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JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

快晴の“横津岳”へ春山登山...

2016-04-10 21:57:31 | 山登り

 山登りの先輩に案内されての近所の山巡り...。3月に雪の消えた「七飯岳」に登ったばかりだが、先輩から「横津岳の道路が旧スキー場まで車が入れる、春山登山に行くぞ!!...」との誘いの電話...。「天気が良ければ、...」と生返事をしていたが、今朝は“横津岳”が手招きするような雲一つない快晴...。これじゃ行くしかない...。

 

  (我が家の近くから見上げる“横津岳”)

 しかし、旧スキー場までは車で行っても、そこから先は当然雪の上を歩くことになるのだが、スノーシューやかんじきの準備もなく車を走らせたが、先輩から「大丈夫!!変なところへ行かなければ、固雪になっているから歩きやすい...」とのアドバイス...。

                             

 “横津岳”(1,167m)登山道の7合目近くの旧スキー場に車を止め、登山開始...。頂上にある航空レーダー基地に連絡用で走る雪上車のキャタピラーの跡はあるが、それよりもいつもは歩けない雑木林や笹藪の上をストックの力を借りて歩く方が楽ちんだ...。

 

 ところが、距離を稼ごうとするとその分急斜面を登ることになるので辛く、一気に汗が噴き出てくる...。8合目のゲート前...、2m以上はある鉄製のゲートは腰ほどの高さ、ということはまだ1m50cm以上の積雪があることになる...。

                                   

 ゆっくり歩を進め、頂上を目指すがさすがに山頂近くになると風が強くなる...。なるほど、風に吹き飛ばされるのか山頂付近は雪がない。1時間40分程度で山頂に到着...。

         

 風を避け建物の陰に入り、持参のお茶とお握りを口にしながら、少し靄って見晴らしはイマイチだが、函館市街地から新幹線の走る大野平野、駒ヶ岳を眺め悦に入る...。

                                 

 と、スキーを履いた2人が山頂に...。聞くと一人は北側の斜面に降りて、七飯大沼スキー場を行くという。「帰りは?」と訪ねると、「車を旧スキー場に置いてあるので、また、頂上に戻り滑り降りていく...」という。登るのに2時間近くをかけ、滑り降りるのに10分程度...、だって...。それにしても滑り降りる姿は、格好いい!!...。

       
 帰りは、頂上からスキーヤーに負けじと直滑降で笹藪と雑木林を切り抜け8合目のゲートを目指す...。先輩からも「足下の雪抜けに気をつけて!!...」との話もあったが、そんな心配もなく一気に下山...。途中、スノーボダーが音もなく現れ後ろから「こんにちは!!...」と声をかけられはっ!!...とする場面も...。

 頂上付近で少し強い風に悩まされたが、快晴の青空の下いつもは歩くことのできない雑木林の中をサックサックと雪を蹴る音をさせながらの春山登山...。“横津岳”には花や紅葉見物で何度か登ってはいるが、今回は「なにもない“横津岳”」と思ってのぼり始めたが期待以上の山登りになった...。ちなみに、今回の登山は横津岳7合目の登山口から山頂での休憩を含めて往復約3時間、持参の万歩計で11,780歩、約7.8kmの歩行...。

 

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雪の消えた“七飯岳”に登る...

2016-03-21 21:28:58 | 山登り

 山登りの先輩に案内してもらいながらの近所の山巡り...。お互い日程が合わなかったり、天候にも恵まれずと昨年一年間休止の憂き目にあったが、先日先輩から「今年は、力を入れて登るからな...」との電話をもらった...。

  

 早速「3連休、暇をもてあましてるんだろ、トレーニングを兼ねて“七飯岳”に行くぞ!!...」との誘い...。「まだ雪も残ってるだろうし、冬は函館山より経験がないし...」と固辞するも、「大丈夫、今日は、石切場尾根コースを通り絶景ポイントまでの往復2時間半程度だし、道具は全部用意するから...」の声につられて登ることにした。

                               

 昨日までの強い風も収まり、天気には恵まれたが、何故か“七飯岳”の上には雲がある。七飯町城岱牧場への車止めの前に車を置き、アイゼンとスキー用のストックを借りて登山開始...。しかし、一昨日の雨のせいか登山道の雪は消えている...。

      

 緩やかな上り坂で、しかも足下も心配要らないの状態なのだが、準備体操もほどほどにいきなりの山登とあって、10分も歩くと息切れがして「ちょっと休憩!!...」にさすがの先輩も、「月一度ぐらいは登らないと、そうなるんだぞ!!...」ときついお言葉...。

                          

 雑木林をほどなく登ると東側がばっさりと切り取られた100mはあろうとする断崖に出る。下は採石場で、話には聞いていたが実際に目にするのは初めてで、よくこんなにも山を切り取ったもんだ...。

  

 この採石場は、聞くと数十年前から採掘が始まり、道路工事や建設工事の基礎資材として使われている安山岩で、庭の敷石としても利用されているそうだ。しかし、採石現場の規模には驚かされる...。

      

 切り取られた断崖の上を慎重に足下を確認しながら、さらに上へと進む...。途中、函館市街地や大野平野を一望できる撮影ポイントに辿り着くも、運悪く雪が舞い始め視界を遮られ先輩も「天気が良ければねえ...」と残念がるも天気には勝てない...。

                               

 さらに急斜面を登り切ると今日のゴール標高489mの尾根で休憩しながら天気の回復を待ったが、回復の兆しなく下山...。すると急斜面をご夫婦が登ってくる。「もうお帰りですか?...」と声をかけられたが、ご夫婦は午後天気が回復しそうなので山頂まで行くそうだ...。元気なご夫婦に感服しながら、来た道を戻る...。

      

 ところで、登山道のあちこちに「ふきのとう」が顔を出していた。冬山登山のつもりで挑戦したが、“七飯岳”はもう春...。足腰が今にもバラバラになりそうだったが、春の息吹を感じながら身も心もリフレッシュした気分にさせてもらった。さて、今年は何回、何処の山に登れるかな...。ちなみに、今回の“七飯岳”登山は、登山口から標高差約320m、持参の万歩計で7,650歩、約5kmの歩行で、途中何度も休憩を取ったこともあって往復2時間30分...。

 

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“紅葉前線”麓に向かう...横津岳

2015-10-10 20:55:25 | 山登り
 三連休が始まった...。ついこの前「5連休だぞう~...」と騒いでいたが、また3連休では休みすぎではないのかなあ...。それは閑人のいうことであって、連休を利用してドライブや旅に出る計画を作り、結構楽しんでいる方も多いようだ...。

  
 今日は、3連休の始まりを祝うかのような好天に、「ジッと家にいてもなあ...」と午後横津岳に向かう。といっても山頂を目指すわけでなく、登山道8合目付近の紅葉スポットを楽しもうというもの...。途中、登山道の所々で木々の色づきが見られる。

                                 
 8合目の駐車場に車を置き、ゲートを越えると紅葉が迎えてくれるはず...、だったが残念ながら既に枯れ葉が多く紅葉は終わった感じ...、それでもわずかに残る色づいたカエデやダケカンバなどの木々のは秋の深まりを教えてくれていた...。

 

                                     
 例年だと紅葉が真っ盛りの時期なのだが、今年は早いのかも知れない...。スキー場跡から谷を覗くと、山肌を鮮やかな赤や黄色に染めている。横津岳の“紅葉前線”は既に麓に向かって進み始めている...。

  
 天気予報では、この3連休が終わると北海道には11月中旬並みの寒気が入り込み、道北地方では平地でも積雪が予想されるという。函館近郊の山々にも初冠雪の便りは間もなく...、一気に秋終盤かなあ...。

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絶景の“元山”初登頂...

2013-11-01 23:15:09 | 山登り
 山登りの先輩から「今年は、あと2つ...。何時にする...。」との催促の電話。確かに「烏帽子岳」に登ってから既にひと月になる...。白いものが降り出すと山登りも堪ったもんでない。「よし!! 急ぎましょう...。」と声を掛けると、早速「今回は、遠征だ!!...。」と威勢が良い、詳しく聞くと江差町にある“元山(522m)”がターゲット...。
                                
                                      (江差町市街地から見る元山と笹山)
 “元山”は、所用で江差町へ車で走る時によく見る、風力発電の風車が立ち並ぶ奥に聳え立つ山で、これまでも「山の上から眺められたら...。」と常々思っていた。それが実現できそうとあって、空模様を気にしながら車を走らせた...。

 
 国道227号江差町市街地・いにしえ街道の入口から左折して、豊部内川から途中サダサ川に沿った道を真っ盛りの紅葉のトンネルを潜りながら約7kmほど入ったところに登山口を示す標識がある...。
                                   
 準備を整え、いざ出発!!...。「元山登山道入口」の標識を見ながら進むとすぐ階段を登り、葉が落ち始めている樹林の中に入っていく...。元山は標高522mで、登山口は約240m...、標高差280mほどだが、なにせ元山の山頂は目の前に見える...。と、いうことは急勾配...。

      
 トドマツの林の中に時折見える赤や黄色の紅葉に癒されながら、短いジグザグを繰り返しながら高度を稼ぐ...。左手には谷を挟んで元山が手招きをしてくれるが、日頃の運動不足も手伝って結構きつい...。
                                            
 緩い下り坂となったところが、笹山(611m)への縦走路への分岐...。笹山は稲荷神社が安置されている信仰の山で、ここから尾根伝いに2つのコブを越えて1.5kmほど先...。そっちには目もくれずに、山頂部が望まれる元山へ足を向ける...。

    
 ところが、ここから頂上までほぼ一直線...。ダケカンバの樹林の中をあえぎながら高度を上げ樹林帯を抜けると、遮るものがない笹斜面に変わり眺望が開けてくる...。

 
    
 登山口からゆっくり登り始めて凡そ1時間と少しで“元山”山頂に立つ....。樹木のない山頂からは360度の展望が楽しめ、「絶景かな、絶景かなあ~!!...。」と声を張り上げる。少し霞がかかっているものの、江差町の市街地と鴎島、上ノ国町から厚沢部町市街まで見渡せ、特に乙部岳の大きさに圧倒される。なにより山麓に林立する28基の風車群はここならではの眺めだ...。

                                  
 「元山頂上」の山銘板をバックに記念写真を撮り、持参のお握りにコーヒーを啜りながらの眺望に、この場を離れがたく1時間近く長居をしてしまった。武将は敵将からの攻撃を防ぐため、山の上にお城を建てたといわれるが、こうして眺望の利く山頂に立つと戦う前から天下を取った気分になったのかも知れないなあ...。

  
 そんな話をしながら、下山を始める...。登る時は足元を気にしながら必死に足を運んでいたが、改めて上から見ると「こんなところを登ってきたの...。」と思うほどの急勾配に驚く...。足指が靴の先に食い込み、使うことのない太ももに力が入り、大変だ...。それでもストックの力を借りながら何とか下山...。振り返って“元山”を眺めながら「何時かは隣の笹山の頂上にも立ちたいね...。」と言ってしまっている...。

 ちなみに、今回の“元山”登山は、登山口から標高差約280m、持参の万歩計で6,500歩、約4kmの歩行で、山頂でノンビリ休憩を取ったこともあって往復2時間30分...。


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強い風に悩まされながらも“烏帽子岳からの絶景”を堪能...

2013-10-03 22:48:41 | 山登り
 山登りの先輩に案内されての近所の山巡り...。6月、庄司山(570m)に登った際に、「次の山登りは涼しくなるまでお預け。」といわれていたが、その涼しくなってもお互い日程がかみ合わなかったり、天候に恵まれなかったりで登る機会を逸していた...。先日、先輩から「早く登らないと雪が降るぞ!!...。」と促され、ドッコイショと重い腰を上げる...。
                   
 今回目指すは横津連峰に聳える烏帽子岳(1078m)...。よく登る横津岳(1176m)山頂の手前にある分岐を右に折れ稜線を東に向かって3kmほど進んだところが山頂、そこから切り込んだ谷を挟んで聳えるのが函館市の最高峰である袴腰岳(1108m)である。ここを縦走するのが通例だというだが「体力を考えて、今回は烏帽子岳まで...。」との配慮のようだ。

  

                      
 横津岳登山道の8合目近くにある駐車場に車を止め、登山を開始...。青空は広がっているが、通過した台風22号の影響なのだろうか風がやけに強く、紅葉し始めた木々を大きく揺らしている。ゲートを越えて間もなく、紅葉が出迎えてくれる...。カエデやダケカンバなどの木々の葉が色づきは秋の深まりが感じられるが、どうしたことか枯れ葉が多く見ごろは過ぎたのかな?...。それにしてはまだ10月初旬、これからが本番だと思っていたのに...。

     
 ゆっくりと歩を進め、烏帽子岳への分岐で一休みの予定だったが、風が強く休むどころではない...。紅葉の写真を撮って袴腰岳からの帰りという方も肩を萎めながら「寒いわあ!!...。」といいながら足早に去っていく。確かに汗対策を万全にしてきたが、汗をかくどころかカイロを手にしたくなるほど...。
                                
 分岐からの山道は、先輩が7月の登山の時は笹藪の中を熊の恐怖とぬかるみに気を遣いながら歩いたといい、笹に覆われ歩きづらいだろうと覚悟をしてきたが、なんと登山道はきれいに刈り取られ歩き易いの何のって...。

 

                                  
 夏、ワタスゲやエゾカンゾウの花が咲く湿原を越え、烏帽子岳山頂に...。山名板をバックに登頂記念にとカメラに収まりながら、絶景を堪能...。若干靄っているが山頂直下切れ込んだ谷の遠くに津軽海峡を背に函館山と市街地が浮かび、その手前にお握りのような庄司山が蹲っている...。

    
 左手には深く落ち込んだU字状の谷の対面に袴腰岳、後ろには横津岳や駒ヶ岳一望できる...。惜しむらくは強い風...、ここで持参のお握りを食べながら絶景を楽しむはずだったが、そのお握りさえ飛ばされそうとあって15分ほどで退散...。

                                 
 帰り道、14,5人の女性を中心としたパーティと遭遇...。色鮮やかなヤッケを身にまとい颯爽と歩く姿はまさに「山ガール」...、「もうお帰りですか?」と声を掛けられたが、彼女たちは烏帽子岳から袴腰岳を縦走するとのこと。それにしても元気だ...。

 

                                 
 横津岳との分岐まで戻り、折角だからと雲井の沼に立ち寄りながら横津岳山頂へと歩を進める...。風は一向に止まず恐らく風速15mを超えているかも知れない。山頂では風と闘いながら頂上の北側斜面に広がる紅葉を撮影...、ここはこれからかも知れない。

        
 強い風に悩まされながらも初登頂の“烏帽子岳”からの絶景を堪能できた。山頂でお握りを頬張りながらゆっくり時間をかけて絶景を眺め、横津岳の見ごろの紅葉も合わせて...、と期待しての登山だったが、まあ、すべてが上手くということはあり得ないことと観念し、期待は来年に持ち越すことにした。それにしても、帰りの車の中で先輩に「次の山登りは何時?、どこ山?...」と声を掛けてしまった...。ちなみに、今回の登山は横津岳8合目の登山口から往復約4時間、持参の万歩計で16,069歩、約11kmの歩行...。


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“絶景!!”期待の山登りのはずが...庄司山登山

2013-06-25 23:53:28 | 山登り
 昨年から始めた、山登りの先輩の案内で「近所の山」登山...。「今年は月2回のペースで...。」とお願いしていたが、3月残雪の函館山以降2人の日程がなかなか調整が付かなかったり、天気具合が思わしくなかったりで延び延びになっている...。

    
          (西桔梗から見る「庄司山」 今日の午後撮影)
 昨日、先輩が訪ねてくれて「今月は1回行かないと...。」との声に後押しされて、「天気も良さそうだし、去年“絶景だあ!!”と叫ぶはずだった庄司山にリベンジ登山で...。」と決定。庄司山(570.3m)は、横津連峰中腹にお握りのような形でポコンと飛び出ている山で、山頂からの函館市街地や津軽海峡の眺望は抜群とのことで、リベンジとはいえ期待が膨らむ...。

                                     
 午前8時登山口目指し車で出発...。天気予報は、朝から「晴れ」のはずだったが、霧が立ちこめ目指す「庄司山」は雲の中...。それでも「この雲は9時頃までには消えるはずだから、山頂に着く頃は晴れる。」と言い聞かせながら、函館市と七飯町の境界を流れる蒜沢川沿いの林道を走り、第2砂防ダム手前に車を置き歩き出す...。

    
 第1砂防ダムの下で、蒜沢川に架かる丸太数本が並べられているだけの橋を恐る恐る渡る...。渡りきって少し歩くと「登山ポスト」が置かれており記帳...。前に記帳された方は6月21日で、その前にも数組登られているようだ。いよいよ登山開始...。去年は登山道をNPO法人の方が下草刈りしている後を登らせてもらったが、今年は笹が覆われているのを覚悟してきた...。

                             
 しかし、登山道はそれほど覆われていることはなかったが、急勾配の斜面を大きくジグザグを切りながら高度を上げていく...。途中、石がゴロゴロしたところもあって意外にきつい。休憩を取りながら、「去年登ったときは、こんなにきつかったかなあ。一つ歳を取ったからかなあ...。」と愚痴を言いながらもひたすら歩く...。

 
 山頂近くの最後の急斜面を登り切って登頂...。今年こそ“絶景だあ!!”と叫ぶ積もりで頑張ったのに、今年も下界は真っ白で雲の中...。「空が明るくなってきたので...。」と持参のコーヒーを飲みながら1時間近く待ったのだが、残念ながら晴れそうもない...。

       
 今回も“絶景”は諦め、山頂にある鳥居と祠をバックに記念撮影をし下山することにした。ところで「庄司山」の名前の由来は、見る場所によっては庄司山は台形をなし、障子の形をしていたことから昔は障子山といわれており、その後現在の庄司山になったと言われている。

                                 
 去年に続いての「庄司山」登山...。天気予報を信じて登ったが、“絶景”にあうことは出来なかった。「秋にもう一度挑戦...。」と先輩にお願いすると、「2度あることは...。」と諭される始末...。深緑の中を森林浴も楽しみながらの登山だったが、日頃の運動不足のせいもあって身体から汗が噴き出てビッショビッショとサウナ状態...、濡れた下着まで取り替えると身体が軽くなったような、さっぱりした気分にさせてもらった。登山口まで下りると「庄司山」の霧が取れ、頭を出し始めた...。
  ちなみに、今回の登山は高低差約340m、万歩計で12,360歩、歩行距離は約8.1km、山頂でノンビリ休憩を取ったこともあって往復3時間30分...。

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春の光を浴びて“函館山登山”...

2013-03-05 23:50:21 | 山登り
 昨年から山登りの先輩の案内で始めた「近所の山」登山...。と、いっても去年は5つだけ...、気持ちは毎月1つで8つぐらいはと思って始めたのだが、日程調整と天気に恵まれなかった。そんなこともあってか、先輩から「今年は毎月1つ行くぞ!!..手始めに来週は函館山だ!!...。」と声がかかった。

 
 函館山とはいえまだ雪深いはず、冬山登山の装備もなく「この雪の中を...。」と躊躇するも、「なんもみんな歩いているから長靴でも大丈夫!!...。」とのアドバイス...。天気予報では晴れのはずだったが、今朝、窓を開けると雪...、先輩からの電話は「晴れるはずだけど...、心配なら2時間遅らそう...。」と午前9時半旧山道の登山口から登ることにした。

                          
 予想通り雪は上がり青空が大きく広がり始める中を出発...。ところが、こちらも予想通りまだまだ雪深い...、それでも登山道は踏み固められ結構歩きやすく、登山道入り口の急な坂道には滑り止めの砂も撒かれている。

 

                              
 今回は、旧山道をノンビリと...、と思っていたらいきなり急勾配の続く汐見山(206m)を目指すという...。防寒対策バッチリで来たこともあり、最初から汗だく...。途中でアノラックを脱ぎ、一息入れて見上げると山頂の展望台が青空に映えるのが目に入り、疲れが吹っ飛ぶ...。

 

                               
 野鳥観察小屋の上を通り八幡山(295m)を目指す...。今回の登山は、秋に函館山を構成する13の山々のうち冬でなければ登れない山を征服するのが目的だったのだが、残念ながらまだ雪が柔らかくカンジキでも厳しく、もう少し固雪にならないと難しいようだ。そんなことから、春の光を浴びて輝く市街地や鏡のような津軽海峡を眺めながら歩く...。

 
 御殿山を大きく回って薬師山に下り休憩...。薬師山の砲台跡はさすがに雪に隠れていたが、その雪の上に大の字になって空を見上げると爽快...、時折存在感を示そうとするのか小鳥が鳴き声を囃し立てながら飛び回るり、この世とは思えない気分にさせてくれる...。

                              
 薬師山からの下山途中に眺められる市街地...。眼下に教会群や寺院が並び函館らしさを味わえるところで気に入ったところで、ファインダーを覗き込みとつい時間を忘れてしまいそう...。と、市街地にハラハラと雪が舞い始め、それがまた幻想的な光景を見せてくれる...。

 今年最初の山登り...。未登頂の山々を征服するという目的は果たせなかったが、春の光を存分に浴びての冬山登山に大満足...。それにしても登山者の多いのには驚かされる。平時にも拘わらず駐車場には10台以上の車が並び、登山途中でも4~5人のグループから、ご夫婦やご婦人の一人登山など多くの方とお会いし、しかも皆さん元気よく声を掛けてくれる...。函館山は市民に愛されている山なんだと改めて実感出来た...。ちなみに、今日の登山は約2時間30分で歩行距離はおよそ8km...。


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“晩秋の函館山”を駆け巡る...

2012-11-16 22:05:50 | 山登り
 山登りの先輩の案内で始めた「近所の山」登山...。しかし、日程調整と天気が上手くかみ合わず「秋の登山は4つは登れるだろう...。」と思っていたが、まだ海向山一つ...。昨日、「明日天気が良さそうだけど...。」と先輩からの誘い、日程は空いている。登る山は?...、「毛無山、江差の元山も考えたんだけど、この時期だから函館山の6つの山を征服しよう...。」

 
     (大森浜・啄木小公園から見る函館山)
 良く理解出来なかったが、函館山は展望台のある御殿山(334m)をはじめとして13の山々の総称で、今日はそのうち6つの山に登るという...。函館山と聞いた時は、「何時も登ってるし、近所過ぎる」と高を括っていたが、「ゆっくり歩いて4時間...。」と聞かされ、「2回分だあ!!...。」

                                
 予報通り好天に恵まれ登山日和...。しかし、4時間歩くといわれてちっぴり不安も覗く。登山道入口に車を止めいよいよ登山開始...、最初に目指す山は「汐見山(206m)」...。ところが、いつもは下りてくる急勾配の登山道を今回は登るという...。結構きつかったが、20分ほどでまずは汐見山を征服...。

 

                                      
 次に目指すは「薬師山(252m)」...。汐見山から尾根伝いに旧山道に出て、少し下りハイキングコースの「薬師山コース」に入る...。途中、亀井勝一郎が「要するに世界中の宗教が私の家を中心に集まっていたようなもの...。」と言わしめた教会や寺院が目の下に見ることが出来、眺めていると亀井勝一郎の気分に浸れる...。

 
 函館山には幾つかの砲台跡を見ることが出来るが、この薬師山にも砲台跡と見張りのためのレンガ積みの細い通路がある。これらを眺めながら当時兵士はどんな思いでいたんだろうと思い巡らす...。
                              
 薬師山砲台跡から急勾配の階段を登り切ると、函館山登山道7合目...。ここから御殿山の裏側にある「入江山」を目指す。登山道はすでに冬の車両通行止めで車の往来もなく、登山道の真ん中を道道と歩かせてもらうが、時折工事現場に向かう車両と出会う...。

 
 つつじ山駐車場から御殿山砲台台跡を見学し、「つつじ山」の側を通って入江山に向かうが、つつじ山は登山道がなく登ることができないという...。ほどなくして「入江山(291m)」山頂に到着...。入山山から駒ヶ岳が真正面に見え、8合目当たりから上は真っ白な雪が...。

                               
 次に目指すは「牛の背山(288m)」...。入江山から「千畳敷コース」を2kmほど南に向かい、JR無線通信所近くが山頂でここには千畳敷戦闘司令所跡ある。戦闘司令所は、函館要塞全体の指揮所だったそうだ。ここで大休憩...、先輩の持参の暖かいお茶をいただきお握りを頬張りながら市街地を見下ろすと、虹が函館駅近くに立っている...。幼少の頃、「虹の下には宝がある...」と教えられ虹を追っかけたものだが、函館駅の下に?...。

 
 函館山巡りも後半に入り、次は「千畳敷(250m)」...。牛の背山からほどなく下ったところで、市民の憩いの場として広く利用されており広場には休憩所も設置されている。ここから眺める市街地は御殿山山頂とはひと味違った風景が楽しめる...。

                                
 千畳敷から立待岬に抜ける函館山では最も起伏が激しいといわれる「七曲りコースを」下りる...。このコースには27カ所のカーブがあり、何度か下りてはいるがこれを登るには勇気が必要だ。ところが、途中で3人のおばさんに会い「頑張りますねえ...」と声を掛けると、「まだまだ若いから...」と汗を拭きながら元気に登り続ける...。葉の落ちた木の枝越しに市街地を眺めながら下りた方が楽なのに...。

 

                                 
 最後は「エゾタテ山(129m)」...。立待岬周遊道路を経由して、碧血碑から「宮ノ森コース」に入る。ここは、起伏も少なく春早くから花が楽しめ何度か歩いたが、今回はコースの途中からエゾタテ山に登る...。登るというより階段を上がるという雰囲気だが、ここで初めて鮮やかな紅葉を目にすることができた...。

 「登った...」というより、歩いてきたという感じかも知れないが、函館山を形作る13の山々のうち6つの山を征服したことになる。御殿山は何度も登っているので、残るはつつじ山(306m)、八幡山(295m)、水元山(280m)、鞍掛山(113m)、地蔵山(286m)、観音山(265m)の6つ...。ただ、登山道が整備されていない山もあり素人では無理だといわれたが、なんとしても全山制覇に向けて考えてみよっと...。

 一つだけ気になったこと...。今回歩いた山々には登山道の標識や山頂付近にはベンチも置かれ整備されていたが、山銘板がどの山にもない。先輩の話では以前何カ所かあったようだが、いつの間にか無くなってしまったそうだ。どこが頂上なのかわからないこともあるし、遠足で山銘板のプレートを持って記念写真を楽しめるのではないかなあ...。

 
  (千畳敷に向かう途中で見つけた鮮やかな色合いを見せる花)
 晩秋の函館山の左半分11km余りの道程を、約4時間ほどかけて山巡りを楽しんできた...。紅葉も終わり、楽しみの少ない山歩きになるかと思っていたが、函館山を形作る山々の特徴を一つずつ探りながら歩く...、意外に楽しめた。次回は、山々の名前のいわれを探りながら、残された山々を登り切ることを考えよう...。


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念願の“海向山”へ、初登頂...

2012-10-26 23:14:30 | 山登り
 山登りの先輩から「次は、海向山だよ...」と9月初めにいわれてから、日程をつくると天気が芳しくなく、天気が思わしくないので諦める晴天になるなど、3度4度と延期の憂き目に遭い、ちょっとして今年は登れないのかも知れない...。と、先輩から「26日の天気は大丈夫のようだけど、行けるか?...。」の誘い、二つ返事でカレンダーにチェック...。

 
 真っ青な秋の空、これ以上はないというような登山日和...。今回は、もう一人山登りの先輩から「2日前に登ってきたけど、俺も付き合わせて...。」との声掛かりで、3人のパーティ...。湯の川町で合流し、いざ“海向山”へ...。道の駅「なとわ・えさん」手前から眺める海向山、手招きしているようにも見える...。(写真 右が“恵山”で左が“海向山”)
                              
 標高330mにある高原駐車場に車を止め、ツツジ等の紅葉で燃える山肌を見ながら山頂を目指す...。“海向山(570m)”は向かいにある“恵山”と違いなだらかで登りやすい山との認識で先輩には「次回は海向山...。」とお願いしていたが、先日、友人から話を聞くと「認識が甘い、意外にきついぞ...。」と脅かされていた。

 
 駐車場から暫く平坦な草原を、その後雑木林の中を歩きながら「こんな調子で山頂に着いたら楽だけどね...。」と話すと、2人の先輩から「まだ山でないぞ!!...。」と呆れられる。
                                    
 登山道の分岐点を知らせる看板...。看板には「右回りコース、左回りコース」の2つのコースがあるが、右回りは山頂まで2,015m、左回りは1,595mだ...。「当然登るんだから短い左回りだよね...。」と訪ねると、「時計回りで右回り、答えは下りてきた時にわかるから...。」と距離の長い方に歩を進める...。

 
 山登りの始まり...。風もないため木の葉のざわめきも聞こえず、驚くほど静かな登山道に3人のザックにつけた熊除けの鈴の音を響かせながら進む...。ほどなくすると急な上り坂が続き、汗が滲み出る...。どうも寒さ対策万全が仇になったようだ...。

 

                             
 やがて緩やかな登りの続く尾根となり視界が開ける...。「山頂でないよね...。」に「海向山の前山で標高が456mであることから、456m峰と呼ばれている山で、目の前が海向山...。」だという。

 
 ところが、折角登ったのにここから大きな岩のある急斜面を一気に下る...。高低差50mほど下って谷底に突き落とされた感じがするが、ここはミズナラ林の平坦地で落葉が登山道を覆い赤いリボンがなければ迷い込んでしまいそう...。

                             
 再び急な登り坂が続く...。坂の途中で赤や黄色に紅葉した木々を写真に収め、休憩をさせてもらいながら進むと、ほどなく一気に展望が開け念願の“海向山”山頂だ...。山頂はちょっとした広場でドウタンツツジなどの木々があり庭のような感じ...。登頂記念にと山頂の銘板を背に3人で写真を撮りながらゆったりと休憩し、目の前の景色を眺める...。

 
 その目の前には、恵山は頭だけだが、津軽海峡、太平洋...、遠くには函館山、横津岳、当別丸山、そして、海峡を挟んで下北半島から八甲田山も見えている...。絶景!!...、この景色を見ていると、急勾配の坂を登っていたときの辛さや苦しさが一気に吹っ飛んでしまう...。(写真 奥に函館山と当別丸山も...)

 
 さて、いよいよ下山...。時計回りということで、1,595mと距離の短い左回りコースへ...。歩いてすぐ目の前に恵山が望め、先輩から「登りを左回りで来ると、この絶景が背中だよ...。距離は長くても恵山を見ながら下りた方がいいでしょう...。」とのこと、納得...。

                                
 ところが、恵山を見て樹林に入ると一歩踏み誤れば転げ落ちそうな急斜面...。しかも、昨日の雨のせいもあって滑る、これを登るのには456m峰コースの比ではないかも知れない。先輩のいうとおり多少の登り返しはあるものの、やっぱり海向山への登山は右回りで正解...。

 
 標高差240m、往復約6km余りで、所要時間は休憩を含めて3時間ちょっと...。久し振りの山登り、しかも友人が言うように少しきつく、途中で「山登りも今回が最後だなあ...。」と折れそうになった気持ちを抑えながら歩を進めたが、山頂での絶景や山肌を色鮮やかに染める紅葉を眺め、駐車場に戻って登ってきた山を振り返ると達成感に満ちあふれ、また次の山登りを期待してしまう...。


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“紅葉の秋” 一歩、一歩...横津岳

2012-10-05 22:08:57 | 山登り
 今日は山登りの先輩の案内で「海向山」へ登る予定であった...。ところが、昨日の朝までの天気予報では傘マーク、先輩からも「残念だけど、1週間延ばそう...。」との電話。これで2度目の延期、今年「海向山」に登れるんだろうか、それとも登る山を変えた方がいいのかも...。

 
 今朝起きて窓を開けると真っ青な青空...。いや、これから崩れるのかも知れない...、と思いつつも「黙っていてもしょうがない...。」と家内を誘い、お握り持参で横津岳(1167m)に紅葉見学を兼ねて登ることとした。車で30分余り、横津岳8合目のゲート前に到着して空を見上げると今朝の青空にいつの間にか薄い雲が掛かり始めて、下界の見通しもあまりよくない...。

                            
 ゲート近くの木々は、例年だとこの時期は紅葉が真っ盛りの...、のはずだが残念ながらやっと始まったばかりといった感じ...。今年は残暑が厳しかったこともあってか、横津岳は“紅葉の秋”へ一歩、一歩と歩き始めたところかな...。

 

                             
 ゲートから山頂までは約2.5kmの道のり...。風もなく、いつも聞こえる小鳥の囀りも聞こえず、ザックに付けた熊除けの鈴の音を聞きながらノンビリと歩を進める...。振り返り見下ろすと大野平野の真ん中に15年度開業に向けて工事が進む北海道新幹線の線路が走っている...。

 

                             
 山頂の北側斜面の紅葉...。まだ見ごろには少し早いが、それでも木々の色づき見ながら「まあ、来た甲斐があった...。」と少し満足...。この紅葉を眺めながら大沼公園と駒ヶ岳を前に持参のお握りを頬張る...。

 紅葉はまだ早い...。覚悟の上での登山だったが、それでも函館山や津軽海峡、駒ヶ岳、大沼公園などの雄大な景色を眼下にしながら往復3時間余りの山歩きを楽しんできた...。

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