JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

圧巻!! 沢一面の“エゾノリュウキンカ”...

2012-05-02 21:42:16 | 乙部町・厚沢部町
 春を告げる花としてミズバショウやカタクリとともに欠かせない“エゾノリュウキンカ”...。今年は雪解けが遅く遅れているとの話を聞いていたが、花が終わったら大変と群生地として知られている厚沢部町太鼓山麓にある湿地へ立ち寄ってきた...。

 
 ここは農業用水溜池の湿原...、車を降りて湿地へ向かうと幅20mほどの沢一面が黄色で染まっている...。エゾノリュウキンカが今が盛りと咲き誇っており、次から次とグループでの見学者が訪れるが、口々に「なにこれ!!...凄い!!...。」と驚きの声を上げて花に近づく...。

                            
 山菜採りに来ていた2人連れ地元のおばさんに話を聞くと、「もう1週間ぐらい早く来れば、ミズバショウの中に咲くエゾノリュウキンカはもっと綺麗だったんだよ。だけどここは天国の花畑だべさ、わしら行ったことないけどさ...。」と豪快に笑いながら話してくれた。
           
 “エゾノリュウキンカ(蝦夷立金花)”はキンポウゲ科にに属し、湿地は生え茎が立っているいて黄金色の花を付けることから「立金花」の名が付いたとのこと。この花は水盤などで生け花として楽しむ愛好家は多いようだが、山菜としておひたしなどで食べられ、葉の形がフキに似ていることから「ヤチブキ(谷地蕗)」とも呼ばれている。山菜採りのおばさんも、茎の出始めに何本か頂戴して、味噌汁に入れたり、和え物や炒めて食べるそうだが、少しクセがあるので好きずきかなとのこと。
                            
 女性のグループの皆さんは花をバックに記念撮影...、「一緒に撮らせてください。」と声を掛けると「いや~...」とはいったが、「駄目!!」とはいわなかったので、一緒に撮らせてもらいました。ありがとうございました。

 

                      
 エゾノリュウキンカに目を奪われていたが、沢を囲む山肌にはカタクリ、エゾエンゴサク、エイレンソウ、イチゲなどの花々が咲き乱れ、まさに山のなかの花屋さん...。ウグイスなどの小鳥の声と小川のせせらぎを聞きながら、この花々を眺めていると心癒される...。来年は山菜採りのおばさんの言葉に従い少し早めの時期に行ってみよう...。
                               
 ところで、今日函館海洋気象台からサクラの「開花宣言」が発表された...。函館は例年より2日遅れの開花で、満開は6日...。ただ明日から天気は下り坂、折角花が開いたのにサクラもタイミングが悪すぎるよなあ...。



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コメント (2)
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