何をどうすれば?

2009-10-10 10:48:31 | 塾あれこれ
さて、何をどうすれば良いのでしょうか?
家庭における温室効果ガス排出削減です。

まず行動を始めやすいのは電気ですかね。
こまめに切るとか、使わないとか。

次に、ガス、水道、燃料。
昔の数字は分らなくても、今やる気が出たら
これ以降はデータを取れます。
CO2の簡易計算もネットなどで可能です。
4%ずつ削減を目指しましょう。

電気ガス水道燃料、これ以外には何かあるの?
今すぐ思いつきません。

では、電気などの削減を更に増やすために
外で買ってきて済ますのはどうでしょう。
ガス量を減らすために惣菜を買うとかね。
スーパー銭湯に行くとか、デパートで涼むとか。

車で出かけたりしたら日本全体としては
減らないでしょう。


家庭の外での温暖化ガス排出はどうでしょう。

交通機関では?勤務先や学校などでは?
食事は?旅行などお遊びで?購買品に関わる部分は?
など。
どう計算できるのだろう?

外でお勤めの人と、家で仕事をしている人では随分と
家庭の排出量が変わるハズです。
家庭で減らせ、と目標が出ても一律のもので求められれば
不公平感が強くなります。


産業界も頑張って頂かねばなりません。

でもそれがコストになり製品価格に上乗せされるなら
家計は踏んだり蹴ったりの目にあいます。

そういう金額を自民党前政府が試算して、
民主党なら家計に36万負担が増えると言ったのかな?

価格上昇は経済を浮揚させる効果もあるでしょう。
逆に、家計がきつく経済を下方に向けるでしょうか。
あるいは物価高でインフレに向かうか?
(これは最悪ですね)

それ以外に公的なものの家計負担もあるのかなあ?

月3万払えばあとは誰かやってくれる、ことはないよね。


結局何をどうするか、庶民にははっきりとは分りません。

とはいえ、スタートが遅れれば遅れるほど排出総量は
増え続け、また国際公約実現のハードルが高くなります。

アメリカや中国は乗ってこないから、公約にはならない
とはいかないでしょう。
あのとき条件つけていたじゃないか、では通らない。

それに、排出大国などが乗っかってきたら急に負荷が
かかるのも大変です。
今から始めねば、と思う所以です。


日本は既に随分省エネしているからこれからはきつい
という声も聞きます。

でも、本当かとも言われていますね。
産業界からの声は割引しないといけません。

家庭では今まですでに頑張っている人と、例えば家中
空調をきかせ、灯りを点けっ放しなんて家庭とは
一律に削減数字を出されるとキツサが違います。

ダイエトと似ていますね。
肝心の体を壊さないように、バランスをとる必要が
あるのです。

ダイエトで運動をすると足やヒザなど壊しやすい、
水分を絞ると循環とか排泄に悪影響も出やすい、
食事制限は生命力を削ぐおそれもある、
などなど。

一年後、リバウンドが大きかった人も多いそうです。

(あと一回続けます)