JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

「観桜駐屯地一般開放」も、サクラはまだ....

2009-04-30 22:45:20 | Weblog
 函館の最高気温17.6°、暖かな一日だった。所用で午前中木古内町まで車を走らせたが、所用を終えて車に戻ると車内はサウナ状態。暖かくなるのも良いが、これも大変だ...、そして、運転中は眠気も来るし....。


 夕方、広野町にある陸上自衛隊函館駐屯地の構内に咲くサクラを楽しむ駐屯地の一般開放があると聞いていたので、出かけてみた。駐屯地正面のゲートに入ろうとしたが、市民の姿もそれほどもなく、どうも一般開放をしている雰囲気ではない。しかし、折角来たのだからと車を進めると、「どうぞ、中へ進んでください。」と親切な対応をしてくれる。

                  
 手続きをして車を降り眺めるが、サクラの花らしきものは見えない。聞いていたのは「正面から伸びるメーン道路沿いに、200mのサクラ並木がある。」とのことだが....。

     
 確かに道路沿いはサクラ並木だが、如何せんサクラはご覧のとおり開花間もない状態。満開までには、まだ4,5日かかりそうだ。警備をしていた方とお話しをしていただいたが、「先日の寒さで開花が遅れてしなったようで、残念です。」と申し訳なさそう....。「駐屯地の中に入る機会ははあまりないので、来てみた。」と、いうと「秋に自衛隊祭りがあり、市民の方に参加して頂いているので、その機会にも是非おいでください。」と誘われた。

                    
 今回は、メーン道路を20分程度歩いただけで、散歩にもならなかったが、展示用なのか戦車があったり、自衛隊のトラックが整然と並んでいる光景を目にすると、何か別世界にいるようだ。折角の係の方のお言葉なので、秋の祭りには参加させてもらうかな....。
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サクラ開花宣言、そして....

2009-04-29 22:07:49 | 五稜郭公園
 昨日、札幌の知人から電話で「函館のサクラ、どうなったの...。」との問い合わせ。25日に函館海洋気象台から「函館でサクラが開花した。」との発表があった。サクラは開花してから満開まで3,4日掛かるので、そろそろ満開に....。

                        
 夕方、カメラ片手に五稜郭公園に視察?に出かけた。多分、先日の雪でサクラも萎んでしまったのではないかと思っていたが、その通りでやっと3分咲き程度、日当たりの良いところでも5分咲きかな....。素人予報官の見立てでは今日、明日と気温が高くなりそうなので、5月2日頃が満開で見頃だと思う。



                  
 しかし、花見客はサクラが3分咲きでも、5分咲きでも関係なさそうだ。あちこちのシートの上でビールにジンギスカンのお花見定番の大宴会....。まだ陽が高いのに結構酔っぱらってる人もいるようだ。



            
 陽気に誘われてか散歩がてらの花見客も多い。ここは例年ボリュームのある満開のサクラ花が見れるところで、五稜郭タワーと横津連峰をバックにカメラを構えるところ、特に今年は横津連峰の残雪が多いので良い構図になりそうだ。満開になったら逃さずに来ないと....。
 五稜郭公園では午後7時から花見電飾が行われる。灯りのついた提灯の下でジンギスカンを突きながらビールを飲む....、美味しいだろうなあ....、電飾は5月10日まで...、夜桜もカメラに....。
                                  
 ところで、今年も五稜郭タワーで鯉のぼりが泳いでいる。今日のような真っ青に空にはお似合いで、親子3匹の鯉のぼりは春の陽射しを一杯に受けて気持ちよさそう....。タワーが高いので鯉のぼりの大きさがわかりづらいが、大きいのは体長12mもあるそうだ。こどもの日の5月5日まで元気に泳ぎ回り、市民や観光客の目を楽しませる....。
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函館山から...、日の出を...

2009-04-29 21:12:19 | 函館公園、函館山
 先日(26日)の雪には驚いた。函館市内はミゾレで済んだが、夕方赤川の奥へ車で走ると、濡れ雪で積もっている。大沼は積雪があったという、最高気温が3℃で3月上旬並の気温。25日にサクラの開花宣言がでたばかりなのに、サクラの花もビックリして萎んでしまったのではないかなあ.....。
                 
 今朝は早起きをして函館山からの日の出の撮影に出かけた。日の出の時間は午前4時36分...、「えっ!、そんなに早いの...」、「それに間に合わせるには何時に目覚ましをかけるの....」、と、いった案配で、函館山山頂に着いたのが4時15分、しかし、雲がないこともあって既に東の空は赤みを帯びている.....


 太陽が顔を出した....、予想していたより遥かに北側から昇る。今日の日の出の方位は70°で旭岡団地の方向になる。陽は空を赤く染め、ダイヤモンドの煌めきのような一条の光を発し、一瞬のうちに街を照らし始める。カメラを構えているのだが、この一瞬につい見とれてしまい、シャッターを押すのを忘れてしまいそう.....。

                   
 次の瞬間、朝日は大森浜を黄金の輝きに変えてしまう。


 驚いたことに、こんなにも早い時間なのに多くの方が日の出を見学に来ている。若者達のグループから老夫婦まで....。若者達もさすがに輝く光には「すげぇ、奇麗だあ~...。」と感嘆の声を上げている。しかし、恐らく氷点下の気温に居たたまれないのか、早々に引き上げていった....。

                         
 そのはずだ、函館山山頂のあちこちに先日降った雪が残り、日が照り出したとはいえ冷たい風が肌に突き刺さり、防寒具がなければとてもいられない。
 早起きはちょっと辛いが、この朝日を眺めるとその辛さも飛んでしまう。山を下り、緑の島を散歩して家に戻ってもまだ7時前....
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「続・青雲時報縮刷版 刊行を祝う集い」を開催

2009-04-26 22:11:44 | Weblog
 昨夕、市内のホテルで「続・青雲時報縮刷版」の刊行を祝う集いを開催した。当初、「完成したら、刊行委員だけで、ささやかでも良いから祝賀会をどこかの居酒屋でやろう。」と話していたが、札幌在住の先輩から「新聞局のOB会を兼ねて祝賀会をやってほしい。」との声が掛かり、早速この縮刷版の刊行に協力いただいた方々に声を掛けさせてもらった。

          
 「20人も集まれば...。」とホテルに予約を入れたが、なんと東京や横浜、札幌や釧路と全国各地から新聞局OBや元新聞局顧問、協力をいただいた青雲同窓生など総勢37人も集まってくれ賑やかに祝う集いを開催できた。その中に青雲時報の創刊号を編集した初代新聞局長も横浜から駆けつけ「最初の縮刷版がOB有志で作られたことに驚いたが、続編も作るとはさらに驚いた。」と喜んでくれた。

 さらに、参加された皆さんから、新聞に掲載する広告取りに走り回ったことやプレスバッチを付けて映画館に入ることが出来たことなどのエピソードを聞き、往時を思い出しながら耳を傾けていた。


 昨年の春、飲み会で「東高校が閉校になったが、青雲時報縮刷版の続編を作らないか?」の一言から始まった縮刷版作り。10人前後の編集委員が毎週2回の編集会議に集まり、資料や写真集め、歴代新聞局員探しなど結構大変な作業だったが、多くの方々に支えられ無事に刊行できた。インクの臭いのする真新しい縮刷版を目の前にして、「新聞づくりをした学生時代に戻ったような気持ちを味わい、結局は我々が楽しんだのかもしれない....。」
 祝う集いのあと、遠来からの仲間達と2次会、3次会とハシゴをし、我が家に辿り着いたのが午前2時....、久し振りの午前様、楽しかった.....。

 おっと、酔いしれていられない....、まだ縮刷版は500部残っている。これを売り捌かないと印刷代を支払えないよう....、この縮刷版を手にしてくれる東高校の同窓生はどこにいるのかなあ....。
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赤紫のじゅうたんは、エゾリスの散歩道?

2009-04-24 22:25:58 | 北斗市
            
 「匠の森公園のカタクリの花が見頃を迎えるぞう...。」と、知人に教えられ出かけてきた。匠の森公園は、北斗市のきじひき高原の麓に位置し、途中からの大野平野を見下ろす眺めはまさに絶景、また、カタクリの群生地や山野草が多く見られ、これからの季節森林浴を兼ねての散策に最高.....。


 春の妖精と呼ばれるカタクリの花は、6枚の淡い紫色の花びらの付け根付近にはWに見える濃い紫色の模様があるおしゃれな花で、樹木の間を赤紫のじゅうたんを引き詰めたように咲き誇り、今が見頃...。この日も多くの方が見学に訪れ、特にカメラを手にした写真グループの皆さんは、横になったり、寝そべったりと様々な角度から構図を作り盛んにシャッターを押している。負けずに.....。

            
 カタクリは、花が咲くまでに平均8年もかかり、咲いている期間は約1週間と実に短く、1年のうちのほとんどを地中で 球根のまま休眠するそうだ。また、群落でも一度枯れると再び復活させることは大変のようで、是非大切に、大事に保護してほしい。

                         
 ちなみに、途中で白いカタクリを見つけた....。白いカタクリの花は珍しく約10万本に1本の割合で咲くとのことだが、そうすると匠の森公園には何本ぐらい咲いているのだろう....。

      
 ところで、カタクリの花の撮影に夢中になっていたとき、ごそごそと走り回る音が聞こえ、振り向くとエゾリスが散歩中....。昨年もここでエゾリスと遭遇したが、さすがに警戒心が強く、なかなか近づけない。それでも赤紫のじゅうたんを散歩中のエゾリス君を1枚ゲット.....。
 「カタクリの花」もあと数日、このあとは「シラネアオイ」が咲き乱れる。これも来てみないと....。
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ついに完成!!、「続・青雲時報縮刷版」

2009-04-17 23:19:19 | Weblog
 母校の函館東高校が平成19年3月に函館北高校と統合、新たに「市立函館高校」に生まれ変わり、東高校は閉校となった。学生時代にクラブ活動として作った学校新聞「青雲時報」も169号で終刊した。
 昭和53年に青雲時報発行100号を記念して縮刷版を刊行した当時の新聞局OBの仲間が、終刊したことを機に青雲時報が伝えたものを、前回の続編として縮刷版で残そうと、昨年の春再び集まった。自費出版とはいえ、資金も、資料も、編集する作業場もない中での取り組みだったが、青雲同窓会を始め多くの人たちに支えられ、ついに「続・青雲時報縮刷版」が完成した。

          
 手前味噌になるがなかなかの出来映えだ。まず、学校生活を伝えるグラビアは10ページにも及びカラー写真で飾り、歴代局長や顧問の先生に当時の新聞局の思い出を綴ってもらった寄稿「あの日、あの時」、資料不足で駆けずり回って集めた東高校の年表、前回縮刷版を含めた2冊分をPDFで収録したCDなど、どれをとっても自信を持って送り出すことが出来た。


 昨夜、印刷所から運び込まれたまだインクの臭いのする真新しい「縮刷版」を手に、予約をいただいた同窓生や関係者の方々に早速送り届けるために、編集室として借りている家の車庫で遅くまで梱包を解き、箱詰めの作業を行った。

                   
 今朝1番で郵便局に持ち込んだので、恐らく土曜日には箱から出して見ていただけるものと思う。また、近郊から予約をされた方には明日の土曜日から4班に分かれて届けることにしている。受け取った時どんな表情をしてくれるか楽しみながら届けたい.....。

 1,000部限定の発行で現在約半分ほどの予約をいただいたが、実際はこれからが大変だ。多分、手にとって見ていただければ「購入しますよ。」と、いって貰えるはずだが、手にしてくれるところにどう届けるかに難儀をしている。来週、地元新聞社にお願いして、記事として取り扱って貰うつもりだが.....、まっ、作って終わりでなく、手にして貰うための「縮刷版」なので頑張って同窓生を捜し歩くつもりだ。

 25日(土)、市内のホテルでささやかな「縮刷版の刊行を祝う集い」を開催する。20人も集まればと考えていたが、なんと東京、横浜、札幌、釧路など全国各地から40人近いOBが集まってくれる。同窓の絆、クラブの絆の強さには驚いた...、地元で盛り上げてくれた皆さん、遠来から足を運んでくれる皆さんに心から感謝したい。楽しい集いを期待して.....早速、準備を進めたい。
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松前公園の「冬桜」、見頃です....

2009-04-17 22:52:48 | 松前町・福島町
 好天が続く函館、サクラの開花予想も1日繰り上がり4月26日だという。まだまだ早まる気配だ....、花見の準備を進めた方が良いと思うよ...。

 今日は松前町に所用があり、朝早く車を走らせた。もちろん青空、空気が澄んで海や山がクッキリと青空に映えている。こうしてみると朝の景色は素晴らしい...。


 所用を終えて、折角ここまで来たのだからということで、松前公園に足を運んでみた。すでに露店や、観光案内所もサクラまつりに向けての準備に取りかかっている。それもそのはず、松前城入口や松前神社境内の「冬桜」が開花し、今が見頃だという。

                          
 「冬桜」は4月に入って間もなく開花し、やはり開花は例年より早いとのこと。この花は、小振りだが白とピンク色の花びらが混在し、長く咲くのが特徴とのこと。それにしても青空にお似合いだ.....。この後、4月24,5日頃から5月下旬まで早咲き、中咲き、遅咲きと250種類、約1万本のサクラの競演が見られる。今年も通おうかな....。


 松前城前の広場にピンクや黄色のタンポポに似た花が咲き乱れている。観光案内所で訪ねると「“デージー”という花で、キク科の植物でヒナギクとも呼ばれているようです。」と親切に教えてくれた。さらに「シロバナタンポポはお寺の庫裏に咲くが、まだ早いですよ。」とのこと。それにしても松前のお城は、サクラもいいが、この花もいける....。
 ちなみに、松前さくらまつりは、4月25日から5月17日まで。

                      
 ところで、昼食は「ラーメンでも食べようかな?」と、いつもの旅館のレストランを訪ねたが、出されたメニューの「松前マグロ 三色丼」が目についた。お店の方は「昨日から始めたんですよ。」と推薦してくれ、それではと注文....。
 松前本マグロを使った「しぐれ煮」、「ユッケ」、「竜田揚げ」の3つの味を小さな丼で味わい、松前産のふのりの味噌汁と松前漬けが付いている。籠を使っての演出も松前の風情を醸し出してくれる。丼にはそれぞれに特徴があり、刺身とはひと味違うマグロの美味しさを堪能させてくれる。ただ、小丼とはいえ、間違いなくご飯3膳分、さすがに満腹....。
 松前のマグロを知ってもらおうと町内3店で競いながら提供するそうだ。それじゃ、あと2軒のお店にも行かなくっちゃ......。
 
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春満載...山陰・山陽の旅(2)

2009-04-16 22:15:21 | 旅行
 3月29日(日)から4泊5日の山陰・山陽の旅も後半戦...。スッキリした天気にはならなかったが、雨にも当たらず、サクラもほどほどに咲く誇り、まずまずの旅を楽しんでいる。今日から瀬戸内を東に向けてバスは走る....。

       
 広大な草原に石灰岩が点在する秋吉台のカルスト台地。何故、こんな姿に....、数億年前の珊瑚礁が石灰岩になり、地殻変動でこの大地ができたとのこと。地底には石灰岩が雨水に浸食されて出来た鍾乳洞の秋芳洞がある....、納得。それにしても白い岩石が林立する風景は幻想的でもある。
                                 


 その秋吉台の地底に広がる鍾乳洞・秋芳洞。長さ約1kmのコースをガイドさんは「通常の出口から入ります。その方が、下り専門でお年寄り向けのコースです。」と案内してくれる。「黄金柱」は、流れ落ちる石灰成分が固まってできた高さ15mの石柱。また、「百枚皿」は、地下水の石灰成分が沈積してできた段丘。(案内板から)
                         
 ガイドさんの話によると、秋芳洞(あきよしどう)は、以前は秋芳洞(しゅうほうどう)とも呼ばれていたが、山口国体で昭和天皇が訪れた際に「これが秋芳洞(あきよしどう)かあ...。」と洞窟の入口を見ていわれてから、秋芳洞(あきよしどう)に統一されたそうだ....、本当かなあ....。


 城下町として栄えた岩国の錦川に架かる「錦帯橋」。山の上に立つお城と城下町を結ぶ橋として架けられたが、洪水で何度が流されたため、洪水に耐えられる橋をということから、今の形ができたという。日本三名橋にあげられる木造五連橋で、姿形や構造などから芸術品ともいわれている。

          


 川沿いのサクラが満開で、お花見客で大賑わい。サクラに錦帯橋もピッタリで、こぼれ落ちそうな花びらの下で大勢の観光客が弁当を広げている.....。我々も、時間がないということから名物の「岩国寿司」をバスに持ち込んでの昼食、岩国の味を堪能させてもらった。

                        
 バスは広島県に入り、その昔から神の島として崇められた「安芸の宮島」へ...。宮島口からフェリーで10分ほどで宮島へ到着、早速、鹿の出迎えで観光客の先を歩き出し愛嬌を振りまいてくれる。鹿は厳島神社の神の使いとしてされているが、観光客の土産袋やパンフレット、挙げ句の果てにはビニールなどを食べ消化不良を起こしているものもいるそうだ。

               
 海に浮かぶ社殿と大鳥居で知られる厳島神社、平安時代に平清盛が造られ、満潮時に海に浮かぶ朱色に輝く社殿は竜宮城のようだといわれ、1996年には世界遺産にも登録されている。


 宮島のシンボル海中の大鳥居。高さ約16m、棟の長さ24m、総重量は約60tで、主柱は楠の自然木を使っている。楠は、比重が重いことと、腐りにくく、虫に強いからでだそうで、何より驚いたのは、根元は海中に置かれているだけで、自重で立っているだけとのこと。ガイドさんから「干潮の時は、大鳥居の根元まで歩いていけ、迫力満点の写真が撮れるのに...、残念ですね。」だって....。

     
 それにしても観光客の多さに驚く。この島の人口は約1800人で、年間の観光客は約300万人とのこと、どうりで....。



               
 最後の見学地は岡山県の「倉敷」。倉敷は江戸時代幕府の天領として栄えた商人の町で、その面影を残しているのが倉敷美観地区....。ホテルがこの美観地区の側にあったこともあり、夕食前、食事後、翌日早朝と何度か足を運んだ。


 白壁の屋敷や伝統的な建造物が残る街並みは、当時の情緒を醸しだし散策をしながらゆったりした時間を過ごすことができる。

        
 その町並みを流れる倉敷川では「くらしき川舟流し」ができる。倉敷川から眺める白壁の街並みは....、ちょうどサクラも見頃を迎え、風情ある遊びとしてなくてはならないものになんだそうだ....、確かに。

 いよいよ旅も終わりを告げ、帰路につく。4泊5日も当初は少し長いかな?と、思っていたが、そんなこと微塵も感じなかった。全行程のバスの走行距離は1,460km、通過した府県は大阪府、京都府、兵庫県、鳥取県、島根県、山口県、広島県、岡山県と8府県にも及ぶ。特に、鳥取県と島根県は初めての訪問で、これで47都道府県制覇した。アマチュア無線で言えば全都道府県と交信して得るアワードWAJA(Worked All Japan prefectures Award)の完成だ。


 今回のツアーは「充実ホテルと郷土料理が満載!」が売りで、確かに山陰の名湯に浸り、豪華な料理で大満足であった。ただちょっと気になることは、日本海の山海の幸をこれでもかと言わんばかりに運ばれてくる。食べる方はどう見ても高齢者で大食漢という人は少なく、半分以上も残す方もいた。最後の倉敷のホテルの夕食は、これまでと比べるとビックリするほど量は少なかったが、お洒落で美味しく、意外に満足感も与えてくれた。年寄りにはこれで十分なんだよね....。

                   
 ところで、ゲットした土産は....、宮島銘菓の「もみじ饅頭」、宮津で「雲丹のり」、玉造温泉では「ゆずジャム」、萩温泉では山口名産の「夏みかんのマーマレード」、ただ瓶ものは重くて少し大変...、次回は軽いものにしようっと....。

 天気は前半雨の心配をしながらの見学だったが、後半は青空に満開のサクラとまずまずだったことが何よりで、それにもまして、若い女性の添乗員の多恵ちゃんの気配りとガイドの井上さんの物知りに加えきめ細かな案内には敬服、多分参加した皆さんも同じように感じたことだと思う。ツアー料金が少し高かったせいもあってか、ホテルも温泉も一流で、料理はこれでもかと並べられ、春満載の山陰・山陽5日間の旅は大満足だった....。

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春満載...山陰・山陽の旅(1)

2009-04-15 20:45:28 | 旅行
 3月29日(日)から4泊5日で山陰・山陽の旅を楽しんできた。「旅なら春だ!、春ならサクラだ!」と、勝手に決め込み旅行会社のパンフレットを眺めながら、「旨いものも食べられて、サクラの花も見られるのは?...、これだ。」と“山陰・山陽全周5日間の旅”のツアーに乗ることにした。しかし、期間中の天気予報を見ると山陰地方に「傘マーク」がある...、ちょっと心配だなあ....。
              
 函館空港からの参加者は7人、羽田空港で北海道各地からの参加者と合流し総勢36名で大阪伊丹空港へ。伊丹空港に降りてビックリ、「寒みい、なにこれ、これだら北海道より寒いべあ...。」の声、確かに陽はあるのだが風が冷たい。サクラは大丈夫かな...。
 ともあれ、バスは今日の宿泊地宮津湯らゆら温泉に直行、今日は温泉に入って寝るだけ.....。

 2日目 いよいよ山陰地方を西に向かってのバスの旅、天気予報に「傘マーク」が小さくあるが雨の心配はなさそう。しかし、ガイドさん曰く「山陰地方は天気の替わりが早く“弁当忘れても、傘忘れるな”といわれている。用心に越したことはないので、傘の用意を怠りなく。」との案内。この言葉、北陸能登の旅へ行ったときも教えてもらった。日本海側の天気は替わりやすいということなんだ。
 最初に案内されたところは、日本三景の一つ「天橋立」


 天橋立は、約7,000本の松林が続く長さ3.2km、幅が最大170mほどの砂州で、宮津湾を二分している。「丹後風土記には、イザナギとイザナミの神が天に通うためにかけた橋という伝説が残っている。」(案内板)そうだ。


 展望台から見たときは、海に掛かる松並木程度により思えなかったが、「股のぞき」の台に立って股の下からのぞくと景色が一変...、噂どおり、天に架かる橋のように見え絶景。ガイドさんからは「股の下からのぞいて景色が良いからといって、カメラで撮らないように...。」との注意があったが、何故か撮りたくなる....。

                 
 バスは京都府から鳥取県に入り、「鳥取砂丘」へ。日本海沿いにある東西16km、南北2kmの日本最大級の海岸砂丘で、見渡す限り圧倒的な砂の世界が広がる。見学時間は昼食を含めて1時間30分だという、さあ大変だ...、高さが47mの馬の背に登にも足が砂に取られて歩きにくい。それでも、頂上からはどこまでも続く海原と白砂の織りなす景観は美しく、ゆっくり堪能したいのだが....、時間が....。


 ラクダで砂漠を遊覧?人なつっこいラクダの背に乗って砂漠を散策する光景は、異国情緒を醸し出してくれている。惜しむらくは青空だと奇麗だろうなあ....、ところが、夏場は暑くてとても裸足では歩けないそうだ。

                    


 水とお城の街、松江へ。ここで、お城、船下り、小泉八雲記念館の3班に分かれて見学することになった。どれも行きたいがやはり時間がないということで、船下りに参加。市街地を流れる堀川を約50分で回る観光遊覧船に乗り1周、船からは松江城や武家屋敷など松江を代表する名所を違った角度で眺められ、風流な船旅を味わうことができた。
 そうそう、軽快な語り口で案内してくれた今林さんは名物船頭さんとのことだが、「私は明日で、定年退職...。」と話してくれた。ちょっと寂しそうでした....。



                      
 少し時間がある。タクシーで松江城まで行けるかも....と、いうことでタクシーを走らせた。天守閣には登れなかったが、5分咲きほどのサクラの花に囲まれた松江城をカメラに収めることができた。帰りに武家屋敷でタクシーを止めてもらいカメラを構えたが、船から見た風情とはまた違った光景を見せてもらった。
 今晩の泊まりは、玉造温泉。途中、宍道湖に落ちる夕陽を眺めることができた。これもカメラに収めたかったのだが、いかんせんバスの中では致し方なし...。

                      
 食事の後、観光会館で郷土芸能が見られるとあって出かけてきた。地元の民謡と踊り、そして、本場の「安来節」に「ドジョウすくい」を堪能できたが、メーンイベントは「ドジョウすくい」の講習会。観客から5人が参加、講師の手ほどきよろしく踊るのだがなかなか様にならない。簡単そうでも、形を作るのはなかなかどうして難しそう...、

 3日目 昨日はバスが走っているときに「雨」、見学中は雨が上がると、タイミングが良い。ツアー客の中に晴れ男がいるのかもしれないが、ガイドさんは「安心したら駄目。“弁当忘れても傘忘れるな”の言い伝えを忘れないで...。」と慎重だ。


 今日最初の見学地は、縁結びの神様を祀る「出雲大社」。早朝とあって見学者も少なく、「霊験あらたか...」そのものといった雰囲気。現在出雲大社は神殿改築中で御神体は御仮殿に住まわれており、改築が終わる2013年に御本殿に還られるとのこと。

                             


 巫女さんや神主さんたちの朝の掃除に立ち会うことができた。

                        
 また、神楽殿の長さが13m、太さは6m、重さ5tもあるという日本一の大注連縄。どうして作り、どうして付けたんだろう....。ところで、神社での礼拝は一般的には「二拝、二拍手、一拝」だが、出雲大社での礼拝は「二拝、四拍手、一拝」、何故なんだろう...、ガイドさんが説明してくれていたのに.....、寝てたかな。


 バスはさらに西に進み、山陰の小京都といわれる「津和野」を見学。薄曇りながら青空ものぞき気温も上昇、散策には絶好の天気となり、ガイドさんも「白壁と赤レンガの街並みを味わってきてください。」と、アドバイスをくれるのだが、ここも昼食を含めて90分では、いかんせん時間が足りない。

    

                      
 津和野川や殿町通りのサクラが満開で、満開の桜が白壁によく似合う。掘り割りを泳ぐ色とりどりの鯉の大きさにはビックリ...、デカイの何のって、そんじょそこらの鯉の大きさではない。


 バスは島根県から山口県に入る。今日最後の見学地は「萩」。萩は毛利家35万石の城下町として栄え、毛利家の家臣達により学問と教育活動に力が注がれ、明治維新の原動力となったといわれている多くの人材を輩出している。松陰神社は、幕末の思想家 吉田松陰を祀るに建てられたもの。

     

                       
 武家屋敷を散策したが、細い路地に白壁の土塀が並び、土塀から満開のサクラや夏みかんがのぞき、萩らしい風情が漂う。萩には多くの歴史的な建物や400年以上の歴史を誇る萩焼の窯元が点在するなど、街中が歴史を伝える博物館といわれているそうだ。

              
 今日の泊まりは萩温泉。食事までの時間ホテルの前の海岸を散歩すると、釣りをしていた小学生が「アオサギ」に釣った魚を与えている。サギは警戒心の強い鳥で、あまり人には近づかないのだが、やっぱり魚には目がないようだ....。

          
 日本海に沈む夕陽をやっとカメラに入れることができた.....。

 ここまでで、行程の半分「山陰の旅」は終わった。風は冷たかったものの、幸い雨にもあたらず、目的の満開のサクラもあちこちで眺めることができた。明日からは「山陽の旅」、ガイドさん曰く「天気は良さそうだし、サクラも見頃...、みなさん運のいい方ばかりですね。」だって....、続きは明日....。
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浮島公園は、春本番...

2009-04-13 22:55:55 | せたな町・今金町
 相変わらず好天が続く、しかし、この春は雨が少なく農家の方々は困っているようだ。また、街の中も埃っぽいので、たまには雨もほしい気がする。
 今日は、所用でせたな町へ車を走らせた。余裕を持って早めに出かけたのが功を奏してか、意外に車が少なく予定の時間より結構早めに到着できた。

 せたな町は薄曇りで、期待していた青空にクッキリと映える狩場山の残雪は見ることができず、次回に期待....、それまで雪が消えなければ...。


 昼休みを利用し、道南八景に選定されている「浮島公園」にミズバショウを見学に行ってきた。浮島公園は、面積3.3㎢のうぐい沼に浮かぶ浮島を中心とした公園で、この浮島が風とともに水面を漂う姿は神秘的な佇まいを見せてくれる。

          
 うぐい沼は周囲約1km余で遊歩道が設けられ、ゆっくり歩いて20分ほどで1周できる。ちょうどミズバショウが見頃を迎え、遊歩道に整備されている木道周辺の湿地帯に可憐な花を咲かせている。

          
 また、ヤチブキの名で知られているエゾノリュウキンカも咲き始めている。木道付近はまだまばらな状態だが、沼の東側の湿地帯は多数の黄色い花を咲かせ、ミズバショウと競演だ...。


 エゾノリュウキンカはキンポウゲ科に属し、湿地などに植生しする。茎が立っていて黄金色の花を付けることから「立金花」の名がついたといわれている。エゾノリュウキンカはこれから木道を覆い隠すほどに成長するそうだが、そんな姿も見てみたいもの....。

 遊歩道を歩くと、風が笹の葉を揺らす音や近くの林からは野鳥の囀りが賑やかに聞こえ、木道付近ではカエルが負けじと泣きわめく声も聞こえる。ここにいるだけで春の訪れを肌から感じさせてくれる....。
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