藤沢秀行著『勝負と芸』岩波新書
読書週間です。
○
カミサンの友達に、才色兼備の折り紙がつけられる方が
おられます。女学校時代からの友達だそうです。
出来が違いそうなのに・・・
その方からカミサンが借りた本がこれ。
借りたというよりか勧められたものの様ですが。
最近は女性の方でも囲碁に関心があるのですね。
その本をちょいと貸してもらったということです。
出だしの辺りは大変に上手い文章で一芸に秀でた方の
素晴らしさを十分に堪能できますが、途中から文章が
ダレます。
集中が切れるのかしら。
NHKのTVドキュメンタリーで色んな話を知っている
からそう思えるのかもしれませんがね。
しかし終盤になって、やはり我々凡人とは世界が違う
ということが良くわかります。
どう違うか。
当然だろうという話を堂々と繰り広げて、しかも
当人の生き方と齟齬を感じさせないのです。
凡人があまりにも堂々と正論をはくと
ふ~ん、お偉いんですねー、なんて感想を抱かせる
ものですが
超一流の人は違いますね。
説得力があります。
凡人の正論にはどこかに無理が感じられます。
天才の正論は、素直に読めます。
王道を歩むことの大切さが良く分りますね。
難しいことでしょうけれど。
(自分の仕事の世界を見れば分ります。
良い仕事がいかに難しいことか)
○
シューコーさんは無頼派だから、なんてイメージは
マスメディアが面白くしているだけでしょう。
(まあ凡人とはスケールが違うので飲み方も尋常
ではない、確かにそうではありますが、
そんな話はツマラナイことなんです)
◎
囲碁は私にはさっぱり縁がなく、
よくあんなに難しそうなことをできるな、と思います。
未知の世界に飛び込む勇気にも感心しますね。
どうしてあそこではなくてここなの?
いやあそこでも良いんだって?
で、どうしてここに決められたの?
どうにも分らない難しそうな世界です。
勇気があると言いますか、無責任と言いますか。
やはり子供の頃に始めるべきですね。
因みに、将棋はヘボですが子供の頃に近所の
大人の縁台将棋をみていましたので多少分ります。
ペットも似ていて、ワンコは子供の頃に飼っていな
かったので心の底が見えません。
祖父幸兵衛が「賭け事」は厳禁という人間で
囲碁将棋まで家ではやらせなかったのも一因です。
昔はお年寄が一日中碁を並べておられたものですが。
(追記)
本の最初に記述・編集 秋山賢司 と書いてあるのを
見逃していました。
後からプロの手が入っているのではと最初の構成など
疑わせる漢字がしないでもありませんでしたが
かなりな部分は本人の下書きがあるような感じに
仕上がっています。
それもプロの仕事ですねえ。
読書週間です。
○
カミサンの友達に、才色兼備の折り紙がつけられる方が
おられます。女学校時代からの友達だそうです。
出来が違いそうなのに・・・
その方からカミサンが借りた本がこれ。
借りたというよりか勧められたものの様ですが。
最近は女性の方でも囲碁に関心があるのですね。
その本をちょいと貸してもらったということです。
出だしの辺りは大変に上手い文章で一芸に秀でた方の
素晴らしさを十分に堪能できますが、途中から文章が
ダレます。
集中が切れるのかしら。
NHKのTVドキュメンタリーで色んな話を知っている
からそう思えるのかもしれませんがね。
しかし終盤になって、やはり我々凡人とは世界が違う
ということが良くわかります。
どう違うか。
当然だろうという話を堂々と繰り広げて、しかも
当人の生き方と齟齬を感じさせないのです。
凡人があまりにも堂々と正論をはくと
ふ~ん、お偉いんですねー、なんて感想を抱かせる
ものですが
超一流の人は違いますね。
説得力があります。
凡人の正論にはどこかに無理が感じられます。
天才の正論は、素直に読めます。
王道を歩むことの大切さが良く分りますね。
難しいことでしょうけれど。
(自分の仕事の世界を見れば分ります。
良い仕事がいかに難しいことか)
○
シューコーさんは無頼派だから、なんてイメージは
マスメディアが面白くしているだけでしょう。
(まあ凡人とはスケールが違うので飲み方も尋常
ではない、確かにそうではありますが、
そんな話はツマラナイことなんです)
◎
囲碁は私にはさっぱり縁がなく、
よくあんなに難しそうなことをできるな、と思います。
未知の世界に飛び込む勇気にも感心しますね。
どうしてあそこではなくてここなの?
いやあそこでも良いんだって?
で、どうしてここに決められたの?
どうにも分らない難しそうな世界です。
勇気があると言いますか、無責任と言いますか。
やはり子供の頃に始めるべきですね。
因みに、将棋はヘボですが子供の頃に近所の
大人の縁台将棋をみていましたので多少分ります。
ペットも似ていて、ワンコは子供の頃に飼っていな
かったので心の底が見えません。
祖父幸兵衛が「賭け事」は厳禁という人間で
囲碁将棋まで家ではやらせなかったのも一因です。
昔はお年寄が一日中碁を並べておられたものですが。
(追記)
本の最初に記述・編集 秋山賢司 と書いてあるのを
見逃していました。
後からプロの手が入っているのではと最初の構成など
疑わせる漢字がしないでもありませんでしたが
かなりな部分は本人の下書きがあるような感じに
仕上がっています。
それもプロの仕事ですねえ。