

演奏を終えてホッと…笑顔の団員たち

かのやオーケストラの第6回定期演奏会に行って来ました。
それぞれの楽器が奏でる美しいハーモニーは胸のうちに響き、豊かなひとときを過ごしました。
第1曲は、モーツアルトのディヴェルティメントヘ長調。
室内楽をこよなく愛した亡夫がいつも聞いていた懐かしい曲。
響き合う弦の音色は美しく、よくここまで練習したなあと感動。
第2曲は、シューベルトの交響曲第7番ロ短調「未完成」。
私たちが若い頃は大作曲家や名曲をテーマにした名画が数多く、
ハンス・ヤーライが主演した「未完成交響楽」は何回見たことだろう。
若き日を思い起こしつつ、繰り返し演奏される主題に酔いしれていた。
最後はベートーベンの交響曲第1番。
28歳のベートーベンが作った若々しい曲。あまり馴染みのない曲だが、やはりベートーベンらしい重厚さを感じさせる曲だった。
この鹿屋の地で、6年間地道に練習を重ね、私たちの誇るべきオーケストラとして成長を続ける「かのやオーケストラ」。
これからの更なるご活躍を祈りつつ会場をあとにした。