JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

 声援を背に、“秋の函館”駆け抜ける... 函館ハーフマラソン

2012-09-30 23:00:26 | Weblog
 函館での最大規模を誇るスポーツイベント「函館ハーフマラソン大会」...。平成3年(1991)に第1回大会が開催され、当時は500人規模の大会だったそうだが、今年は第22回を数え参加者の定員も4,000人まで広げての開催...。

 早朝、激しい雨が屋根を叩き、マラソンは大丈夫だろうかと心配したが、その雨もスタート前には上がり、「よし、応援だ!!...」と車を走らせる。どこで応援するか車を走らせるまで悩んだが、駐車場を確保しやすいところとの判断から青柳町から谷地頭への坂道でカメラを構えて待機...。

 
 応援する沿道の市民は去年より多いような気がする。警備のスタッフの方に「雨が上がってよかったね。」と声を掛けると、「20年間スタッフで協力してきたが、その間雨は2度だけで、験の良い大会なんですよ...」と胸を張る。そんな話をしているうちに10時18分2台の白バイの先導でトップ集団が姿を見せる...。
                            
 ほどなく大集団が怒濤の如く坂道を降りてくる...。この辺りの選手は沿道の声援にも手を振る余裕もあり、楽しそうに走ってくる...。この地点はスタートして約6km...。高低差が約15mとアップダウンの少ないコースの中でも際立つ起伏にここを乗り切らないとゴールは見えない。

 

                             
 選手の皆さんも楽しそうだ...。これがマラソン選手と思うような派手な衣装を身にまとう女性ランナーや音楽を聴いているんだろうか耳にイヤホーンを付けているランナー、何時も公園でハアハアいいながら走っているおじいさんも...。

 
 折り返し地点の谷地頭電停...。応援する市民が鈴なりで、「ガンバレ!!、ファイト!!...」の声が響く...。大きな紙や段ボールに選手の名前を書き振りかざす人...。応援も盛り上がっている...。

                             
 選手はこの後、漁り火通りから津軽海峡や函館山などの景色を眺めながら、雨上がりの函館の街を駆け抜ける...。ところがランナーの中には「それどころじゃない...」といった感じで苦しそうに走る姿も見受けられる。そうまでして...、と思うのだが、それは走っているランナーによりわからない何かがあるんだろうなあ...。
 来年もランナーの気持ちになって応援に行こっと...。どこで応援するのが良いのか1年間考えるよう...。


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今日のランチは“プチ・レストラン”で...

2012-09-28 21:01:05 | ランチ
 友人との月に一度の情報交換を兼ねての昼食会...。暑すぎで忘れていたわけではないが、夜の一杯飲みならなんのことはないものの、2人でも日中の昼食時間となると大して忙しくないのにお互い日程の調整が付かない...。9月の最終週、2ヵ月振りの昼食会...。

 
 案内されたところは亀田本町にある小さなレストラン...。その筋の人に言わせると美味しい料理を作ってくれると名を馳せているそうだ。そのためか、店の前にある4台置ける駐車場は1杯...。やむなく向かいにあるスーパーの終車場をお借りして...。

                                
 確かにこのレストランの前を、毎日のように車で走っていたが気が付かなかった。「ここはいつから始められたんですか?...」と勇気を持って訪ねると、「もう10年にもなります...。」だって、聞かなきゃよかったかな...。テーブルが6つ置かれているだけで、さほど大きくはないが白を基調とした清潔感漂う店内...。

 ランチメニューは、日替わりランチ、本日のプチコース、シェフの気まぐれコースの3種類、「日替わりで足りるかな...」と話しながらも「最近食べ過ぎたから...」と言い聞かせて日替わりに決定...。

 

                            
 まずは「スープ」が運ばれる...。カボチャのスープは濃厚で絶品、次に期待を持たせる...。次に「鮭のローストクリームソース」、見た目にも美味しそうで、楽しませてくれる一品...。野菜のシャッキリ感に鮭に絡むクリームが絶妙で旨い...。

 写真を撮り損なったが最後はコーヒーとほうじ茶のプリン...。ご夫婦で切り盛りされているようで、シェフのご主人が楽しそうに調理されている様子を見ることも出来るアットホームなレストラン...。

 ところで、情報交換は...。地元の政治・経済にかかわる情報が山ほど...。これから寒さに向かうが政治も経済ももっとホットにならないと...。


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役目の終わった“やまだの案山子”...

2012-09-27 21:19:43 | 北斗市
 北斗市北部の市渡の田んぼに7月頃からだろうか8体の“案山子”が佇んでいた...。国道沿いということもあって、ここを通るたびに何となく微笑ましく、「暑いのにご苦労さん!!、頑張って!!...」と声を掛けたくなる光景...。小学校唱歌に“案山子”という歌があったが、今でも唄われているのだろうか...。「山田の中の一本足の案山子、天氣のよいのに蓑笠着けて...」と歌の情景にピッタリの風景に楽しませてもらっていた...。

                    
 今日通ると田んぼの中をコンバインが走り刈り取りが始まり、頑張って稲穂を守り続けてきた“案山子”の役目も今日が最後のようだ...。彼らの運命はこの後どうなるんだろう...。ちょっと気になって車を止め、記念に1枚...。

 ところで、月曜日に近所の山登りに付き合ってもらっている先輩から「暑さも一段落したので、そろそろ山歩きを始めるぞ!!...。27日天気が良さそうなので海向山に決めた...。」と電話があり、27日は日程が空いていたので、二つ返事で「よし!!行きましょう...。」と気合いを入れた。ところが、昨日の天気予報では今日は「曇り時々雨」...。

 「駄目だ!!...、天気が崩れそうなので来週に延期...。」との連絡。折角登っても見透しが利かない仕方がないと諦めたのだが、今朝の天気はなんだ!!...、空一杯とはいかないまでも青空が覗く登山日和...。天気予報を信じたのは悪かったのかも知れないが、他に信じるものもないし...。それこそ来週は、台風の襲来で天気は崩れそう...。



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秋色感じる“大沼公園”...

2012-09-26 21:10:50 | 七飯町・大沼公園
 昨日の分厚い積乱雲は長万部町周辺で大雨と強風を巻き起こし、気象台では竜巻だった可能性もあるとの発表...。40分ほど前に通過していただけに、もし巻き込まれていたら...、と恐怖を感じる。しかし、そういった場合どう対処すればいいのか、最近の災害発生の状況を踏まえると、常に心の準備をしておく必要がありそうだ。

 
 今日は一転しての青空...、空気も爽やかで一気に本格的な秋に突入...。青空を眺めながら鹿部町へ車を走らせた。所用を終え、ちょっと遠回りをして大沼公園に...。澄み切った青空に突き上げる駒ヶ岳も気持ちよさそうだ...。

                             
 “大沼公園”の大沼湖畔ではやっと木々の葉が色づき始め、秋色を感じる...。朝の気温が10℃を下回るようになると日増しに色づきが濃くなり、秋の深まりも本格的になる。今年は強風がなく落葉が少ないので、美しい紅葉が楽しめるという...。10月中頃が見ごろかな...。

 ところで、今年の夏は「蝉」の声をとんと聞こえなかったような気がする...。以前は、五稜郭公園や我が家の近くの松林では、夏場は騒々しいほどの大合唱が聞こえていたが、最近は街中では聞かれず、車で走りながら山中で聞いたもの...。しかし、今年はその山の中でも聞こえなかったなあ...。

 そんな話を友人にすると、「蝉は7年間土の中にいるので、少ない年もあるんだよ...。」とのことだが、これも信じられない。環境の変化で函館から「蝉」が消えた...、そんなことはあってはならない...。今年は無理でも、来年は是非聞きたいなあ...。


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積乱雲を吹き上げる“駒ヶ岳”...

2012-09-25 22:07:35 | 森町・鹿部町
 所用でせたな町へ車を走らせる...。天気予報では渡島北部、檜山北部はあまり芳しくなく、空を眺めながらの運転...。途中ラジオから「渡島北部、檜山北部大雨警報発令」と流れてくるが、国道5号は時折の雨はあっても豪雨という状況にはない。

 昼過ぎのせたな町は青空で、「大雨警報はどうした...、また外れたな...。」とからっくちを叩きながら再び国道5号を南下すると、今度は「渡島檜山地方に竜巻注意情報発令」とラジオから聞こえる...。確かに海の上は分厚い積乱雲が見えるが、国道沿線は青空で竜巻の発生する状況ではない...。

                   
 ところが、森町本茅部から“駒ヶ岳”を見上げると、積乱雲が次から次と発生し、まるで噴煙を噴き上げているような状況...。恐らく、あの雲の下にある鹿部町は雨かも知れず、雲が流れてくる前に戻らなくっちゃと多少アクセルを強く踏んだ...。

 我が家に着きテレビのスイッチを入れると「国道5号長万部付近で突風で車が数台横転した模様...、JRの線路上に倒木があり不通...、高速道路は国縫-豊浦間土砂崩れの危険があり通行止め...。」との速報が流れる...。今走ってきたところなのに...、大事にならなければいいが...。



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雨に邪魔され“イカ踊り”で見送れず...豪華客船「飛鳥Ⅱ」

2012-09-24 21:51:39 | 函館港
 今日、函館港に豪華客船「飛鳥Ⅱ」(50,142トン)が今年4回目の入港...。入港が午後3時、出港が午後5時と慌ただしい時間設定で、「乗客の方は函館観光の出来ないんでないの...」と聞くと。今回は「秋の函館・横浜クルーズ」で釧路から空できた飛鳥Ⅱに函館で乗船...、横浜港まで2泊3日の洋上生活をタップリ楽しめるんだそうだ...。

 
 午後5時の出港時に函館名物“イカ踊り”でお見送りのはず...、と港町ふ頭に車を走らせたが、どうも様子がよろしくない。訪ねると、「3時過ぎの雨で“イカ踊り”は中止にした...。」とのこと。確かに、雨は上がったがふ頭の上には水たまりもありちょっと無理...。今回は、雨に邪魔され“イカ踊り”で見送れず...。
                                   
 それでも、乗船された方を見送りに来たのか、ふ頭に見送る市民の姿の多い...。今回、函館から乗船したのは約230人、もちろんすべが函館市民ではないようだが、3日間船内で盛り沢山のイベントや豪華な食事、ゆったりと流れる時間の中でノンビリと読書をしたり、音楽を楽しむめる...。

 
 午後5時、デッキを出港合図のドラの音が走り、大きな汽笛とともに飛鳥Ⅱは岸壁を離れる...。大勢の乗客の皆さんデッキに並び手を振っている...、“イカ踊り”で見送りたかったなあ...。



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未来の“日本一”を目指す子供たちの大合唱...江差追分全国大会

2012-09-22 23:56:00 | 江差町・上ノ国町
 50回の節目を迎える「江差追分全国大会」...。今年も何度か江差追分を聴く機会があったが、哀愁をおびた独特の節回しに引き寄せられる...。予選会は入場無料で、以前に江差町の方に「上手な決選会より、ドングリの背比べの予選会が面白いんだよ...。」といわれたことを思い出し、今朝早く江差に向かった...。
                           
 江差の町には、歓迎の幟や横断幕などがあちこちに立てられているが、駐車場がない...。係の方の誘導で第5駐車場の江差中学校のグランドに押し込められる...。終車場に並べられている車のナンバーを見ると、札幌、旭川、釧路などの道内各地の他、秋田、千葉、浜松、宮崎の車も...。

 会場の江差町文化センターには、全国各地の支部予選会を勝ち抜いてきたという450人余りが、一般の部、熟年の部、少年の部の3部門の全国一を競う...。年齢は93歳から6歳まで幅広く、参加者の中にはブラジルの方もいる...。

 
 昼の休憩時間を利用してのアトラクションとして、江差追分を習っている全国の少年少女100人ほどが舞台に上がり、堂々の大合唱が行われた...。恐らく、この中に何十年後、いや何年後には全国一を勝ち抜く子供がいるかも知れない...。

                            
 舞台を降りてきた来た子供に「格好良かったよ...。」と声を掛けると、「ちょっと緊張したけど上手くできた...。」と記念品を手に胸を張って話してくれた。

 

                            
 午後の予選会...。唄は江差追分の本唄...、「かもめの鳴く音にふと目を覚まし、あれが蝦夷地の山かいな...。」の唄を、3分間の節回しに1年間の練習の成果を込める...。確かに、1時間ほど歌声を聞かせてもらったが、目を閉じていると延びのある歌声は日本海に打ち寄せる波を想像させてくれる。民謡の王様といわれている「江差追分」...、50回の節目のチャンピオンが明日の夜決まる...。

 
 ところで、ロビーなどに江差の物産品などが並べられ、飛ぶように売れている...。そんな中に「尺八」が並べられており、相変わらず野次馬の質問を投げかけた...。「長さがいろいろあるけど...。」に、「基本は1尺八寸(約54cm)で音質の低い人は長いもの、女性のように音質の高い人は短いものを使っている。」そうだ。
                              
 歌い手の音質にあわせて、尺八を用意するそうだが、気になるお値段は...。並べられているものは12万円から30万円、もちろんその上もあるようだが、上手になるとやっぱり良いものを手にしたくなる。この日も、旦那さんが奥さんにおねだりしていたが、「自分の小遣いから月賦で払ったら...。」とにべもない。ただ、初心者は楽器屋さんの1~2万円のものでも十分だって...。安心した...。商売の邪魔をしてごめんなさい...。


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横津岳で“彩雲?”に遭遇...

2012-09-22 23:18:20 | Weblog
 今日は「秋分の日」で彼岸の中日...。先日、テレビの天気予報で気象予報士が「この暑さも彼岸まで...。」といっていたが、珍しく当たった...。今日、最高気温は26℃で、まだ平年よりは高いものの、湿度が36%と爽やで風は秋の風...。朝夕は涼しさ通り越して寒さも感じられる、体調管理気をつけないと...。

  
 夕方、墓参りの後、秋を探しに横津岳へドライブ...。途中、空を見上げると太陽の近くに「虹かな?」と思う珍しい現象に出遭った。車を止め観察すると虹色の雲で、太陽を挟んで左右に見ることが出来た。恐らく“彩雲”という現象で、写真ではこの程度より写らなかったが、見た目にはもっと鮮明に見えた...。“彩雲”は仏教では、五色の雲、景雲・慶雲・紫雲・瑞雲などともよばれ、吉兆とされているようなので、きっと何か良いことがあるのかもしれない...。期待しよう...。
                               
 ところで、横津岳は秋が深まりつつある...。横津岳の上の方は木々の葉も色づき始め間もなく紅葉の季節を迎えそうだ。帰りは、横津岳からの夕日...。真っ赤な燃えるような空に、「秋の夕日」...、感動もの...。


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乗客を笑顔にさせる“イカ踊り”...豪華客船「シルバー・シャドー」寄港

2012-09-21 23:13:23 | 函館港
 今朝、函館港に豪華客船“シルバー シャドー”が入港した。5月の入港に引き続き今年2度目の入港となる...。総トン数 28,258㌧、全長182m、乗客定員 400人と客船の中でも際立って大きいというものではないが、200室ほどある客室が全室海に面し、スイート仕様で質の高いサービスが売りの豪華客船...

 
 今回のクルーズは、カナダ・ヴァンクーヴアーからアラスカを経由して函館に寄港、この後、仙台港から東京港までの船旅で、このクルーズには150人の方が楽しまれている。
                             
 午後6時の出港時に函館名物「イカ踊り」で見送る...、との話を聞き、今回も時間にあわせて港町ふ頭に車を走らせる...。すでに「イカ踊り」の音楽が鳴り響き、この音のつられてか乗客の皆さんが、マンションのような船体のベランダに顔を見せ始めている。

 
 平日とあってイカ踊りを踊る「クルーズ船見送り隊」の皆さんはちょっと少ないが、白百合高校の生徒も応援に駆けつけ、総勢50名ほどが踊りを始める...。

                             

   
 司会の方が踊りを解説しながら「一緒にイカダンスをどうぞ...。」と誘うと、見物していた乗客の皆さんは手拍子で応援、さらにはデッキやベランダで笑顔を見せながら一緒に踊り出す...。

 

                              
 そんな姿を見て見送り隊のみなさんや高校生たちもさらに元気に「イカダンス」を踊る...。

 

                             
 午後6時、大きな汽笛とともに“シルバー シャドー”は岸壁を離れていく...。乗客の皆さんを笑顔にさせたこの「イカ踊り」は、きっと函館を思い出させる土産になったことと思う。“シルバー シャドー”は夕闇迫る中を、次の寄港地船台港に向けて舵を切る...。


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“黄金の実り”にコンバインが走る...

2012-09-20 22:03:33 | 木古内町・知内町
 所用で松前町に車を走らせる...。真っ青な青空、気温は27℃とまだ平年に比べると高いが、湿度が低く秋の爽やかさを感じる...。車で知内町に入ると国道沿いの田んぼの稲穂が黄金色に染まり刈り取りを待っている...。

 
 黄金色をかきわけコンバインが走っているが目に付き、車を止める...。立ち会っているおじいさんに「見学させてください...」とお願いすると、カメラを肩にかけていたこともあってか「新聞社か?...」と訪ねられたので、「いや、単なる野次馬です...」と答える。「野次馬かあ...」と笑いながらもいろいろと教えてくれた...。

 91才になるというおじいさんは、「俺は経営者だけど、みんな息子たちがやってけるんだ...。」とのこと。それでも、今年の春は雪が融けずに田植えができないのではと心配したり、田植えの後不順な天気が続き上手く成長してくれるか不安だったこと、9月になって高温が続き稲穂に栄養が行き届くだろうか、など大変な1年だったようだ...。

                            
 それでも強風による稲穂の風倒被害もなく、まずまず順調に収穫を迎えたという...。何十年も米作りをしてきたとおじいさんは「子供は腹を空かすと泣くが、稲は水がほしくても声を出してくれない。全部自分で見て水を入れたり止めたりすんだで...。大変だけどこうして黄金色を見ると米作りもおもしれもんだ...。」としみじみ話してくれた。
 しっかり仕事の邪魔をしてしまったが、元気なおじいさんとの楽しい話しに夢中になってしまった...。


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