか様子が違うのね・・・いつもと違ってかなりの金額・・・・510円って・・

一体何が当たったんだろう・・・?するとユンケルだった・・・風邪でも引かなきゃ
飲む機会なんて無いのね。

そんなこんなの今日は1日作品作り。

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オ-ドリ-教室と作家katsu

2010-07-18 02:09:14 | モザイク教室
まずゲゲゲ。これからは売れた悩みに変わるのだろう・・・知名度が上がる受賞。
注目度やハク、そして人が人を呼ぶ・・・・

いつも逆も真なり。貧乏には貧乏の大変さがあり、忙しくなればなったで、どちらにせよ
お金もからんで困る事や欲得などで人の争い、ありとあらゆる困難は待っている・・・

明らかに違うのは、一番貧しかった時代は関わった人達の中の誰よりも貧しかった。
いつかの図表の件の話と一緒で誰が見てもそうなのなら、関わる人達がすべて優しい。

今度はそんな訳には行かない・・・欲得が人を変えて行くだろうから・・・・

そしていつものメジャ-。主人公の親友のキャッチャ-は幼い頃に家庭の事情で妹と
生き別れしていて、それがこの大舞台の前日に応援しに来た事で出会う事になる・・・

がしかし、捨てられたと言うトラウマから妹を前にして倒れてしまう・・・・
しかし気を持ち直し立ち直る・・・そんな話。

これもほぼ有名人になると・・・?と言うゲゲゲと同じ悩み事になったと言う事。
ずっと影ながら応援していた妹、それを消息すら知らない兄。

この関係は有名であればあるほど成立するもので、無名に近ければ誰かを雇って調べる
ようでなければ、情報は無いに等しい。

会う事の無いままの人生・・・・これは置いて行かれた者に良くある話。
それをバネに新たなる生きる場所を作っていくしかない・・・・だからこそ努力のみ。

会おうとする人生・・・それは明らかにその後悔を心の片隅に残し、ひそかに応援する
事しか出来ない。しかし、その知名度が上がれば上がるほど出会いはいとも簡単になる。

普通な事。そしてそのもつれた糸が時間の経過で立場が逆転した時に、初めて修正出来る
場合に起こる事で消して不思議じゃない。

そしてそれは大抵、離れて行った者からやって来る・・・・。何故ならば、有名に
なるような人には自分の時間なんてそうあるものじゃないのだから・・・

大事な事は元に戻る事は無くとも許せる心を持っているかどうか?そんな事が有名に
なってから問われる事であろう。

しかしそこには純粋な心とふらちな欲望が入り交ざりながらやって来る・・・・
純粋な心は、会いたい・・・のみ。ふらちな欲望は、得したい・・・

それを見極める目も必要になって来る。まっいずれにせよ今後必要となる話である。

さてそんな前説は良いとして、オ-ドリ-教室の前に角嶋の親父さんがやって来た。
隣、ク-ラ-が壊れて暑くて入られない・・・とアトリエに・・・

久しぶりに少しだけ話をした中で、さっきFM江戸川で金魚祭りなんだよっ・・・って
言ってた・・・と言うと、一緒に行こうと誘われたが、教室があるんだよ・・・って

断ると、そっか・・・と言い、業者を呼んだから頼むなっ・・・と言い残し帰った。
昔なら誰とも約束は無かったし、親父に言われてすんなり・・・だったろう・・・

もう今の段階で明らかに売れている訳では無いのに、昔とは違う・・・・
更に業者さんがやって来て、メ-カ-さんを呼ばないと無理・・・と言う話になって

親父に業者さんがその旨を連絡すると、俺がいなくてもkatsuがいるから平気だろっ?
と言っていた・・・と言う。まっ親父らしいやっ。けれど・・・

そう今はアトリエに必ずいるとは限らない・・・しかも夏。結局、メ-カ-に俺の連絡先を
教えて、事を済ませる。明らかに昔のような訳には行かなくなった・・・

そんな中、業者さんと話す機会があって、きっとkatsuちゃんは何も変わっていないんだろうけれど、凄い進歩があるんだろうね・・・腕も心も・・・と言われた・・・

そう見えるのか?・・・・実はこの人はあの龍の作品のお客さん。
ん・・・自分の中では普通なんだけれど、そんなに変わって見えるのかぁ・・・・

それじゃ・・と、こんな位じゃみんな納得しないでしょ?お客さん達・・・・
俺の売れるとこ見たいんでしょ?じゃあもっと頑張りますよっ・・・あはははは。

と言って、みんなに作品盗まれたく無いからセコム入れた・・・って言われたら
おぉ俺売れっ子じゃん・・・って言わせて貰おうかなぁ・・・って切り替えしした。

心ある人との会話は楽しいし、身が引き締まる。そんな後にオ-ドリ-がやって来る。

忙しくて中々出来ない・・・とぼやいてはいたけれど、それも逆に悪くない・・・
って事は、気力さえ残っていれば、やりたかった・・・って気持ちがあって、

さっ今日はやるぞっ・・・ってなるのなら、それは進む事に繋がる。

それは始まればすぐに判る・・・バチバチと良い音をさせて切る。これだけ向き合えば
タイルを切る音だけ聞いていても、調子の良し悪しくらい判る。

確かに疲れてはいたが、消して調子は悪くない。話の中で笑う事も多い。
迷いも少ないが、後は持久力かな・・・?

持久力だけは日頃の積み重ねだし、日頃の疲れは持久力の邪魔をする。
さて何処まで持つかな?・・・・4.5時間位経った頃かな?コ-スタ-を作る・・・と言う。

何だぁ?疲れたかぁ、大作と向き合うの?って言うと、はい。って・・・素直なこった。
って訳で一旦、遊びモザイクになる。


この位はほって置いても作れるが、やっぱりモザイクを目の前でやられると、
どうしても口を出したくなる・・・悪い癖だ・・・

縁取りをするにあたって色んな色を使う事になるのだけれど、ただ漠然と色んな色を
使えば子供と変わらない。一見、漠然と見えてそうでないようにするのがテクニック。

例えば、一番好きな色を1つ選び、それを沢山使いつつ色を点在させると統一感が
生まれる。そうね、着崩しとだらしないとは違うのね。

きちんとした所がありきで成立。お笑いでもそう。緊張と緩和。料理もそう。
きちんとした味あっての隠し味。きちんとしたものが無いと隠れない。

そんな中、穴を開けるのをやってみたい・・・と言うので、教える事になる。
これは慣れれば誰にでもすぐ出来る。当然あっと言う間に出来た。

開け終わってパ-ツを並べると・・・あれ?猫にしようと思ったんだけれど、犬っぽいって
言い出す・・・。ならば、猫に見えるアイテムを付ければ・・・とアドバイス。

すると魚の骨を切った。張り終わる頃に、その見えなかった訳を教えた。
犬は角張ったようなシルエット、猫は緩やかなシルエットくらい違うのね・・・・

おそらく、頬の直角のようにえぐられた部分が緩やかになれば、かなり猫っぽくなるはず
・・・と紙に描いて見ると、あっ・・・本当だっ・・・って。

それと、大事なのは遊びの中にもいくらでも勉強はある事。更に、遊んでいても
大作と別人が作ったように見られない事。

今のオ-ドリ-はこんなになっちゃった・・・つまりそう作ったのでは無くて、
作っていたら思ったようにならないじゃん・・・になっている。

それを終わった時には、くっっっっ、よしよしこれこれ。って笑えるくらいになるように
する事。コ-スタ-くらいの大きさの作品には・・・

それにはせめて軽く構想は必要だし、軽く下絵は必要。そして軽く猫の資料もね。
ただこれを数十分で作れるようになったのはお見事。

その後、目地となるのだけれど、さっやってごらんと材料のみを渡して説明のみで。
勿論、目地はやった事があるが、一人で練る事から・・・となると・・・・

こんな事に注意するんだよ・・・と言い残しトイレに行って帰って来ると・・・・
おぉぉぉい・・・何?このドロドロ・・・こんなになっちゃった・・・って。

ちゃんとやったんだけれどぉぉ・・・・それは水の入れ方の判断ミス。
まっ少しのミスは覚悟でやらせたのだから、こらぁぁぁと良いつつ想定内。

そろそろ目地も一人で出来るようにさせないとね・・・・教室の手伝いの事もあるしね。
まっそんなオ-ドリ-も確実に上手くなっている。そんな中、作家katsu。







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ユ-ミン教室と作家katsu

2010-07-16 23:35:11 | モザイク教室
じゃひとまずゲゲゲ。まっ引っ掛かった場所は幼馴染。年中やって来るくらいだから、
ゲゲゲが好きなんだろうなっ。なのに発言はいつも嫌がらせにも聞こえる事ばかり。

いるのね。こう言う人。本人に自覚が無いから益々始末に終えないのね。
なのに、とても親しい態度・・・・まっねずみ男だと思えば腹も立たない。

そんな事があっても、ゲゲゲはいつものように何も変わらず描き続けた事で、
明らかに大きな波がやって来る。そのお金を持って質屋に引き取りに行って想い出の品

を取り戻す・・・・女房と感慨深げなシ-ンは良かったのね。苦労が報われる事は
実にほっとする。第三者として観ていてもね。

これから人が豹変して行くシ-ンが観れるんだね・・・やっと勉強が出来るシ-ンがね。
これからは手のひら返し。怖い怖い。それで最後はあいつは昔から変わっていた・・・

この言葉ですべてまとめる訳だ。あっそうそう知らなかった・・・なんてのもあるか。
知ろうとしなかったのにね・・・個性的な人は逆転があるから生半可な気持ちじゃ

付き合えないのね・・・

そんな中、昨日の豪雨。俺の大事な岐阜県に・・・。ティ-ア-ト、山周、タピオカに
電話をする。何しろ気になるからね・・・・

ひとまずみんな平気だったので安心。けれど、こんな時に俺は何とも複雑な気持ちになる
自分の知り合いさえ平気ならそれで良い・・・所詮そんな程度なんだな・・俺はと・・・

しかしこの程度で普通と言えば普通・・・・仕方ないと思うしかない・・・

実は昨日、父から電話が入った時に訃報を聞いた。いとこの姉さんが亡くなったと。
俺は良くこんな話を悲しみのおすそ分けと呼ぶのね。

俺より10歳以上なのかな?まだ若いが病気がちでね、手術と入退院の繰り返し。
俺が小学生の時に泊まりに行くと良く一緒にお風呂で頭を洗ってくれたっけ・・・

他には良く怒られた・・・おっかない姉ちゃんだった。まっ俺が悪いんだけれどね。
大人になってからは数回しか会わなかったけれど、叔父さんが入院した時に、

お見舞いに行った時に、俺が離婚した事を心配してくれた・・・・具合が悪いくせに。
待合室でなんか大人になったら悪い事でしか会えなくなったね・・・って言った憶えが

ある。とても優しい人だった。願わくば私の人生は悪く無かった・・・って言って
欲しい・・・そして俺はその人のほんの少し楽しい事のトッピングになっていて欲しい

そんな事があったからかな?一番最初に岐阜への電話で始まったのは・・・・

さてそれはそうと今日はユ-ミン教室。今日から張り始める。

コロにエミリアに1cmタイル・・・どれも初めて。さてさてどうするかな・・・
まずはどの位切れるのか?が判らないと・・・と1時間丸を切り続けて貰う。

22個。どう考えても丸のみで張り続けるのは無理。時間的に・・・
そこでクラッシュ併用となり、こうなる。

また今年もユ-ミンとの夏が始まった。





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作家katsuとパメラ姉妹教室

2010-07-16 00:30:37 | モザイク教室
まずはゲゲゲにでもしようか・・・。知名度の上がる仕事は来た。
しかもそれに伴い当たり前の原稿料を頂く事になり、電話まで引いた。

一応ここまで良い流れだったが、いざ掲載されると人気が無い・・・こんな事だったね。

そうね、俺の場合ならカルチャ-教室なんてそんな感じかな・・?確かにそう聞けば、
宣伝広告もしっかりしているし、何か黙っていても人が集まるような気がするでしょ?

そうじゃないんだよね。実は。そもそも絵手紙、陶芸、ギタ-、ビ-ズ・・・こう言った
教室は知名度がある。だから流行であれば誰でも食い付く可能性が広がる。

しかしモザイクって教室・・・一体何すんの?って言う人達はいっぱいいる。
同じ広告では流される可能性がある。しかもそれをカバ-するのがカラ-の画像だが、

これまた小さい画像ではパ-ツが細かく見えれば、難しそうだの大変そうだの敬遠されても仕方無い。方やさっきあげた分野は文字だけでもある程度想像出来る。

その上、俺のスタイル。つまりサンプルが無い。個性を売りにしているのだから。
増して体験教室のように初回からオリジナルの無謀さとなれば、マニアックになっても

仕方ない。まるで墓場鬼太郎のようなのね。しかしそれは逆も真なり。
経験値のある人が間に入ってきちんと説明してくれると、公民館でもそうだが、

同じ教材でも人はかなり入る。勿論そこにある決定的な事は、間にマ-ジンが発生しないから、体験者の人の中には、こんなに安くやらせてもらって・・・とか、

ボランティアのようだ・・・とかすみません・・・なんてご挨拶される場合もある。
まっそれも当たり前と言えば当たり前で、カルチャ-サイドに払う金額をそっくり抜いた

金額でやるのだから・・・。こんな事をずっと繰り返すとゲゲゲになれる。

それがゲゲゲ以外の人物だと、末端出版社で馴染み深い人は、大きい仕事を中心にやって
名を挙げて下さい・・・こちらのは後でも構いません・・・と言う人がいて、

中間出版社では、社長は大いに結構と言っている横では、秘書は偉くなったら
描いては貰えないのでは無いか?版権は?と銭の事だけを気にする人もいる。

そして大手出版社は貧乏では無くなったのなら、田舎過ぎて連絡が大変だからと
電話を入れてくれ・・・とほぼ強制じみた事を言われたり、

幼馴染にはそんな流行らない漫画を描いていないで、売れ線を描け・・と老婆心。
意見は三者三様である。変わらないのはゲゲゲと女房。

これでお解かりだろうが、変わって行くのは身の回りであって本人では無い。
まっ聞かなくともその通りなんで、笑いしか出ない。

さてそんなこんなの出勤。昨日も来客にタンカを切ったり、作品の事、かぐやの一件
携帯の支払いの事・・・・何だか色々あって、何だか憂鬱で始まった・・・・

そんな時はお金が無いから、金魚に餌をやりぼぉぉと眺める。これに尽きる。
はぁぁ、釣りでも行きたいなっ・・・・ぼやいても始まらないのでやる・・・・

売れっ子でも無いのに、何だか回りが気ぜわしいし、そんな事が続くといささか
疲れも出た気もするが、ここは引き締め前進あるのみ。

売れる事を望まれているのだから・・・と。

そんな中のパメラ姉妹教室。まずは妹さんが完成。


ちょっと時間は掛かったけれど、黒目地して良くなったので本人ご満悦。

そしてパメラさん。下絵は描いてあって中々面白かったので張る事を進める。
しかもパ-ツ切りまで仕込んであった。

すると枠回りのタイルを選ぶと、下地の厚みが合わなくて、急きょ下地直し。


まずまずの滑り出し。そしてまた妹さん。その後、コ-スタ-を作成。


そんな中で、ツイッタ-を習った・・・・俺もつぶやく事にした・・・・

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ご新規さん教室の2日目で完成と意外な来客

2010-07-14 23:22:58 | モザイク教室
まずゲゲゲ。俺もかなりの馬鹿だけれど、相当だねゲゲゲも。
テレビを越える漫画の注文に編集者がOKを出したにも関わらず、その人の一言に

キャラクタ-を描き変える・・・まっ普通と言えば普通なんだが、自分の時には
あんまり気にならないが、人の事だとやってるわっ・・・って思うのね。

その後、洗濯したのが敗因・・・お客さんを少し待たせてしまった・・・大失敗。

さて今日はいよいよバックをやって完成・・・2回でね。
すると、しょっぱなにハ-トが切りたいって言うのね。ん・・・何とかなるだろうが

ひとまず練習がてらに、黄色のタイルで切って貰った。しばらく空いていたし、
久しぶりだから、思い出して貰う為にもね。

それが意外と上手く切ったので、それじゃあと赤とオレンジの上絵ってちょいと難易度
ありのタイルだけれど、それが使いたいって言うのでやって貰った。

この2つのパ-ツで20分以上は掛かっているが、良く頑張って切ったと思う。
狙った形に切る・・・・って言うのは、難しい事は判ったと思う。

しかし、たった2回の教室でこうして切れるようになる。だからいつも言っている・・・
ある程度は反復練習だと。これをハイグレ-ドにしたいと言うのなら、

特訓すれば何とかなる。豆が出来て、手が痛くなり、肩がこり、疲れて、まっ多少
涙の1つも流せば、日本くらいには通用するモザイクは出来るだろう。

でも体験教室は楽しくであり、グレ-ドを問うものでは無い。
出来ない事が出来た・・・くらいが得られる時間なのだから。

しかし、このお客さんの場合はそう言う訳にも行かない。何故なら2回なのだから、
倍の体験になる。ならば1回の人よりは上手く見えなくてはならない。

ならば多少は厳しい事を言わないと、グレ-ドが上がらない・・・・
前半の時間に随分と厳しい制限を作った。

ハ-トの形1つでも、2つ作るのにハ-トに見えれば良い・・・と目的を甘くすれば、
違う人が作ったみたいに異物に感じる。それがこのハ-トの形が気に入った・・・と

決めたものを意識しながら切れば、例え初めてであってもこれだけ類似な形に切れる。
そうすると、それが統一感として美しく見える。勿論、これは工芸のようなスタイル。

ではそれで上手く見えるのだろうか?となるだろう。おそらくこうである。
これを見たやった事の無い人には、あっハ-ト、あっ足跡、あっ可愛いぃぃ、

こんな形があるんだ・・・良いじゃん・・・こんな表現をしたりするだろう。

では、ここの常連さんなら。ハ-トとか骨とか自分で切ったんですか?
まっこれに集中してもおかしくないなっ・・・・

いや、骨は俺が以前切って箱から出て来たもの・・・って言うと、あぁやっぱり・・・
とちょっと安心する・・・そんな人は以前紹介した図表の一番下に自分を置く人。

黙って上位に書ける人なら、上手いですよね・・・良く頑張っていますよね・・・
こんな表現をするだろう。

これらの違いは、やった事の無い人は、テクニックは判らないから、色と好みのデザイン
かどうか?嫌われたくない・・・と思う関係なら、自分の気に入った箇所を褒め

まるく収めようとしたり、何だか良くは判らないんだけれど、何か良い・・・と
感性のみで発した言葉が、良いじゃん・・・・これは同等か上目線の言葉。

取りようによっては、非常に残酷にも感じる・・・何故ならやった事が無いのに
同等か上の言葉なのだから・・・。これが良いなぁ・・・だとちょいと違う。

羨ましい・・やってみたい・・・と思わせてくれるような発言になる。
日本語とは非常に難しい。ただ言った本人も言われた人も全く気にしないと言うのなら

グレ-ドなど気にしなくても、やり遂げるだけで良いはずである。初めてなのだから。

では経験者。ここは目がこえている。テクニックには敏感。初めて1年以内なら特に。
ならば、ここはえっ?2回でこんなの切れちゃうの?私は切れなかったのに・・・・

みたいな気持ちから出る言葉だろう。ここが見えないプレッシャ-なのだ。
それがキウイクラスになると、良いねぇ・・・とか良いじゃんでも平気で言えるはず。

つまり圧倒的な差があるから。それが自覚。そうして来た積み重ねがあるから。

こんな事を踏まえて、お客さんには慌てて終わらせるのでは無く、丁寧に諸注意を
守ってやる事を伝えたが、前半に言い続けてしまったので後半何も言う事が無くなった

これで終了で明日は無い教室なのだ・・・伝えるべき事は今日しか無い。
もしここに来なかったとしても材料や道具さえあれば、自宅で出来るかも・・・?

この位には教えないと・・・。その気持ちを前半で使い切ってしまった。
言うだけ言ったら見守る・・・・それが俺のスタイルなのだから。

そんな中、父から電話が入る。人を連れて行きたいと。昨日それと無く聞いていたので
了解した。そしてお客さんにお願いして了承して貰った。そんな中の完成。

さてこれからいらっしゃる人の紹介。

その人は何とか勲章ってのを国から貰った人でタイル屋さんなのだが、俺のような
事を先人としてやっている人である。

俺はその人が載っていた新聞を父から貰って読んだ事があって、多少知っていた。
最初は周りが馬鹿にしていた事、続ける難しさ、そしてその年齢、腕うんぬんは

見てみないと判らないが、功績として評価出来る人であり、少なくとも高度経済成長
やバブルを経験した先人を沢山見て来たが、ゴルフ会員権を買い、大酒を飲み、

女を抱き、儲けだけの追及をしていた人達とは違うように思えた。勿論そんな人達も
この人と同じ何とか勲章を貰っているんだけれどね。

その人は茨城からいらっしゃった篠塚タイルさん。俺は折角いらして下さったのだから
相手の器の大きさを知りたくて、軽く切りかかって見た。

だってもしかすると最初で最後かも知れないし、良くも悪くもアピ-ルしてなんぼ。
こんな機会そうありゃしないじゃん。しかも男同士、先輩、同業者、何を取っても

不足無し。その人は、月刊タイルに載っていた俺の記事を読んでいつか会いたいと
思ってくれていたらしい。そんな時に、父から電話が入りここに至る。

まっ親馬鹿って事だね。でもその親馬鹿がこうした機会を生んだ事は感謝する。

アトリエの作品を見て、上手いと言ってくれたが、それは10年前の駆け出しの頃の
作品でお恥ずかしいので、今までの作品をアルバムで・・・と見せた。

凄い・・・と言ってくれた。嬉しい事は嬉しいが、それでは物足りない。
凄いだ、上手いだ、は当たり前であり、圧倒的に力の差を見せたい。

折角、ここまで足を運んで貰ったのだ。先人に印籠渡せるくらいじゃないと意味がない。

ここに書いてある事はすべて本人に言った。首を取るから待っていて下さいと。
そしたら腕組んで笑ってた・・・・良いね。器がでかいわっ。

この程度で怒っているようじゃ作品は見なくても知れている。それを若造のたわごとを
聞き流すような態度。見事なのね。流石やるじゃん、先人。

そしてこう伝えた。同じ勲章を貰った人を何人も知っているけれど、俺にはあなたの
勲章の色が全く違う色に見える。今日は有難うごさいました。生意気言ってすいません。

またいつか・・・と言うとせがれに会わせたいと言ってくれた・・・
心で会話が出来たかな?伝わったのかな?俺の本当に言いたかった事が・・・・

そもそもこの先人ですら、最初は馬鹿にされたと言っている。それが続けていたので
勲章に至った。しかしながら、先人はタイル屋も続けている。

それでも辛い事があるのなら、18年やってたタイル屋を辞めてこれだけで喰う・・・の
辛さは誰よりも想像出来るだろう。けれど、半分だけなっ。タイル屋やってりゃ

喰うには困らないからね。喰えない辛さは戦前、戦後の話・・・・

しかしね、それでも先人は続けている・・・今もね。ならばその先人のせがれの親越えは
大変だ。幸い、俺はあの親程度の親越えだから、いとも簡単だが、

勲章を貰って立派な親。普通に勲章貰ったのならそりゃ楽だが、人に馬鹿にされてまで
モザイクに手を出し続けている・・・そしてまだ現役の親。

そりゃいくら頑張っても他人に認められるのは容易じゃない。そしてその道を理解しろ
と言った所で辛いのを知っている親。頭ごなしに言われりゃ同業者であり同姓のせがれ

意地やプライドがぶつかり合う姿が目に浮かぶ。そうならないのならどっちかが
怠けているか、諦めただけ。

俺がタンカ切った理由。先人がここまで来てくれた御礼・・・それは先人亡き後の壁。
もし同じ事をやっているせがれなら、最後は腕なんだよ。職人ってのは。

モノは残る。人は比べる。モザイクと名乗るのなら、ガウディも先人も俺も一緒。
お粗末ならお粗末と言われるのがプロ。人様からお金を頂くのだからね。

俺は心で先人にあなたが亡くなった後は俺が壁になるから安心してお亡くなり下さい。
って言う気持ちと、これだけ若造に言われて、丸くなる気持ちに火が付きましたか?

もう一花咲かせて下さい。まだやり残しはあるはずです・・・・頑張って・・・・
俺も続けるから・・・・と言ったつもり。

さて先人は俺を人様にどう伝えるかな?勲章貰っている信用がある人が、その地位で話す。気に入らないと取ったなら、生意気な野郎だ・・・と言って下さるだろうし、

気に入ってくれたのなら、上手かった・・・と言って下さるのだろう。
いずれにせよ、タイル業界に関わらずこの地位の人は色々な人と出会うだろうからね。

黙っていられる体裁の話は1つもしなかった・・・・ガッチリ脳に入り込んだからね。
良くも悪くも営業部長になる。モザイクってキ-ワ-ドが話に出れば間違いなく、

スイッチが入るようにね・・・・有難うございました。

さてそんな中、作品のお客さんがやって来る。目を取ってくれと・・・・
はっ?何でしたっけ?約束したじゃないですか・・・目はダイヤを入れるって・・・

あぁ思い出した。そんな事言ってましたね。それじゃ壊しますか・・・とこうなる。


俺はその後、こう言った。まずは一応聞いて置くと。だから忘れてました。
そしてもっと言えば、構想を立てるにあたっていらないアイテムだったのでしょう・・

俺には。この構想、つまり小話は常に事実を元に作っています。ですから、真実に
ならなければなりません。それはお解かりだと思います・・・・お客さんには。

ここにダイヤが入っては本物の泥棒になります・・・・この流れ者は。
価値を知っていて盗んだ事になるのですから・・・子供でも判る価値ですからダイヤでは

ただ盗んだ事は悪くとも、作ってみたい材料の石・・・ならば、もしかすると誰もが
お金にならないと判断しそのまま放置されるかも知れません・・・・

盗った事は同じでも、何か、でもな・・・ん・・・と思わせる事が大事なのです。

しかもそんなに大事な事なら、それ最初に話して下さらないと。単なる綺麗な作品を
作っている訳じゃないので。しかし、そんな事はどうでも良い。

大事なのは、あるものが無くなった事です。それではこちらからのお願いです。
美を損ねる事は絶対にいやなので、まず出来るだけ小さなダイヤを探す事。

そしてもし出来るのなら、ダイヤに見えるバッタもんにして下さい。
これならば、この小話は流れ者が拾った中に入っていた事になる。単なる偶然になります

本物なら流れ者は売れないかな?と思うはずです。明らかに偽もんが良いでしょう・・・
これなら純粋に綺麗だったから使った・・・にしても本編に影響はありません。

こんな話をすると、俺が知っているいつもの顔になった・・・・。
らしくなかったですよ・・・・さっきの顔は。

伝えるべき時に伝わらないのなら伝え続けるべきです・・・いつものように・・・
なのに最後の最後にどうしても曲げられない事を気迫を出し、そんな顔で訴えなくとも

こうして剥がしましたよ・・・きちんと説得してくれるのなら・・・
その顔になったなら、用事はありませんね・・・それではお待ち下さいとなる。

さて出直しぃぃ。





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みどりさん教室と作家katsu

2010-07-13 23:34:48 | モザイク教室
久しぶりにゲゲゲを見てスタ-ト。良い仕事してるじゃないの・・・ちょっと見なかった
間に・・・ね。ただね・・・ちょっと驚いたのは、家族がいて生活費を女房から

奪うようにもぎ取りテレビを買う・・・勿論、それがテレビに負けない漫画を描く為には
テレビの面白さを知る事とは言え・・・ね。俺にはそれは出来ない。

俺は置かれた環境の中で何かを探すわっ。誰か持っていないか?見せては貰えないか?
出版社に頼んで見るとか・・・何か生活費に手を出さない方法をね・・・

そしてもし、それが売れる為の正しい道ならば、俺は当然売れない事になる。
もしその道で無くとも、ゲゲゲの見つけたものに相当する何か?を探せるのなら、

道は1つで無い事の立証となる。俺は道は1つじゃない・・・を推奨するのだから、
当然それとは違っていて普通だし、当たり前と言う事になる。

まっ、いずれにせよ間違い無いのは、本当の力量を見出してくれる人との出会い。
それが一体誰なのか?そしてそれはいつやって来るのか?誠に楽しみである。

そんな中、みどりさん教室。そうね、テ-ブルの件で緊張から解かれた事で、すっかり
元気になったらしいのね・・・・この点々がとても大事になって来る・・・・

実は今月末に予約してあったみどりさんの教室の日をユニディさん主催の教室に
御厚意で譲って頂いた。そんな事もありユニディさんはみどりさんに来ては貰えないか?

と言う話になり、話はまとまりユニディさん主催の出張教室に初の講師サイドになる事が
決まった。ここが非常に大事なのは、テ-ブル作りはかぐやにキウイに・・・と

フォロ-する人間はいた。所が今回は、講師サイドの手伝いとなると、みどりさんに
限らず、ユニディさんも初めてなのである・・・つまり立場は一緒になる。

ならば、今回の方がプレッシャ-は大きくて当たり前なのである。

こう言うと、もしかすると何か大きくプレッシャ-を掛けているように思われそうだが
みどりさんに大事なのは、前回のテ-ブルの時と違い引くでは無く出ると言う事。

前回はみどりさんが引いても、かぐやもキウイも遠慮はしない。だからどちらでも
成立する。がしかし、今回の場合、ユニディさんは譲って頂いた側で、

みどりさんがユニディさんのが作品を見て上手いと判断していたとすれば、1歩下がる
可能性が無いとは言えない。しかし、もしユニディさんも遠慮するような事があれば

2人して引く・・・そんな事があるかも知れない。これが問題なのだ。
それでは折角講師サイドが俺を含めて3人になるのに、2人が引いては3人にはならない。

だからこそ、その説明をするのにこう言う話をした。大事なのは自覚と判断、そして
準備。こんな事であると。

この場合の自覚とは?案の定、聞いて見るとユニディさんが上手いと判断していた。
ならばみどりさんより上手いとしよう。本人の言う通り。

では、何処が?と質問すると、デッサンとか・・・と続けてすべて・・・と言う。
じゃそれも受け入れるとしよう。ならばみどりさんには何一つユニディさんに

勝るものは無いのだろうか?と聞くと、はいと答える・・・あらまっ。
俺の教えて来た逆も真なり・・・伝わっていないなぁ・・・

すべて受け入れた話をまとめると、みどりさんはユニディさんに勝るものが1つある事に
なるはず・・・それはユニディさんより出来ないって事。これは負けないんでしょ?

ならば、その教室で思うように出来ない子の気持ちはユニディさんより判ると言った事に
なるはずだよね・・・ここで何か言えば良い訳になる。

ならばその子の面倒を見てくれれば良いだけ。これが自覚。

次、判断。何にその子が困っているのか?先生が手を出すのなら簡単な事。
いかに進む自信を付けさせる事が出来るか?いかにそこまで連れて行く事が出来るか?

そして何処で手を引くか?何処で一人でやれるのか?それを判断する。

次の準備。それは私は教える側にいる・・・心の準備。えっとえっとでは不安になる。
教えられる側がね。ならば、勇気を持って初めて教えるんで私も頑張るから、

あなたもね・・・って素直に言える勇気を持つ事。一緒に頑張ろうって自分から声を
掛けられるように・・・こんな事が大事な事。

さてこれが今日の教室に繋がって来る。まずバックの構想を考えて来て・・・と言って
からしばらく経った。当然、今日はバックからとなる。

どう?って聞くと、色々考えたんだけれど・・・と出したのは、とあるデザイン。
それは自分の描いたものでは無く、ネットからのもの・・・

それはピンク一色、ピンク三昧、ピンクオンリ-みたいなものだった。
そして更に言ったのは、これじゃなくても良くて、こんな感じ・・・と。

ひとまず気が付くまで、その話に付き合った。じゃピンクなんだねと。
更に続く。淡い・・と。ならばコロね・・・とピンクを3色出して見た。

ここでアイテムとして出ていたのは、花とシャボン玉のような丸の2つ。
では質問。花とシャボン玉はどちらが大事?ん・・・と悩んでシャボン玉となる。

ならば目立つのはシャボン玉。じゃシャボン玉は1cmタイルね。これだけで決まるが、
更に質問。このシャボン玉の量。それを表現して見てと。

すると、ちょっと・・・と言う。ちょっとってどれ位?ここが良くつまづく場所。
人それぞれ・・・と言うのなら、人それぞれなのだから、ちょっとって表現は

余りにも漠然。そこでヒント。ちょっとの比喩の仕方。折角お母さんなんだから、
食べ物ね。ちらし寿司のきざみのり、隠し味の調味料、コ-ヒ-用のミルク、

ケ-キのイチゴ・・・何でも良いから、そんな感じってのを伝えなきゃ判らないとね。
するとアイスのチョコチップなんて表現をする。

ならば、1cmの4分の1位の丸をかなり沢山切る事になる・・・すると違うらしい。
では質問を辞めると、恐る恐る自分の描いたラフ画を出す。

それを見ると、かなり全体の大きさからするとトッピングと言うより、ケ-キで
言う所のイチゴや、クリスマスのウエハ-スの家とか、かなりウエ-トを締めるものだった

ならば、こうするのはどうだろうか?となる・・・がしかし、モノの本質とは?
こう言う事じゃなくて、このトラに必要なアイテムであるか?である。

そして、それは本当に大事な事で、絶対に削除する事の出来ないものになっているか?
更に、それを踏まえてアイテムを考えて、まずはその形から入り色は二の次にするのか

それとも色が大事で、形は二の次なのか?これを決める。そうすれば決めた事がぶれる
事は少ない。

しかし、この位の事は言い続けて来たから、理解していない訳では無いのも判る。
何故ならラフ画を出しても、人の絵を出しても大きくは変わる事は無かったから。

しかし、決定的に違うのは、あれだけ悩んで来て描いたラフ画を最初に出したのでは
無く、人の絵が最初だった事。

勿論、ここも逆も真なり。説明だけならこんな雰囲気と伝える事なら上手い絵を出して
早く説明可能であろうが、本当にやりたいのはオリジナルである事。

ならば、意地でもヘタでも、オリジナル部分が6割は最低無いと、半々ではオリジナル
では無くなる。しかしすでにトラはコピ-したものを張った。

しかしそれでもこれだけ切れる、張れるが出来た事から、少しだけでもとバックを
オリジナルにしようと考えた。

それを折角悩んで描いたラフ画を使って説明せず、また他人の絵で説明しようとした事が
いけない事なのだ・・・それではいつまで経っても一皮剥ける事が出来ない。

さてこれを踏まえてユニディさんとみどりさんのさっきの話に戻れば、こんなやり取り
から判断して同じ事を当日しても不思議じゃないか?と考えるのはそう不思議じゃない。

そして、それを勉強するのが実はユニディさんの所でやる教室の講師サイドで、
教える側になる事なのだと言う事。

さてここまで言うのだから、言う奴は当然、それをやらなければならない。
棚に上げては最低の指導である。



良く振り返って欲しい。俺の今までの作品の毛並みの作り方をね。
このイヌワシはいつもとは違う作り方をしている。わざとね・・・・

この作り方はモザイクでは割とオ-ソドックスな作り方で、四角や長四角のパ-ツを
ベ-スにコントラスト・・・つまり色の配置で見せるやり方。

ではその作り方をしているモザイクのパ-ツ1つ1つを拡大して見て欲しい・・・
一体どの程度のグレ-ドで切っているのか?

普通は壁画サイズの大きさでガラスタイルなら2cmベ-ス、タイルなら1cm、そんな感じ。
じゃあここで教える生徒さんの作品の大きさは?もう判るでしょ?

つまりサイズを小さくすればするほど、オ-ソドックスなモザイクをするには、
こうなって行く。ただ先人のやり方をただ物真似する気には俺はなれないし、

素敵だとも思わない。俺には俺のモザイクがある。それを追求するのがオリジナル。
難しくて当たり前だし、時間が掛かって当たり前、出来なくても当たり前。

けれど、それを追求しないのなら、上手く切れました、張れました・・・・
つまりスタジオミュ-ジシャンを目指す事になる。きちんと演奏出来れば良い。

でも、ここの常連さんは最低でもシンガ-ソングライタ-みたいな事やりたい人なはず。

そして俺もいつもの俺なら今のさくらやみどりさんの毛並みのスタイルで結果が
出ているのだから、間違いが無いはず。

しかし、そのままではいつまでも綺麗に上手く仕上がるだけで安定は得られても
一皮は剥けない。

こうなった理由は、最近常連さんの上手く切れる人達には、細かくする風潮がある。
それはそれで消して悪い事では無いが、それだけではテクニックのみになる。

きちんと綺麗に細かく、細く・・・。ならばその後は何があるか?ここも逆も真なり。
そこまで何とか出来るようになった人達は、いかに大きいパ-ツが使えるか?

それを使う事で、細かいものをより細かく見せる事になるし、何処までクラッシュの
ようなランダムなパ-ツを使えるか?で、きちんとしたパ-ツをよりきちん見せられる。

つまりいかにメリハリを広げられるか?と言う方向性が必要になる。しかしいくら口で
説明しても、納得して貰える事が少ない。

そこで俺の作品で毎回こうして色々なチャレンジを見せて来たのだけれど・・・・
いちいち説明しなかったので、判って貰いづらいようなのであえて書いて見た。

いつも言うように、道は1つじゃなく、単なる自分の好みで決めているって事。
だから好きか嫌いかだけじゃなくて、そのテ-マに沿っているか?いないか?で決める事。

そんな考え方もある。それが今回言いたい事の1つ。





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と言う訳で、久々の作家katsu

2010-07-13 00:07:25 | モザイク作家
小話も暖めて置いたのでほぼ前々から出来上がっていたんだけれど、何しろここの所
色々とバタバタしていたんで、中々まとめる事が出来なくてね。

それが朝からまたバタバタしてたのね。テ-ブルは昼に納品が決まって、それまで
作品作りしていたんだけれど、その間にお教室が3つ決まった。

またあっと言う間にお教室がいっぱいになって来た・・・今月はもう6日しか空いていないのね。18.21.26.28.29.30日の6日間。

全く有難い話だわっ。まだ13日だよ・・・残り18日で6日間しか空いていないなんてね。
考えられないわ・・・ほんの数年前なら明日良いですか?って話でも、はい喜んで・・・

ってな具合だったのに・・・。ゲゲゲも段々状況は良くなっているみたいだし、
簡単に負けたくないのね。

そんな訳で作家活動はまた夜中心になって行くだろうし、別にそれも苦じゃないし、
最初から売れるのならそんな事は当たり前の事で、驚かないけれど、

ここの所、夜の作品作りをしなかったので慣れる為にもリハビリ・・・と考えて、
何とか10時過ぎまでやっていたのね・・・一気に生活を変えて12時って言うのは、

中々難しくってね・・・。

いずれにせよ、合間見つけて作品作り。

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新作の小話

2010-07-12 22:32:43 | モザイク作家
昔々、その国には隠れキリシタンなる者達がいた・・・・それは思想の自由をも奪う
もので、上なる者の言い分なら、それが統率感を生む事になり都合の良いものだったろう

そんな中、彼らはひたすら表には出ず、まるで忍びのように姿、形を変え人目を
はばかり自分達の追い求める思想を拡大して行った・・・・

しかし残念な事に、お上の御達しは絶対であり、キリシタンであるだけで迫害される
状況下。ある意味、死を意味する・・・これはそんな時代の話である・・・・

ある日の事、いつものようにその娘は引き潮の海岸に打ち上げられている珍しいものを
探しに出掛けた。すると、そこに壊れかけた舟が打ち上げられていた・・・・

娘は舟に近寄り、中を覗くと未だかつて観た事の無い美しい光り輝くまるで宝石のような
石がたくさんあった。これは何かな・・・?すると近くでうめき声がする・・・

み、水をくれぇ・・・娘は自分の持っていたわずかな水と握り飯を惜しげもなく与えた。
少し落ち着いたみたいなので話を聞くと、どうやら自分の国で戦があって命からがら

逃げて来たらしい・・・。 所でこれ何?と娘はまだ観ぬこの石が気になるらしい。
これか・・・これは・・・俺にも良く判らんが、殿様はこの石で絵を作らせていたらしい

んだが・・・。ねぇ?らしい・・・って?何。

俺は戦が終わってドサクサに紛れてこれを見つけて拝借して来たから、良く判らんのだ。
えっ?盗人なの?・・・・ん・・・そうとも言うな・・・。

そう言えば良く見ると、お侍さんでも無いし・・・立派な人には見えない身なりだ。

なぁ、娘・・・この国は平和か?戦は無いか? ん・・・あんまり聞いた事は無いよ・・
そうか・・・ならばここにするか・・・娘、世話になったなっ。

何も無いが、ほれっこれ持って行け・・・そう言って1粒手渡した。
それが最初の出会いだった・・・

その流れ者は、舟の荷物を岩陰の洞窟に運び、そこで生活を始める事にした・・・
すると、またあの娘とその海岸で会う事になり、食べ物を貰うようになった・・・

いつしかそれを繰り返すと仲良くなり、ある時洞窟に見せたいモノがある・・・と
着いて行くと、そこには沢山の光輝く絵があった・・・・

凄い、凄い。全部おじさんが作ったの?・・・どうだ?気に入ったか?
うん。そっか・・・俺はこの石を使って作って見たかったんだが・・・

何しろ戦ばかりで・・・こんな高価なもの俺達のようなもんじゃ触れもしなかった・・・

いつもあんたにゃ世話になっているから、これを1つ持って行きなっ。
しかしな、今の世はせちがらいし、宗教ですら自由なんてありゃしない。

何か揉め事にでもなったら、困るだろうから流木で蓋をしたから、こうして隠すんだぞ。
そうすりゃ、きっと誰も判らねぇ。何せあんたは海岸でいつも得体のしれねぇもん

ばかり拾ってんだからなっ。また変わったもん拾って来て・・・と思われるだろうから。

それがその国にも戦がやって来て・・・それからどうなったのか?

そんな話がこの作品にあった・・・ってのは聞いてるんだが・・・わしも何せずっと
前に聞いた話なんでなっ・・・やっぱりね・・・思った通りだ。

おじさん、私これ買うわっ。良いのかい?本当に・・・

あのね、おじさん。その話ね、流れ者に貰ったんじゃなくて作って貰ったんだよっ。
私のお祖母さんが良くその話してくれたから知ってるんだ・・・

そうなのかい?じゃそれ聞かせておくれ。あのね、何度か会ってた時に流れ者に
教わって手伝っていたらしいのね。そのお礼に作ってくれたらしいのね。

聞いた話だと、娘は月の虎にイヌワシって言うのを頼んだらしいのね。
良く判らないんだけれど、今までは過去これからは未来を意味するんだって・・・・

所が戦があったでしょ・・・それで命からがら逃げた時に持って来れなかったんだって
・・・私の知っているのはここまで。

それで今日、ここを通ったらこれを見つけて、絶対これだぁ・・・って思ったの。
みぃつけたってね。きっと戦で燃えちゃったんだね・・・隠してあった流木・・・

あんた知らないのかい?これにはもう1つ話があるんだよ・・・・聞くかい?
うん。本当か嘘か?は判らんけど、中の絵がここから出してくれ・・・と燃えたんじゃ

ないか・・・と言われているんじゃよ。燃え方が不自然じゃろっ。
燃えたにしては不自然じゃろっ。判らんがなっ・・・それでも良いのかい?

勿論。この話をするとお客は誰も買ってはくれんのじゃ。薄気味悪いとなっ・・・
何とも不思議なお客さんじゃのう・・・

今はもっとあの頃とは違って素晴らしいモノがあるのに・・・何もこれじゃなくとも・・
でもわしは好きじゃがのう。

あぁそれとなっ、これはタイルって言うので絵を作っていて、モザイクって
言うんじゃよっ。おばあさんに伝えておくれ。

売っては見たものの、果たしてそれが本物なのか?偽物なのか?骨董品屋の主人には
全く判らないものだった・・・

時代は変わってもモノは残る・・・心ある者が心ある者に作ったモノは心と心が
繋がっている。時に人は、心のより所として、自分自身の宝物になる事がある。

それは1つの形では無く、個々の思いのこもったモノであり、それは時に
花であり、生き物であり、場合に寄っては女性でもある・・・

形は変われど、それは宗教にも似た崇拝に値する事もある・・・・

それを見る時、人の心を動かし、人を前へ前へと導く事が出来る力を持つ事があるかも
知れない・・・もしこの作品で彼女がそんな気持ちになる事があるのなら、

あれは心ある者が作ったと思われる本物なのかも知れない・・・・

さぁそれはどうかな・・・・あはははは。こんな話。










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