JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

無病息災願い“火渡り”...

2012-05-11 23:50:16 | 松前町・福島町
                    
 松前町の松前公園内にある高野山真言宗阿吽(あうん)寺で毎年5月11日に行われる「紫燈大護摩(さいとうおおごま)火渡り」...。去年まで連続3回見学をさせてもらい、今年はもういいだろうと考えていたのだが、素足で火床を駆け抜ける儀式の凄さにもう一度行ってみるか...、と、車を松前に向けて走らせた...。

 
 阿吽寺境内もサクラの園...。そんな中に松前公園北側にある松前霊場八十八カ所を訪れ、地蔵に手を合わせてきたという方は境内の地蔵尊に最後のお参り...。

                           
 午後1時...、法螺貝の音とともにお寺の中から5人の僧侶が登場...。

 

                           
 僧侶の読経のあと、お寺の前の広場に積み重ねられたヒバの枝に火が付けられると、天高く煙が立ち上り、赤々と燃える火の中に、名前や願い事を書かれた護摩木(木札)が投げ込まれ無病息災を祈願...。

 
 まだ炎が燃え上がっている火床を、法螺貝と太鼓が鳴り響く中を修験者姿の僧侶は「エイ!!」と気合いを入れ、念仏を唱えながら裸足で駆け抜けると、観光客らから「おおっ」と感嘆の声が聞こえる...。

                           
 その後、50人ほどの参拝者も残り火で作った火床を、僧侶に気合いを入れてもらった後、裸足で歩き身を清めていた...。阿吽寺では、以前松前公園北側にある勝軍山(松前霊場八十八カ所)の山開きとして行われていたが、霊場巡りの出来ない高齢者にも祈りの機会を与えたいとこの「火渡り」が始まったとのこと...。

 それにしても、その凄さに感動する。道南では珍しい行事とあって、火渡りの会場にはカメラマンの姿も多く見られた。確かに絵になる場面も多い...。ちょっとして、来年も行くかもしれない...。

 

                         
 ところで、松前公園内は好天に恵まれたこともあって平日にもかかわらず、花見客で一杯...。早咲きのソメイヨシノは花びらを落としたが、「南殿」や「糸括」など中咲きといわれるサクラが見ごろを迎え、サクラのトンネルの下を歩くことが出来る...。観光案内所で訪ねると「5月下旬まで花見が出来る...。」と胸を張っている...。



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