東京朝鮮第二初級学校の仕込みとお母さん教室。

今日はお昼頃からお母さん教室。ってな訳で、朝一番でまずは東京朝鮮第二初級学校の額縁を彫る・・・から始める。


それでもまだ時間があって、それじゃセットンって6色の柄の部分に取り掛かる事にしたのね。


そんな中、お母さんがいらして・・・・この仕事に参加して貰うので、一通り説明して・・・・。どうやら最近、忙しくてブログを見ていなかったらしく、最初からのお話になっちゃって・・・・こらっ、お母さん・・・頼むわぁ・・・・ってな話。

そんな中、キウイがやって来て・・・・勿論、キウイも参加なんで、受けた俺の説明とは別で、手伝う側からの意見なんてものがあったりしたのね。
例えば、どんな段取りでやるのか?とか、これからの仕込みとか・・・・まっ4人で40人を見るのだから、何事も無くするには念には念をで結構。

そんなこんなで、ほとんどがこの話で終わっちゃったのね・・・・そんな訳でこんな感じで、あんまり進んで無いんだけれど・・・・。
お陰で随分とそっちの話は出来たのね。そんなこんな後は、急ピッチの仕込み・・・・



桜の下地のペンキを塗って・・・・本体に合体って所までは来たのね。

ノア教室・・・後2回

朝、アトリエに行くと案の定、卵を産んでいる金魚がいて・・・・産卵疲れと思われるのが死んでいたのね。この所の暖かかったり寒かったりの繰り返しでは、春が来たって思ってフライングしてしまったんだろうね・・・・。勿論、単なる衰弱なんてのもいるんだけれど・・・・。

そんなこんなで午後からノア教室。実は旦那さんが転勤らしく、今日を含めて後3回って連絡が数日前にあって・・・・正直ガッカリしていたのね。
何しろこれだけの作品・・・・責めて最後まで完成するまで教えたかった・・・・だから何か心残りでね。

今までも途中で完成していない方はいたけれど、きちんとこうした理由で・・・・と言う形では昔のかぐやを思い出した。しかも、これだけの大作。
ただその思いは本人がそう思ってくれなければ、疎遠になってしまう事だろう・・・・。

でもそれがかぐやは、きちんとその作品を終わらせるだけでは無く1人でも続けている。そうかと思うと、湾ちゃん。最初から遠く離れた場所で1人、頼みはこのブログのみんなへの指導を参考に作っている。そう考えると、やろう・・・とする気持ちが強ければ続けられると思うけれど・・・・。

けれど・・・と言ったのは、アトリエを良く知っている場合、モザイクをする・・・って言う環境の中では、ここが一番良い場所な事に気が付いてしまうだろう・・・・何しろここにあるタイルは全て作家katsuが使っているものばかり。要するに料理の鉄人の食材が用意されているようなもの・・・・。

しかも、指導にしても聞かれた事が目の前で見せられる。下地1つでも微妙に違う事があっても、その場で直せる・・・・アトリエとはそんな場所なのね。ただそれを単なる倉庫じゃん・・・・埃だらけで・・・・って思う人には判らないだろうけれどね。あはははは。

そんな環境から全てが不便になる。やる気だけでは解決は出来ない事があるものなのね・・・・それをいかにその環境のアシストが出来るか?になる。
例えば、タイルはここで売っているから・・・・とティーアートを紹介するとか、下地はこんな寸法で・・・・と頼んでね・・・・とか。

ただ、それらはあの時のかぐやとは違って、今はLINEだってテレビ電話もあるのだから、きちんと理解してくれれば、初のネット指導なんて事も視野にはいれるつもりではあるんだけれど・・・・。例えば、ここなら少量のタイルを渡せたりもする。けれど直接ティーアートから買うとなると、

当然あっ、間違った・・・・って訳には行かないし、必要な分だけは買えないから、全て余って行く。続ければそれらは全て使えるものだけれど、すぐには使わない色が増えて行くものなのね・・・・その癖、行く先々に色が足らなくなるだろうし・・・・その時にアトリエに来ていた人は不便に気が付く。

でも、それも乗り越えられる強い気持ち・・・・つまり幸か不幸か?大作なのである。これを未完成のままお蔵入りさせる事が出来るか?なのね。
これがコースターだったとしたら、これでおしまいにしよう・・・・って切り良く終われるだろう。

じゃノアの対策の場合は?・・・・って話。勿論、完成させます・・・・って言ってくれたんだけれど、なるべく良い環境を整えて見送りたいのね。
何かお嫁さんに出すお母さんみたいな感じ・・・・料理はきちんと出来るかしら・・・・あれも教えとこうかな?・・・・鍋もう1ついるかな?

でもかさばるかな・・・・?とか、困らないように・・・・ってね。意外と本人の方がケロッとしていて、何とか乗り切っちゃうのかも知れないけれどね。そんな中、今日は瓦をやったんだけれど・・・・近所にこんな瓦があって、写真を撮らせて貰ったのね。

それを参考にこうなったのね。これも1つの指導なんだけれど、もうここまで出来るようになったら、何も見ないで適当に下絵を描かない事。
きちんと理想に近いものを良く見て参考にすれば、着崩し的な考え方になるけれど、どうせ絵がヘタだから・・とか、まっ良いか・・・じゃなくて、

こんなに素敵な作品になっているんだよ・・・なのね。つまり下手だから・・・とか面倒だから・・・を理由にしないで、ここまで出来る人に鳴ったのだから・・・少しだけでもマシな絵に・・・・って言う気持ちになって、ちゃんと良く見て描く。

それにはちゃんと理想に近い画像を手に入れる事。そうすれば、こうして瓦も満足出来る仕上がりになったのね。後2回で壁について教えれば、みかんの木は何とかするだろうし・・・・右側の空白あたりに家を入れるって言ってたから、そこだけの問題になりそうなんだけれど・・・・。

ただ後2回で教えられる事を教えて、後2回で今まで有難うございました・・・・・って第一部の付き合い方を完結して行くんだろうけれど・・・。
無くすって気持ちを整理しないと行けないのね・・・・続く人なんだから・・・・と。

ただ今日は俺自身が立て直せなかった・・・・何せこれだけの大作を作る人がアトリエを離れるのだから・・・・。


そんな教室を終えた後は、どんな気分になろうともやる事は1つ・・・・俺には楽しかろうが辛かろうがモザイクしかない・・・・。