JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

大荒れの日本海...

2010-09-29 21:27:03 | 江差町・上ノ国町
 所用で上ノ国町まで車を走らせた...。今朝、函館を出るとき西の空に大きな虹が掛かった。虹は珍しくもないのだが、朝、しかも雨上がりでもないのにと思いながら車の中からカメラを向けたが、残念ながら証拠になるような写真にならなかった...。この虹、何か良い事が起こる前兆ならいいのだが...。

  
      (江差・鴎島に襲いかかる波浪)
 江差町から上ノ国町へ走る海岸線...。風が強く海岸に白い波頭が次から次に押し寄せている。発達中の低気圧の影響のようで日本海側が大荒れのようだ。この影響で江差-奥尻間のフェリーも欠航...。素人の見立てでは、風速は15m以上、波の高さは4m位かな...。とにかく写真を撮るのに車を出ようとすると踏ん張らなければ飛ばされそう。これからの季節日本海は荒れる日が多くなるんだろうなあ...。

                                 
 ところで、海岸線に波の泡が打ち寄せ飛ばされていた。真冬日本海に打ち上げられる「波の花」ではないかと思うのだが、「今の時期に“波の花”は発生しないでしょう。」と言われた...。そこで、調べてみると「波の花は、波高4m以上かつ風速13m/s以上で発生する可能性が多く、厳寒の荒波にもまれた海中に浮遊する植物性プランクトンの粘液が石鹸状の白い泡を作って生成する。」とあった。半分は当たっている...。しかし、波の花は奇麗だが、あまり歓迎されないようだ。
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晴天に恵まれ、快走...、函館ハーフマラソン

2010-09-26 21:26:58 | Weblog
 20回目を迎えた「函館ハーフマラソン」...、今日千代台陸上競技場を発着点とするコースで行われた。20年前の第1回大会を千代台競技場で見学したことを鮮明に記憶しているので、今日は20年振りの発着点の千代台競技場での観戦...。

 我が家から歩いて会場に出向いたが、途中黄色いジャンパーを着たスタッフの方に「スタート時間は?...」と訪ねると、「9時40分です。」と答える。時計を見ると後10分、やばいスタートに間に合わないかもとカメラを肩にかけ選手より一足早くマラソンで会場へ...。

 
 会場に着くと選手が集合しまだスタートには間がありそう...、スタートは9時50分、こっちも時間を確認せずに出たのが間違いだったが、スタッフもねえ...。それでも心地よい汗を貰えたので良しとして...。参加者は約2,000人、スタートラインから最後尾まで100mはありそう...。

          

                                     
 9時50分、西尾函館市長の合図で一斉にスタート...。選手の中には招待選手としてアジア大会に参加した選手など国内トップ級の選手から全国から参加のマラソン愛好家の市民ランナー、特に今回は20回大会を記念して1968年のメキシコオリンピック銀メダリストの君原健二選手もゲストランナーとして走っている...。

 

                   

                                     
 競技場を出て秋の風が吹き抜ける函館の街を選手たちはゴールを目指して駆け抜ける...。応援する市民も色づき始めた街路樹のナナカマドの下から「頑張って!!...」の声援を送る。会場に流れた10時現在の気象状況は、天候は快晴、気温17℃、湿度57%...、選手たちには絶好の条件だという...。

         
 「間もなく先頭が集団をつくって会場に入ってきます...、ご声援を...」と場内放送が流れるとゲートから6、7人が集団を作ってラストスパート...。最後は松宮祐行選手(コニカミノルタ)が抜け出し1時間04分06秒で優勝。この他男女別・年代別に優勝者が決められ、地元函館の選手も大活躍のようだ。

 ハーフマラソンとはいえ21.0975kmを1時間そこそこで函館の街を走り抜ける...。千代台競技場からから谷地頭に行って湯川温泉で折り返し海岸通りを廻って戻る...、大したもんだ。多分、深まりゆく函館の街をゆっくり見物しながら...、そんな余裕はなかっただろうなあ...。ちなみに、最も時間の掛かった選手は2時間30分余り、それでも最後尾を走る収容車に捉まらないで走ったのだから、最高だよね...。お疲れさんでした...。
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豪華客船「セブンシーズ ナビゲーター」...

2010-09-25 21:32:56 | 函館港
 バハマ船籍の豪華客船「セブンシーズ ナビゲーター」(28,550総トン)が今朝8時函館港に入港...、出港は午後2時とちょっと慌ただしい寄港だ。見送りに立ち会おうと出港時間にあわせ港町ふ頭に車を走らせた。

  
 出港40分ほど前にふ頭に到着したのだが、ふ頭を囲むフェンスの前に見送りに来た市民が眺めている。外航船の場合、船が着岸している場所は国外の扱いでタラップが上がるまで中に入れない。出港20分前、観光に出掛けた最後の乗客が貸し切りバスで到着、タラップが揚げられ見送りの市民も岸壁に...。

                              
 「セブンシーズ ナビゲーター」は函館港には初入港...。全長170m、全幅25mで 1999年に就航、乗客定員が大型客船の割に490人(今回は370名)と少なく、サービスをする乗組員は330名で世界最高水準のきめ細やかなサービス、ホスピタリティの提供が売りの客船...。聞くところによると1泊20万円は下らないとのこと。客室はバルコニー付きのようだが、下から眺めると公団住宅の団地のようにも見えるが...。

  

                               
 見送りは勇壮な“巴太鼓”とお馴染みの“イカ踊り”...。イカ踊りは乗客の皆さんに通訳のお手伝いをしたという30名ほどの高校生が中心となって踊る...。

  
 見送りの数こそ少ないが気持ちが伝わったのか、バルコニーから掛け声や手拍子が送られ、さすがに陽気なアメリカ人?かな、一緒に踊り出す始末...。

                                
 午後2時大きな汽笛を鳴かしいよいよ出港...、バルコニーから「アリガトウ...、サヨウナラ...」の声が聞こえる。負けじと高校生たちも大きな声で「See you again...」...。
 「セブンシーズ ナビゲーター」はアラスカ・アンカレッジからロシア・カムチャッカ州のペトロパブロフスクを経由して函館に入港し、この後、仙台、横浜、名古屋、神戸と日本の港を寄港しながら中国・天津に向かう20日間のクルーズ...。1泊20万円だとすると...、計算できないやあ...。

  
 ところで、夕方西の空の雲が切れたので良い夕焼けになるかも...、と期待を込めて中央ふ頭に向かったが、太陽はストンと山並みに消え空は赤みを差したが期待したほどでもなくと引き上げた。ところが、程なくして走りながら上空を眺めると、空一面ピンクに染まっている...。

                                 
 慌てて車を北ふ頭で止め見上げると、函館山から東の方向の厚い雲までが見たことのないような夕焼けに...。ふ頭でカメラのファイダーを覗いている方も「こんな空見たことないなあ...。」とシャッターを押していた。確かに見たことない。先日の巨大な1本の雲といいなんか最近の空は変だ...。異常気象のせい?...。
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湖面に揺れる赤い霧...大沼公園

2010-09-24 21:34:04 | 七飯町・大沼公園
 昨日の最高気温17.5℃は6月16日以来の20℃割れ、今朝の函館は最低気温が6.8℃で6月6日以来の10℃割れ...。北海道上空に10月中旬並みの冷気が入り込み、高い山では初冠雪の便りも聞かれ深まり行く秋が感じられる...。

                    
 久し振りに早朝の大沼に足を運んだ。早朝といっても日の出が5時半頃とあって以前に比べるときつくはないが、その代わりというか寒さがきつくなる。防寒着で行ったが足元から冷気が...。いつもの月見橋...、平日というのに数人のアマチュアカメラマンが三脚を立て日の出を待っている...。

  
                               
 日の出が近づくと気温が高くなっていくのだろうか水面から霧が立ち上がり湖面を覆う...、まるで大沼の目覚めのようにも見える。間もなくして日の出...。一気に辺りをを照らし大沼の一日が始まる...。
                               
 ところが、陽が高くなるに従って霧は激しく動き出し、陽を浴びて湖面を赤く染め幻想的な光景を醸し出してくれる。カメラマンの皆さんも「鳥が泳いでくれれば...、船でも走ってくれれば...。」と言いながらもシャッターを激しく押している。

  
 程なくして、霧の激しい動きも消えいつもの雄大な駒ヶ岳と日射しを反射して輝く大沼に戻る...。大沼は、間もなく紅葉の季節を迎える。今年の紅葉はいつもの年より鮮やかとの報道もあった。楽しみに通っおかな...。
                              
 ところで、日の出前に西の空を眺めると夕べの満月が浮かんでいる。大沼で月を見るのは初めてのような気がしてカメラを収めた。珍しくもないのだが、ちょっと気になって...。何が?...。
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かわいい園児たちの運動会...

2010-09-23 19:12:07 | Weblog
 「うっ、寒う!!...」、布団から抜け出しての第一声...。先週まで扇風機を回していたのに今朝はストーブが欲しくなる寒さだ。最高気温も17℃までより上がらず、天気も秋への遅れを一気に取り戻そうとしているのだろうか...。今日は孫娘の運動会...、日曜日の予定が雨で延期となったものだが、今回は幸い雨の心配はないものの気温が低く大変かも...。

  
 運動会の見学も何年ぶりになるだろう、とその昔を思い出しながら出向いた。午前9時、近くの小学校のグランドを借りて園児全員での準備体操から始まった...。3歳の年少から5歳の年長まで200名ほどいるのだろうか、さすがに園児のみんなは寒さを吹っ飛ばすかのように元気だ...。

                                  
 運動会定番の徒競争や玉入れなどの他、お遊戯などが次から次と進められ園児も大変だが、先生をはじめ父母の皆さんも裏方で走り回って大変そう...。どんな運動会になるんだろうと心配しながら見物させて貰ったが、幼稚園でもといったら失礼かもしれないが統制のとれた素晴らしい運動会だった...。

  
 我が家の孫娘も年少の園児として初めての運動会...、走れるんだろうか、踊れるんだろうかと案じていたが、それなりにこなしている。担任は若い先生で、よく指導するもんだと感心しながら半日楽しんできた。皆さんお疲れさんでした...。

                                  
 ところで、「中秋の名月」は旧暦の8月15日の月で「十五夜」としてお月見をする習わしになっている。この中秋の名月は満月とは限らず、今年の場合、昨日が「中秋の名月」で今日が「満月」...。ならば、昨日月の出を見られなかったので、満月が山から出るのを...、と大森浜・啄木小公園に出かけた。やっぱり東の空は雲に遮られ月の出は見えなかったが、程なくして雲の切れ目から湯の川温泉のホテル街の上に煌々と輝く満月...、美しい満月をこんなにじっくり見ることもなかったなあ...。
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まだまだ続く、秋祭り...知内・雷公神社祭礼

2010-09-22 21:36:35 | 木古内町・知内町
 爽やかな秋晴れが続く函館...。しかし、北海道の屋根・大雪山系の旭岳や黒岳に初雪が降った。それでも昨年より2週間も遅い初雪だったとのこと。確かに朝夕の気温は下がり半袖のワイシャツでは肌寒さも感じられる。もうそろそろ衣替えの時期かも知れない...。

  
 松前に車を向けて走らせる。もちろん車のエアコンは必要なく、窓を開け風を入れてちょうど良い...。途中、知内町の市街地に入ると祭り囃子が聞こえ、お寺の境内で知内幼稚園の園児たちが御神輿を囲み「ドラえもん音頭」の踊りを踊っている。「お祭りですね?...」と尋ねると、「雷公神社のお祭りで、これから子供たちが御輿を曳いて歩くところ...。」とのこと。
                                 
 時間がなく子供御輿を見物できずに松前に向かったが「雷公神社」が気になって、帰途立ち寄ることにした。神社の前の案内板には「古文書によると、元久2年(1205)砂金を求めて甲斐の国からこの地に来た荒木大学が、天下太平と当所の安全を祈願し、寛元2年(1244)大野家の始祖了徳院に命じて創建したのが始まりと伝えられる北海道で最も古い神社である。」

 「また、同社は別雷神という逓信の神をまつることから、古来より恋の成就を願う人がここでお参りすると、相手に心が通じると言い伝えられている神社である。」(案内板から) そういえば、この神社は別名「おっぱい神社」といわれ、母乳のでないご婦人が洗米を献じて授乳祈願をしたあと、その米でお粥にして食べると乳が必ずでるといわれているそうだ。

  
 神社をでて程なく御輿が市街地を巡行を終え、神社に戻るところに遭遇...。神社は静かだったので、巡行を見ていた町の方に訪ねると「今夜、各町内会の山車がでて賑やかになるんだ...。」と教えてくれたが、夜まではちょっと...、と後ろ髪を引かれる思いで退散...。「おっぱい神社」に纏わる山車はあるんだろうか、これは来年の話だな...。
                                 
 ところで、今夜は十五夜さん...。まん丸い月をと月の出を待ったが東の空は雲に遮られ山並みからの月の出は見らじまい。ところが、月の出の時間の少し前函館山上空から東の空に向かってオレンジ色の巨大な一本の雲が走った...。見た瞬間、何か悪いことでも起きる前兆では?と思わせるような雲...。しかし、何事もなかった、単なる思い過ごし...。それにしても珍しい雲だった。
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「青雲時報縮刷版刊行委員会」解散...

2010-09-21 23:28:57 | Weblog
 2年前、飲み会で「東高校が閉校になったが、青雲時報縮刷版の続編を作らないか?」の一言で始まった縮刷版作り...。30年前に青雲時報発行100号を記念して縮刷版を刊行した経験はあるものの、資金も、資料も、編集する作業場もない中で、まして集まった仲間は高齢者ぞろい、とても自費出版を行えるような体制でない。

  
 しかし、支援を要請した同窓会からは「学校の歴史を纏めるもの、是非刊行して...」との全面協力を得、新聞局OB、学校関係者など多くの人たちに支えられて昨年春に「続・青雲時報縮刷版」が完成した。ところが、頒布がまた大変な作業を負うこととなる。個人情報とやらで卒業生の名簿が手に入らず、同窓会や同期会に参加してのお願いが主体とあって思うように捌けない状況も続いた...。

                               
 「青雲時報縮刷版刊行委員会」は発足して約2年、ほぼ完売の目処もたち先の委員会で解散の議決をした。今夜は2年間編集から販売まで付き合った10人が居酒屋に集まり心ばかりの解散式...。編集では年表の資料や写真集め、歴代新聞局員探し、販売では同期会にお願いしての名簿集めなど、これまでの苦労話も聞かれたが、何のことはない高校時代の新聞作りをした頃に戻ったような気持ちを味わうことができ、結局は縮刷版作りを通して我々が一番楽しんだのかも知れない。

 そんな思い出話をしながら、「これで終わりは寂しいよなあ...。」ということから、春夏秋冬の年4回顔合わせをすることになった...。「なあに、ただの一杯のみでしょ...。」、「いや、会費を持ち寄ってだよ...。」だって...。
 縮刷版は将来「青雲同窓会館」が造られたときに展示できるようにと20冊を保存用に確保、残りの数冊は10月札幌で行われる同期会で最後のお願いを...。
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旧函館区公会堂 築100年祭...

2010-09-20 22:30:29 | Weblog
 昼のテレビニュースで「旧函館区公会堂が築100年を迎え、この節目を祝い公会堂が無料開放され多くの市民が訪れている...」との報道があった。無料だからというわけではないが、こんな機会でもないとなかなか公会堂にはいることもないだろうと、急遽車を走らせる。

                  
 午後2時近くに公会堂の下にある元町公園の階段を昇ってと歩いていると、記念イベント実行委員をしている顔見知りの方に顔を合わせると「今来たのかい...、午前中から公園はコンサートや出店が並び賑やかだったのに...」と諫められた。

 

                                
 さすがに無料とあってか市民や観光客でそれこそ大にぎわい...。函館の名士達の舞踏夜会や区民達の集会の場として利用され、当時の華やかな雰囲気をそのままに残している広さ130坪の2階大広間では、フルートとトロンボーンの演奏会が行われている...。

 
 2階大広間隣の“貴賓室(御座所)”...。家具・調度品・壁紙・シャンデリア・天井中心飾りなどは往時のもので、修理工事の時に修復された。平成元年10月には、天皇・皇后両陛下が行幸啓の際に御休憩されている。(案内板から)

                                 
 函館港を見下ろす高台に立つ旧函館区公会堂...、明治43年(1910年)に当時の豪商相馬哲平氏からの5万円の寄付をもとに建築されたもので、左右対称形とブルーグレーとイエローの色が特徴的な美しい建物で、当時としては最もモダンな建物であったという。今も基坂の下から見上げる姿は元町のランドマークと呼ばれている。


 館内で人気があるのが豪華なドレスを身につけ、レトロな館内、鹿鳴館を彷彿とさせる大広間や函館港を眼下に望むバルコニーでの記念撮影...。若い女性ばかりかというと結構歳をとられた方も旅の想い出にと利用されるようだ。華やいだ気持ちになっている女性に「1枚撮らせてください。」と声をかけると快くカメラに収まってくれた...。

 この旧函館区公会堂は、日本各地にある現存している公会堂の中で、建築意匠・技法などが高く評価され、昭和49年に国の重要文化財に指定されている。(配布されたリーフレットから) 函館のシンボルでもある公会堂...、節目を祝うイベントに大勢の市民・観光客が駆けつけ盛り上げた。こんな建物を市民の寄付を基に建築されたというから驚く...、建物だけでなく市民の心意気も函館の宝として大切にしたいもの...。

 
 ところで、函館には今年100年を迎えるものがまだある...。一つには“チンチン電車 箱館ハイカラ號”、明治43年(1910年)に千葉県成田市で最初に走り、その後函館の移り昭和11年(1936年)まで客車として運行されていた。平成4年(1992年)当時の姿に復元することになり、台車は当時のものを使用し、車体は当時の図面を基に復元、平成5年(1993年)8月から年に“箱館ハイカラ號”の愛称で、再び函館の街を走っている。(交通局のリーフレットから)

                               
 もう一つは、“函館中華会館”...。中華会館は純中国様式の建築として日本に現存する唯一の建物で、函館から中国への海産物貿易の盛んな頃に在函華商が信仰する三国時代の蜀の武将として活躍した関羽=関帝を奉祀する聖所として中国から大工、彫刻師らを招き、煉瓦、祭壇、什器なども中国から取り寄せ、約3年の工期と巨費を投じて明治43年(1910年)12月に竣工した。(中華会館前の案内板から)

 開港150周年を超えた函館で100年は珍しくないのかも知れないが、1世紀前のものが復元されたり、現存されていたりとなるとその重みはずっしりと感じる。100年を節目にそれぞれこれからも函館の宝として大切に保存しなければ...。
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秋の夜空に大輪の花...グリーンピア大沼花火大会

2010-09-19 23:47:38 | 森町・鹿部町
 しとしとと冷たい雨の降る朝...。今日の最高気温は21.4℃と一気に秋の装い、孫娘の通う幼稚園の運動会が予定されていたが、この雨には勝てず延期...。孫娘もガッカリしているかと思えば「今日はお休み...」とどこ吹く風...、運動会は23日、ところが週間天気予報ではこの日も雨...。

   
 午後には雨も上がり青空が覗く...。昨年見物したグリーンピア大沼での花火大会が予定されており、この青空に誘われてどっこいしょと重い腰を上げ、大沼に車を走らせる。午後7時打上開始、到着が打上5分前...。何処に三脚を置けばと考えているうちに花火は上がりだした...。

  

                                 
 ホテルの裏手にあるグランドが打上場所...、そのグランドに引き物を曳き大勢の見物客が秋の夜空に打ち上がる花火を堪能...。ただ花火は頭の上に上がるので、皆さんは頭を持ち上げるのに苦労しているようだ...。

  
 グランドの中とあってビックリするような大きな花火はないものの、間断なく次から次と打ち上げられその迫力には圧倒されファインダーを覘く構図を考えるなどという暇を与えてくれない...。
                                
 打ち上げられた花火は2,000発、時間は40分ほどだったが程なく満月を迎える月をバックに秋の夜空に大輪の花...、見物客の皆さんに多くの感動を与えてくれたものと思う。
 この花火大会は、グリーンピア大沼祭りとして日中の縁日やクイズ大会などの催しの一環で今年は3回目とのこと。確かに昨年よりは見物客も多く駐車場も満杯...、来年は早めに来て祭りも楽しもうかなあ...。
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色づく秋、出来上々...

2010-09-18 19:39:18 | 北斗市
                   
 実りの秋を迎え、各地での収穫作業は今がたけなわ...。高温続きで一部障害のでた作物もあるようだが、大野平野に広がる水田はこうべを垂れた黄金色の稲穂が今や遅しと刈り取りを待っている...。

 
 それでも例年より2週間近くも早く刈り取りが始まったようだ。大野平野で道南ブランドの「ふっくりんこ」...。7年前から新種改良を続け作り上げた米で、ふっくらした食感が特色。農家の方も手応えを感じてかコンバインを握る手にも力が入っているようにも見える....。今月中にはほぼ刈り取りを終え、乾燥させた上で10月初めには新米として店頭に並ぶ...。
                              
                                          (9月16日 乙部町姫川地区の田んぼで)
 ところで、先日江差町の帰り乙部町の水田に今年も「田んぼの番人 かかし」が立ち並んでいた。20体近くあるだろうか、どれもユニークでちょっと笑いを誘うかかしだ...。この姿を見ると鳥たちも腹を抱えて立ち去りそう、ともあれ収穫が終わるまで後一息...、ガンバレ!!...。
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