カメラが公立中に

2009-10-19 10:47:57 | 塾あれこれ
日テレのニュースZEROは結構見ます。

もともとドキュメンタリには鋭い局でした。
このニュースショウでも切り口が新鮮です。
村尾さんも悪くないですよね。


夏休みに入る少し前でした。
このニュースZEROで特集として北九州の公立中に
一年間密着取材をするという企画が始まりました。

ちょうど一、二回の放映の直ぐ後に塾の集まりがあり
気の置けない方々に、もしご存じないのならと紹介した
ほどに、期待が持てるスタートでした。

落ち着きのない子もいる中学生達
仕事場にカメラが入ってくることへの緊張・迷惑さ
メディアというものへの不信感

その他、その学校だけの問題をどうこうというのではなく
ここから教育の現状、日本の姿などが見えてきそうで
よくぞテレビで、という気がしましたね。

ところがその後を期待してもなかなか第三回がありません。

先日、やっとその第三回があり、見逃さないように
ビデオをセットいたしました。
ニュース番組を録画するのは初めて!

今回のサッカー日本代表戦、こけましたね。
(しょーばい、ショーバイって感じのショウ
 悪役を呼んでくるプロレスみたいでした。)
「公立中へカメラ」の第三回はそれ以上の大コケ。

三回目は、臨時採用の先生を中心に、
そのご苦労は分ります。
しかし切り口がまったく平凡。
前の一、二回のあの意気込みは何だったのでしょう。

勘ぐるに、一二回を連続して放映した後に、大きな力が
及んできて、突っ込んだ番組を放送できなくなったのでは
ないか。

TV局関係か、学校関係か。

言論に対する批判は、言論で行うもので
影で圧力とか、抗議殺到、裁判沙汰、などでの圧力は
極力さけるのが健全な民主主義でしょう。

今回の「公立中」の放映の向こうに何があったかは
分りませんが、マスメディアという大きな力に対抗するに
誤った方向からの圧力ということがあるとすると
この国は二重に不幸です。