大発会の翌日から始まった上昇トレンドは1ヶ月に及びます。この間日経平均は2万
6000円割れから2万この10日余り2万4000円前後での狭い値動きです。テクニカル面
では買われ過ぎの目安となる120%を上回る状況が1週間ほど続いています。PERは
日経平均ベースで12.73倍です。PBRは1.14倍となっています。割安感はかなり修正
されたようです。
需給面では1月第4週は個人投資家は3390億円売り越しでした。海外投資家が3037億円
の買い越しでした。生・損保や銀行の売り越しは継続しています。事業法人は高水準な
自社株買いを背景に買い越しが続いています。一方年金の売買動向を映す信託銀行の
売り越しは1月第3週の1200億円に続いて4週も1933億円と高水準です。資産のリバラン
スで日本株のウェート調整との見方があります。
アップルの決算が減益だったようにゼロコロナ下での生産の停滞と中国市場のスマホ需
要の減少はやはり予想通りでした。京セラや村田製作などサプライヤーの業績が振いま
せん。中国の経済正常化で生産面の制約は取り除かれるようですが、今後需要が戻って
くるかがポイントです。
2日の日経平均は55円高と小幅上昇しましたが、値上がり銘柄数は524、値下がり銘柄数
は1242と値上がりの2.5倍でした。一握りの銘柄による指数上昇で投資家の実感は日経平
均は200円安程度でしょうか。先物主導の上げだったようです。
中国景気の回復期待をどこまで織り込んだのかは分かりませんが、感染拡大による中国
景気の不安が大きかった年末時点での行き過ぎた悲観は既に解消されたようにも思えま
す。このまま日経平均が2万8000円を回復する道筋はかなり厳しいようにも感じます。
節分天井説を覆し兎のように飛び跳ねることが出来るでしょうか。
6000円割れから2万この10日余り2万4000円前後での狭い値動きです。テクニカル面
では買われ過ぎの目安となる120%を上回る状況が1週間ほど続いています。PERは
日経平均ベースで12.73倍です。PBRは1.14倍となっています。割安感はかなり修正
されたようです。
需給面では1月第4週は個人投資家は3390億円売り越しでした。海外投資家が3037億円
の買い越しでした。生・損保や銀行の売り越しは継続しています。事業法人は高水準な
自社株買いを背景に買い越しが続いています。一方年金の売買動向を映す信託銀行の
売り越しは1月第3週の1200億円に続いて4週も1933億円と高水準です。資産のリバラン
スで日本株のウェート調整との見方があります。
アップルの決算が減益だったようにゼロコロナ下での生産の停滞と中国市場のスマホ需
要の減少はやはり予想通りでした。京セラや村田製作などサプライヤーの業績が振いま
せん。中国の経済正常化で生産面の制約は取り除かれるようですが、今後需要が戻って
くるかがポイントです。
2日の日経平均は55円高と小幅上昇しましたが、値上がり銘柄数は524、値下がり銘柄数
は1242と値上がりの2.5倍でした。一握りの銘柄による指数上昇で投資家の実感は日経平
均は200円安程度でしょうか。先物主導の上げだったようです。
中国景気の回復期待をどこまで織り込んだのかは分かりませんが、感染拡大による中国
景気の不安が大きかった年末時点での行き過ぎた悲観は既に解消されたようにも思えま
す。このまま日経平均が2万8000円を回復する道筋はかなり厳しいようにも感じます。
節分天井説を覆し兎のように飛び跳ねることが出来るでしょうか。