katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

キウイ教室

2012-11-27 07:19:58 | モザイク教室
もうこの繰り返しでは特に教える事も少ないけれど、しいて言えば花だけ、葉っぱだけ
・・・と繰り返して行くと、細かいバックが増えるので、一緒にバックを作って行くと

余計な手間がはぶけるよ・・・・要するに後々、その部分のボンド取りをしないと
ならないが、こんなに狭いとそれだけでも容易じゃないし、場合によっては無理をして

剥がしてしまう事もある。そうね・・・後は自分の思っている部分だけが木では無いかも
・・・・不思議な表現になってしまうが、花や葉っぱの後にも木はあって、

全部をしっかり描くんじゃなくて、曖昧な部分があるはず・・・それがぼかす・・・
絵画で言うテクニックとなる。まっ簡単に言えば数学の任意の点Pってあんなのと同じ。

何だそりゃ?って感じだけれど、葉っぱや花を作った残りは空・・・おいおいそりゃ単純
過ぎる。そうじゃなくて、残りは全部?・・・ってしないで、何処か意外な所に木は?

って考え方。昨日の話しと一緒で外すボ-ル玉を投げとく。きちんとね。
全部がストライクゾ-ンになっているから、きちんとし過ぎている。

わざとボ-ルを投げる。細かく入れるなら濃い玉にしたり、大きな場所は薄めな玉に・・
なんてのも1つの技。勿論、逆サイドに切り込むと逆の効果にもなるだろうね。

こんな比喩はサッカ-かな・・・?そうこれは前フリで・・・かんすけがやって来たのね。

今日はちょっと寄って見た・・・では無くて、建築材料の問屋さんのかんすけが何とか
新しい事を・・・と取り組んでいる、写真たてを何個も作っているのはご存知の

人もいるだろうけれど、以前は張るだけだったが、最近は若干切るスタイルも取り入れて
やっているんだけれど、それを展示している事もあってだろうけれど、

一般のお客さんも時よりやって来る事もあるらしいのね・・・そして今回は細かいタイルを購入しに、お客さんがいらしたらしいんだけれど、どうやら俺の事を知っていたらしく

凄い人なんですよね・・・・って言ってたらしいんですよ・・・って言うのね。
どうやらかんすけ本人では無く、事務をしているかんすけのお母さんからのまた聞き。

そこで、かんすけに・・・・そんな事は無いよなぁ?凄ければこんなじゃないもんなっ?
って言うと、苦笑いをして・・・えっ・・あっ・・・って戸惑ってたのね。

ごめんごめん、ちょこっと困らせたようなのね。あはははは。

それはそうと、今どんなの作っているのか?って話になって、丁度キウイもいる事だし、
感想が聞けるから・・・と見せて貰ったのね・・・・。

それを見る限りでは、行き詰っているように見えたのね。まっ当然なのね。
俺も今まで何度も繰り返して来た事。それはね、同じ大きさ、同じ幅、決まったタイル

の中で何かを作るって言うのは、沢山作れば作るほどバリエ-ションが無くなって行く。
そうね、思い出す限りでは山周タイルでのコ-スタ-作り・・・。

多分、何百枚単位で作ったと思うのね・・・しかもデザイン違いでね。全部。
そうやるといつか限界はあって、そこにエミリアなんかで色を使ったりすると、

またいくらかバリエ-ションは増えるものの、それでもいつか限界は来る・・・
要するにやり尽くした所までやった気がしたら、次に行かないと・・・。

俺はそれを経て最後はアトリエのテ-ブルを作ったのだけれど・・・かんすけも
次のステ-ジに上がるべき。もうそこには探しているものは無いはずだから・・・。

けれど当然、成功の元のステップアップなら上がって行き易いけれど、そんなのって
そうそう無い事じゃない?しかも、特に教えて貰った訳じゃないと、上に上がるって何?

・・・・って思うのも無理も無い。要するに独学の限界みたいな事もある。
それはかんすけが良く知っているはず・・・それはせがれのサッカ-・・・・

独学で良いのならスク-ルには入らなくても良いはず・・・でもきっとこうも言うかも
知れない・・・そう彼はプロを目指しているからであって、俺は違う・・・とね・・・

ただ俺に、キウイに・・・言えるかな・・・?そもそもかんすけがモザイクを始めた理由
・・・確か今までの材料屋さんの考え方からの脱出だったと思うが・・・

つまりいずれにせよ仕事に生かそうとしたんだね・・・ならば本気でやんないと。
かんすけのせがれはかんすけが支援や応援をするだろう・・・がしかし、かんすけには

誰がいるのかな・・・?俺は本気であるなら応援する気はある。がしかし、お遊びなら
十分である・・・今のままで。何故なら収入に結び付いているとは思えない状況の中で、

こうして時間とお金を使っても後悔無く続けられている・・・・ここがすべて。
継続は力なり・・・と確かに言うが、ここから先は覚悟が必要である。

余程の覚悟でやると言う意志を持たないと、身の回りの人達にも伝わらない。
仕事場に持ち込む以上、結果を求めなければならない。

しかし、新しい風を吹かすには時間も必要である・・・・

1つ提案をするのなら・・・目的意識の再確認と具体的に何か的を絞るって言うのは
いかがだろうか?その具体案だが、まずは娘さんを落としに行く事。

娘さんがお父さんそれ良いかも・・・・と言い出すモノを作りに行く。
それには、これはどうだろうか?、こんなのは?ときちんと聞く事。

購入者のお客さんがほぼ女の人である以上、購入者のタ-ゲットを絞るべき。
しかしいきなりお母さんを狙いに行くには難しい・・・何故ならそこはお洒落で無いと

中々買ってはくれない・・・しかも価格もかなりシビアである・・・
だから練習の意味でも狙いは可愛い仕上がりに絞って、購入者はお母さんでは無く、

お婆ちゃんが孫に・・・ここじゃないのかな?幸いかんすけには娘がいるのだから、
モニタ-には困らないはず。しかも娘と会話をするなんて持って来いのハ-ドル・・・・

実に手頃なハ-ドルで良い。もしそこに私が欲しい・・・と言わせる事が出来たのなら
次のタ-ゲットは奥さん・・・・どうだろうか?

すべて俺が今までやって来た事だから、1つの提案くらいに考えてくれたらそれで良い。
こうした何か具体的な考え方で戦略を考えたら・・・・どうだろうか?って話・・・

当然、人に言うくらいだから、俺も考えていない訳でもないが・・・・

いずれにせよ、こうしてキウイのようなこんな作品を作れる人が生徒にいる・・・・
今の現状を考えると、何かをしたいと考えるのは先生なら当たり前である。

例えば・・・の話だが、さっきのかんすけも同じで継続するってだけで大変だから、
継続は力なり・・・なんて言葉が後世にも受け継がれる。それ位難しいからね・・・

簡単ならこんな事を口にする事が恥ずかしい行為である・・・。では何故か?
それは慣れによる自分自身との戦い、葛藤なのでは無いか?・・・

最初は出来た・・・ってだけでも楽しい。がしかし、同じ事の繰り返しは辛い。
そうでも無いって人がいるのなら、ずっと同じゲ-ムソフトをやり続ければ良いはず。

ずっと同じDVDを見ていれば楽しいはず。ずっと、ずっと・・・。そんな人を観た事が
無い・・・。こんな事は単なる生活だから・・・とか、仕事だから・・・・・と

生活の為にやり続けている・・・そんな時くらいしか観た事が無い。
ただそんな気持ちでは、それ以上は慣れる事はあっても最初の気持ちのようなものは

忘れてしまうし、無くしてしまう・・・そんな気持ちのまま続ける事が出来るだろうか?
しかも何故こんな事を続けているのだろうか?とは思わないだろうか?・・・・

まるでエヴァンゲリオンのような話になってしまったのね・・・

知っている人ならすぐに判るだろうけれど、いきなり説明無しに中学生なのに使命を
与えられ、逃げる事は許されず、戦う相手は決まっていて、ただ何の為に・・・が

良く判らない・・・もはやどうすれば良いのか判らないから、やれば良いんでしょ?と
言われればやるよ・・・とこなすだけとなる・・・良く考えれば簡単な事なのに・・・

実は子供の方が目的意識を持つのは簡単なのね・・・何故なら親が支援をするから。
失敗も許されるから。でも親はどうだろうか?・・・・誰も支援してくれない・・・・

失敗したくない・・・と考えれば、最初の気持ちとは違って来る・・・結果が必要となる
しかし結果はそう簡単に出ない・・・要するに居場所探しなのかも知れない・・・・

そこに残りたいか?そこが必要かどうか?そう言う気持ちに本気になった場合、
上手くなりたい・・・そう言う気持ちが芽生えると、当然己の時間を多く割く事になる。

それが上手くなる為の1歩となり、それが慣れに繋がる。それはのりちゃんやお母さんを
見れば一目瞭然。ああして短期間に集中して、たったの数ヶ月であれだけの作品を

作れるようになる・・・がしかし、あんな作り方をしていたら続かない・・・無理を
相当したはずだから・・・。あれは短期間で結果を出す為だけに許されるやり方。

しかし、あの作品達が次なるステ-ジを欲しがる自分に火を付けられる事になる。

上手くなりたいって欲望に火を付けるのも自分なのである。がしかし、また慣れると
上手くなって頭打ちになる・・・学校の進級と同じで、次々とやって来るハ-ドル・・・

こうなるときりが無い・・・。これは運動で言えば、キウイの場合なら、物凄いノックも
軽くこなす守備、フリ-バッティングでは右に左に打ち分けるそんな練習では、

飽きるほどやっているので、普通のお教室の人数くらいの手伝いや、作品作りでも
そこそこの仕事がやって来たとしても、驚きもしない腕がある。

要するに腕を見せるステ-ジを先生としては欲しいのね・・・・もっと良いステ-ジ。
そう言う人に見られるステ-ジがね・・・今後の刺激になるステ-ジがね・・・。

それをかんすけはすでにステ-ジを持っているのね。事務所の片隅とは言え・・ね。
折角持っているのだから、その意識を持ってやって貰えると良いんだけれど・・・。

かんすけは付き合い長いから、もうこれだけ書けば判るはず・・・俺を見続けているのだから・・・。大工さんの新品事務所から、倉庫に移って都落ちのような状況でも続けて

むしろあの時よりも今の俺は格段に生徒さんが多い・・・しかし時間は相当掛かった。
ディスプレ-としての作品は何ら変わっていないから、近所からの生徒はほぼ無い。

変わったのはかぐやが作っているネットでの宣伝。だから遠くからの生徒さんが増えた。
俺が思うにはかんすけはいかにディスプレ-作品で近隣の人に訴えられる作品を作るか?

に掛かっていると思う。しかももしかすると、写真たてがある場所・・・と慣れられた
としたら?・・・・CMでは無いが、ハムの人になってしまったのでは無いか?とも

思われる・・・・。お互い仕事に関して・・・とやっているのだから、葛藤だの切磋は
修業だと思ってやり続けましょう・・・とでも言って、お開きとします。




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