今朝10時、函館港に豪華客船「飛鳥Ⅱ」(50,142㌧)が入港した。今回も希望者に抽選で船内見学が出来るとの報道があったので、早々に申し込み運良く当選、見学することが出来た。午前11時から約1時間、船内を飛鳥Ⅱのスタッフ・和田さんが案内してくれた。
「飛鳥Ⅱ」は、最高級のラグジュアリーシップとして、欧米で絶大な人気を誇っていた客船「クリスタル・ハーモニー」が、昨年春日本に舞台を移し、「飛鳥Ⅱ」として生まれ変わり、装いも新たにデビューした全長241m、幅30m、総トン数50,142トンと国内最大級の客船だ。
乗船したところが4階、そこからエレベーターで11階まで上り船首から船尾までゆっくりと見学したが、往復で陸上競技場のトラックを約1周、これで船の大きさ、広さがわかる。10、11階はラウンジやプール、フィットネス、マッサージ、エステなど、5、6階にレストラン、バー、ショッピングエリア、シアターなど、7~9階が客室、1~3階が機械室とのこと。
船内には和食から本格的なフランス料理まで楽しめるレストランが4つある。その中のレストラン「ザ・ビストロ」、スタッフの皆さんが快くカメラに目を合わせてくれた。
クルーズの醍醐味を堪能できるのが、広々としたラウンジと小粋なバーでくつろぐことだそうで船内には6つのラウンジやバーがある。その一つ、船首にある「ビスタラウンジ」では、船長の気分を楽しめるかも....。
朝焼けや夕焼けを眺めながらゆったりとくつろげる「バームコートラウンジ」、世界の海を征服した気持ちになりそう.......。
暖かな日差しを浴びて、プールを楽しむことも出来る。プールの水は海水を汲み上げて使用しているので、世界の海で泳ぐことが出来る。また、船内にはフィットネスなど思いっきり身体を動かすことの出来る施設も整っている。
ショッピングエリアには、寄港地で取り寄せたお土産品が並び好評とのこと。函館からはどんなものが積み込んだのだろう.....。もちろん、飛鳥オリジナルの商品の人気があるそうだ。
船内には、図書室もあるが、この日も5,6人読書に耽っていた。この人たちは函館には何回も来ているのかな.....。
乗客を退屈させないための一つ「カジノコーナー」もある。ただし、ここでは賭け事は御法度で、練習をして寄港地で勝負するとか。本当かなあ.....。
クルーズといえば、世界のエンターテイナーによる自慢のプロダクション・ショーを始めダンスを楽しむ。飛鳥Ⅱではそのスケールが自慢とのこと。この日も、シアターでショーの練習を少しだけ見学できた。
船内の4階にあるロビー。豪華ホテルのロビーと変わりない。ここにいると船の中ということをうっかり忘れてしまいそうだ。
「飛鳥Ⅱ」には、今回乗客は定員一杯の720名で、乗組員は360名。乗組員はフィリピン人が250名、日本人が70名とのこと。しかし、外国人の乗組員はほとんど日本語も話せるので心配ないそうだ。
僅か1時間程度だったが「飛鳥Ⅱ」に乗船した気分を味わうことが出来た。次回は是非港を離れたクルーズに参加したいものだ。しかし、料金はどのぐらい用意すればいいのだろう......。聞くのを忘れてしまった.....。
夜10時、函館での12時間の滞在を終え函館港を出港、明後日利尻港に入港し、利尻観光を楽しんだ後、サハリン経由で出発地の横浜港の戻る10日間のクルーズとのこと。
函館港では例によって「イカ踊り」で見送った。次の函館への寄港は、9月の1日。