おばちゃん、ごめん。顔、写ってなかった。

2009-10-15 14:34:52 | 食べる
笠岡での行動はタクシーで最終目的地まで行き
そこから歩いて駅に戻ってくるというものでした。

JRの駅から徒歩で一時間程度の距離です。
ただし道が不案内でしたから余計に掛りましたね。
車で移動ならば楽だろうと思います。

JR笠岡駅には南口がありませんでした。
そちらへ出るには駅近くの地下道を通る必要があるの
ですが少し分りづらい。
駅の案内板はどうだったかな?

駅の南には喫茶店など多少の店が並びその先には
スーパーなどの大型店もあります。
そして例の長いトンネルです。300m近くあるかな?
交通量が多いし歩きたくはないけど仕方ありません。
(トンネルを回避する道もあるのでしょうけれど)

抜けると人工的な広さだけは確保した町が広がり
広い道、直角に交わる交差点・・
慣れないと逆に歩きづらいものです。
カンがつかない。

まあやっと竹喬美術館に着き、一息つきます。

ここから神島へ向かうのですが、およその方向は
高い位置に架かる神島大橋で分ります。
海岸まで出ると「散歩道」もありますが道幅が
狭く、ただの通路見たいな感じを持ちました。

橋の近くまで来ると漁村の名残か狭く曲がった道
になりますが、この方が人工的な道よりグ~。
一昨日の写真はその辺りです。

市立カブトガニ博物館に立ち寄りましたが
大人が行く場所ではありませんでした。
建物と言い展示と言い入館料は200円がよい所
でしょうが600円近く取られ、まあ
カブトガニ繁殖にお使いくだされ。

高い位置にある橋へも初めての徒歩は多少迷います。

どうしても車道を横断せざるを得ない構造で
なおかつ道が曲がっているからふいに車が。。
こんなところに人間がいるとも思わない車がびゅーん。

昨日の釣り風景の奥に見えるのが神島大橋です。

高い場所が平気な人は良い眺めでしょうが苦手な人間は
ふらふら歩きます。
車は、びゅ~~ん~~

それで、やっとラーメン屋さんです。
写真でお分かりのように、小さな店。
橋のたもと、写真では緑の木立がある辺りです。

我々は竹喬美術館からタクシーで行きましたが1100円
JR駅からだと2000円くらいかかるか?
さて、そうまでして行くラーメンか、帰りをエンエン歩く
気分はいかに?


ラーメン鉢は小ぶりなものでした。
あえて一言で言えば尾道ラーメン風ですね。

隣町、福山の向こうが尾道ですから、瀬戸内の味。

和風出汁、豚の背アブラ、醤油味、平打麺。
チャーシュー、シナチク、ネギ。

一口スープを飲んで、「美味い」
でも少し甘いなあ、醤油は焦がすのか?
食べ始めるとそれらは気にならなくなります。
バランスが良いのでしょう。

トッピングとスープ、麺の一体感が最大のウリですね。

尾道のいくつかの有名店より上の評価ができます。

市販されている阿藻珍の尾道ラーメンに比べると
最初は濃そうに思える味が、実はあっさりといつまでも
美味しい、という不思議な手作り感がありました。

一杯530円。
多分、出汁をとる原材料の値上げだろうと思います。
誰かのブログでは08年3月に480円でした。
そのブログによると出汁には「動物系」は無しとか。
小魚はどうなんだろう。使っていそうな気がしますが・・

九州や関東以北の人には多少物足りないかなあ。

それと平打麺の欠点で柔らかくなりやすい。
ハリガネと頼んだら叱られるだろうけれど。

私の評価は
「ホシ、ふたつ半」(☆3つが満点です念のため)
わざわざ食べに行くほどのリピーターになるかは微妙。
遠いね。

竹喬にいくことがあるでしょうから、その時は必ず
行くでしょう。

(因みに、例えば尾道、朱華園は☆2つがいいとこ)

店の名前は「みやま」
おばちゃんは感じが良かったですね。
写真、すみません。