米国経済指標に好調な数字が目立ち長期金利は昨年末から上昇しています。FRBの利上
げは5月で打ち止めになるというこれまでのシナリオもやや雲行きが怪しくなってきまし
た。パウエル議長が利上げ継続は経済統計次第という見方をしている限り今後も雇用統
計やCPIなどの結果で右往左往する場面もありそうです。
16日の東京市場では自動車セクターがまとまって物色されました。米国の長期金利上昇
を背景に134円台に乗せた円相場が業績にプラスに働くということなどが材料として考え
られます。自動車セクターは大発会の安値を起点に日経平均が上昇したにも拘わらず戻
りが鈍かったことも出遅れ感から人気が出たようです。
もっとも各社の株価は日銀が突然の金融政策変更で円高とともに売られましたが、16日の
時点では売られる前の水準を回復しました。今後ヤレヤレの売りも予想され上値の重さが
出てくるかもしれません。自動車セクターは景気敏感株という側面もあります。現時点で
は米国経済の大幅な落ち込みは避けられるというも方があります。今年の世界の自動車販
売がどうなるのか、EVへの取り組みなどチェックするべきです。
日本製鉄が好業績を背景に16日も高値を更新しました。バリュー株物色の流れもまだ健在
です。配当利回りが高くPBRが低いというセクターである商社などに自動車セクターも加
わるのか注意して観ていきたいところです。
げは5月で打ち止めになるというこれまでのシナリオもやや雲行きが怪しくなってきまし
た。パウエル議長が利上げ継続は経済統計次第という見方をしている限り今後も雇用統
計やCPIなどの結果で右往左往する場面もありそうです。
16日の東京市場では自動車セクターがまとまって物色されました。米国の長期金利上昇
を背景に134円台に乗せた円相場が業績にプラスに働くということなどが材料として考え
られます。自動車セクターは大発会の安値を起点に日経平均が上昇したにも拘わらず戻
りが鈍かったことも出遅れ感から人気が出たようです。
もっとも各社の株価は日銀が突然の金融政策変更で円高とともに売られましたが、16日の
時点では売られる前の水準を回復しました。今後ヤレヤレの売りも予想され上値の重さが
出てくるかもしれません。自動車セクターは景気敏感株という側面もあります。現時点で
は米国経済の大幅な落ち込みは避けられるというも方があります。今年の世界の自動車販
売がどうなるのか、EVへの取り組みなどチェックするべきです。
日本製鉄が好業績を背景に16日も高値を更新しました。バリュー株物色の流れもまだ健在
です。配当利回りが高くPBRが低いというセクターである商社などに自動車セクターも加
わるのか注意して観ていきたいところです。