katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

待ちに待った・・・かごしま水族館の展示決定

2017-11-10 20:36:38 | お知らせ
ご存知の方もいるとは思うけれど、あのウミウシの作品の行く先が決まったのね。それがウミウシを常時展示していると言う、かごしま水族館・・・この作品を作り始めた時、何処かの水族館で展示させて貰えないかなぁ・・・勿論、寄贈も覚悟で・・・。

そんな気持ちで始めた作品は、完成してアクアリウムバスにも持って行ったりして・・・・とは言え、その後、特に行く場所も無く、アトリエで埃を被っていた・・・それは仕方無い事で、女の人ばかりのアトリエでは、興味を引くのはモザイクである・・・って事で

モチーフの魅力には全く興味が沸かないだろうし、そもそもそんなに人気がある生き物なら、イルカやペンギンのように何処にでもいるはずである。しかも、更に言えば大人の爪程度の大きさと言えば、場所は取らないし、何処でも展示出来るはずなのね。

勿論、飼育は難しいんだろうけれど・・・ただウミウシの写真集があったりするのだから、興味をそそるものがあると思うのね。
それが、良くどうしてウミウシ?って聞かれる事があるのだけれど、これだけでも十分だと思うのね・・・モチーフとして。

そもそもこんなに綺麗な生き物なのに、メジャーじゃない。きっともっと眼に触れれば、人気になる生き物だと思うのね。ん・・そう思いたいの方が、後を続けやすいかな?・・・それをモザイクと同じような気持ちになったのね・・・。

犬や猫や花や野球やサッカーや・・・みんなが知っててみんなが好きで・・・ってもんじゃなくて、ほとんどの人がそれ何?って。そもそも建築にタイルが減っている今、更に手間を掛けるモザイクなんて、時代錯誤って言われそうだが・・・。

でもピンチはチャンス。つまり知られていないのなら知って貰うふり幅があるって事でもある。これ何?同士で言うのなら、それでも何か良いぃぃ・・・・って思って貰えれば、後から何か知って貰っても、それはそれ。見つかってなんぼなのね。

ある意味、相当意地を張った作品でもある。ただ、以前の穂竜って大きな金魚だって、かなり尖っていたと思うし、意地を張ったが、じゃあれを何として、どんな評価をして貰えるのだろうか?・・・と考えた時、あの時の失敗を繰り返さない為にも、

一体それを何処に置いて貰って誰に見て貰うのか?・・・って具体的にした時、水族館・・・と決めて作ったのね。しかも、1匹大きく作ったら面白いかも知れないが、それでは穂竜になってしまう。だからこそ、きちんとした意味を持たせて作ったのね。

生息地が違う場所で出会うはずの無いウミウシ達・・・このウミウシは俺に関わった人達でもあったりする。そんな意味も込めている。いずれにしても、ただ大きい、ただ面白い・・・そんな作り方はしなかった。それも良かったのかも知れない。

勿論、聞いて見ないと判らないから、全ては、かもね・・・なのだから、今はそれよりもただ良かった・・・これだけで十分。
それはそうと、既にかぐやが来た時には書類待ちって感じでね・・・作品の後ろにタイトルとか書いたのね・・・。



そうね・・・随分前から書類の問題だったから・・・まだかな?まだかな?・・・って待っていたのね・・・


夕方、郵便屋さんが来た時に・・・良しぃぃって思ったのは、ずっと外でアクアリウムバスの下地を彫っていたから・・・。


完全に彫りながら待っていた感じなのね・・・そんなこんなで書類と共に既にかぐやと梱包してあった作品を送った・・・。
それと、今まで看板に入っていなかった電話番号を入れた・・・少しずつ何かを変えようとして・・・。

何か何でも無いような1日なんだけれど、何だか遅いような早いような、不思議な時間を過ごしたような気がした・・・。




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★NEWS★かごしま水族館展示決定!

2017-11-10 18:38:27 | お知らせ

情報解禁です。ウミウシの作品が遠く鹿児島県にある「いおワールドかごしま水族館」内ウミウシ研究所に永年展示していただけることになりました。
ウミウシを常設展示されているという貴重な場所に飾っていただけることなります。
作品を発送したところなので、まだ実際の展示は先になりますが、お近くの方がいらっしゃいましたらぜひご覧ください。

『いおワールド かごしま水族館』 鹿児島県鹿児島市本港新町3-1

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みどり教室と色々と・・・

2017-11-10 00:40:04 | モザイク教室
今日はみどり教室・・・とは言いつつ、販売作品やらアクアリウムバスやらの話がメインだったりして・・・そんな中、レンタルボックスのウダガワさんの所に作品の入れ替え。その後も、好き放題にさせて貰ったお陰で・・・こんな。


明後日の亀有カルチャーの展示作品も入れ替えしたいし、アクアリウムバスの新作下地も・・・・相談しつつ、少し進展した感じあり。いくらかここも落ち着いたかな?・・・と思いつつ、アクアリウムバスでのメイン展示作品の話になり、正直な話で、今から

作るとなると、間に合わないだろうし・・・・どうしたもんかなぁ?って言っていると、みどりが東錦の表札の方に頼んではどうですか?・・・・って。ん・・・ただなぁ、流石にそこまで引き延ばすのは・・・と思っていたのね。

良く何で完成しているのに納品しないんですか?って言われるんだけれど、多分それは商品と作品の違いだと思うのね。商品ならベルトコンベアーに乗ったみたいに次々と流れて行く・・・仮にそれが手作りだろうとそう言う感覚だからだと思うのね。

作品って言うのは1点モノ・・・そんな感覚。これが建築なら、建売と注文住宅の違いだったり、何しろそんな違いがあったとして、1点モノってサンプルがあると思う?って話・・・常に新しい事をやっているとしたら?結果って判る方がおかしくない?

もしかしたら以前の形では不備は無かったのに、今回の形では・・・とか、目地が乾燥した後に、ピンホールって言う空気の穴みたいなものが無いか?とか、常に何日か様子を見ないと、怖くて納品なんていきなり無理なのね。

そもそもが良く心が入っている・・・なんて簡単に言う人がいるが、例えば本気で大事なら渡したくない・・・とか、涙が出るとか、そんな気持ちにならないかな?少なくともお嫁に出すなんて嬉しいなら嬉しいだけで良いし、親の涙はその中に本当に嬉しいのみかな

・・・って考えたりした時、嬉しい事や悲しい事や、一緒に体験した事を思い出したりして・・・でも見送る・・・こんなものがあって、だから心が入っているものなのね。つまりそれが娘と言う人であるから受け入れやすいが、それと同様に作品を天塩に・・・

と同じようにしているのなら、右から左へみたいなお金と引き換えみたいな納品は出来ないと思うのね。つまりその時点で商品。勿論商品なら感情移入はしなくても生活費でも娯楽費としての交換でも関係無いが、作品となるとそう言う違いがあると思うのね。

少なくとも魂だの心が入っているなんてものは、数時間じゃ出来ないし、もっと判りやすく言うのなら、みどりのは作品で、今日の俺の画像は商品と言う事になる。同じでは無いって事なのね。どちらが作りたいか?で教え方は全く違うのね。

おっと長くなっちゃったけれど、そんな中、コメントに東錦の表札をアクアリウムバスで使いませんか?・・・とお客さんから・・・何んとも有難い話だったのね。って、もっと言えば、何も話していないのに、まるで聞いていたかのタイミング。

お陰で展示作品に困る事は無くなったのね。

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