katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

浦安の魚の作品・・・カレイ

2022-06-02 07:30:37 | モザイク作家

今日は丸々1日、浦安の魚の作品。コープみらい東京さんの受付の関係上、何日か下地の日を確保したんだけど、前倒しで作っていたので,空き時間が出来たのね。そんな訳でまずは、下地の彫残しみたいな部分があって、そこを直してからスタート。

正直、昨日思ったよりも良い滑り出しじゃ無くて、若干へこんだが、彫り直しをしたからか、何か質がアップしたような気がして・・・いくらか気分を立て直した感があり。まぁしかし、気分と言うものは簡単でもあり難しいもので・・・。

物作りでの気分って言うのは、上手く出来たと思えば、良しっって思うし、出来が思わしく無いと、手が止まる。その時に進みたい・・・って気持ちが勝てば、納得行かない気持ちが残るパーツ・・・つまり暫定的な感じで進んでしまうのね。

それが仮に70点のパーツだったとする。その場合なら、仮に他のパーツより見劣りする事があっても、例えば他が90点代だとしても、立て直しは20点程度だから、そのままでも何とか持ち直す事が出来るから、立て直しが上手く行けば、左程、

気にならなくなるのね。しかし、もし50点だったとしたら?もはや40点の挽回なんて、挽回よりもやり直した方が早いのね。こんな判りやすい事は別に悩み事じゃ無いのね。常に悩みって言うのは、ギリギリアウトか?ギリギリセーフか?の場合。

良くバクチの花札の時に、思案ろっぽう・・・って言葉があるのね。つまり5以下なら勝負をしないって事だけど、上にはまだまだあるのに、6で勝負する?・・・悩み所って事なのね。ちなみに賭け事はしないけど、修業の時に何度も見て来たのね。

勝負事ってのは、そう言う勝負を掛けないと、安全安心だと思う時ばかりだと、あぁあいつが来たからヤバいな・・・ってみんなに気が付かれるのね。つまり時にはハッタリを入れないと、全てが筒抜けになるのね。

こんな仕組みが勝負事なのね。全てのスポーツがあっちむいてホイ・・って仕組み。ただ物作りって、相手はいないからこの駆け引きってのが、自分自身なのね。その時に気って話になるのね。気が張るとか、気乗りしないとか、気。

先を急げば50でも進むだろうし、これで良いのかな?と常に安心安全100が欲しい人は、90でも進めない。こんな事を20年もやればね、悩みって言うのはそんな事じゃ無くなるのね。60でも勝負する?これを挽回出来る?って危ない橋を行こうとする。

これじゃ無いかもな・・・と2・3枚切れば判りそうな事なんだけど、もしかしたら・・・何とかなるかも・・・なんて思って進んだ時、後で直らないとその周辺全部壊す事になる。そもそも60を良しにした時点で、周りのパーツの基準が、

それに引きずられ、66、62、65、63・・・みたいになれば、75なんてものが出て来たら、見劣りするし、そもそも一応先生をやっているから、切るって行為に悩み事は少ない。それを前提に見直すと、全部ただのクラッシュじゃん・・・。

つまり大きさのメリハリと、目地のラインそして色・・・線で作ると言うよりも、点で作っている感じなのね。本来は簡単側のテクニックなんだけれど・・・ぺきぺきにしないで、1cmにして、大変だと思って、先を急いだのかな・・・俺。

しかもこの話、全て数字で話しているから判りやすいだけで、どのパーツが60なんて判らないし、つまりそれを見逃した目に問題があるのね。気持ちもそうだけれど・・・それを何故OKにした・・・ってね。やっぱ気だな・・・。

まぁ確かに焦りはあるだろうな・・・なのね。夏に向かってお陰様で色んな事が入って来ているし、でもこうして宣伝的な作品も作らないとならないが、こうした作品はすぐに収入には結びつかないし・・・いつまで掛けるつもりなの?って、

気分があったかな?しかも仁科さんにイベント用なんてのも頼まれたし・・・慌てたのかな?いずれにせよ、一応立て直したから、また仕切り直しって感じなのね。


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