JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

“ペリーボート競漕”、48チーム熱戦...

2011-07-31 22:52:32 | 函館港
 「ペリーボート競漕」...、安政元年(1854)にペリー艦隊が箱館に入港した際、箱館奉行など8人が小舟で軍艦に向かったという史実に基づき、これをボートレースで再現しようと平成21年の函館港開港150周年の記念イベントの一つとして行われ、今回は第3回目...。

 

    

                           
 会場の函館港若松ふ頭に参加48チームの選手が集まり開会式...。優勝賞金10万円とあって、すでに火花が飛び散っている感じ...。開会式の後、参加チームの自己紹介を兼ねて仮装や踊りなどのパフォーマンス...、観客の投票で順位を決め豪華賞品がゲットできるとあって各チームかなりの入り込み状態...。

 
 いよいよレース開始...、チームは漕ぎ手6人と舵取り、ドラ叩きの8人で、コースは往復150mで、2分前後の戦い。1レース3チームの勝ち上がりのため、優勝するためには各チーム負けることは出来ない...。

 

                           
 参加チームは高校生から職場仲間の現役バリバリからおじさん、おばさんまで、それに北大に留学中の学生や日米協会でエントリーした各国からの参加も...。ただ、勢いよくスタートするも後半息切れ失速するチームや中には戻って来られずに撤収されるチームも...。

 

                           
 晴天で波は穏やかながら、港内を走るボートや船舶の波が押し寄せるため、外側のコースは不利のようにも見えるが、そんなことはお構いなし必死の形相で櫂を漕ぎドラで拍子を取る...。

 
   (優勝のゴールに櫂を揚げ喜ぶ「レスキュー118」)

                           
                                      (喜びの円陣を組む「チーム海女さん」)
 優勝までは最低3回、一般の部では4回の勝たなければならず、体力の他にチームワークも求められる。各チーム「なでしこジャパン」に続けとばかり、最後まで諦めず、ねばり強くをモットーに...。午後2時過ぎ決勝戦が行われ、一般の部は「レスキュー118」が、また、女子の部は「チーム海女さん」がそれぞれ優勝...、賞金10万円をゲット...。

 櫂を水に入れて漕ぐタイミングが6人揃わないと前に進んでくれないボート...。簡単なようでなかなか大変だ...、しかも漕ぐのでなく水を運んで後ろの漕ぎ手に掛け、ビショビショになっての奮闘...。この楽しさに結局最後まで観戦...。

 さて、「ペリーボート競漕」で盛り上がったところで、いよいよ明日から“函館港まつり”が始まる。東日本大震災で被災された皆さんに元気を届けられるよう大いに盛り上がる祭りになればいいね...。


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海上自衛隊護衛艦「あたご」...

2011-07-30 22:09:21 | 函館港
 函館港に入港している海上自衛隊護衛艦「あたご」が一般公開されると聞き、係留されている港町ふ頭に...。一般公開は今日から3日間とのことで、それほどの混雑は予想していなかったが、意外にも大勢の市民が岸壁を埋め尽くしている...。

  
 「あたご」は舞鶴を母港とし主に日本海が守備範囲...。全長165m、全幅21m、排水量7,700トンで、平成19年3月に就役した海上自衛隊が建造した5番目のイージスシステム搭載護衛艦...。

  

                          
 タラップ上がると隊員の皆さんが迎えてくるが、艦のあちこちに兵器が見える...。機関砲や魚雷発射管、アスロック装置、垂直発射装置、ミサイル装置など10種類以上の武器システムを搭載、しかも、どれも最新鋭の物ばかりで建造費が気になるところ....。

 

                      
 「あたご」の艦橋は高いところで、各階で折り返しながら階段を47段を登るのだが、細い階段とあって渋滞が続く...。しかし、登りきった後の眺望は最高、勤務中はノンビリと眺望を楽しむということは出来ないと思うが...。

 
 艦橋への途中、公開のための授乳室になっていたが隊員の居住室...、これは「士官の部屋」とのこと。

    
 後ろの甲板で隊員による「ラッパ吹奏と手旗信号」の公開...。ラッパには音感のボタンがなく唇で音感を作るそうだが、起床、出入港 消灯などに吹かれるラッパの音色を楽しませてくれた...。また、手旗信号もその仕組みなどを解説しながら実演...

 
 艦上で隊員の方から「今回の乗員は230名で平均年齢は30代前半、函館には3、4回来ているが好きな街で広報(一般公開)が終わったら美味しいものを食べに行きたい。」との話を聞かせてもらった。東日本大震災の救援活動でも活躍されているそうだが、b護衛艦「あたご」といえば千葉県沖での漁船との衝突事故も記憶に新しい...。

                         
 岸壁では陸上自衛隊第11音楽隊のミニ演奏会...。第11音楽隊は真駒内駐屯地に所属をしさっぽろ雪まつりなど北海道内でのイベントで出向き演奏を行い、明日も大沼湖水まつりでの演奏が予定されているとのこと。今日も、AKBメドレー、宇宙戦艦ヤマト、坂本冬美メドレーなど40分以上の演奏でミニコンサートとは思えないサービスで観衆から大きな拍手が...。
                            
 「あたご」は2日基地の舞鶴に向けて出港する。季節風に荒れ狂う日本海も今は穏やかと思うが、逆に一段と緊張感の高まる日本海で気の休まる暇などないないと思うが、隊員の皆さんには短い函館港での休養で英気を養ってくれればいいんだけど...。


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高速道“落部-森”11月26日開通...

2011-07-29 21:36:04 | 森町・鹿部町
 道央自動車道・落部IC-森IC間20.2kmが、11月26日に開通すると今朝の新聞で報道された。当初落部IC-大沼IC間が一括で平成24年秋開通の予定だったが、工事が順調に進んだこともあって、1年前倒しでの開通となる...。

 先日(26日)、森町に所用で出掛けたときに「森ICはどこになります。」と役場で訪ねると、「国道5号と鹿部町に抜ける国道278号の交差点を山側に入る道路が道道森インター線で、500mほど先でだいぶ工事も進んでいるようです...。」と教えてくれた。

 
 野次馬根性が疼き、早速森ICの工事現場に直行...。ちょうど昼休みで工事は休憩中、しかし、料金所の建物の工事が進められ建物の外観も姿を現している。

                            
 料金所の裏側に高速道路をまたぐ橋が架かっており、その上から眺めるとインターの形はわかるものの舗装などは行われていない...。開通まで残り4ヶ月大丈夫だろうか...。

 
 戻って、1本札幌よりの高速道路をまたぐ橋の上から函館方向を眺めると道路は舗装は終わっているようだが、路肩はこれから...。

 この区間は工事中に鷲ノ木遺跡が発見され開通が遅れるのではと心配したが、遺跡の下にトンネルを通して遺跡を保存するなどご苦労も多かったようだ。これで森ICから札幌南ICまで5分短縮され、函館-札幌間の所要時間は4時間21分になるという。ただ、通行料金は5,650円と決して安い料金ではない。無料とはいわないが、せめて半分ぐらいになると利用しやすいのだが...。

 ちなみに、森IC-大沼IC(9.7km)は平成24年度開通予定だが、大沼ICから函館側への整備は函館新道と同じ通行料金無料の新直轄区間として函館開発建設部が担当しているものの着工時期や開通時期などは現在のところ未定とのこと。


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“青函トンネル撮影台”で...

2011-07-28 21:36:42 | 木古内町・知内町
 津軽海峡の海面下240mを走る全長53.85kmの“青函トンネル”...。昭和63年(1988)の開通から守り続けてきた世界一が、昨年スイス南部のアルプス山脈に全長57kmのトンネルが貫通し世界一の座を明け渡した。しかし、海底トンネルは陸上のトンネルでは掘削の難度は大違い...、青函トンネルの掘削技術はやっぱり世界一...。

 
 その青函トンネルの北海道側出入り口が知内町にある。知内町湯の里の国道228号沿いには観光協会が“青函トンネル撮影台”を設置、ここはトンネルから列車が出てくるロケーションは最高...。昨日、松前町の帰りにちょっと立ち寄ってみた...。
                                
 撮影台は相当以前から設置されていたようだが、この春に町内の建設業者の方がボランティアで補修、ペンキも塗られたことで綺麗に生まれ変わった。以前、役場の方に「撮影台で電車の通過時間がわかれば、待つ時間も苦にならないと思うけど...。」と話したことがあったが、今回立ち寄ると撮影台には特急電車の通過時刻表も掲示されている。

 
 通過時刻表を見ると10分ほどで特急電車がトンネルから出てくる...。撮影台に咲く「紫陽花」の花とどう組み合わせようかとポジションを探していると、「特急 S白鳥」が轟音を立ててトンネルから飛び出してくる...。

 考えてみるとトンネルから電車が出てくる...、どってことはなんだけど何故か感動するんだなあ...。これが4年後の北海道新幹線となるとさらにその感動が高まるような気がする。ドライブ途中にでも、この撮影台に立ち寄り北海道に顔を出した瞬間の特急電車をカメラに捉えてみては如何だろう...。

                       
 ところで、5月に「スイセンの咲く駅」と紹介した“JR江差線・泉沢駅”で「7月は紫陽花が咲くんだよ...。」と話していたことを思い出し、再び訪問...。紫陽花はホームのあちこちに咲いていたが、満開までにはあと一歩といった感じ...。管理人の旦那さんが出てきて「忙しさに紛れて手入れもおろそかになってしまって...。」と申し訳なさそう...。


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松前公園、“紫陽花”見ごろを迎える...

2011-07-27 21:19:20 | 松前町・福島町
 松前公園は桜ばかりでなく、梅、ツツジ、バラ、紫陽花などの花々が1年を通して楽しませてくれる。特に、春の訪れを告げる椿は北限といわれている青森県を越えて咲き、関東以南でしか見られないシロバナタンポポが寺町に咲くといった珍しい光景も楽しめる。

 
 この時期“紫陽花”が松前城を埋め尽くす...。松前公園には約2,000株のアジサイが松前城を囲むように植えられており、紫や濃い青色の紫陽花が見ごろを迎えている。今日の松前は曇りから時折小雨がぱらつき生憎の天気だったが、紫陽花は雨に似合う花ともいわれているので、一層のこと雨になってもいいのに...。

                           
 龍雲院境内に立ち入らせてもらうと、紫陽花が石像を覆うかのように咲いている...。一瞬見とれたが、何故かホッとさせられシャッターを押させてもらう...。

 
 松前公園では毎年8月上旬に「松前あじさい祭り」が開催され、公園に作られたビアガーデンでビールを飲みながら松前神楽を堪能できるようだ。特に今年から松前城や松前神社、寺町などの松前公園一帯が夜間ライトアップされているので、照明に浮かび上がる紫陽花もいいかも...。

                           
 紫陽花は日本原産...、そのせいだろうか、松前公園はもとより、お城でも、お寺や神社の境内でも存在感を示している...。美しく輝く“紫陽花”は、数こそ少なかったが傘を手にした観光客を楽しませている...。


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函館山を背に“コンブ漁”盛ん...

2011-07-26 23:53:24 | 銭亀沢・戸井・恵山
 7月に入り銭亀沢から恵山地域の下海岸沿岸で天然コンブ漁が始まっている。所用で鹿部町へ行く途中、少し早めに出発し銭亀沢石崎漁港沖で行われているコンブ漁を見学させてもらった...。

 
 少し早めとはいっても9時少し前...、すでに1回目の漁を終え浜に水揚げされ、海岸の干場に黒々と輝くコンブが整然と並べられている。この地域、干場ばかりではなく自宅前からはみ出て歩道にも並べられており、コンブからでる磯の香りが鼻を突き心地いい...。

                          
 コンブ漁は毎日行われるわけでなく、海が穏やかで透明度の高いとき、さらにコンブを天日で干す作業もあって晴天でなければならず漁の日は限られるそうだ。今日は、その条件に合致する日とあって函館山を背に30~40隻ほどがコンブ漁に精を出している...。

 
 船には2~3人が乗り込み水深10mほどの昆布の林を狙い、コンブ漁専用のホークのようなカギ棒で海底のコンブを手繰り寄せ、一気に引き上げる...。海の養分をたっぷり含んだ3m以上にもなるコンブは30kgほどの重さになりかなりの重労働...。

                          
 干場で昆布干しをしていた方に話を聞くと、コンブの品質を保つには収穫から乾燥まで1日で行うそうだ。それが柔かく味の良いコンブを作るこつなんだって...。ちょうど春先に取った養殖コンブが製品として出荷するために各漁師さんの自宅前に並べられていた...。
 コンブ漁は天気の良い日、朝6時半に一斉に港を出港するそうなので、そんな光景も見学に行こうかな...。


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祭りだ!! まつりだ!!...北斗市夏まつり

2011-07-25 22:10:16 | 北斗市
 この時期週末になると道南の何処かで夏祭りが行われている...。祭りはそれぞれ特色がありその土地柄を知ることが出来、その街の住民になったつもりで祭りを楽しんでいる。昨日の日曜日は北斗市で「第6回北斗市夏まつり」が行われた。まつりはJR上磯駅前近くの特設会場に多くの露店が軒を連ね、歌謡ショウーやアマチュアバンドの演奏など朝から盛り上がったようだ。

  
 まつりのメーンは市街地を練り歩く山車行列と漁港に打ち上げられる花火大会...。夕食後、まだ間に合うかも...と車を走らせ見物に...。山車行列は、「ふれあい音頭」で踊る女性団体の踊り行列を先頭に北斗市役所を出発、高谷北斗市長などが曳く商工会の山車など15団体ほどがそれぞれ工夫凝らした山車が駅前まで練り歩く...。
                         
 今年は、5年ぶりに参加した北斗市無形民俗文化財に指定されている「上磯奴」...。大名の参勤交代に起源するといわれており、衣装は、揃いの半纏、手甲、脚絆、腰巾着、化粧前掛けを身につけ、3mを越す長柄のほかに七つ道具を配した行列で、重厚かつ豪華な奴行列...。
 
                              
 まつりの主役はやはり子供たち...、顔にペイントを施した上磯小学校の児童85名が踊るYOSAKOIソーラン、跳んだり跳ねたりと凄い運動量にも見えるが笑顔も見え楽しそうで沿道の市民からも大きな拍手が...。この子供たちが将来の北斗市を背負うんだろうなあ...。

                          
 行列は北斗市役所や太平洋セメントなど企業、上磯高校などの団体が趣向を凝らした山車を曳き、御輿を担ぎ、太鼓や踊りを見せながら練り歩き沿道は大勢の市民で溢れ、大盛況...。旧上磯町・旧大野町との合併し北斗市誕生時に生まれた新しいまつりだが、北斗市の伝統あるまつりに育って欲しい...。

                                   
 山車行列の後は、上磯漁港から打ち上げられる花火大会...。昨年は漁港の岸壁に待機していると、花火は頭の上...。そんな反省から今年は少し離れた海岸から...。ロケーションは良かったのだが、やっぱり花火は上手にカメラに収まってくれない...。

                       
 海岸とあって心地よい夜風を受けながら花火見物...、ならいいのだが、どこで開くんだ!!、どこに上がるんだ!!...、といってる内に予定の30分が過ぎ、花火大会は終了...。上手く撮れないのは“花火が悪い!!”と花火に八つ当たり...。


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JARL渡島檜山支部役員会

2011-07-24 23:23:18 | アマチュア無線
     
 午前中、亀田中野町にある道南四季の杜公園にある管理事務所を借りて今年度第2回目の「JARL渡島檜山支部役員会」が行われ参加してきた。役員会には管内から17名の幹事が出席し、4月の役員会で協議決定した22年度事業のうち、9月4日函館市で開催が予定されている「第38回支部大会」の運営が主な議題...。
                         
 支部大会は、年に一度渡島檜山管内のJARL会員が集い親睦を深めることとアマチュア無線に関する情報交換を行う場で、以前は200名を超える会員が集まり賑やかだったが、残念ながら最近は会員の減少と相まって参加者も少なくなっているのが現状だ...。今年も交流を続けている青森県支部からの参加も見込まれていることもあり、従来通り前夜祭を含めて多くの会員が集まるような支部大会を期待したい。

 協議では、前夜祭の会費の値上げの提案があったが出来るだけ従来の会費で設定すること、支部報は従来通り支部会員に郵送すること、9月以降に支部独自の非常通信伝達訓練を実施することなどを決定した。

 ところで、今日の役員会で5月に開催された「第9回津軽海峡コンテスト」の結果が発表になった。このコンテストは渡島檜山支部と青森県支部の会員が参加し総合得点を争う支部対抗戦でもある。これまでは4勝4敗の5分で今年が天下分け目の...。しかし、残念ながら今年も渡島檜山支部が負け3連敗で遂に負け越し...。来年は頑張らないと...。


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夏の夜を彩る“函館野外劇”...

2011-07-23 23:45:00 | 五稜郭公園
                         
 函館の夏の夜を彩る「市民創作 函館野外劇」...、今年も国の特別史跡五稜郭につくられた水舞台で開催されている。今年は11回の公演が予定されているが、今日が中日の6回目...。早めに行かないと終わっちゃうかも...と今夜見学にしてきた。(解説を一部配布されたパンフレットから抜粋)

 

                            
 物語は主に幕末から明治維新後の歴史ドラマ...、西の空も闇に包まれると進行役の「コロポックル」が観客の頭上から降りオープニングを飾る...。コロポックルたちの「星のまちHakodate」の大合唱とともに舞台を照らすレザー光線の怪しい動きは幻想的な光景を醸し出す...。

 

                            
 北海道がまだウスケシと呼ばれていた時代、アイヌと和人が交差したときに戦いが起こり、その悲劇は蝦夷地のキリシタンまでもおよび106人もの信者が処刑された。キリシタンを処刑するシーンで十字架が悲しみの色に染まる....。和人の襲撃では舞台を馬が走り回るシーンも...。

 

                            
 ヤマタカの屋号を帆に掲げた北前船で豪商・高田屋嘉兵衛が登場、箱館を港町としての歴史を作る...。堀を海に見立てて帆掛け船が走る場面は五稜郭ならではの臨場感が味わえる...。

 

                            
 黒船来航...、アメリカから黒船とともに来た「ペリー提督」...。そして、開港を求めてイギリス、ロシア、フランス、中国など世界各国から次々と箱館に集まり、箱館は一躍国際都市となっていく...。各国との交流を大人数のフラッグダンスで演出、スケールの大きさ、華やかさと一糸乱れぬ踊りは観客を魅了する....。

 
 箱館を守るべく「武田斐三郎」が7年の月日をかけ築かれた、西洋式築城五稜郭...、完成の喜びをレザー光線とコロポックルたちの「星のまちHakodate」で表現...。しかし、この五稜郭を有名にしたのは後の箱館戦争....。

                          
 五稜郭を舞台に起きた箱館戦争。榎本武揚率いる旧幕府軍は、ここを拠点に新政府軍と戦う。新撰組土方歳三もこれに参戦し、大きな戦果をあげるが、新政府軍の弾に倒れた...。活動弁士語る戦いの経過と結末...、水上の軍艦からの砲撃やクライマックスの殺陣は迫力があり見応えがある...。

                    

        
 街の名前は「箱館」から「函館」に変わり、函館は港町として繁栄を続ける...。街には大漁旗がはためき、洋服姿の気どったハイカラさん、颯爽と走る蒸気自動車など街の発展と文明開化を謳歌...。

                                         
 フィナーレは出演スタッフ全員が舞台に揃い「星のまちHakodate」の大合唱。観客席もペンライトをかざし、舞台と観客席が一つになって感動を分かち合うとともに、この大合唱は、函館がいつまでも光り輝いてほしいと願いを込めて唄われている......。

 この「函館野外劇」は、函館在住のフランス人フィリップ・グロード神父が「世界的にも有名なフランスの“ル・ピディフ野外劇”を手本に、函館でも五稜郭という素晴らしいロケーションを活かし、函館のユニークで豊富な歴史的事実を野外劇としては...」との提唱から始まり、今年で24年目...。今では国内最大級の野外劇、しかもすべてが市民ボランティアで運営されている。これは函館の誇りでもあり財産だ。財政的に運営は厳しいとの話しもあるが、地域おこしのためにもいつまでも引き継がれてほしい...

                          
 今年は東日本大震災もあり一時公演自粛も検討されたそうだ。しかし、函館も幾度の大火にも立ち上がり、逞しく生きてきた函館の姿をこの野外劇でも演じているので見て欲しい。」と公演を決定したとのこと。今日は、観客席の3つのスタンドがほぼ満席で帰りに係の方に「今日の入場者は何人ですか?」と訪ねると、「ツアーの団体さんも入っていたので1,500人ほどではないだろうか。」と笑顔で応えてくれた。でも、もっと函館市民も足を運び盛り上げることもですよ...。来年も必ず見にいくぞう~...。
 ちなみに今年の開催は明日24日の日曜日と8月6日までの毎週金、土曜日の残り5回...。


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“野生あやめ”花盛り...

2011-07-21 22:27:05 | 八雲町・長万部町
 今日の最高気温は21°先日までのあの暑さは何処へ行ったんだろう...。過ごしやすくていいのだが、7月も下旬そろそろ学校の夏休みも始まる、やっぱり暑い方がいいような気がするが...。この涼しさは冷たい空気を伴うオホーツク高気圧の影響のようだが、道東、道北地方では20°を下回り異常低温注意報もでているようだ...。

 今月3度目のせたな町へ...。さすがに3度ともなると片道2時間半は些か苦痛...。国道5号国縫の手前にある豊津地区を過ぎると国道沿いの草むらに紫色の花を付けたアヤメの咲いているのが見える...。

    
 間もなくする豊野地区に入るが、国道とJR函館本線の間の湿原一面に濃い紫色の景色が広がる...。ここが「野生あやめ原生地」...。

                          
 脇道に車を止め眺めると、国道から写真を撮っている方もいる。何度も通っているそうだが「今が一番...」とシャッターを押し続けていた。負けずにカメラを向けるのだが、ファインダーに治まらないほどの広がりを見せている...。

    
 近づいてみると、大きな紫色の花びらを風に揺らぐ姿も美しい...。花は今が見ごろだが、まだ蕾も沢山付けているのでもう少し楽しめそう...。ただ、聞くところによると「あやめ原生地」とあるが、実際にはノハナショウブ(アヤメ科)とのこと。それにしても、見事な美しさに暫し見とれてしまった...。


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