JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

「函館博物館 五稜郭分館」閉館です

2007-11-30 21:34:37 | 五稜郭公園
 五稜郭公園の中にある「函館博物館 五稜郭分館」が、箱館奉行所の復元整備に伴い11月30日に閉館した。この建物は、昭和29年の北洋博覧会の施設として建設され、翌年から五稜郭分館として開館し約半世紀にわたって函館の歴史を伝えて来た。



 閉館を前に、特別展「さようなら これが五稜郭分館だ!」が開催され、無料開放されているとあって出かけてみた。特別展は、北洋博の様子、箱館戦争や五稜郭築城に関わる史資料のほか、五稜郭の堀で作られていた氷や子供達を対象にしての科学教室などを伝える新聞報道には、当時の様子を思い浮かべながら見入ってしまった。

   
                    (特別展で配布されたリーフレット)

 残念ながら、展示物の写真撮影はできなかったが、今後は分館にある資料は函館公園の博物館本館に移され本館で展示されるとのことだが、箱館奉行所に係るものは奉行所完成後に奉行所内で展示されるそうだ。

       

 分館は、来秋までに解体され、かって敷地内にあった土蔵などの復元が予定されている。現在、その奉行所の復元工事が平成22年春の完成を目指して進められている。中の様子は見ることができないが順調なのだろう......完成が楽しみだ。
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昼食は、「十割そば」でした

2007-11-29 21:52:19 | 松前町・福島町
 今日は札幌からの知人を案内して福島町へ車で出かけた。雲一つない天気で、ポカポカと暖かく、まさしく「小春日和」といった陽気に恵まれ、対岸の津軽半島を横に見ながらのドライブも楽しめた。



 所用は、昼食を挟むことになったので、気になっていたそば屋に入ることにした。国道228号の福島町千軒の峠道の途中に「千軒そば」の幟の立つ小さなそば屋だ。以前新聞で「十割そば」を食べさせてくれるそば屋さんと紹介されたこともあって、いつも「ここだなあ~」と素通りしていたところだ。

      

 メニューは、「大もりそば」、「もりそば」、「納豆そば」、「山菜そば」、「かしわそば」、「冷そばせっと」の6点だけで、いずれもおにぎりが付いている。「そばは、もりそばだよね。」と言いながらも、なぜか「温っかい、かしわそばにしよう。」と決めてしまった。ここのそばは、十割そばに見られるぼそぼそ感がなく、こしがあるのに硬くない。セットに付くおむすびもソバの実入りで、つゆはシイタケや昆布など地元で採れたものを使っているそうだ。この次は、もりそばを食べようっと......。

 ところで、このそば屋さんは、地元の農家の方達が町おこしになればと立ち上げた「千軒そば生産会」の直営店で、水、木、土、日曜日の4日間、午前11時半から午後2時半までの営業。毎年秋には一面満開の白いソバの花の中で古式豊かな衣装を身にまとった女性が松前神楽を舞う行事が、この「千軒そば」の畑の中で繰り広げられると、ソバを運んでくれた仲居さんが教えてくれた。来年は是非見学したいものだ.....。

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JARL北海道地方本部会議に出席してきました

2007-11-25 20:30:38 | アマチュア無線
 昨日から1泊2日で、札幌市で開催された「JARL北海道地方本部会議」に出席してきた。車で行く予定をしていたが、ここ数日の積雪に躊躇し、朝一便の飛行機に乗ることにした。

   

 地方本部会議の議題は、平成20年度地方本部事業計画、支部費の割り当ての他、平成21年度に北海道で開催が予定されているJARL通常総会の開催地の決定という大きな議題も抱えていた。
 総会開催地は協議の結果「釧路市」を候補地として決定し、今後詳細については、本部長と地元の釧路根室支部長で調整することとした。おそらく公益法人改革に伴い現状形式の最後の総会になる可能性もあり、また、定款変更の提案が予定される大事な総会でもあることから道内各支部もこぞって支援することを確認した。



 午前中は、北海道日本ハムファイターズのパ・リーグ優勝パレードがあると聞き、野次馬根性丸出しに大通り4丁目に足を向けた。パレードの始まる20分ほど前に着いたが、既に人垣ができ警備の方が「この歩道は通行できません。」と叫んでいる。なるほど、歩道を人が埋めている。

   

 いよいよ紙吹雪の舞い落ちる中をオープンカーに乗ってヒルマン監督が目の前に....、いや、目の前は観衆が一斉にかざす携帯電話やデジカメで、ヒルマン監督はちらりと見えただけだった。
 それでも2階建てバスの上に乗る選手達をしっかり見ることができ、彼らも観衆の声援に、元気に応えていた。残念ながら目当てのダルビッシュは五輪予選のため参加していなかった。

        

 この日の観衆は、昨年の14万3千人には及ばないものの8万2千人が路上を埋め尽くしていた。今年でも大変だったのに去年はどんな状態だったのだろう.......。
 そして20色以上の紙吹雪を約1トンをビルの屋上などから降り注ぎ、花を添えていた。



 夜、ホテルに入る途中、大通り公園で開催されている「さっぽろホワイトイルミネーション」を見学できた。約40万個の赤や青色などの電球が幻想的な空間を演出、ロマンチックな光景に感動すら覚える。見学だけのつもりが、カメラを取り出しシャッターを押してみた。しかし、手持ちとあってブレブレ....。



 土曜日とあって見物の観光客や市民も多く、光をバックにカメラのシャッターを押しながら光の競演に見入っていた。



 このイルミネーションは年明けの1月4日まで毎日点灯されるそうだ。そういえば、函館も負けじと12月1日から「はこだてクリスマスファンタジー」、「はこだて冬フェスティバル はこだてイルミネーション」、「五稜郭イルミネーション 五稜星の夢」が始まる......、大勢の観光客に楽しんでもらいたいものだ。
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樹木への「着雪」、綺麗でした

2007-11-21 23:44:58 | 江差町・上ノ国町
 昨日の雨で16cmもあった積雪がゼロになったとのことだが、今朝は一転雪に変わり、雨が凍り付いた上に雪が乗り最悪の道路状態だ。こんな時に所用で上ノ国町へ車を走らせることになり、緊張しながらハンドルを握った。
 しかし、国道227号中山峠は風は強いものの時折雪がちらつく程度、しかも路面もさほど心配したほどでもなくまずまずの状態だ。そして、葉の落ちた木々に雪が付き、樹氷とまではいかないがとても綺麗だ。残念ながら時間がなく、目に収めるだけで走りすぎてしまった。

    

 帰りは、上ノ国町から木古内町に抜ける道道を走ったが、昼頃にもかかわらず渡島・檜山支庁界の稲穂峠付近で着雪した樹木に遭遇した。中山峠ほどではなかったが、おそらく早朝ならもっと綺麗だったと思う。車外は意外に寒むかったこともあって、横着して車の中からシャッターを切った。



 表情は「樹氷」だか、これは「樹氷」とは云わないのかな?多分前日の雨に濡れた木々に一気に冷え込んでの吹雪模様の雪が着いたもので、「着氷」ではなく「着雪」だ。

  

 多分、後2,3日は寒気が居座るようなので、この情景はもう暫く見られるはずだ。それにしても今年の冬はどうなるんだろう。まだ庭の植木の冬囲いもしていないのに......。
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冬将軍の到来です

2007-11-19 23:30:26 | 見晴公園
 昨夜、羽田空港から函館に向かう飛行機の中で「函館の天候は、雪模様で気温はマイナス2度。風邪など引かぬようお気を付けください。」と機内放送があった。函館空港に降りると雪が勢いよく吹き上げており、冗談半分に「明日の朝は、雪かきかな?」と話していた。
 ところが朝目覚めると、冗談でなく、雪かきが現実になってしまった。函館の積雪は16cm。早速物置からスノーダンプを取り出し雪かきだ。しかし、公園の雪景色も気になり、雪かきもそこそこに香雪園に出かけてみた。



 香雪園もすっかり冬景色だ。勢いよく雪が舞い上がるかと思うと、朝日が覗くといった天気で被写体には事欠かない。1週間前には紅葉で美しい姿を見せていた木々もしっかりと雪化粧......。

              

 時折朝日に輝く、木々もまた美しい。今朝は、多くのカメラマンが雪景色を求めて三脚を立てている。多分素晴らしい景色をカメラに収めたことと思う。



 少し色あせたモミジの葉に雪が乗っかっている。「重たいよう...。少し降るのが多すぎないか....。」とでも云っているようだ。確かに、11月に雪は降ることはあってもこんなに積もったのはここ数年記憶にない。

            

 風に飛ばされたもみじの葉が綿毛のタンホポに捉まっている。どっちも飛ばされないようにと.....。冬空に何となく微笑ましさを感じつつ、ついシャッターを押した。
 この寒さは1月下旬並みの強い寒気が入り込んだ影響とのことで、今週一杯は寒さが続くようだ。いよいよ冬将軍の到来!!、今年も風を引かないよう頑張るぞう.....。
 ところで、夕べ羽田空港から乗ってきた飛行機は、今朝の新聞によると「羽田空港行き最終便は、函館空港雪のため欠航。」とのこと。到着が、後30分も遅かったら羽田に戻されたのかな.....。
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「秋の北陸・能登」をツアーに乗って....

2007-11-18 23:25:32 | 旅行
 木曜日(11月15日)から3泊4日で秋の北陸・能登を旅してきた。春の九州ツアーでの旅がすっかり気に入り、再びツアーに乗ることにした。今回は、「秋の北陸能登 湯ったり周遊4日間」で、北陸の温泉と世界遺産の白川郷などを巡るというプランだ。
 ただ、寒気団が日本に入り込み、週末はあまり天気が良くないという予報が気になるが、秋の北陸・能登を期待をしながら函館空港を発った。

    
羽田空港では3時間の待ち時間に、展望台から離着陸する飛行機を眺めていた。

 羽田空港で北海道内各空港からの参加者総勢28名と合流し、小松空港へ。小松空港到着は午後4時頃だったが、天気が悪かったこともあり既に暗くバスもライトを付けている。バスガイドさんから、「北陸は“弁当忘れても、傘忘れるな”といわれるほど天気が変わります。太陽が出ているからといって安心しないで雨具は準備をしてください。」との注意事項の説明聞きながら、バスは片山津温泉に直行。まだ5時前なのに散歩もできず、温泉に入るだけ。温泉に入るのも目的の一つだから、まあ、いいか.....。

 2日目 いよいよ景勝地巡り。幸いにも空に雲はあるものの雨が降る心配はなさそうだ。しかし、傘は忘れるな....。


 最初に案内されたのが東尋坊。日本海の荒波に削られた断崖絶壁がそそり立ち、近づくと足元がすくむが、何故か覗きたくなる。ここは自殺の名所と言われているそうで、ガイドさんの話では今でも年間10人ほど亡くなっているが、半分は観光客が誤って転落する事故もあるとのこと。気をつけよう....。
 「東尋坊の柱状節理は規模が大きく地質学的にもきわめて貴重であるため、昭和10年に国の名勝・天然記念物に指定されております。」(案内板から)

  
 福井県から、北陸高速道で石川県、富山県を通過し岐阜県に向かう。向かう先は「白川郷 萩町合掌造り集落」。庄川沿い約1kmに渡って合掌造りの集落が続き、まるで昔話に出てくるような光景だ。平成7年、ユネスコの世界文化遺産に登録されている。

  
 この合掌造りは、冬の豪雪にも耐えてきた頑丈な構造で100年以上経てもビクともしないという。集落では今も毎日普通の生活が営まれているが、そのなかの長瀬家を見学させてもらった。
 「明治23年に建築した長瀬家は、5階建て合掌造りで3年の歳月と当時の金で800円、米100俵、酒11石8斗と白川郷民の「結」の心で完成したと言われております。」(玄関前の案内板から)
 見学時間は100分で、ガイドさんは「萩町城跡展望台からは、水田の中に点在する合掌造りの民家やお寺が眺められ、昔の山村にタイムスリップしたかのような風景が見られますよ。」と言ってくれたが、残念ながらゆっくり散策を楽しむという時間がとれなかった。雪の中の集落もライトアップされて綺麗だそうだ。今度は、そんな時に......。

         
 白川郷から城下町の面影を色濃く残す飛騨高山へバスは向かった。高山に到着したところで少し遅い昼食。高山名物の「朴葉みそ」、炭火の上に朴の葉を敷き、その上に味噌、ねぎ、しいたけなどをのせ、油を少し加えて焼きながら食べる。ご飯のおかずにもってこいだが、ご飯がはかどる。


 食事処から清流宮川に架かる朱塗りの中橋を眺めることができた。川面に鯉が泳ぎ、後方には城山公園が広がり、城山公園からは高山市街を一望できるそうだが、これも途中まで......。

  
     城山公園へ登る途中で、あまりの美しさについシャッターを押した。

  
 高山の街は、江戸時代の町人文化の香りが漂う。その典型的なところが古い町並みで、出格子の連なる軒下には用水が流れ、町屋の大戸や老舗の暖簾が軒を連ね、その中を人力車が走る。


 国史跡「高山陣屋」は高山城主金森氏の屋敷の一つで、徳川幕府の直轄地となってから、ここに役所を置き江戸からやってきた代官や郡代が飛騨の政治を行ったことから「高山陣屋」と呼ばれているとのこと。この建物は、16年の歳月と約20億円の費用をかけて復元し、内部を公開している。その中の大広間、儀式や会議に使用され48畳もあり、身分によって座る場所が決められていたそうだ。

   
      座敷から中庭を眺める。掃除も行き届き、紅葉も綺麗だった。

 今日の宿泊地は、能登半島の入り口、志賀町。途中、夕闇に包まれ車中からの景色もままならずで、寝るしかない....。
 運転手さんに「今日の走行距離は?」と訪ねると、いとも簡単に「470km」、ちょっと長いよなあ......。運転手さんも、温泉に入って疲れをとってくださいよ、明日もあるんだから.....。

 3日目 今朝は雲一つない快晴。週末は天気が崩れるの予報はどうした。まあ、今回ははずれて結構.....。昨日の夕食に、「明日は、輪島の朝市に行きますので朝7時30分出発です。」の添乗員さんの声に、誰一人として不満も言わず、また、誰一人として遅れることなく全員そろって出発。

  
 輪島の朝市。ゴザ1枚広げる人、大がかりな屋台を組み立てて魚を並べている人など道路の両側に200軒以上の露店が所狭しと並び、さすがに早朝とあって風は冷たいが観光客の列も続き大賑わい。


 ここの朝市は400年の海の幸、山の幸の物々交換までさかのぼるそうだ。新鮮な魚や野菜の他に干物、漬け物、そして民芸品もそろっている。愛嬌たっぷりに「こうてくだぁ」と笑顔で声をかけられると、つい足を止めてしまう。

   
 日本海の旬の魚はどれも美味しそうだ。この時期は「甘エビ」と「ズワイガニ」と教えてくれた。そういえば、夕べの食事の「甘エビ」は旨かった。


 輪島から能登半島の外海に面して車を走らせる。日本海の荒波が造り上げた断崖絶壁や奇岩怪岩の海岸線が連なる。その中の「巌門」は、荒波に削り出されて幅6m、奥行き60mという巨大なトンネル。


 途中バスの中から「巖門」が見渡せシャッターを押した。周航時間20分という遊覧船が出ており、海上からも迫力ある眺めを見ることができるとのこと。


 千里浜なぎさドライブウェイ。約8kmの千里浜海岸をドライブウェイとして解放されており、波打ち際までバスも走ることができる、全国でも珍しい砂浜の道路だ。砂が細かいので締まりがよくバスでも大丈夫とのこと、ただし、ドライブ後は早めに洗車をして潮気を取らないと.....。

 いよいよ金沢市内にバスは向かう。このころになって空の様子が怪しくなってきた。添乗員さんも「先に、兼六園に向かいましょう。」と言い出した。何かを感じたのかな。


 兼六園のシンボル、徽軫灯籠。足が二股に分かれており、その姿が琴の弦を支える駒、ことじに似ていることから名付けられたそうだ。兼六園の撮影スポットとなっているとのことから、沢山のカメラマンがいたが負け時にシャッターを押した。

  
 「兼六園は、加賀藩の歴代藩主が約170年の歳月をかけて約35,000坪という広大な敷地に江戸時代の代表的な林泉回遊式大庭園で、宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望の六勝(景観)を兼備するという意味で「兼六園」と命名した。昭和60年(1985)に文化財指定庭園・特別名勝となった。」(兼六園パンフレットから抜粋)
 11月1日から、兼六園の松の木に雪つり作業が始まる。金沢に冬の訪れを告げる風物詩で、これに雪が乗ったら想像しただけでワクワクする.....、綺麗だろうなあ....。

       
 金沢のシンボル兼六園から長町武家屋敷跡へ。藩政時代の武家屋敷が残る長町界隈は大野庄用水が流れ、細い石畳の路地に土塀を巡らせた城下町らしい風情が漂う、趣たっぷりの町並みだ。ところがガイドさんが話していた「弁当忘れても、.....。」が、突然やってきた。いきなり風雨が強まり、カメラを向けるどころでなく、突風に傘を飛ばされる有様で、慌てふためきバスに戻った。

      
 金沢の最後は、かって旦那衆らで賑わった艶やかなひがし茶屋街へ。雨が降りしきり、夕闇に包まれる町並みを傘を持っての散策。格子や軒灯が趣を醸しだし、古都ならではの情緒が感じさせられる。ところが、お土産店に入り出ようとすると置いた傘がなくなっている。誰かが、間違って(?)持って行っただろうが、バス備え付けの傘とあって隣の雑貨屋から400円で買う羽目となった。
 ホテルに着く頃は雷とともに雨脚の強くなり、北陸の天気は変わりやすいと教えてくれたガイドさんの言葉通りになってしまった。「運転手さん、走行距離は?」、「今日は270km。」

 いよいよ最終日。「帰りの飛行機は伊丹空港からになりますので、朝7時出発です。」と、添乗員さんからのお達しに、今日も誰一人遅れることなくバスに乗り込んだ。


 最後の見学は、九谷焼窯元。湯呑みや普段食卓で使う皿などが並べられていたが、重要無形文化財保持者(人間国宝)三代目 徳田八十吉さんの作品を目にすることができた。
係の方の了解を得てカメラに収めてきたが、何故こんな色が出るのだろうと感心することしきりだが、値段を見てびっくり。確かに人間国宝の作品なんだから、驚く方がおかしいのか....。

 昼過ぎ、伊丹空港に到着。今回は随分バスに乗ってきた。走行距離は約1000kmにも及び、通過した府県も石川県、福井県、富山県、岐阜県、滋賀県、京都府、大阪府と7府県にもなる。そして、日の出が遅く、日の入りが早い(11月なので当たり前)ので、行動時間が短く、何となくもったいなく感じてきた。また、ツアーなので仕方がないが、見学時間が少なくそぞろ歩きを楽しむ、じっくり写真を撮ることが出来なかったことが心残りだ。
 それでも、北陸・能登の景勝地を限られた時間で廻る行程を組み立て、ホテルも料理も温泉も一級品、そしてベテラン添乗員の岡田さんの心配りに、参加した28名は満足して帰りの飛行機に乗ったことと思う。ただ、この次のツアーは日の長いときにしよう.....。

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一足早く、クリスマス気分を味わいました

2007-11-13 20:27:41 | 札幌市
 日曜日から2泊3日で札幌に行ってきた。日曜日は生憎の雨で、カメラを持って何処かへという雰囲気でもなく、それなら全天候型の「サッポロファクトリー」へ、ということになり出かけることにした。

              

 さすがに日曜日とあって賑わいを見せ、特に中央の吹き抜けになっている「アトリウム」には高さ15mのジャンボクリスマスツリーが置かれ、その周りは家族連れや若いカップルが取り囲んでいた。このツリーは「サンタの町」広尾町が寄贈した樹齢35年のトドマツに3万5千個の電飾で飾られている。

          

ちょうどツリーに設置されているハンドベルの自動演奏に合わせ電飾が点滅してツリーが踊り出す様に若いお母さんが、子供と一緒に歓声を上げる微笑ましい光景も目にした。



 煙突広場側の入り口には、サンタさんが出迎えてくれるが、この日は雨に濡れて冷たそう。だが、地面への映り込みが綺麗で、ついシャッターを押してしまった。一足早く札幌でクリスマス気分を味わってきた.........。

 ところで、サッポロファクトリーは全天候型の開放的な空間「アトリウム」を中心全6棟で構成された大型ショッピングモール。この中に、ショップ・アミューズメント・レストラン・ホテルなど、約140もの多彩な施設が揃っており、北海道のグルメ&おみやげ、見る&遊ぶで1日中楽しめるそうだ。
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今年最後の「客船」が入港しました

2007-11-10 21:32:05 | 函館港
 函館港に今年最後のクルーズ客船「ぱしふぃっくびいなす(26,518t)」が今朝早く入港した。今回も天気が優れず、客船が入港するときは天気が悪いというジンクス(?)が最後まで引きずってしまった感がある。と、いうことで入港時の写真は諦めて12:00の出港にあわせて港に出かけた。



 雨が降り出し、風も強く、最悪の天候の中、汽笛を鳴らし白い船体を西ふ頭を離れ、次の寄港地に向けて出港していく。今回は、朝7:00の入港で、12:00の出港、乗客の方は市内観光もままならない滞在時間だ。多分、函館での乗客の上下船が主なのかもしれない。

     

 今年の客船は、この「ぱしふぃっくびいなす」が12隻目の寄港になる。来年は、新聞でも報道された函館港に入港する客船でも最大の「アムステルダム」(60,000t)のほか、今年5月にもやってきた「スタテンダム」(55,451t)が2年連続で寄港するそうだ。今年にも負けない数の入港に期待したい。そして、せめて船内見学もさせてもらい、つかの間の船旅気分を味わってみたいものだ......。
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「香雪園 園亭」を見学してきました

2007-11-09 22:19:32 | 見晴公園
 香雪園の園亭は、明治末期に函館の呉服商 岩船家によって建てられた数寄屋造りの別荘で、函館市が3年がかりで当時の姿を忠実に再現し、今年の4月に完成した。内部を一度じっくり見学したいと思い、出かけてみた。



 「見晴公園の庭園部分は、平成13年8月に文化財保護法に基づき『旧岩船氏庭園(香雪園)』の名で『名勝』指定を受け、北海道唯一の国指定の文化財庭園になりました。作庭当時に建築された園亭は、希有な風景式庭園である本庭園の中心地区に位置し、景色を構成する主たる要素として重要であるため修理にあたっては、古写真等の史資料を根拠に往時の姿を復元しました。」(園亭のパンフレットから)



 お茶の道具もそろっている室内。園亭は、4月から11月まで無料で見学ができるほか、有料(1日750円)だが茶会や句会などでも利用でるそうだ。



 園亭の中から見た前庭。ちょっと紅葉はピークを過ぎたが、趣を感じさせられる一時を過ごすことができた。



 水が張られている前庭。「前面の庭園部分についても、遺構の発掘調査を行い当時の石材の据え付け状況を確認し、それを根拠に移動した石の修復工事を行いました。」(園亭のパンフレットから)
 この復元に約7千6百万円の費用をかけたそうだ。しかし、内部を一回りしながら前庭を眺めると明治の薫りを感じながら風情を味わうことができ、決して高くないと思い帰ってきた。



 おまけ 香雪園ではまだ紅葉が楽しめる。入り口正面やカエデ通りはほぼ落葉したが、奥の方はまだ大丈夫。週末は、あまり天気が良くなさそうなので......。

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函館市の街路樹

2007-11-07 20:53:33 | Weblog
 今朝の函館の最低気温は1.7℃、この秋一番の寒さで、初氷が観測されたとの報道があった。それでも昨年より8日遅いということなので、去年は10月の初氷だったということか...。
 ところで、函館市内の街路樹の紅葉も目につき、車で走りながらカメラに収めてきた。



 最初は、五稜郭タワー前のときわ通りのイチョウ並木。イチョウは色づいた時の美しさから、街路樹として、植えられているところも多い。函館市の資料によると、函館市内には約2万8千本の高木街路樹があるが、そのうち約2千本がこのイチョウとのこと。

  

 教育大通りのイチョウ並木。ここは見ごろを迎えている。東京の明治神宮外苑や、大阪御堂筋の並木道は有名で、東京都の木や大阪府の木に指定されている。



 深堀町の学園通りのイチョウ並木。ここは色づきはじめ、見ごろは今週末かな。アヒルの足のような形の葉は、近所の方は迷惑かもしれないが、道路に落ちて風に飛ばされても綺麗でゆるされそうだ。



 旧戸井線通りのナナカマドの並木。ナナカマドは函館市内には約4千8百本。夏には白い花を咲かせ、葉は枝先に集まって付き、そして、秋にはあざやかに紅葉し、赤い実を付け街路樹には最適。今年は特に鮮やかな色に感じている。北欧などでは魔よけの木といわれているそうだ。

 

 五稜郭町の総合保健センター前のプラタナス並木。プラタナスは成長が早いことから街路樹や公園木として植栽され、以前は他都市でも街路樹としてよく利用されたが、最近はやや少なくなったそうだ。この木は、夏場は大きな葉を付け清涼感を醸し出してくれるが、葉を付けるのが6月末と遅く、また、秋の落葉は葉が大きいことから掃除も大変だ。そんなこともあってか、今年は、葉が落ちる前に葉もろとも枝払いをしてくれた。しかし、函館の街路樹はこのプラタナスが一番多く全体の20%の約5千4百本が植栽されている。

 このほか高木の街路樹には、ヤチダモ、クロマツ、トチノキ、カエデ類、サクラなど。また、低木の街路樹はツツジやイチイ、ハイマツなど市内に20万本以上あるようだ。
 今日は、イチョウ並木が主体になったが、きっと綺麗に紅葉された通りが他にもあると思う。時間を見つけて、また、走り探してみたい.....。



 追加 プラタナスの木をを葉もろとも枝払いしている光景を目にしましたが、総合保健センター前のプラタナス並木も一日でご覧の通りで、とても同じ道路とは思えません。散髪にしたかの如くさっぱりしてしまっていた。(11月9日撮影)


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