重陽の節句ですね。
正統な感覚で思い浮かべるなら菊酒なのでしょうが、
私がこの節句で反射的に思い浮かべるのは
白居易の詩句『林間に酒を煖めて紅葉を焚く』
子供の頃、紅葉を焚き火してそれで酒を暖めるのでは?
この詩は順番がおかしいと不思議に思っていました。
いつごろ習ったのでしょう。
多分、中2か。
昔のことですからねえ。
○
重陽といえば、まず最初に杜甫の『登高』を思うべき
でしょうが、あまりに哀しい詩です。
(だんだんと分るトシになってきました)
そんな立派過ぎる世界よりも「寒いネエ」とか言いながら
パチパチとはぜる小さな焚き火をぼんやりと見るのが
よろしいのではないでしょうか。
近所の桜も、やっと紅葉を始めました。
花曇りならぬ、紅葉曇りの今朝の秋。
○
それにしても重陽のピクニックで蜂に襲われなかったの
でしょうかねえ、昔の人は。
◎
明日から読書週間です。
最近は面白い本に当たらず、また面白くても当ブログ
にはふさわしくなかったり、とネタが浮かびません。
『井伏鱒二対談集』新潮文庫
開高健との対談では、当然ながら釣りの話が多いのですが
井伏が(陶芸は懲りすぎて本業に差支えがでるから手を
出さないほうがよろしい)という意味の話をしています。
釣と並んで随分と面白い様子です。
私にはこれまた分らない世界です。
そんなに陶芸ってハマるの?
○
寅さんシリーズの第13作でロケ地になった
島根の温泉津近くに陶芸教室がありました。
温泉宿は木造三階建て、外湯です。
食事は魚が大変美味しかった。
ヘールボップを見たついでに温泉津に一泊した
次の朝です。
カミサンは真面目に器を作ろうとし
私はご存知の超不器用ゆえ、ただ平たくしただけで
何も出来ないでいると見かねた教室の方が
縁を持ち上げて皿にしてくれました。
そこへイタズラ書きしたのが上記の皿
使いみちがなく、逆に壊れないで生き残っています。
正統な感覚で思い浮かべるなら菊酒なのでしょうが、
私がこの節句で反射的に思い浮かべるのは
白居易の詩句『林間に酒を煖めて紅葉を焚く』
子供の頃、紅葉を焚き火してそれで酒を暖めるのでは?
この詩は順番がおかしいと不思議に思っていました。
いつごろ習ったのでしょう。
多分、中2か。
昔のことですからねえ。
○
重陽といえば、まず最初に杜甫の『登高』を思うべき
でしょうが、あまりに哀しい詩です。
(だんだんと分るトシになってきました)
そんな立派過ぎる世界よりも「寒いネエ」とか言いながら
パチパチとはぜる小さな焚き火をぼんやりと見るのが
よろしいのではないでしょうか。
近所の桜も、やっと紅葉を始めました。
花曇りならぬ、紅葉曇りの今朝の秋。
○
それにしても重陽のピクニックで蜂に襲われなかったの
でしょうかねえ、昔の人は。
◎
明日から読書週間です。
最近は面白い本に当たらず、また面白くても当ブログ
にはふさわしくなかったり、とネタが浮かびません。
『井伏鱒二対談集』新潮文庫
開高健との対談では、当然ながら釣りの話が多いのですが
井伏が(陶芸は懲りすぎて本業に差支えがでるから手を
出さないほうがよろしい)という意味の話をしています。
釣と並んで随分と面白い様子です。
私にはこれまた分らない世界です。
そんなに陶芸ってハマるの?
○
寅さんシリーズの第13作でロケ地になった
島根の温泉津近くに陶芸教室がありました。
温泉宿は木造三階建て、外湯です。
食事は魚が大変美味しかった。
ヘールボップを見たついでに温泉津に一泊した
次の朝です。
カミサンは真面目に器を作ろうとし
私はご存知の超不器用ゆえ、ただ平たくしただけで
何も出来ないでいると見かねた教室の方が
縁を持ち上げて皿にしてくれました。
そこへイタズラ書きしたのが上記の皿
使いみちがなく、逆に壊れないで生き残っています。