JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

チリ地震で津波警報発令...

2010-02-28 21:34:24 | Weblog
 昨日(27日)、南米チリ中部沿岸で発生したM8.8の大地震の影響で、太平洋を越えた日本に津波が押し寄せ各地に大津波警報や津波警報が発表された。道南各地にも午前中に津波警報が発令、函館の下海岸地区や北斗市、鹿部町の海岸付近の住民に避難勧告が出され、また、道路の通行止めやJRなどの交通機関の運休など一時緊張する場面もあったようだ。

 幸い道南では大きな潮位の変化もなく、また、伴う被害もなかったようで一安心...。「チリ地震津波」といえば、今からちょうど50年前の1960年(昭和35年)に同じようにチリで発生した大地震による津波が日本を襲い、各地に死者を含む大災害となった。函館でもこの津波の影響で駅前周辺を中心に約1,500戸もの家屋が浸水被害を受けたという記録がある。。
                    
                           (写真は2月26日の函館港からの夕陽)
 そんな話を午後、車を点検に持ち込んだディーラーの若い従業員に話していると、彼の口から「何故チリの地震で騒いでいるか理解できなかった。50年前の函館の話は知らないよ...、まだ32才だもの...。」と一笑された。確かにチリと日本は太平洋を挟んで約17,000kmも離れている。しかし、津波はそれを約22時間で押し寄せてくる...、時速770km、ジェット機並みの早さになる。恐ろしい...、やはり災害は風化させてはならなず、若い彼らにもその恐ろしさを伝えていかなければならないと感じた。
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気象観測船“高風丸”

2010-02-27 22:51:20 | 函館港
 今朝は冷え込んだ...、というより昨日までの気温が高すぎただけで、これが平年並みというヤツだ。青空に誘われて函館港の緑の島を歩いてきたが、気温が低いこともあって空気がピリッと張りつめた感じで気持ちが良い....。

                  
 緑の島から西ふ頭を眺めると、先日最後の航海を終えた函館海洋気象台の観測船「高風(こうふう)丸」(487トン)が係留されている。「高風丸」は、函館港を母港に北日本海域の気象観測を担い、1988年(昭和63年)に就航し、観測のために航行した距離は約48万キロにも及び、地球を12周した計算になる。

 「高風丸」は、全国に5隻ある気象観測船の1隻だが、気象庁の観測体制の見直しに伴い3月末で廃止されることが決まり、1月19日に最後の航海に旅立ち、道東沖や三陸沖での海洋調査を終えて、2月17日母港の函館に帰港、観測船の歴史に幕を閉じた。

 今後は気象衛星などがその任を行うことになるのだろうが、「高風丸」が調査した記録は貴重な資料としていつまでも残されることと思う。ところで、「高風丸」は売却を予定されているそうだが、やはり高風丸をカメラに収めていた方と「まだ使えるよね...。漁船にはならないだろうし、観光船にも不向き、どんな人が買うんだろう...。」と話が弾み、いらぬ心配をしてきた。
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今日のお昼は、“大人様ランチ”...

2010-02-26 21:19:08 | ランチ
 今日の函館の最高気温は13.0℃と2日続けて13℃越え...、しかも横津連峰の山並みもうっすら霞が掛かり、まさしく春の陽気そのもの、明日からは平年並みの気温に戻るというので、異常気候とまではいかないだろうけど自然界は大丈夫なんだろうか....。

                            
 昼食は友人との定例の“情報交換を兼ねてランチ...”、今日案内されたところは、赤川水源地近くの住宅街にある文字通りの小さな洋食レストラン“ビストロ”...。もちろん初めてだが、一度聞いただけではわからないような場所、しかも派手な看板があるわけでもなくごく普通の住宅といった感じの店...。

 しかし、店内は明るくて堅苦しさもなく居心地は良さそうだ。早速メニューを見て「お勧めは?」と訪ねると、「1日5食限定ですが、大人様ランチは如何ですか!」...、お子様ランチはレストランの定番だが“大人様ランチ”とは...、名前が気に入って「それにします。」とオーダー...。

 

                  

                                   
 オムライス・ドリアの4種類からチョイス、それにハンバーグ、エビフライ、サラダ、スープとてんこ盛り...。オムライスはデミグラスソースをお願いしたが、トロトロでデミソースの味もしっかりして旨い...、スープは初めてでないだろうか「にんじんのポタージュ」、これがまたにんじん臭くなく旨いんだなあ...。デザートのガトーショコラは甘さ控えめで...。最初は、「パンか何か欲しいね。」といっていたが、これで十分...、少し食べ過ぎの感もある。

 店内はそれほど高級感はないが、何となく落ち着ける、ゆっくり食事を楽しんで、ゆったりとコーヒーを飲みながら雑談がきるといった感じのレストラン...。今日は、1時からフィギュアスケート女子フリーをテレビ応援しなければならないので、ここでそそくさと退散...。

 ところで、友人との情報交換...、この時期になると決まっての話題は“人事異動”、定年退職者の動向や各官庁の幹部職員の異動、それに来春に控える選挙動向など料理と一緒で盛り沢山...、時間がなくて今日はここまで、続きは来月だって...、楽しみ...。
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春の陽気...、サクラ勘違いしないかなあ...

2010-02-25 20:40:15 | Weblog
 先週、気象台から1週間ほど平年より2,3度気温が高くなるという高温に関する情報が発表された。その情報を飛び越えてというか、なんと今日の函館の最高気温は13.6℃で一気に5月上旬並の陽気となった。お陰で雪解けが進み我が家の前の道路も何とか2車線確保できるようになったが、まだまだ黒ずんだ大きな雪の山はあちこちに残っている。

                 
 それにしてもこの暖かさは全道各地に起こり、網走の斜里町では15.8℃、留萌の増毛町では15.0℃、江差町でも14.5℃など軒並み2月の観測史上最高気温となるなど記録的な暖かさ...。心配なのはサクラの木...、この陽気を春と勘違いして花を咲かせたりしないだろうか。しかし、大丈夫この暖かさも明日いっぱいで、27日の土曜日からは平年並みの寒さに戻るそうだが、暖かくなったり、寒くなったり...、サクラも大変だ。

 ところで、今日気象庁から3ヵ月予報が発表された。それによると、太平洋赤道域東部の海面水温が高くなるエルニーニョ現象の影響で、3,4月は気温が高く春の訪れは早いが、5月以降はインド洋の海面水温が高くなる影響で太平洋高気圧の北への張り出しが弱く、北日本では冷夏になる可能性があるという、当たるかなあ...。
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池泉回遊式庭園...、八雲町・梅村庭園

2010-02-24 23:05:24 | 八雲町・長万部町
 
 以前八雲町のそば屋さんの窓から見えた「梅村庭園」...、所用での帰り立ち寄ってきた。「梅村庭園」は、1892年(明治25年)愛知県から当時の八雲村サランベに開拓として入植してきた梅村多十郎氏の屋敷の庭として造園したもの...。

                          
 「この庭園は、池泉回遊式庭園と呼ばれ自然の大地形、景観を取り入れ、枯れ山水や風景の展開は変化に富み、起伏・築山・流水・池泉を有効に利用は位置し作庭されたものであり、この形式を個人の庭に取り入れた点で、北海道では珍しいものである。」(庭園入口の案内板から)

 1983年(昭和58年)に八雲町指定文化財となり、2001年(平成13年)に八雲町が梅村家から購入して整備を行い、町民の憩いの場として開放している。ところが、例年より雪は少ないというものの、池の周りは雪に埋もれ歩くことも儘ならず、管理人の方から春のサクラ、つつじの咲く頃、秋の紅葉の頃に是非と誘われたので、池の周りを歩けるときに改めて....。

  
 庭園見学の休憩施設が「梅雲亭」...、建物の中からも庭園を見ることが出来、また梅村家の客間として使われた離れや蔵などの内部も見学できる。ちょうど「おひなさま展示会」が開催中で、明治から昭和までのひな人形とひな道具が並べられている。

                           
 展示品は明治時代に作られたという5段飾りから宮城県の「こけし雛」や広島県の「流しひな」など全国各地の珍しいおひなさま、また、町民から寄せられたという毛糸で編んだおひなさまなど個性豊かな作品も飾られている。

  

                                                      
 ひな壇の内裏様やお雛様の顔はどれも高貴な感じがするから不思議だ。ただ、通常内裏様は左に位置するが、明治時代のものは右側にあるそうだ。その理屈はあるそうだが...。庭園見学のはずが豪華ひな壇からミニ雛まで心を引かれ時間を忘れて見入ってしまった...。

 ところで、バンクーバーオリンピックもいよいよ終盤...、今回も感動する場面がいくつかあった。今日のフィギュアスケート女子SP、どこの職場の皆さんもテレビの前で大声援...、フリーの行われる26日は日本中がフィバーするかも...。それにしても浅田真央選手も韓国のキムヨナ選手も19才、あの緊迫した中でノーミスの演技を行う、その精神力は普段の努力に裏打ちされたものなんだろうなあ...、凄いよ...、26日も跳べ!!...。
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「五稜星(ほし)の夢」は、今週いっぱい...

2010-02-23 21:11:12 | 五稜郭公園
 函館の冬の夜をイルミネーションで彩る「五稜星(ほし)の夢」、昨年11月28日からの長丁場もいよいよ今週末28日が最終日...。今年も終わる前にカメラに収めようと散歩を兼ねて公園へ...。

  
 「五稜星の夢」イルミネーションは、特別史跡五稜郭の堀沿い約1.8kmに設置された2千個の電球で五稜星形を浮かび上がらせ、冬の五稜郭の美しさを全国にアピールしようとするもので1989年(平成元年)から始められた。今年も多くの市民や観光客に“夢”を与えてくれた...。

                           
 実行委員会を作りボランティアの皆さんの力で続けられているが、設備費や電気代などは市民の寄付に頼っているそうだ。先日、小樽の「雪あかりの路」を見学してきたが、ここも市民のボランティアが大活躍...、やはり市民が参加するイベントは活気があるように感じてきた。「五稜星の夢」ばかりでなく、函館の冬のイベントもそんな方向に向けばもっともっと盛り上がると思うのだが...。

  
 ところで、今日の函館の日の入りは午後5時20分、薄雲が掛かってはいるものの日没後の空は鮮やかな群青色を映し出してくれるはず...、ところが時間にして10分程度でその後は黒ずんでしまう。やはり青空の時でないとなかなか良い色を出してくれないのかなあ...。
 昨年は五稜郭タワーからも眺めた...、今年もと思っているのだが、時間が足りないかな...。まあ、来年もあるので...。
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江差追分の母...、江差三下り

2010-02-22 23:17:51 | 江差町・上ノ国町
 所用で江差町から上ノ国町へ車を走らせた。土曜日の早朝、七飯町西大沼でスリップした乗用車がマイクロバスと衝突、乗用車を運転していた若い女性が亡くなった。路面は乾燥していても早朝はまだ凍っている事もあり、注意が必要だ。今日も峠付近はまだ雪も残り気を配りながら安全運転で...。

   
 江差町では世間話の中で江差追分が話題となり、「今日、江差追分の元唄といわれている“江差三下り”の発表会を追分会館でやってるはずだよ。時間があったら聞かれていっては...。」との話し。時間はないが、無料と聞いてはなおのこと、行かないわけにはいくまい、と追分会館を目指した...。

                               
 発表会は、江差三下りの普及・伝承を目的に毎年開催されており、今年は5回目の記念の大会とのこと。発表会には地元の江差町は勿論だが、東京都や埼玉県、岩手県など本州からと札幌市や旭川市などの道内勢を含め全国各地から24名が出場、尺八と三味線の伴奏に合わせ、情緒たっぷりの歌声を会場いっぱいに響かせる...。

 「北海道無形民俗文化財の“江差三下り”は江差追分の母ともいわれる唄で、江戸時代から江差の花柳界を中心に唄い継がれてきた。共に伝わる踊りは、江差商人と芸妓の道行き姿を表している。」(会場で配布されたリーフレットから)

 「えさし港の 弁天様は わしがためには 守り神」の歌詞で始まり、信州馬子唄が越後路に入り、越後の船頭衆にによって唄われた労働歌が、江差に伝わったときには艶のある粋な唄に代わり遊郭や茶屋で唄われる座敷唄となったそうだ。確かに、歌を聞いていると華やいだ頃の江差の雰囲気を感じさせられるが、これに優美な踊りが振り付けられるとお酒も捗るかも知れない....。それにしても良いものを聞き、見させて貰った。

  
 江差追分会館では、4月から11月まで生の“江差追分”を聞くことができる。もちろん今日は聞くことができなかったが、会館の2階が追分資料館となっており、江差追分の歴史やこれまでの江差追分全国大会優勝者の唄をテープだが聞くことができる。春になったら、本物の江差追分を生で聞きてみようっと...。
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枯れ木に雪の花...

2010-02-20 23:41:37 | 赤川水源地・ダム公園
 昨日(19日)は二十四節気の一つ「雨水」...、雪から雨に変わり、雪が溶け始める頃とされている。しかし、今朝から午前中は猛烈な雪に見舞われ一気に銀世界...、雪が降るだけなら良いのだが、それについてまわる雪かきが大変だ、折角積み上げている雪も溶け始めたというのに...。

  
 午後、雪の降り止んだ頃を見て赤川・水源地に車を走らせた。なんの目的もないのだが、午前中の雪が木々に花を咲かせているのでは...、との期待もあってのこと。その期待どおり秋・紅葉を楽しませてくれたモミジの木々に白い雪の花が...。

                            
 広場に向かう亀田川に架かる貯水池橋からの眺め...。亀田川も雪に覆われ水は雪の下を流れている。まだまだ春にはほど遠い...。次の二十四節気は3月6日の「啓蟄」、この頃になると赤川・水源地も春の臭いがするはずだ...。昨日、気象台から高温に関する情報が発表され、来週中頃から1週間ほど平年より2,3度気温が高くなるそうだ。一気に春めいて良いんだけど...、困る人もいるのかな...。


 ところで、夜、市内のレストランで「校友会(同窓会)函館支部」の総会・新年会に出席した。残念ながら参加者は毎年少なくなり、高齢化も目立つ。今年は支部創立70周年を迎え記念の式典・祝賀会や講演会、記念誌の発行などを総会で議決した。特に記念講演会は、同窓でもある東京・メキシコオリンピック金メダリスト三宅義信さんの招聘を予定している。我々の年代には東京オリンピック重量挙げでの優勝は、今も記憶に生々しく残っているだけに楽しみだ...。
 それにしても、幹事も組織の拡充を求めて新規会員を捜しているが、なかなか見つからないという...、函館には沢山いる筈なんだけどなあ~...。秋の祝賀会まで探さないと...。
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松前城は、まだ雪の中...

2010-02-19 22:36:21 | 松前町・福島町
 今朝は久し振りの積雪...、3,4cmはあっただろうか、早速雪かきと竹箒を持ったが湿って重く無理、竹箒でというわけにはいかない。松前町に所用があり朝早めに車を走らせたが、途中、吹雪にも出会ったが、それより大変なのは雪が溶け出し道路はシャーベット状態...。トラックの後ろを走ると、フロントガラスが汚れワイパー全開、車は泥をかけられるし...。

 
 所用を終えて松前公園に足を伸ばした。もちろん春の足音は聞こえるはずがないとは思いつつも、ちょっとしての期待もあったが、ご覧のとおり松前城もまだ雪の中...。3月の声を聞くまでは、春を感じることは難しそう...。

                             
 去年の松前の桜は渡り鳥のウソに花芽を食べられサクラが花を付けないという散々な状態だった。今年はサクラをウソの食害から守ろうと町をあげてその対策に取り組んでいる。光善寺にある「血脈桜」は、サクラの木の周囲に足場を組み全体を網で覆っている。これではウソも入れない...。

   
 サクラの木には光るテープやテグス等を取り付け、また、町民からボランティアを募集し鳥の嫌う黄色のジャンパーを着て公園内を巡回しているそうだ。それにしても、この大目玉の鳥除けグッズ...、これならウソも寄りつけないだろう....。これで今年の松前は鮮やかな桜のトンネルを楽しむことができそうだ。
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恵山は春の装い?...いや、まだまだ...

2010-02-18 21:46:18 | 銭亀沢・戸井・恵山
   
 椴法華、南茅部に所用があり下海岸経由でノンビリと車を走らせた。銭亀沢地区を過ぎると道端の雪はほとんどなく、路面も乾燥しいたって走りやすく快適なドライブを楽しめる。途中、青空に浮かび上がる恵山は白い雪が残りまだ冬の装い...。そして、シャッターを押すのに車を降りて風の冷たさにビックリ...、春はまだまだ先のようだ。
                                            
 ところで、椴法華から南茅部尾札部地区へ向かう途中、獅子鼻トンネルを出たところにある小さな滝がある。滝というほどの水の流れ出はないが、毎年流れる水が凍り氷筍を創り出している。ところが、以前に見せてくれた大きなつららがない...。
 聞くところによると「2,3日前まではシャンデリアのような大きなつららが下がり、陽が差し込むと輝き、美しい姿を見せていた。」らしい。これを見るのを楽しみにしていただけに、残念....。この時期に落ちちゃうということは、ここは気温が高いのかなあ...。
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