JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

ひさびさの好天に...、函館山山頂でランチ

2009-07-31 19:44:42 | 函館公園、函館山
 昨日(30日)は久し振りに朝から空一杯の青空...、気温は2週間ぶりに25°を超え夏日だったが、湿度も低く北海道の夏という感じの一日。この天気に誘われたわけでもないだろうが、東京から仕事の打合せとやらで昼前着の飛行機に乗り3人でやってきた。開口一番「気持ちいい...、出来るならこのまま北海道にいたいなあ....。」
                  
 まずは腹ごしらえ...。3人とも函館には良く来るが函館山には久しく登っていないということもあって、「それじゃあ、函館山でランチ...」ということとなった。横津連峰や駒ヶ岳は雲が掛かっていたが、その雲もほどよいコントラストを見せ、スッキリとした見事な景色に見せていた。

                            
 函館山の麓の西ふ頭には、帆船「日本丸」が、港町ふ頭には客船「飛鳥Ⅱ」が停泊し、港に彩りを添えており、展望台からの“函館港まつり、函館港開港150周年”などの説明にも力が入る...。

  
 ランチは...、「朝飯は、飛行機の中だったんだ...。」といいながらも折角だからとメニューの中から「北海道の恵みミニ丼」、イカ、イクラ、ジンギスカン、鮭の4種類の中から2品をチョイス...、それぞれ好みで選んだようだが、ミニ丼といっても2つだと結構腹に応える。皆さん、それぞれ景色も食事も大満足...。

                     
 ところで、打合せのあと3人を残し所用で札幌に向かう。打合せが意外に時間が掛かり函館空港に着いたのが出発15分前、「あと2,3分遅れたら乗れませんでしたよ。」と係の方に窘められたが、確かに一人で貸し切ったわけでもないんだから...。しかも、ほぼ満席...。


 搭乗口に入る前で、顔見知りの函館市職員から「東京ですか?」と声を掛けられた。「いや、札幌...。」、「良かった、それじゃこのアンケートに協力をお願いします。」と封筒を渡された。丘珠空港へ就航している道内各空港からの5路線を新千歳空港へ移転集約の方針が運航する航空会社から示され、その影響を調査しようとするものだった。確かに運航する会社は赤字になってもというわけにはいかないのだろうが、利用するものからすると利便性の高い丘珠便は存続してほしいと願う。何か良い方策はないのだろうか....。早速アンケートに記入し、存続を願いながら投函した。
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「千の風」に揺れる灯籠

2009-07-26 23:47:17 | 七飯町・大沼公園
 子供たちの夏休みに入って最初の週末なのに...、どうしたことか北海道は大雨。八雲町では土砂崩れと冠水で国道5号は一時交通止め、JR函館本線も長時間にわたって不通と交通網はまひ状態。それにしても7月は雨の日が多く、日照不足による農作物への影響も心配...。

 この週末は道南各地で夏祭りのイベントが目白押し、しかし、この雨...、雨でも頑張って実施するという「大沼湖水まつり」に足を運んだ。
 「大沼湖水まつり」は1906年(明治39年)に地元の住職が大沼に水難者を供養するため灯籠を水面に浮かべ、法要を営んだことが始まりで、今年で100回目となる節目を迎えるという道内でも有数の伝統を誇るまつり。昨日、大沼が誕生の地といわれている「千の風になって」を1000人の大合唱でまつりは始まった。



                                 
 今日は2日目、夜の灯籠流し、花火大会を目指し夕方出掛けたが、小雨の降るなか学生たちの威勢の良い「よさこいソーラン」踊りや数多くの露店なども出てまつりを盛り上げている。

                 
 船の上から湖面に次々と流された約1500個の灯籠は、会場に流れる「千の風になって」の音楽とともにロウソクの仄かな明かりを放し幻想的な光景を作り出していた。

  

                
 いよいよ花火大会、今年は100回記念ということで花火は2000発が打ち上がるという。灯籠流しの頃は人出も少なく少し寂しい花火大会になりそう...、と思っていたが、雨も上がってどこからともなく人が集まり、気が付いたときは広場一杯に見物客....。約1時間、頭の上に次から次へと打ち上がり迫力満点...、そんな中から...。
                                
                                 最後に一発....、「た~まやぁ~...。」 

        
 ところで、大沼公園駅前に「元祖ジャンボあんかけ焼きそば」の看板がある食堂に入った。当然「あんかけ焼きそば」を注文...。待てよ!、メニューには大皿、中皿、小皿とある。隣のテーブルで大皿を食べているのを見て、「中皿!」を注文。具沢山、もちろん旨い、汗を拭きながらも完食...。ちなみに、ここには「超ジャンボあんかけ焼きそば」がある。普通の人なら5人前はあるそうだが...、1日5食限定、そんなの食べる人いるのかなあ...。
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小雨の中、日本丸“セイルドリル”を披露

2009-07-25 22:11:19 | 函館港
 「身近な海をもっと知ろう!」をテーマに函館港で「オーシャンウィーク2009」が開催され、水辺の生き物との触れ合いやパネル展など海に関するイベントが行われている。特に今年は函館港開港150周年記念行事の一環としての位置づけもあるそうだ。そのメーンともなる航海訓練所の練習船「日本丸(2556㌧)」が今日午前函館港に入港した。

 「日本丸」は、日本でも最大級の帆船でその美しさから“海の貴婦人”ともいわれている。今回は実習生102名を乗せ、函館港でセイルドリルや一般公開などを行い、オーシャンウィークに華を添える。
                    
 午後から西ふ頭でセイルドリル(帆船に帆を広げる訓練)の予定だが、朝からの雨で「出来るんだろうか...」と心配しながらも出かけてきた。時折小雨が降る生憎の天気ながらも、帆をほどき既に準備に入っていた。

      
 102名の実習生は掛け声を合わせ甲板のロープを引き、1枚ずつ帆を広げていく。帆の広さは一番上の小さいのでも畳33畳分、下の大きいのは畳110畳分もあるそうだ。
                     
 始めてから約1時間ほどで4本のマストに36枚の帆を張り、優雅な姿を見せると、固唾をのんで見つめていた多くの市民から拍手がわき起こった。ただ、残念なのがこの天気...、青空だったらきっと素晴らしかっただろうに....。

      
 30分後、今度は帆をたたむ訓練にはいる。スピーカーで訓練状況を案内してくれた係の方の話では、女性の実習生も多いが訓練は男も女もなく、女性でも高いマストに登り、重いロープも引く。それにしてもメーンマストは高さ50mもあるそうだ。

        
 帆をたたみ終えた「日本丸」、この頃は小雨も雨粒が見えるほどに降りだし始める...。

                      

 
 ところで、スピーカーで案内してくれた係の方から「夜、日本丸はイルミネーションを付け、函館夜景に彩りを添える。」と話していたので、それではと雨の中を再度西ふ頭に出かけた。雨で濡れた岸壁に映り込み、日本丸も輝いている、奇麗だ...。
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野生あやめ、見事に咲き誇る

2009-07-22 22:20:13 | 八雲町・長万部町
 今日は南の島では「皆既日食」が見られたようだが、それも天気次第とあって高い料金でツアーに参加した方は気が気でなかっただろうに...。それでも一部を除いては見事な「ダイヤモンドリング」も観測できたそうだ。

      
 今朝は所用で長万部町へ車を走らせた。長万部町へ行く途中、国道5号の国縫地区の手前に「野生あやめ原生地」がある。辺り一面紫色の花が咲き誇り、今がちょうど見ごろかな...。

                          
 毎年この道を車で走るが、このように見事に咲き誇っているのに出会うのは初めてで、この群生には圧倒される。ただ、聞くところによると「あやめ原生地」とあるが、実際にはノハナショウブ(アヤメ科)とのこと。それにしても、見事な美しさに暫し見とれてしまった...。

   
 長万部町の町花が「あやめ」で長万部公園や国道5号と国道37号が交差する河川敷にあやめ公園などにあやめを植生し町民の目を楽しませている。

                          
 ところで「皆既日食」、函館では半分ほど欠ける「部分日食」...。その昔黒い下敷きやガラスにロウソクの煤を付けて覘いたが、今回は角膜がやけどをするので厳禁とテレビで報道されていた。「どう見ればいいのだよう...。」と、思案をしたが心配なかった。雲がかかり、雲がフィルターの役割をしてくれて、昔の黒い下敷きで見た感じで今回は見ることができた。次回日本で見られる「皆既日食」は26年後だって...、見られるのかなあ....。
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大地を埋め尽くす紫色、ラベンダー

2009-07-19 23:05:44 | 旅行
 栗山町から占冠村へはカーナビに任せて走った。ところが「距離優先」を選択したこともあって、夕張から占冠に入る道は“占冠穂別線”に誘導された。ところが、途中から舗装は消え、道幅は車1台がやっと走れるような山岳道路、それにもまして前日の雨で道路は穴ぼこで泥まみれ、極めつけは高速道路の建設現場近くとあってトラックと交差するのに何㍍もあと戻されるなど散々な目に遭い、時間は掛かって車は泥だらけ....、カーナビにはあたるわけにもいかないし...。そんな教訓を生かし、富良野にはカーナビの「推奨コース」を選択...。

            
 富良野にはいくつかのラベンダー園がある。幸いにも天気は快晴で、丘の斜面に広がるラベンダー畑、紫色の花が青空と白い雲にピッタリといった感じ...。あちこちのラベンダー園を走り回ることにした。写真は「彩香の里佐々木ファーム」



                             
 ラベンダー畑を歩き回っているとき、ツアーの一行がラベンダー摘みを始めた。1回500円で摘ませてもらうそうだが、ラベンダーの香りは精神の鎮静化に効果があるといわれ、緊張やイライラした気分をほぐし、リラックスさせてくれる。

 
 富良野ラベンダーの草分けといわれている「ファーム富田」。富良野のラベンダーは当初ラベンダーオイルを作るための栽培であったが、現在は鑑賞とお土産などの製品作りに使われている。この「ファーム富田」のラベンダーが当時の国鉄のポスターに採用されて、富良野観光に火を付けたといわれている。
                                 
 それにしても観光客の多いのには驚いた。平日にもかかわらず、駐車場を探すのに苦労をし、ゆっくり見学という雰囲気でもなかった。マイカーもさることながら、バス移動によるツアー客、特に韓国の方の多さにはビックリ...。

     
 駆け足だったがラベンダー畑を一巡り...。富良野には何度か足を運んだが、満開のラベンダーを心行くまで眺めたのは初めてで十分満足できた。このラベンダーが多くの観光客を呼び込むんだからたいしたもんだ。しかし、その陰には農家の方たちは早朝から畑に入り手入れをしてくれるからだと思う。どの畑もきれいに整備され、きれいな花を咲かせている。

                   
 その後、美瑛町に足を運び美瑛の丘をドライブをした。「パッチワークの丘」、野菜や麦、ソバ、ジャガイモなどの畑が織りなす景色がパッチワークのように見えることからその名が付いたという丘を走り回った。

     

                               
 菜の花、ひまわり、ソバ、ジャガイモなど初夏から夏に掛けて咲く花が一度に見られ、何か得した感じ...。ファインダーを覘いているとき、札幌から来たというカメラマンが「今朝の朝焼けは素晴らしかった。明日も期待できそう...。」と教えてくれた。明日は天気が崩れるという予報だったが、折角教えてくれたのだから....。

                 
 早起きをして、美瑛の丘に車で向かう。しかし、目指す旭岳の方向には薄雲が架かり、朝霧も立ち始めている。山並みが一瞬赤みを帯びたその時、霧が地を這うように立ち始め山並みを隠してしまった。朝焼けもここまで...。

     
 幸い天気に恵まれた2泊3日の短い夏休みもこれで終わり、函館に向けてハンドルを切りノンビリと車を走らせる。今回の土産は?折角だから富良野で地物をと生産者明記の「富良野メロン」、ジャムばあさんちの「メロンジャム」、古里彩菜「メロン漬け」、そして途中露地店で大負けしてくれた「サクランボ」をゲット....。ただ、途中から雨が降り出し、路面は濡れ高速道路はスピード厳禁で少し時間が掛かってしまった...。

                                   
 ところで、占冠に向かう途中の16日午前10時頃、国道37号豊浦町礼文華で大型トラックと乗用車の正面衝突に遭遇した。走行中、前のバスが急ブレーキを掛けたので、慌ててブレーキを踏むと乗用車が煙を上げて目の前に現れた。少し間をおいて、一人の男性が誘導してくれたのでその場を離れたが、翌日の新聞を見るとトラックの運転手がスピードを出しすぎ、カーブを曲がりきれず対向車線にはみ出し衝突したそうだ。
 安全運転を心がけて走っても、今回のように相手の不注意に巻き込まれ事故に遭うことも十分考えられる。やはり、運転者同士お互いにスピードを控えめに、安全運転に心がけないと...。それにしても乗用車に乗っていた2人は意識不明の重体とのこと、罪のない2人の1日も早い回復を祈りたい...。
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「雲海のテラス」でモーニングコーヒー....

2009-07-19 20:35:18 | 旅行
 16日から18日までの3日間、少し早い「夏休み休暇」をもらった。「夏休み休暇」は毎年、何となく家でゴロゴロというのが定番だったので、年甲斐もなく“今年こそは想い出づくりを...”と、満開のラベンダーを期待しながら富良野のラベンダー畑に出発...。
 しかし、「ラベンダーだけでは芸がないんじゃないの...」の声を聞き、ならばと占冠村トマムの「雲海」見学に立ち寄ることにした。自然が生み出す幻想的な世界「雲海」はいつでも見られるものでなく、地形条件と気象条件が重なったときに発生するもので、行ったからといって必ず見られるものではない。

 ホテルに入り、フロントで「明日は雲海見られそうですか?」と訪ねると、「朝4時半に雲海発生確率がでます。それまでは何とも...。」とのこと。取りあえず朝4時30分に目覚ましをセットして就寝...。

 朝4時30分起床。早速フロントに問い合わせると「雲海発生確率50%、早めの見学をお勧めです。」、「えっ、50%?見られるの?見られないの?...・」といいながらも取りあえず5時発のバスに乗り、ゴンドラ駅へ...。しかし、ゴンドラ山頂駅は雲の中....。大丈夫なんだろうか...。


 ゴンドラ山麓駅には既に多くの観光客が並び出発を待っている。4人乗りのゴンドラに横須賀から来たというご夫婦と同乗、このご夫婦も期待して早起きしたとのことだが...、ゴンドラで12分、山頂駅に着いたときは白い雲の中、テラスもご覧のとおり...。スタッフの方は「4時半頃には一度雲海がでたのですが...、この後でると思うんですが....。」と心許ない。

              
 待つこと1時間あまり、西の空に青空が見えだし、いい雰囲気を醸し出してくれる。「これが、雲海の前兆では...。」と、待機していた多くの人たちのざわめきが聞こえだした。


 と、雲に包まれていたテラスの視界が開け、下に雲海が広がった。見学していた皆さんは一斉に立ち上がり「素晴らしい...。」と歓声が上がる。足元に広がる真っ白な絨毯と日高・十勝の山々が連なる壮大なパノラマは、確かに想像を超える幻想的な空間...。

    

                      
 この後も、足元を雲が流れ、下の景色を見せたり、雲で隠したりと繰り返しながら素晴らしい景色を作り出してくれる。テラスに用意されたテーブルに座りコーヒーを啜りながら「頑張って早起きした甲斐があった、早起きしたから出来る体験だ。」と、自問自答しながらこの光景を眺め、悦に浸った...。

 ゴンドラ山頂駅は標高1239mのトマム山の中腹(1088m)に位置し、山頂まで50分程度で登ることができ、山頂からはトマム山の裏側も一望でき360°の雲海を見ることができるそうだ。機会があったら山頂にも登って....。

                             
 それにしても、ここでしか出逢えない、しかも、必ず会えるとも限らない光景を目にし大満足の朝だった。ホテルに戻っての朝食、最上階にあるレストランで周りの景色を眺めながらのバイキング、思いっきり食べさせてもらった....。さて、ラベンダー畑に行くぞう~....。

               
 ところで、占冠に来る途中、栗山町にある「ファーブルの森観察飼育舎」に立ち寄った。数年前にも立ち寄ったことのある施設だが、先日新聞で「国蝶オオムラサキ」の羽化がピークを迎えているとの報道もあり、再度の訪問。

 しかし、どうもチョウの動きが怪しい...、以前はチョウは活発に飛び回り肩や帽子に止まるなどの光景を目にし、今回も期待していたのだが、今日は屋根を覆う網にへばりつき動こうともしない。係の方に訪ねると「昨日の雨で気温が下がり、動きが鈍くなっている。太陽が出ると雄が雌を追いかけて賑やかなんだけど...。」と申し訳なさそう。それでも「オオムラサキは、他の蝶と違って餌はカブトムシと同じ樹木の樹液で、カルピスをベースに特製の餌を作り、スポンジに浸し与えている。」と教えてくれた。
          
 ちょうど今が羽化のピークを迎えているとのことだったが、残念ながらその瞬間は観察できず、オオムラサキの雄と雌の写真撮るのが精一杯...。
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青雲同窓会幹事会に出席

2009-07-13 23:38:09 | Weblog
 梅雨前線を伴った低気圧が北海道に近づき、今朝早くから強い風にもの凄い雨...。この風雨で交通機関への影響や、旭岡町では土砂崩れも発生するなどの被害もあったようだ。函館は今日お盆で、お墓参りも大変だったようだ。我が家は風雨の落ち着いた夕方、すませてきた。

                         
 夜、市内のホテルで青雲同窓会の8月総会に向けた取り組みを協議する幹事会が開催されるとの話を聞き、押しかけて出席させてもらった。目的は、「続・青雲時報縮刷版」の刊行に当たって青雲同窓会から活動資金の支援をいただいたこともあり、4月に刊行できた報告と、残っている縮刷版200部の頒布の協力をお願いするため...。

 幹事は約40名が出席、同窓会会長からは「新聞局OBの皆さんにはご苦労を掛けたが素晴らしいものを作ってくれた。同窓会としても感謝している。」との言葉もいただき、まだ購入されていなかった幹事の方々も快く手にしてくれた。それこそ、同窓会には感謝、感謝です。

 ところで青雲同窓会総会は、8月14日(金)午後5時30分からホテル函館ロイヤルを会場に開催される。年々若い同窓生の参加が少なく、さらに母校が閉校になり新たな同窓生がいないという状況にあるが、年に一度、同窓の仲間が一堂に会し、年次を越え旧友を暖めるというのもいいもんだぞう...、是非、多くの同窓皆さんの参加に期待したい
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アジサイ咲き始める...、市民の森

2009-07-12 21:05:46 | Weblog
 早起きをして久し振りに大沼公園に行こう...、と思っていたのだが、残念ながらは空は雲に覆われ「これじゃ、大沼は駄目だわ...。」と勝手に決め込み諦めた。しかし、折角早起きしたこともあって、「アジサイには少し早いかもしれないが...。」と、車を市民の森に走らせた。

               
 市民の森では、平成11年から2年越しで約13,000株のアジサイを植え、国内最大規模のアジサイ園を有している。種類も21種類と多いことから開花期間が長いのも特徴とのこと。

             
 残念ながらアジサイはまだ咲き始めといったところで、見ごろは先のようだ。それでもエゾアジサイやタマアジサイなどは咲き揃い、朝露に輝いている。そんな中からシャッターを押させてもらった...。

 

                         
 ジッーとファイダーを覘いていると、結構昆虫の姿を見ることができる。しかし、その昆虫を待ちかまえるのが蜘蛛で花のまわりに糸を張り巡らせている。ただ、今朝はその糸に露が付いて、これがまた何ともいえない光景を作り出してくれる。

  
 アジサイの見ごろには少し早かったが、それでも公園の中は深緑の木々に囲まれ空気が美味しく、小鳥たちの声を聞きながらの散策は気持ちが良い...。もう一度見ごろを迎えた頃を目指して行ってみようかな....。
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夏の夜空に届け...、函館野外劇

2009-07-10 23:51:47 | 五稜郭公園
 函館の夏の風物詩ともいえる「市民創作劇・函館野外劇」。青函トンネルが開通した昭和63年(1988年)に始まった野外劇も今年で22回目を数える。去年は予定していた日に雨で中止と遅くなったこともあり、今年は早めにと今夜楽しんできた。

 アイヌ民族に伝わる妖精「コロポックル」が、長老に函館の歴史を教わるという設定、このまちの歩みを音と光で印象的なシーンをテンポ良く再現...。75分の歴史スペクタクル「星の城、明日に輝け」...。いくつかの場面を見てみる....。


 コロポックルが空からあらわれ、日の暮れた舞台の上で大勢のコロポックルたちが「星のまちHakodate」の大合唱でドラマが始まる。まだ、西の空がうっすらと明かりが残る舞台は神秘的でもある。

                  
 ウスケシと呼ばれていた土地で、先住民族アイヌを倭人が襲撃をはじめ、その悲劇は蝦夷地のキリシタンまでもおよび106人もの信者が処刑された。キリシタンを処刑するシーンで十字架が悲しみの色に染まる....。このシーンを見て、先日、大千軒岳に登った時千軒平の十字架をふと思い出してしまった。

 
 黒船でアメリカからやって来た「ペリー」。これをきっかけに日米和親条約が交わされ、下田と箱館は貿易港として開港。そして、ますます交易が栄える箱館は、イギリス、ロシア、フランス、中国、ドイツなど世界各国との交流も始まり、街中に溢れる異国の人々....。今年は、函館開港150周年にちなみ、各国との交流を大人数のフラッグダンスで演出。スケールの大きさ、華やかさと一糸乱れぬ踊りは観客を魅了する....。

                  
 ペリーの通訳を勤めた「武田斐三郎」は、7年の月日をかけ、西洋式築城五稜郭を建設。しかし、この五稜郭を有名にしたのは後の箱館戦争....。

   
 五稜郭を舞台に起きた箱館戦争。榎本武揚率いる旧幕府軍は、ここを拠点に新政府軍と戦う。新撰組土方歳三もこれに参戦し、大きな戦果をあげるが、新政府の弾に倒れた。土方歳三役は5月の五稜郭祭りの土方歳三コンテストで優勝した方が務め、クライマックスの殺陣は迫力があり、役者の息遣いが客席にも伝わってくる....。

 

                              
 箱館から函館にへ名前も変わり、北洋漁業が盛んになって函館港は船と人で大賑わいをみせる。そして、このころから函館は文明開化を向かえ、ハイカラ文化が始まった。舞台では大漁の喜びにソーラン踊りと客席前では洋服姿のハイカラさん...、と日本最古の自動車とされる「ロコモビル蒸気自動車」も登場...。この自動車は、北斗市にある男爵資料館で所蔵するレプリカとのことだが、現在の金額に換算すると一億円以上はしたという話し...。

 

                         
 フィナーレは出演スタッフ全員が舞台に揃い“星のまちHakodate”の大合唱。観客席もペンライトをかざし、舞台と観客席が一つになって感動を分かち合うとともに、この大合唱は、函館がいつまでも光り輝いてほしいと願いを込めて唄われている......。

 この「函館野外劇」は、五稜郭という素晴らしいロケーションを生かし、函館のユニークで豊富な歴史的事実を野外劇としては、との函館在住のフランス人フィリップ・グロード神父の提唱から始まり、今は国内最大級の野外劇、しかもすべてがボランティアで運営されている。これを誇りに、地域おこしのためにもいつまでも引き継がれてほしい...


 帰りに係の方に「今日の入場者は何人ですか?」と訪ねると、「修学旅行の学生さんも入っていたので、700人位です。」と教えてくれた。その、学生さんは兵庫県の女子高校の一行で光や音に敏感に反応して歓声を上げたり、拍手をしたり、特に土方歳三が活躍する場面や銃弾に打たれる場面では悲鳴にも似た声を上げたりで会場を大いに盛り上げてくれた。この学生さんを含めた、今日の観客700人の皆さんはきっと満足して帰られたと思う....。是非、いや、必ず来年も見に来るぞう....。
 ちなみに今年の開催は、7月は17,18,24,25日、8月7,8,9日の残り7回...。
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薄紫色に染まる...

2009-07-07 22:23:29 | せたな町・今金町
 所用で島牧村に初めて車を走らせた。「賀老の滝、ブナ原生林も見学できるかな...。」と期待半分で出かけたが、そんな余裕もなく次の目的地せたな町へと慌ただしく車を走らせ、結局は賀老の滝、ブナ原生林も次までお預け...、そんな機会があるんだろうか...。

           
 それでも、せたな町の所用を片づけあとは少し余裕もでき今金町の丘陵地帯にあるジャガイモ畑に立ち寄ってきた。ここは期待どおり...、ジャガイモの花は満開で、畑一面を薄紫色に染めている。

 
 今金町は道南のジャガイモ主産地、「今金男爵」の名で特に関東方面で人気がある。昼夜の寒暖の差が大きい内陸性の気候条件がジャガイモの生育に適しているそうで、「味はもちろんのこと、ほこほこした食感と形状の美しさは男爵というよりも貴婦人といった品格が漂う。」(今金町のパンフレットより)

             
 ただ、一昨年今金町内の一部の畑から「ジャガイモシストセンチュウ」が発見された。「ジャガイモシストセンチュウ」はジャガイモの根に寄生し、養分の吸収を阻害するため生育不良や収穫前に枯れるといった被害を与える害虫で、農家の方も進入・拡散防止への気遣えに苦労しているとのこと。
 今年は、シストセンチュウの被害も聞かず生育は順調とのことで、早めに作付けした早出しは今月下旬から収穫が始まるという。収穫が楽しみですね....。

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