ED17を仕上げる

2009-12-22 | 鉄道模型
(呆れられそうですが相変わらず次々とフィニッシュに励んでおります)


ED17 7
アートプロの「さくら模型」ブランドの電機です。
もちろん1/87 12mmです。
分解し始めてから「使用前」を撮って居なかった事に気がついて、碍子無しで撮っておきます。
パンタが薄い黄色という感じです。黄色は悪くないのですが、屋根も綺麗なぶどう色2号なので浮いてしまいます。
向こうに見えるのが下回りです。
ワールド工芸製造なのでその手法で作られています。


こんな感じの下回りにボディーが被さっている作りです。
ウェイトはこれだけですが、これ以上重いと華奢な作りの駆動系がダメージを受けそうで怖いです。
(実は私は少し積み増ししてしまっています→写真は撮り忘れました)
音は結構大きいですが、いかにも吊り掛けという感じで却って宜しい感じです。


運転室背面の仕切りが見えると効果的ですので塗装済みのプラ板(私は寒色系、暖色系、木目系など多数種類を大量に塗装済みでストックしてあり、それをどんどん切って使います)を使ってみます。
これは借り設置してみた所です。

車体を被せてみると窓に近いからかあざやかに見えすぎるので、エナメルで少し地味な色に塗ってみます。
(TAMIYAのスカイという色に僅かな混ぜモノをしたのですが、調色したのが大昔で記憶に残っていません。薄っぺらいウェイトの側面はもうそのエナメル塗料の色に塗られて居ます)



運転台がなにも無いのでエコーの#1200 ブレーキ弁脚台(1/80)を使います。これは窓からちらりと見えますのでなかなか宜しいです。
マスコンの方はケーディーのランナーを切って適当な長さに切ったいい加減なモノで、運転台機器の色に塗ってあれば判らないだろうという事で・・・・

椅子はIMONクハ85用壁付用の椅子を青15号に塗っています。


仕切り板に付けてエナメル塗装を終えた所です。
後に見えるのは、エポキシで運転台機器を固定している状況です。
細く切った塗り分けテープで倒れないように押さえています。このくらいの押さえ力が丁度良いでのです。


パンタグラフに汚れ色を吹いたのですが、台になかなか色が乗りません。
上の方ばかりに汚れ色が付いたのでこの状態からエナメル塗料「レッドブラウン」+「フラットブラック」の「汚れ色」を薄くして筆で台を色づけして調整することになりました。


ED17 7 [甲] 側面の空気取り入れ口が変形の異端機です。


屋根上にも結構吹いたつもりなのですが、実機で言ったら「あまり汚れていない機関車」という感じです。


汚しが足りない!と思って「汚していない機関車」(左側)と並べてみると、こんなに効果的だったのです。

ED17は、重連運用をしたいから元々2台買っていたのです。
其処へ異端機ED177が発売になったので増備したのです。
「増備」に際して先の2両と同じパーツ取付をしたというのが真実であります。


分解前に写真を撮ります。
最初の2台の方がパンタの黄色はうんと薄いです。
奥に見えるED177の経験から少し「汚し」を改良します。
①パンタ台に先に色づけしてからパンタを汚す
②パンタには吹きすぎない
③屋根上はもう少し多く吹く
事にします。


マスキング中です。パンタ台への色差しはもう終わっています。
前面はヒサシがあるのでそこではっきりマスキングできますが、側面の肩の部分はマスキングテープではなく、写真のように普通の紙をまっすぐオーバー目にマスキングして汚れの境界をぼやかします。

ヘッドライトのマスキングは私はこのように12角形を作ってマスキングします。


吹き終わりました。
①②③を気をつけた上で7号機に近い程度にしました。




ED17 3 [甲]




ED17 4 [甲]


こんなにED17ばかり増えてしまってどうするの?と言う状態になってしまっています。
(しょせんD51には到底敵いませんが)
違う形態のモノで2台!と思っていたのが3台になってしまうのは新潟交通の電車に続いて2回目ですね。






最新の画像もっと見る