katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

お母さん教室と新作下絵とイベント下地

2016-03-26 06:40:11 | モザイク教室
今日はお母さん教室。それまでは新作下絵の是正になるのだけれど・・・・先日のコメントの件でしばらく振りにお客さんとお話をすると、下の娘さんのアイテムはあるのだけれど、上の娘さんのアイテムが見当たらない・・・・と言う話・・・所がメモを良く見ると、上の娘さんのアイテムは抽象的で、

ブラジル・・・これはポルトガル語の文字が入るし、青が好き・・・は色を入れるだけ、そしてカッコいいのが好き・・・・これは出来上がりが男の子っぽくなれば・・・・見たいな話で、一応は全て入っているのね。だから打ち合わせ通りな訳なのね。

ただそれについては、判りやすいアイテムを聞いたので入れる事にしたんだけれど・・・・朝、追加のメールが来ていて、途中の中での下絵の一番新しいものよりも、その前の下絵の方が下の子が良いって言っている・・・・って言うのだけれど・・・・。ん・・・・・。

本来、わざわざ途中を見せているのも、そうした是正をする為もあるし、良いのだけれど、ただ足りないからプラスの話ならまだ前進した感じがするが、出来たものを前に戻すのはいささか厳しいのね・・・・何故ならそうならない為に見せているのだから。

そもそももっと良くする為の前提で時間を掛け、考えているのに・・・・それを決めるのが下の娘さんと言うのなら、お洒落を目指すんじゃなくて、未就学の子の趣味を目指すのなら、全く意味が違って来るので、文字だって平仮名にしても良いんじゃないのかな?・・・・

しかもブラジルに関しても上の子のアイテムも入ったし、ポルトガル語にする必要もそれほどこだわらなくても良いんじゃないのかな?ってね。
大事な事は、今が必要なのか?未来になのか?・・・・未就学の子の意見では無く、そこはお母さんの説明で解決出来る事なんじゃないのかな?・・・・

と色んな事を考えたりもする。そもそもが普通は図案の通りをただ作るだけなんて言うのが普通のモザイク。それが作家さんにお任せなんてスタイルもあるが、あえて時間が掛かってもこうしたやり取りをして、作るのが俺のスタイルでもあるが、難しい事があってそれは全て打ち合わせにある。

そもそもただの問診みたいなものなのね・・・打ち合わせなんて。家族構成やら性別だったり、ゆかりのある事を聞いたり、趣味趣向だったり・・・。
そんなメモを頼りに描いて行ったのだから、そこに書いてあった事をチョイスしただけであり、そこに書いていない事は一切判らない。

だけど、そんな問診のような打ち合わせみたいな時間では言い忘れた事もあるだろうから、アイテムを入れて・・・って言うのなら、これはじゃ何処に入れようかな?とか、そのアイテムをどうデフォルメすれば良いかな?・・・・とか、それでも考えないとならない。けれど・・・それを決めるのが未就学。

打ち合わせしていた時にずっと側にいた娘さんなら、話もしたし好みも聞いた・・・・けれど、ほぼ見ただけの娘さんの好みは当てられない。
それでは不利過ぎるのね。ただ、聞いたアイテムは入れないとならないし、描き直すのは決まっているのだから、とは言って戻るのは嫌なので・・・・


こうなったのね。要するにリボンはリオのカーニバルみたいな賑やかさを可愛く見せたつもりだったが、下の娘さんが怖い・・・って言ったので、1つ前に戻して・・・と言う話だったので、リボンは取って、リオのカーニバルには欠かせない羽みたいな形に切り替えて、上の娘さんの好きな青を多くした。

これでブラジルも上の娘さん色は多くなったはず。判りやすく筆も一輪車も入ったしね。ここにポルトガル語が入れば相当ブラジル色は加わる。
それとお母さんが大阪出身と言う事で太陽の塔みたいなもの・・・・を入れようとして、でも流石にすっかりそう見えるのはねぇ・・・。

お洒落な感じが無いと思って変化させたものが、怖いに繋がった・・・って言うし、私は良いから娘が・・・・って文章もあったので、それなら取る事にして、スッキリさせた。後はポルトガル語が入ってから・・・そんなこんなでお母さん教室。



そうね、お母さんはそろそろ速球だけで無く変化球の練習かな?って感じなのね。そもそも基本は何?って言ったら、道具を自由自在に使う。じゃそうなるとどうなる・・・結果は?ちゃんと狙った形にしっかり切れる・・・しかも何度と無く同じように・・・・。

さてこれを具体的に説明すると、きちんとキャッチャーが構えた所に大体きちんと真っ直ぐにその周辺に投げられるって事になるでしょ?今、お母さんはそんな感じになって来たって事なのね。じゃキャッチボールは満足に出来るようになったって事なのね。

テニスならラリーが出来るって感じかな?それがテニスや卓球にはバックハンドなんてテクニックがあるでしょ?あれね、あれ。モザイクにもバックハンドがあるのね・・・・それによって、えぐるとか、レロレロみたいなうねりを作れるようになるのね。

つまり直球としての直線では無く、レロレロってうねる変化球を練習して・・・もう直球やフォアハンドは良いから・・・って課題かな?それがこのアップの上の方の濃い部分り3つくらいなのね。良く見て貰うとうねっていると思うのね。こんな事が出来ると、花が揺れる・・・だって変化球だから。

簡単な理屈で、直線はカチカチって感じだからロボットみたいになる。けれど花はうねる・・・うねる表現はグネッとさせたりする事。
そもそもここまで直線に慣れたのなら、それを封印する。得意になったのだから・・・。それを更に上手くなるには?

また初心に戻れる何か?にチャレンジする事。ただチャレンジとは聞こえが良いが、また思い通りに切れなくなるのかよぉ・・・って話。
完全に切れるのに、また失敗を重ねる事になる。当然進まない・・・身も削る・・・・良いねぇ、上手くなるって・・・・って話。あはははは。

慣れたら捨てる。どうせほっといても使うだろうからね。慣れなんてもんは・・・・それを一皮剥くには?慣れを捨てる。つまりチャレンジとは、慣れる努力をしてある程度完成が見えたら、捨てて次へ行く。例えばかぐやの場合なら、花を捨てて女の人へ行き、更に建物へ・・・ってね。

今のかぐやは花よりも女の人や建物の方が上手い。ならば今度は徹底的に花に戻る事。その素晴らしい女の人や建物に似合う花にする為にね。
基本の直球を慣れたら、変化球の練習だったり、フォアからバックへ・・・とか、全て人がやる事なんて考え方は一緒。

それをやる勇気が第一歩で、慣れるとついついおっくうになる。折角出来る様になったのだからね・・・・でも、そのままではそのままで終わる。
最初は何でも勇気や覚悟。2歩目からは繰り返し・・・・つまり慣れ。こうした理屈を徹底的に頭に叩き込むと、当たり前の事になる。ただそれだけ。

別に強制はしないけれど、お母さんにはこんな事がそろそろ必要かもね・・・・ってお知らせ。そんな中、キウイが仕事の帰りにやって来て・・・。
お母さん教室だったから・・・・いるかな?と思って・・・・・いたいた・・・・・って。あはははは、自由な人なのね。

何か仕込む事ありますか?・・・・まだ、でも目になったら入れて貰おうかな・・・じゃ。そんな話を出来るのも、こうしてやって来るからであって、わざわざまだ何も無いのに連絡はしないけれど、こうした前フリは準備がしやすいのは確かなのね。アテになるしね。とても有難いのね。

さてそんなこんなでお教室の後は下地彫り・・・・


これで150個分は彫るだけは彫った事になる・・・・

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