katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

仙台の大御所の作品に戻る

2009-03-26 06:45:42 | 世界遺産をみんなでつくろ!
これまでも何度か連絡をしたけれど、お忙しいらしく中々思うようにならなくて、
ブログの確認もおぼつか無い状況・・・それでもかぐやがいたのでひとまず中断でも

良かったが、先に進まないので電話をする事になる。それでいよいよ・・・・

それが、打ち合わせの中で前回の下地に写したモノは使えないな・・・って事で、
もう一回やり直す事にした。

今まで依頼が重なったり、イベントのような期間限定なモノを優先・・・って事で、
半年以上お待たせする事が多かった。

そんな時に、ずっとブログを見て待っていてくれているようなお客さんは、ご自分の番に
なると打ち合わせ時間がきっちり取れて、資料集めもスム-ズに止まる事無く、

ブログでの確認ですんなり作品作りとなった。

それが、ご自分の番が来るまで忙しい事で全くブログを見て頂けなかった御客さんは、
次がご自分の番であるご確認を連絡するまで判らずに、更にそこから打ち合わせが

スタ-トとなり後手後手になったりした。確かにご連絡しなかった事はお待たせしたのだから、こちらの落ち度と言われても仕方無いが、何を依頼なされるのか?をそれから

決めているのは、お客さんの落ち度とも言えるだろう。そもそもオ-ダ-メイドとは?
打ち合わせが始まった時点から終わるまでの間の時間を買ってもらうって事。

モザイクが始まってからでは無い。ここが一番重要な事でブログをずっと観ていて下さった御客さんも忙しかったはず。暇な大人などいるはずが無い。

時間を割いてでも、ご自分の番を気にして下さっていたのだ。しかもその時点で間を
開けると、俺の生活状況を考えると何も出来ない時間が過酷にしてしまう事も

知っていて下さっていた。こんな御客さんはkatsuモザイクのファンみたいなもの。

こんなに御客さんのお考えに差があっては、作り手の気持ちも揺れる事もある。
方や俺への気使いを含めたご贔屓さん、方やご自分の作品が欲しい御客さん・・・・

作り手も人間なのだ。では作品に甲乙ある作り方を1つでもした事があっただろうか?
それは毎日ご覧になっている人や作品を持っている人がお決めになればいいだろう。

こちらとしては、恥ずかしい作品は1つも無いのだから。

ではそれを含めた今回の作品。おそらく斬新なモノは余り好きでは無い。
写真が送られて来た事で似ている・・・模写的作品の依頼なんだな・・と言う事は、

今まで通り。しかしどこまでの許容範囲があるかどうか?そもそも絵では無いので、
小さく作るのは限界がある。そこで大きくしなければならないが、

それはあくまで作り手としての都合であり、その大きさになった時に家に合うかどうか?
でも果たして本当に作り手の都合なのだろうか?お題はあくまで御客さんが選んだはず。

しかも大きくなった所で値段も御客さんの言い値で変えた事は無い。

今回は多少お悩みはしたが、大きさはクリア-した。しかし拡大すると元の写真の画像が
悪く、粗くなればなるほど全く見えない場所があった。

この時点で良く見えなければ、似ているには近づく事は出来ない・・・・雰囲気のみ。
今回の場合、建物の左側は真っ黒で何も見えない状況。

そこで左側に千社札のような形で屋号を入れて隠すアイデアを考えた。
それによって極端に変える事が無いから。しかし・・・ここまでの時点では1回もお話を

していない状況・・・多分これでどうかな・・・?って見切り発車。
俺らしいモザイクなら、この建物を天空の城ラピュタのように見せる。

雲の上に乗せて、昔こんな建物を観た事のある人がいる・・・伝説の建物・・・
そんなイメ-ジにするだろうね。

模写に想像は必要無し。いかに似ているかどうか?だからこの写真通りになるようにする
・・・前回の下絵は下の方の木が足りなかった。

何も打ち合わせしていないのだから、何も出来ないし、何もやらない訳にも行かず、
やった事だから。でももし聞いて見て了解が出るかも知れないし・・・

それを文字で計った。変わったロゴを見てもらって良いって言って貰えるなら、ラピュタ
みたいなのを作っても違和感は無いだろうが、このロゴが駄目ならもっと変わった事・・

受け入れられない。何故こんな事をするか?常連さんの中に遠慮なんて人がいるから。
折角作ったのだから・・・と。

こんな事を電話でのやり取りが出来た時に話すと、写真をそのまま作って欲しいのでは
無く、壊れている箇所を新品の時にして欲しいと言う・・・・

えっ?おいおい、60歳の写真見て、20歳の時を作ってくれ・・・って言われたようだ。

確かに色を綺麗なのを選べば何とか見えるかも知れないが、崩れてしまった箇所は、
どうにもならない・・・本当にそれが必要なのだろうか?

単なる思い出なら、新しかろうが、古かろうが同じモノなのでは無いだろうか?

生き物なら場合によっては、元気さが違って見えるだろうが、この日本建築なら
むしろ古き良きモノにみえるのでは無いか?と。

それで決まった。ここで同じ痛みを味わうのなら、俺も何かしなくてはならない。
だから書き直しを選んだ。2日分・・・・

それで、1日家で書き直していたのだけれど、2時頃までやっていた事が写していた紙が
ずれて、またやり直しになる・・・・げぇ3回目かよ・・・

それでやっとロゴ無しの所まで出来た。やっと振り出しに戻った・・・・

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