JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

オオハクチョウ、湖面を優雅に...

2010-01-31 22:21:50 | 七飯町・大沼公園
 予報では「曇り」マークのはずが、窓からは朝日が入り込み見上げる空は真っ青...。えっ!!日の出が見えたかも...、雲丹捕りやってるかも...、すべてあとの祭り。天気予報が外れてもテレビや新聞には責任はないもんな...、それでも外れて晴れるには良しとして...。

   
 少し早めの昼食を摂り、大沼に越冬のためにシベリアから飛来する「オオハクチョウ」の姿をカメラにと、久し振りに大沼公園に足を運んだ。好天に恵まれたこともあって、大沼と小沼の境にある「白鳥台セパット」には家族連れやカメラマンが優雅に泳ぎ回るオオハクチョウの姿を眺めている。

                           
 大沼にオオハクチョウは60羽程度羽を休めているが、以前は100羽を超えていたこともあり最近は少なくなったそうだ。見物客が餌を投げ入れると静かな湖面は一転して大賑わい...。優雅で愛らしいオオハクチョウだが餌を取るのには必死で、投げ入れられる餌のパンをめがけて何羽も集まり争奪戦が始まる...。

  
 オオハクチョウの数倍もいるマガモなどのカモ類もおこぼれを貰おうと、これまた必死...。木の枝にはカラスが上から餌を狙いしましている...。セパット周辺には餌をめぐって鳥たちの鳴き声が騒々しくこだまする。

                                 
 オオハクチョウは夕方には寝床としている宿野辺川河口付近に戻り、翌朝またセパットに優雅な姿を見せるているが、3月中頃には北へ旅立つ...。

           
 ところで、ハクチョウ見物の後「大沼国際セミナーハウス」周辺を探鳥を兼ねながら雪の上を歩き回った、雪の上といっても既に歩いた後の固められた道をたどったに過ぎないのだが...。鳥の声はするがなかなか姿を見せてくれず、やはり朝早くでないと無理のようだ。それでもセミナハウスの前にある「小鳥のれすとらん」の給餌台にヒヨドリが顔を見せ愛想を振りまいてくれた...。

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雪原に響き渡る歓声...

2010-01-30 21:10:31 | 四季の杜公園
 午後青空を眺めながら「公園を歩いて来ようかなあ~...。」と、道南四季の杜公園へ車を走らせた。もちろん歩くことが目的なのだが、この青空なら子供たちのソリ遊びも見ることが出来るかも知れない...、との期待もあった。
  
  
 道南四季の杜公園は、津軽海峡を見晴らす丘につくられた道立公園で、全国的にもまれな大規模で美しいヒースの花壇を見ることができる。もちろん今は雪の下、しかし青空とあって函館の市街地を見渡せる眺望は抜群...。

                           
 期待どおり?公園の坂を利用したゲレンデで4、50人ほどの子供たちが雪遊びやソリ滑りで楽しんでいる。市内の学童保育の子供たちがバスに乗っての遠足とのこと。それにしても元気なのには驚く...、かまくらの上に乗ってはしゃぎ廻るのだがかまくら潰れて怪我でもしたらどうするんだろう...。

 
 ソリ滑りは10mほどの高さから50mほど滑り降りていく...、雪が固められていることもあって結構なスピードが出ている。それも一人一人がそりに乗るのでなく、そりを引くひもを身体に巻いて連結だ...。途中にあるコブにぶっつけ転倒...、これも見ていてひもが首に引っかかったらどうするんだろうとハラハラする...。
                            
 雪原に響き渡る子供たちの歓声を聞きながら1時間ほどシャッターを押し続け眺めていたが、公園を歩く以上に子供たちから元気を貰ったような気がする。結局、子供たちが遊んでいたゲレンデを降りたり登ったりで歩くのもお・し・ま・い...。
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“ 韃靼(だったん)そば茶”で健康増進...

2010-01-29 21:39:34 | ランチ
         
 東京の知人が七飯町での打合せに飛行機でやってきた...。空港の到着口から出て開口一番「やはり北海道は寒いねぇ~。」とコートの襟を立てる。昨日来れば暖かかったのに...。到着が正午少し前で、まず腹ごしらえ...、「前回はラーメンだったので、今回はそばにしよう...。」と、大中山にあるそば屋さんへ...。

                                
 早速メニューを眺めながら「温かいそばがいい...、丼物も美味しそう...。」などとなかなか決まらない。「両方食べたら...。」と“特上天丼セット”に決定...。エビにホタテ、イカにホッキと海の幸の天ぷらがふんだんに乗っかっている天丼にかけそばのセット...。
 天ぷらの衣はさっくりと揚がって美味しい...、何より見た目以上の量で結構満腹、満腹...、彼らも満足そうだった...。

  
 ところで会計の時に“ だったんそば”のチラシを見つけた。店員さんからは「韃靼(だったん)そばは健康維持に必要なビタミン・ミネラル等が豊富に含まれ、特に血圧の高い人は2週間韃靼そばを食べてそのそば湯を飲むと間違いなく下がる。韃靼そば茶も健康茶ですよ。」との説明。血圧が少し高いという知人は、躊躇なく手を出した...。

 韃靼そばは日本そばと比べると少し苦みがあるが、その栄養価の高さは従来から知られ、森町の農家で1993年から栽培されている。駒ヶ岳山麓の寒暖差を利用して無農薬で有機栽培をしたこのそば粉は、血圧抑制に優れているルチンが含まれ、血液をさらさらにし、老化防止や生活習慣予防にも効果があり、近年特に注目されている。(“だったんそば”のチラシから)
 さて、今度は「韃靼そば」を食べに行こうっと....。
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哀愁漂う大正歌謡を“カンカラ三線”で...

2010-01-28 21:15:48 | 五稜郭公園
 函館は昨日から気温が上がり3月下旬並みの暖かさ...。今日も最高気温がプラスの6℃、とはいえこの気温は今朝2時の気温で現在(午後8時)アメダスの観測では0℃、明日は一転真冬日だという...。三寒四温...、まだまだそんな時季ではないと思うのだが体調管理に気をつけなくっちゃ....。

 今日行きつけの病院で先生から「数値が落ちないね...、落ちないようだと薬にお願いしますよ。運動不足なんだから...。」といわれる始末...、十分承知しているのだが、これがなかなか大変で...。言われたときぐらいと、早速五稜郭公園を一回り...。

  
 途中、五稜郭タワーのアトリウムに立ち寄ると「カンカラ演奏会」が行われている。全国各地でライブを行っている岡大介さんが、明治から昭和にかけて流行した演説歌をカンカラ三線(サンシン)で弾き語る演奏会...。ラッパ節やノンキ節、それにお富さんなど懐かしい大正・昭和歌謡をカンカラ三線に乗せて唄う...。観客も高齢者が多く手拍子や口ずさみながら楽しんでいた...。

                               
 カンカラ三線(サンシン)はカンカラ三味線とも呼ばれる楽器で、沖縄生まれの胴が空き缶でできた簡素なもの...。カンカラ三線が作られた経過について岡さんは「沖縄三線が米軍に没収されたため、、米軍支給の缶詰の空缶と棒切れを棹にし、パラシュートのひもを絃に使用して作り、戦後、沖縄の人たちは悲しみや寂しさを忘れ平和な世界を願いながらこのカンカラ三線で唄った...。」と紹介していた。岡大介さんは明日29日函館市内でライブを開催するとのこと。

  
 ところで、五稜郭公園は今朝の雨で堀を廻る道路はツルツル...。足元を気にしながらのいつも以上に時間が掛かる。さすがにこの時間になると観光客も少なく公園内は静かで落ち着く...。
                               
 復元中の箱館奉行所“太鼓櫓”の上に十三夜の月...。結局、あちこち寄り道をしながらの1時間半余りの散歩...、これでも運動不足解消に繋がったかな...、「なるわけないでしょ!!」...。
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今日のお昼は“ピザランチ”...

2010-01-26 21:57:17 | ランチ
 「今年の冬は暖冬...」の長期予報は外れ、先日の3ヵ月予報も「これまでの、気温は高めから平年並みに修正」するという。恐らく過去のデーターをコンピュータに入れて何度も分析して予測するのだろうが、自然の力というか、自然の動きを知ると云うことはいかに難しいかを教えているようだ。確かに1週間先の天気予報も最近は外れっぱなし、3ヵ月先など当たるわけがないか...。

 今日は今年最初の「情報交換を兼ねての昼食会」...、案内された所は海岸通りにある「ピザハウス」...。何度も前を通り建物は知っていたが「ピザハウス」という認識もなく、また、ランチは定食というおじさんたちには些か入るのに躊躇したものの、「まずは行ってみよう...。」とドアを押した...。

                  
 イタリアの田舎の建物をイメージして、中庭を囲むように作られたという店内は明るく、目の前の津軽海峡を眺めながら食事ができるロケーションは最高...。30卓ほどあるテーブルは若い女性から家族連れなどで既にほぼ満席、早速若いスタッフにメニューを見ながら注文...
 「初めてですか...」と念を押されてシステムの案内...、「ランチタイムは“11種類あるピザ”は食べ放題、スープとドリンクは飲み放題、お好みのハーフパスタかリゾットのどちらかにデザートは3種類...。」、何処まで食べれるかなとまずは“ピザ”に挑戦...。

 
 “ピザ”はツナとオニオン、生ハム、クリームコーン、アンチョビなど「もういらない。」というまでスタッフが焼きたてを次から次にテーブルに運んでくる。焼きたてとあってこれがまた旨い...。ここで“ピザ”の食べ方...、ピザは具を中にして巻きずしのような形にし指でつまみ、ピザの耳と一緒に食べると、もちっとサクッとした食感になり美味しく食べられる。と、書いてあった...。

                 
 パスタは11種類の中から「ベーコンとほうれん草」を選択...。さっぱりした食感で美味しいのだが、ピザと一緒とあってハーフの割にはなかなか減らない...。
                             
 最後はデザート...、「ちょっと食べ過ぎたかも知れない...」といいながらケーキとゼリーを規定の3個をしっかりと口に...。午後、定期検診で行きつけの病院に行く予定をしていたが、これだけ食べたら検査できないと勝手に決めつけ明日に延期...。それにしても、思いもつかなかった「ピザランチ」は満足の昼食だった...。

 ところで、情報交換...、この時期になると人事の話が多くなる。今日も退職、異動と幅広く、また、選挙の話しもチラホラ...。よくぞこんなにもというほど情報満載で、毎度の事ながら彼の情報収集力には感心する...。さて、来月はどんな情報が...、そして何を食べられるかな...。
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JARL渡島檜山支部役員会

2010-01-24 22:46:25 | アマチュア無線
 今日午後函館市内のホテルで「JARL渡島檜山支部役員会」が開催、出席した。役員会の議題は平成22年度の事業計画...、最近とみにローカルバンドが閑散としている現状を打破しようと考え抜いた支部三役の原案について出席した22名の役員で協議、各役員からの発言で大いに盛り上がった会議となった。
                        
 22年度は7月29日にオープンが決定している「箱館奉行所復元」を記念して特別局の開設を計画、コールサインは奉行所の頭をとって「8J8BU」に、運用期間は7月14日から8月1日までの16日間、8月1日には奉行所の建つ五稜郭公園で公開運用も行う予定だ。「第37回渡島檜山支部大会」は9月5日函館近郊で、青森県支部との交流事業で行われる「津軽海峡コンテスト」は5月15日~16日の2日間など...。

 
   (特別局の開設を決定した復元工事中の「箱館奉行所」21.08.29撮影)
 この他、役員から「支部会員の交流を深めることも含め、以前実施した技術講習会を検討しては...。」との提案を受けて、アンテナ製作会やパソコン講習会など次回役員会で協議することにした。また、JARLの法人化問題についても話題となったが、JARL NEWSの情報では理解しがたいものが多く不満や不安の声も聞こえていた。

 渡島檜山支部も昨年12月現在の会員数は346人とピーク時の3分の1にまで落ち込んでいる。アマチュア無線の現状を考えるとやむを得ないかも知れないが、何とか盛り上げることも考えないと...、正月のニューイヤーパーティで小学2年生が「干支のステッカーを12枚集めたい。」と云ってくれたのだから....。

 このあと、会費持ち寄りで懇親会を開催。空ではなかなか会えない局長との久し振りのアイボールとあって予定の時間を超えて話し込み、時間の足りなかった局長はホテルのラウンジで2次会?...。
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大雪像、制作中...、さっぽろ雪まつり

2010-01-22 21:51:58 | 札幌市
 所用で昨日から1泊2日で札幌へ...、青空も覘く天気なのだが吹き付ける風はやけに冷たい。日中の最高気温はマイナス1℃で札幌ではそれほど寒くはないというが、それでも頬はピリピリと痛ささえ感じ亀さんのように一瞬首を縮めたくなる...。

 
 大通公園では2月5日から始まる「さっぽろ雪まつり」の雪像づくりが始まっている。大掛かりな足場を組んで雪像づくりというよりも、建設現場だ...。4丁目広場では「北の動物園」の大雪像を陸上自衛隊の皆さんが取り組んでいる。製作工程を見るとちょうど中間あたりで、いよいよ削りが始まり雪像に丸味がついて動物の形が見えてくる。先日の雨にはカバーで覆うなど大変だったそうだが、今日のような寒さには作業が捗るようだ...。

 2月3日には完成させ、多くの観光客を楽しませてくれる。これまで駆け足で2,3度見学したが、今年はじっくりと見てこようかな...。今日見た「北の動物園」どんな雪像になっているんだろう...。

                         
 ところで、昨日は朝一便の丘珠便で向かおうとしたら「丘珠空港行きのため欠航」...、その後の便も「天候調査中」で飛ぶかは分からないという。諦めて電車に決めて五稜郭駅に向かった。前で切符を買った方も空港から駆けつけたそうで「冬場はJRの方が確実なんだけどね...。」と電車に乗り込む。
 しかし、片道3時間余、週刊誌を買ってゆっくりと...、と思ったのだが大して長くもない足なのだが、どうも足のやり場がなく苦痛そのもの...。時間通り札幌駅に到着はしたが、やっぱり飛行機の方が良い...、しかし、今年の7月で丘珠便は無くなるんだよね...、どうしようかな...。
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今日のランチは“趣味の手打ち蕎麦”

2010-01-20 22:35:19 | ランチ
 今日は暦の上で1年で最も寒さが厳しくなる頃とされている「大寒」...。ところが函館は先日までの寒さもゆるみ3月下旬並みの暖かさで最高気温は8.3℃、松前は10℃を超え、一気に雪解けが進んだ。「なにが大寒だ!!...」、いや、今晩からまた寒気が入り込み冷え込むという...、まだ1月だもんな...。

                           
 今朝、同期の友人から「昼飯付き合わないか。」と誘いの電話があった。久し振りの電話、しかも昼食の誘いに一体どうしたんだろうと訪ねると「学生時代の仲間の一人が、蕎麦打ちにのめり込み、毎週水曜日喫茶店に持ち込んで“趣味の手打ち蕎麦”として食べさせてくれる。」という話し...。早速、美原地区の住宅街にある喫茶店に参上...。
 
 聞くと退職後蕎麦道場に通い詰めて修行を積み半人前程度に成長、仲間や近所に振る舞うと評判は上々...、「これなら行ける。」との友人たちの後押しもあって週1回、水曜日に20食限定で提供しているという。
                            
 メニューは「もりそば」と「かけそば」のみ...、幌加内の新蕎麦を使った二八蕎麦、こだわりの蕎麦包丁で切ったという麺は細めで鮮やか、彼の性格そのまま...、もちろん蕎麦つゆも自前で絶妙の味を出している。ここまでやる...。
 20食限定も大丈夫なんだろうかと心配したが、何と蕎麦を目当てに次から次とお客さんが入ってくる。そんな中に同期の仲間も数人訪ねてきてちょっとした同期会に...。結局今日は完売のようだ。

 彼のように蕎麦打ちを趣味とする人は多く、近年各地で「そば打ち名人の段位認定」が催されるなど、団塊世代を中心にブームとなっていると聞く。彼も蕎麦粉や道具に拘りながら毎週水曜日の来るのを楽しんでいるそうだ。“趣味の手打ち蕎麦”...、近いうちにまた行ってみよっと...。
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幻想的な光景を醸し出す“けあらし”...

2010-01-17 19:59:38 | 銭亀沢・戸井・恵山
 下海岸の前浜で“雲丹(うに)”捕りが始まっている...、との話を聞き、日の出と雲丹捕りを見ようと戸井の海岸に車を走らせた。
 上空は青空なのだが水平線には黒い雲がある。どうも海から日の出は見られそうもない...。そして漁船も沖に出る気配がなく、海岸を歩いていた漁師の方に訪ねると、「今日は中止...。(そんなに波はないのに?)ほら見て見れ、あの岩陰から波が入ってくるべ...、それにこの寒さじゃ雲丹も冷凍になってしまうじゃ...。」
                     
 確かに車外温度計はマイナス13℃...、これじゃ雲丹より先に船で働く漁師さんの方が冷凍になってしまうかも知れない。それでも午前7時10分、海の上からではなかったが鮮やかな日の出を見ることが出来た...。

  
 帰りに銭亀沢の海岸で“けあらし”に遭遇...。以前に漁師さんに「銭亀沢は汐泊川から出る冷たい水が暖かい海水に入り“けあらし”ができるんだ。“けあらし”を見たかったらこごさ来ればいんだ...。」と教えてもらったことがある。気温はマイナス13℃、陽が差し込むに連れてもうもうと湯気のように立ち込める...、まるで温泉だ...。
                                 

 
 雲丹捕りも日の出も駄目だったが、この“けあらし”は幻想的な光景を見せてくれ早起きも無駄でなかったかも知れない...。それにしても銭亀沢を過ぎると雪が極端に少なくこれも漁師さんに尋ねると「なんもよ、節分が過ぎて風がやませ(東風)に変わると湿った雪がドッと降るんだでぇ...。」とのこと。

               
 ところで、昨日は吹雪で大荒れで雪かきは一日で3回、最低気温はマイナス13.1℃、今朝は嵐は治まったものの最低気温はマイナス12.7℃と2日続けてのマイナス10℃を下回った。去年は一度もマイナス10℃にならなかったのに...。
 昼過ぎお土産探しにベイエリアへ足を運んだが、雪景色の街並みと青空のコントラストが素晴らしい。観光客の皆さんもこの景色に見とれながら忙しそうにカメラのシャッターを押していた...。
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御神体とともに厳寒の海へ...寒中みそぎ祭り

2010-01-15 21:51:45 | 木古内町・知内町
 神社守の夢枕に「御神体を潔めよ」とのお告げがあり、目を覚ますと寒気肌さす1月15日の早朝だった。神社守は直ちに真下を流れる佐女川(さめがわ)の氷を打ち砕き、身を切るような冷水で自身を清め御神体を抱いて海岸に臨むと、河口に大鮫が波に打たれ、その背中の上に美しい白衣をまとった女性の姿が見えた。

 「聖なる神の使者」と信じ、御神体を幾度となく沐浴し、ふと見ると女性の姿は見えず、大鮫は川の上流へ上がり小さな沼に消えていった。その年から、豊漁豊作が続いて村は大変賑わったといわれている。以来、行修者と呼ばれる4人の若者が佐女川神社に籠もり、昼夜問わず真水で何度も自身の身体を潔(きよ)め、毎年1月15日に別当・稲荷・山の神・弁財天の4体の御神体を抱き、厳寒の津軽海峡に飛び込み、その年の豊漁・豊作を祈願する伝統行事“寒中みそぎ祭り”として引き継がれている。(会場で配布されたみそぎ祭りリーフレットの“寒中みそぎ事はじめ”から)

                    
 「寒中みそぎ祭り」が始まったのは天保2年(1831年)、今年は180回の節目の年...。昨年初めて行修者と呼ばれる4人の若者が神社での水ごりを見て感動し、何故か今年も...。と、14日夜木古内町・佐女川神社に車を走らせた。途中、猛吹雪に見舞われたが、神社も雪に煙り幻想的な姿を見せている...。

 

                                

                              
 午後7時、町民の打ち鳴らす“みそぎ太鼓”に迎えられマイナス5℃の寒さの中、神社に籠もる4人の行修者がさらしをかみしめ、白い下帯にずきん姿で登場...。「エイ、エイ」の行修者の掛け声で、もう一人の行修者の背中に冷水をかける水ごりを繰り返し、見物している方が寒さに震え上がりながら眺めている。4人は13日夜から15日朝まで神社本殿に籠もり水ごりを繰り返す...。水ごりは決まった回数や時間などはなく、行修者が納得するまで繰り返されるそうだ。


 15日朝、4人の行修者は白装束姿で御神体を抱え佐女川神社から「海中みそぎ」が行われるみそぎ浜まで氏子の皆さんの先導で町内を練り歩く...。途中、保育園児から「頑張ってぇ~...」の掛け声も...。

                             
 みそぎの浜では行修者を待つみそぎ太鼓が鳴り響き、沖には大漁旗をなびかせ漁船が航行し会場を盛り上げる...。

  

                                  


 みそぎ浜に下帯姿で登場すると大きな拍手がわき、「ガンバレ!!」の声も飛ぶ...。いよいよ海中みそぎ...。気温-5.5℃、海水温プラス8℃に冷え込んだ正午前、行修者4人が御神体と共に厳寒の津軽海峡に「ウォー」と叫びながら飛び込み、海に浮かべた4つの御神体に海水をかけ潔める...。
                              

  
 「海中みそぎ」を終え、最後の水ごりを行う行修者...、その気迫とりりしい姿には感動、見守る観客の皆さんの表情も引き締まる...。最後に、観客の皆さんに行修者から健康祈願の水にかけられ祭りは終わる...。
                             
 「海中みそぎ」のあと、みそぎ広場では餅つき・餅まき、みそぎ物産・グルメフェア、みそぎセリ市などイベントが行われ大いに賑わった。今年も、木古内名物?“だんご汁”を食す...、素朴な味は身も心も温かくしてくれる...。
 13日から3日間も通った...。吹雪の中の走行で大変だったが、行修者の彼らに比べたら大したことはないのかも知れない。若者の勇ましい姿には正直感動し、生まれ故郷を見なおすことも出来た。また来年も、いや再来年も必ず見学させて貰おっと...。

 
 ところで、“寒中みそぎ祭り”は、TBS-HBC放送の「ダイドードリンコ・日本の祭り」として2月14日午後4時から1時間番組で放映されるそうだ。テレビ局のクルーはスタッフが30人ほど、カメラも6、7台、町民の皆さんもエキストラで大勢参加されたようだ。番組のコメンテイターはTVでお馴染み、エジプト考古学者で有名な吉村作治先生...、どのように放送されるかな...、これも見なくっちゃ...。
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