JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

冬眠中だった「ケロガード」

2008-02-28 22:50:41 | Weblog
 先日車で走りながらHBCラジオの「カーナビラジオ 午後一番」を聞いていると、「カエル」の工事用バリケードを開発した札幌の建設機材レンタル会社の社員が、そのいきさつを話しているのを興味深く聞き入った。


 そういえば、これまで何処かで何度も見ているのだが、いざその「カエル」を探してもなかなか見つけれなかったが、今日森町に所用で出掛けたおり、ついに見つけた。しかし、工事は休工中でご覧のとおり「カエル」も雪の中に埋もれ、冬眠中といった感じ。

      
            (七飯町の工事現場に単品で置かれていたケロガード)
 ところでこの「カエル」、昨年の夏、パワーショベルがキリンの首に、またブルドーザをカバの口にして工事用機械のイメージアップを図っているように、工事現場のイメージアップのためにと、会社の若手社員が集まり工事用バリケードの開発に取り組み、キツネやタヌキ、クマなども候補にあがったが、試行錯誤を重ねかわいらしさがぴったりとカエル型に決まり「ケロガード」と名付け売り出した。

 この「カエル」、瞬く間に異常繁殖?、沖縄や四国、静岡、新潟など今や全国各地で活躍している。また、工事用だけでなく実用性とキャラクターが受け、個人でも是非ほしいという方が多く、通信販売もおこなっており、その利用は、駐車場の進入防止や花壇に置いて楽しんでいるそうだ。


                      (国道5号 大沼付近の工事現場)
 ところで、「ケロガード」を探しているときに目に付いたのが、サル型のバリケードだ。同じ会社が作っているのか、はたまた別な会社かわからないが、こちらは名前を付けるとすれば「モンキーガード」かな.....。

 いずれにしても、工事現場のイメージアップには十分になっているし、渋滞に巻き込まれても思わずニッコリとしたくなる「ケロガード」と「モンキーガード」は大活躍といったところ......。
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マンション12階の「レストラン」に

2008-02-27 21:26:28 | Weblog
 月一度情報交換を兼ね昼食をともにする友人に、「え!、こんなところにレストランが...。」と、今回は意外なところへ案内してもらった。そこは、函館山山麓のマンションの最上階にあるちょっと洒落たレストラン.......。

          
 入口はごく普通のマンションで、エレベーターに乗って最上階(12階)へ、そしてドアのチャイムを押し中にはいると、天井がステンドガラスに覆われており、何となく華やいだ気持ちにさせられながら、席に案内された。


 席に着くと窓の外には函館港から大森浜、立待岬、そして津軽海峡へと函館の街が一望に見渡せる。この地上100mからのパノラマに目を奪われ、ここに入ってしまうとマンションの最上階というより、ホテルのラウンジそのものといった感じ。



        

           
 食事に来たことを忘れて、あちこちの窓から景色を眺めていると「ご注文は?」と尋ねられ、慌ててメニューに目を向ける。オーダーは「広島産カキとぺンネ入りグラタン」。サラダとスープ、ライス付きで、コーヒーと紅茶が飲み放題。そして、最後にデザートとしてケーキもついてくる。
  
 昼食にしては贅沢な食事だったが、青空が見えたかと思うと雪で隠れてしまう市街地と10分おきに上下するロープウェーを眺めながら、少しだけリッチな気分を堪能することが出来た。多分夜景の眺めも、函館山山頂からの夜景とはまた少し異なる高さで楽しむことが出来そうだし、なによりも夏場の津軽海峡の漁り火が目の前に見える絶好のロケーションで、まさに昼夜を問わず函館の街を見下ろせる特等席だ。花火大会も、きっといいと思うよ.....。
 ところで、友人からはいろいろな情報も聞かせてもらった。感謝、感謝....。さて、来月は、何処のレストランに行けるかな。

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光に包まれた、はこだての坂道

2008-02-23 21:15:14 | Weblog
 2月1日から始まった「はこだてイルミネーション」もあと1週間。雪の降った時に冬景色とイルミネーションの組合せをカメラに収めようと思っていたのだが、なかなかタイミングかあわない。「イルミネーション、終わっちゃうぞう~...。」との声もあり、重い腰を上げ出掛けることにした。


 函館は坂の街でもある。このうち代表的な3つの坂道をイルミネーションで飾られ、元町を散策する人々の目を楽しませてくれる。まず、この坂は「基坂」。かって函館から札幌に向かう道路の起点とされ、坂下に里数を計る元標が建てられていたことからこの名がついたそうだ。坂の上には、旧函館区公会堂があり、函館の代表的な観光スポットとなっている。


 次は、「八幡坂」。この坂の上に函館八幡宮があったことからこの名がついた。しかし、八幡宮は明治11年の大火によって焼失し、翌々年に現在の谷地頭町に移っていった。この坂からは港を挟み旧青函連絡船を望むことができ、もっとも函館らしい景色を醸しだしており、テレビのドラマやコマーシャルによく使われる。


 最後は、「二十間坂」。明治12年の大火のあと、防火帯として拡幅されて出来た坂道で、道路幅が二十間(約36m)あることからこの名がついた。ここには、創業120余年の歴史を誇る「レストラン五島軒」や先頃国の重要文化財に指定された「大谷派本願寺函館別院」があり、函館の歴史をしのばせる坂道だ。

 「光に包まれた愛の街・函館」をテーマに、函館の夜を演出する「はこだてイルミネーション」で、今夜見たこの坂道も昼間とはひと味違った表情を楽しませてくれた。ただ、雪景色の中だともっと幻想的な光を楽しめたと思うのだが....。あと1週間、雪景色は期待できるかな....。
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南茅部の滝、あと少し....

2008-02-21 23:42:38 | 椴法華・南茅部
 今日は所用で南茅部に行ってきた。昨日の日本海は春の光が注ぎ、気持ちの良いドライブを楽しんできたが、一転、今日の津軽海峡は鉛色で、残念ながら春色は見つけられなかった。そして、風も冷たかった.....。

          
 椴法華から南茅部に向かい、獅子鼻トンネルを出たところにある小さな滝。流れ落ちる滝の氷と氷筍のように下から育つ氷がどうなったか、今回も期待半分で立ち寄った。ご覧のとおり、あと1mと少しでくっつきそうだ。しかし、これからが大変だ。と、いうのも明日の予想最高気温は5℃、上の氷が落ちないか心配だ。これからを見守っていきたいが、今度は何時行けるのかな....。


 ところで、獅子鼻トンネルの上は海岸に突き出た岬になっている。これがライオンが伏せているように見えるところから「獅子鼻岬」と名付けられ、トンネルの上の崖には太古の昔に安山岩質の溶岩が水中で大量に噴出した菊花状の節理となって現れ地質学的にも貴重なものなんだそうだ。

 夜は、元の職場の同僚に声を掛けてもらって懇親会(?)に参加した。会の名称は「イヤイヤ会」。名前の由来は、上司が部下に指示すると「イヤイヤ、....。」と、部下から上司に提案があっても「イヤイヤ、....。」と議論伯仲、二つ返事でまとまることのない職場、そんな仲間の誰かが名付けた名前だ。だからといって、仕事が遅くなるわけでも、良い仕事が出来なかったわけでもない。逆に、「イヤイヤ、....。」が媒体となってコミュニケーションが図られ、他の部署には負けない良い仕事が出来たと自負している。
 そんな同僚と、相変わらず「イヤイヤ、....。」を連発しながら盛り上がり、今日も楽しい酒を飲ませてもらった。しかし、何故「はい。」と二つ返事が出来ないのだろうなあ......。ともあれ、幹事の「3階の新人さん」、お疲れ様でした。
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冬の「松前公園」

2008-02-20 21:19:41 | 松前町・福島町
 今日は所用で江差町から松前町へ車を走らせた。日本海を見ながらの運転は冬場は少し緊張するのだが、春の光が海を照らし、まぶしさを感じながらの快適なドライブを楽しんできた。

  
 松前町に着いたのが、ちょうど昼食時間となったこともあり昼休みを兼ねて、冬の松前公園を訪ねることにした。松前町は以前から北海道の最南端で、雪が少ないところというイメージを持っていたが然にあらず、寒さも厳しく、雪も多いという。松前公園の観光案内所も雪の中で冬眠中。これでも、2、3日前から気温が上がり積雪は一気に半分ぐらい少なくなったそうだ。

   
 春、サクラの花に埋まるこの通りもご覧のとおり。人っ子一人いるわけでもなく静寂そのもの。花の蕾もまだまだ硬い。先日、今年のサクラの開花予想が気象協会から発表されたが、3月以降気温が高めと予想され、例年よりちょっと早めとのこと。松前公園は4月下旬連休前には、開花されそうだ。今年こそ、何度か足を運ぶぞう~...、去年もいってたが....。


 松前といえば、「お城」。この松前城は、北方防備を目的に1854年に完成した北海道唯一、我が国最後の日本式城郭。昭和24年に町役場から出火した火事の飛び火で焼失したが、昭和35年に再建され、サクラとともに町のシンボルとなっている。

         
 ところで、「金の鯱(しゃちほこ)」といえば名古屋城だが、松前城にも「鯱」があったんだ。カメラを向けていて、始めて気が付いた。そこで「鯱」について聞いてみると、「頭は虎(とら)に似ているが、想像上の海獣で、火除けのまじないだそうですよ。」と役場の方が教えてくれた。

 今日は車からワイシャツ姿で降りても寒さを感じなかった。それもそのはず、今日は3月中旬並みの気温だったようだが、「やはり松前の春は3月末にならないと...。」とのことで、納得して戻ってきた。
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四季の杜公園でそりすべり

2008-02-17 20:53:12 | 四季の杜公園
 久し振りに真冬日は抜け出したようだが、それでも今日の函館は風が強く昨日より寒さを感じる。こんな寒さの中だったが、午後、四季の杜公園に春の息吹を求めて車を走らせてみた。


 春!、とてもそんな感じではない。先日の冬のあらしのせいもあるだろうが、まだ雪が4、50cmもあり、草木は雪の下。公園の坂を利用して数組の親子連れがそりすべを楽しんでいた。

  
 10mほどの高さから50mほど滑り降りている。雪質もよく、そりの滑りも抜群で子供たちは歓声を上げ楽しそうだ。この公園で、こんなに楽しく遊べるんだから、もっとPRして多くの子供たちに利用してもらえばいいのに......。幼少の頃は、今のような立派なそりではなかったが、こんな坂を板ぞりや竹すべりでよく遊んだもんだ....。


 四季の杜公園の向かいの畑に残雪を溶かす融雪剤が散布されていた。この畑は毎年ジャガイモや大根が植えられている。融雪剤を散布すると1週間ほど早く解けるそうだが、それにしても真っ白な平原に均等に撒かれた黒い融雪剤の模様は、まさしく春の息吹かもしれない。今年も、ジャガイモの花を写真に撮らせてもらおう......。

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ワカサギ釣り.....、を見学に

2008-02-16 22:11:37 | 七飯町・大沼公園
今日も最高気温がマイナスの真冬日。しかし、陽が出ているので体感温度はそれほど寒さを感じない。そんなこともあって午後に西大沼の「蓴菜(じゅんさい)沼」にワカサギ釣りに行くことにした。


 ワカサギ釣りは、凍りついた蓴菜沼の氷上に穴をあけ、餌の付いた釣り竿を垂らしておくだけで食いついてくる。と、簡単に考えてまず見学して歩いた。最初は氷の上に上がるも躊躇したが、今年は寒さも厳しかったこともあり厚さは40cm以上もあると聞いて、安心してあちこち歩き回った。既に家族連れを含めて10組以上が穴の中に糸を垂らしている。

     
 3人組の若い男性に釣果を聞いてみると「1時間以上も頑張っているけど、さっぱり。今晩の酒の肴にしようと思っているんだけど、間に合わないよ~う。」と、愚痴りながらも楽しそう。どうも陽が高くなるとだめらしい。

     
 それでも、お母さんと30分ほど釣っていたという子供さんのバケツには15匹ほど入っていて「今晩、天ぷらにしてもらうの。」と、喜んでいる。

        
 さて、それでは道具を借りてと思ったのだが、ワカサギの餌は小さな虫でこまめに取り替えないと食いつきが悪いこと、その虫を食べたワカサギを天ぷらにして食べるには抵抗を感じたこともあって、「今年は見るだけにするか......。」と、ワカサギ釣りの初体験は、来年に持ち越し。しかし、氷の上から駒ヶ岳を見上げ、冷たい風に吹かれながら蓴菜沼を歩き回った体験はむだではなかった.....かな。

夜、市内のレストランで「校友会(同窓会)函館支部」の総会・新年会に出席した。残念ながら参加者は毎年少なくなり、高齢化も目立つ。幹事も組織の拡充を求めて新規会員を捜しているが、なかなか見つからないようだ。間もなく支部創立70周年を迎える伝統ある同窓会なので、その灯は消さないようにしないと....、それにしても同窓生はいないのかなあ~。

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冬のあらし...、我が家には春が

2008-02-14 21:13:47 | Weblog
 急速に発達した低気圧の影響で昨日から風雪が強まり、夕方には横なぐりの吹雪。案の定、函館の今朝までの降雪量は25cmと、この冬一番を記録したそうだ。折角、先日の連休に歩道の雪割りをして滑らないようにしたばっかりなのに.......。まだまだ春は遠いようだ。


 我が家の前は吹きだまりも手伝って、雪かきは大変だ。いつもだと15分もあれば終えるものが今日は倍の30分でも間に合わず、そのうちに足腰が痛くなるわで途中でギブアップ、残りは午後になってしまった。写真は朝の一コマ。フラッシュを付けたら雪に反射して面白い写真になった。

          
 ところで、先日(2月1日)に五稜郭公園のサクラの枝払いで切り取られた枝を何本か頂戴し、花瓶に入れておいたのが昨日から花を咲かせ始めた。剪定作業をしていた方は「3月までには、花を咲かせるよ。」と言っていたが、約2週間で花を咲かせてくれた。



              
 窓の外は冬のあらし、窓の内には春の香り。このサクラの花は、我が家に一足早く春を運んで来てくれた。まだ蕾も沢山付いているので1週間ほど楽しめそうだ。こんなに綺麗に咲いてくれるのなら、もう少し枝を頂戴して、桜の園にしても良かったかな......来年は考えよっと。
 それじぁ、サクラの花を眺めながら「花見酒」といっちゃおうかな......。
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「アイスライトファンタジー」

2008-02-11 22:52:39 | Weblog
 「はこだて冬フェスティバル」の一環で、金森赤レンガ倉庫群周辺を手作りのアイスキャンドルで飾る「アイスライトファンタジー」が開催されているということで、出掛けてきた。

      
BAYはこだてイベント広場には、氷のオブジェやアイスキャンドルが置かれ、氷の中から醸し出される灯りは幻想的で、その美しさに引きつけられる。


 生憎途中から小雨の降る天気となったが、傘を差しながら氷像の前で記念撮影をしている家族や三脚を持ったカメラマンも何人か見かけられる。みなさん、いい写真が撮れたかな....。

       
 「はこだて冬フェスティバル」は、市内各所で数多くのイベントも開催され、天候にも恵まれ賑わいを見せたようだ。今年は残念ながら、五稜郭公園での名物行事の「赤ふんダービー」も見学できなかったが、来年に期待しよう......。

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ひかりの中に...「旧函館区公会堂」

2008-02-07 23:51:58 | Weblog
 「光に包まれた愛の街・函館」をテーマに、西部地区の町並みや坂道をイルミネーションで飾り、函館の夜に彩りを添える「はこだて冬フェスティバル」。光の回廊を雪の降るときにでもカメラに.....、と、思っていたが、どうしたことか2月になってなかなか雪が降らない。


 そのうちに、イルミネーションも終わってしまうぞう~....。取りあえず「旧函館区公会堂」に出掛けた。目映い光に照らされる元町公園から黄昏の空に一際映える公会堂。何処か違った場所に来ているような感覚でシャッターを押した。


 函館区公会堂は、1910年(明治43年)に建てられた左右対称のイギリスのコロニアル様式を取り入れたブルーとイエローの色が特徴的な美しい建物で、1974年(昭和49年)に国の重要文化財に指定されている。



             
 この建物は、豪商 相馬哲平氏が58,000円の建設費のうち50,000円を寄付して建てられ、当時としては最もモダンな建物で、明治44年には大正天皇が皇太子殿下として行啓の際宿舎として使用されて、館内はその宿泊所として使用した貴賓室や130坪の大広間など当時の華やかな雰囲気をそのままに残している。

    
 公会堂は今なお基坂の下から見上げる姿は元町のランドマークと呼ばれている。

   
 また、2Fのバルコニーから眺める函館港の眺めもすばらしい。もちろん夜間は入館できないので、この日は、公会堂前から元町公園越しに函館の市街地を収めた。旧青函連絡船「摩周丸」や「五稜郭タワー」も見ることが出来る。

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