朝、浦安のでっかいねずみがいる所のテ-ブルの件で担当者さんがアトリエにいらっしゃる。材料の手配のための準備、確認、施工日・・とやる事がある。
何しろ3回目とは言う慣れは失敗の元。親しくなったのは良いが納品するまでがすべて。
いつも新鮮なのが良い。その方が良い意味の緊張感もある。
まっお会いした事で前進だし、下地の日程の保障が無いとかぐやが来る日程も決められない。何しろこの為に大阪から来るのだから。それともう1つ。
この仕事は手間のみの仕事なのだけれど、材料の相談等は常に乗っている。
姿勢としてここまでが自分の担当だから・・・と言うまるで責任逃れにも聞こえるような
そんな対応はしていない・・・そう判って頂く為にも対応はこまめにしている。
そんな中、入れ替わるようにキウイのお友達がやって来る。もう作品を観た時に、
これはこれは唖然としか言えない精度の良いパ-ツで作った・・・としか思えない丁寧な
仕上がりにただただ感心する。葉っぱも赤い丸もどれもがね。
だから本人には、目地はともかくぺきぺきタイルでは俺の教える事は少ない・・と伝えた
これだけの作品を作れるのなら、ぺきぺきのモザイクなら十分に1人でも楽しめる。
そんな中、すでに次回作の構想と下地も持って来ていた。それにも感心。
しかしその下地は100円ショップで買ったものだった。そこに何を作りたいか?の構想を
聞くと、子供の年齢分のろうそくを作りたいと言う。
なるほどね。その子を一番知っている人が作る作品ね・・・そこで質問をした。
この下地の額縁の色は子供さんの好みでしょうか?とね。
しかしどう考えても数種類の中で良さそうなのを選んだとしか思えなかった・・・・
すると全くその通りです。と言う。ほらそこが大事・・・
本来、そんな思い入れを作るのに額縁なんて重要なものをこれで良いかっ・・・って
決めたって事になるでしょ?もしその額縁の色も好みのタイルを張ったとしたらって。
勿論、ペンキを好みに塗り替えるってのも良い。しかしいずれにしても駄目なのは
そんな思い入れのある題材なのに、額の安易さ。もっとこだわるべき。
するとそんな事まで考えていなかったと言う。そこでどんな事をしたいか?を聞くと、
ん・・・と悩む。そりゃそうだよね、今の今だもの。けれどね、
そもそも中身は決まっている。ここが構想の立て方の勉強なのね・・・・
では例題として良く使うシンガ-ソングライタ-で考える事にする。
シンガ-ソングライタ-とは?作詞、作曲、そして歌う。出来れば楽器を弾いて・・・
ほらこれを俺達モザイクに当てはめる・・・
楽器を弾いて歌う事は、タイルを切ってモザイクにすると一緒。
作詞、作曲は、色とか形でも良いし、額と中身でも良い。つまり中身もモザイクも
決まっているのなら、後はそれに合わせて行けば良いだけ。となるとろうそくは何色?
すると、白では無く色付きだと言う。もしバックが白なら何色選んでもそうトッピには
ならないだろうし、逆も真なりで言えば黒のバックも捨て難い。だとしたら・・・
一体どんな額の色にすれば子供さんの喜ぶ作品になるのだろうか?・・・・
こうやって一つずつ決めて行けば、簡単に縁取りの色なんて決まってしまうのね。
つまり何処から決めて行こうが、きちんと終着点さえ決まっていれば、
そこへどう向かうか?だけなのである。別に作詞からだろうが作曲だろうが考え方は
一緒。こんな事を・・・・ながらでやる癖を付ける事。常に言っている・・・ながら。
例えば、ろうそくを付けるとは?夜・・・ってすぐ思い浮かぶ。けれど結婚式なら昼間も
付けるがやはり暗くする。より炎を目立たせる為だと思うのだけれど・・・・
その時に安易にバック何しようかな?って考えるのなら、ろうそくや炎に使っていない色
を選択すれば、大きな失敗は無い。大事なのは内容。
そのろうそくはどんな場面の話なのか?どんな人が登場するのか?そこは何処か?など
ある場面を想定してその1コマを作る・・・ってイメ-ジをする事。
誕生日パ-ティなら飾りはあるだろうし、クラッカ-なんかも飛び交うかも知れない。
ひっそり二人きりで祝っているかも知れない・・・・それに見える為にはどうするか?
こう言う事をひたすら考えるのが大事で、これは風呂だろうが、料理しながら、
通勤、そして見るものすべてがアイデアになって来る・・・
つまり構想を立てるとは、至る所で出来る訳だ。何も机に向かってやるものでもない。
しかし・・・・ながらが出来なければ、全く夢と同じようにぼぉぉっと消えて行くもの
だからアトリエでは何かをやって貰い、質問また質問をして何らかのヒントを聞き出す
つまり生徒さんのノ-トが俺になる・・・それを何度も何度も繰り返せば、おのずと
まとまりある構想になる。こんな説明をしてじゃ目地・・・勿論目地をしながら・・
次の構想に役立つと思われる話を永遠に続けるんだけれど・・・・あはははは
本人も納得する仕上がりとなった。そして次回までに具体的に下絵を描いて置いて、
と伝えお開き。
その後、シドさんの・・・に手を付けるが、何しろ夏の玉石プレ-ト100枚、浦安のねずみ
・・・のタイルに下地・・・・そしてここに大人が数人来るとなると、
もうアトリエ内には無理がある・・・そこで悩む事になる・・・
もう置き切れないから自宅にでも置くしか無いか・・・けれど自宅は整理中のタイルの
山・・・明日は片付けでもやらないとどうにもならなくなって来た・・・・
何しろ3回目とは言う慣れは失敗の元。親しくなったのは良いが納品するまでがすべて。
いつも新鮮なのが良い。その方が良い意味の緊張感もある。
まっお会いした事で前進だし、下地の日程の保障が無いとかぐやが来る日程も決められない。何しろこの為に大阪から来るのだから。それともう1つ。
この仕事は手間のみの仕事なのだけれど、材料の相談等は常に乗っている。
姿勢としてここまでが自分の担当だから・・・と言うまるで責任逃れにも聞こえるような
そんな対応はしていない・・・そう判って頂く為にも対応はこまめにしている。
そんな中、入れ替わるようにキウイのお友達がやって来る。もう作品を観た時に、
これはこれは唖然としか言えない精度の良いパ-ツで作った・・・としか思えない丁寧な
仕上がりにただただ感心する。葉っぱも赤い丸もどれもがね。
だから本人には、目地はともかくぺきぺきタイルでは俺の教える事は少ない・・と伝えた
これだけの作品を作れるのなら、ぺきぺきのモザイクなら十分に1人でも楽しめる。
そんな中、すでに次回作の構想と下地も持って来ていた。それにも感心。
しかしその下地は100円ショップで買ったものだった。そこに何を作りたいか?の構想を
聞くと、子供の年齢分のろうそくを作りたいと言う。
なるほどね。その子を一番知っている人が作る作品ね・・・そこで質問をした。
この下地の額縁の色は子供さんの好みでしょうか?とね。
しかしどう考えても数種類の中で良さそうなのを選んだとしか思えなかった・・・・
すると全くその通りです。と言う。ほらそこが大事・・・
本来、そんな思い入れを作るのに額縁なんて重要なものをこれで良いかっ・・・って
決めたって事になるでしょ?もしその額縁の色も好みのタイルを張ったとしたらって。
勿論、ペンキを好みに塗り替えるってのも良い。しかしいずれにしても駄目なのは
そんな思い入れのある題材なのに、額の安易さ。もっとこだわるべき。
するとそんな事まで考えていなかったと言う。そこでどんな事をしたいか?を聞くと、
ん・・・と悩む。そりゃそうだよね、今の今だもの。けれどね、
そもそも中身は決まっている。ここが構想の立て方の勉強なのね・・・・
では例題として良く使うシンガ-ソングライタ-で考える事にする。
シンガ-ソングライタ-とは?作詞、作曲、そして歌う。出来れば楽器を弾いて・・・
ほらこれを俺達モザイクに当てはめる・・・
楽器を弾いて歌う事は、タイルを切ってモザイクにすると一緒。
作詞、作曲は、色とか形でも良いし、額と中身でも良い。つまり中身もモザイクも
決まっているのなら、後はそれに合わせて行けば良いだけ。となるとろうそくは何色?
すると、白では無く色付きだと言う。もしバックが白なら何色選んでもそうトッピには
ならないだろうし、逆も真なりで言えば黒のバックも捨て難い。だとしたら・・・
一体どんな額の色にすれば子供さんの喜ぶ作品になるのだろうか?・・・・
こうやって一つずつ決めて行けば、簡単に縁取りの色なんて決まってしまうのね。
つまり何処から決めて行こうが、きちんと終着点さえ決まっていれば、
そこへどう向かうか?だけなのである。別に作詞からだろうが作曲だろうが考え方は
一緒。こんな事を・・・・ながらでやる癖を付ける事。常に言っている・・・ながら。
例えば、ろうそくを付けるとは?夜・・・ってすぐ思い浮かぶ。けれど結婚式なら昼間も
付けるがやはり暗くする。より炎を目立たせる為だと思うのだけれど・・・・
その時に安易にバック何しようかな?って考えるのなら、ろうそくや炎に使っていない色
を選択すれば、大きな失敗は無い。大事なのは内容。
そのろうそくはどんな場面の話なのか?どんな人が登場するのか?そこは何処か?など
ある場面を想定してその1コマを作る・・・ってイメ-ジをする事。
誕生日パ-ティなら飾りはあるだろうし、クラッカ-なんかも飛び交うかも知れない。
ひっそり二人きりで祝っているかも知れない・・・・それに見える為にはどうするか?
こう言う事をひたすら考えるのが大事で、これは風呂だろうが、料理しながら、
通勤、そして見るものすべてがアイデアになって来る・・・
つまり構想を立てるとは、至る所で出来る訳だ。何も机に向かってやるものでもない。
しかし・・・・ながらが出来なければ、全く夢と同じようにぼぉぉっと消えて行くもの
だからアトリエでは何かをやって貰い、質問また質問をして何らかのヒントを聞き出す
つまり生徒さんのノ-トが俺になる・・・それを何度も何度も繰り返せば、おのずと
まとまりある構想になる。こんな説明をしてじゃ目地・・・勿論目地をしながら・・
次の構想に役立つと思われる話を永遠に続けるんだけれど・・・・あはははは
本人も納得する仕上がりとなった。そして次回までに具体的に下絵を描いて置いて、
と伝えお開き。
その後、シドさんの・・・に手を付けるが、何しろ夏の玉石プレ-ト100枚、浦安のねずみ
・・・のタイルに下地・・・・そしてここに大人が数人来るとなると、
もうアトリエ内には無理がある・・・そこで悩む事になる・・・
もう置き切れないから自宅にでも置くしか無いか・・・けれど自宅は整理中のタイルの
山・・・明日は片付けでもやらないとどうにもならなくなって来た・・・・