165系9連セット快走中。 行き先表示盤の急行表記が蛍光灯色に光っています。
モデルスIMONはまだまだ採算ぎりぎりのところを歯を食いしばって走っている現状です。 それを象徴するのが、JAMでの走行展示車両の多くが実は私の私物なのです。 恥ずかしいことに買っています。 展示走行用の車両を販売用と別に用意する余裕はまだ無いのです。 もちろん「クハ1両、モハはユニットで」と言う具合に見本は取ってありますが、編成を組んで走らせる様にはなっていません。
私の私物は「どうせ」ガンガン走らせるモノですから会場でも惜しげ無く走らせることができます。
165系は「素」のままですが、80系はちょっといじったモノです。
ISカプラーに取り替えて居ますし、パンタ回りに165系並みに軽いウェザリングをしています。
販売した80系の屋根には、製品段階で軽いウェザリングをしてあります。
でも165系と違い、パンタ回りを重点的にウェザリングはしていません。
やりたくなってウェザリングしてみてしまいました。
ところが、パンタ側の隣の車両の屋根の色と差が出てしまいました。
165系では隣の車両(クモハ165)の屋根にも吹いています。
「しょうがない、いつか隣の車両のパンタ車サイドも汚そう」と考えていたらJAMに持って来て欲しいという店側からの要求が来ました。
そこで、急いで「ちょっとだけウェザリング」をする羽目になったわけです。
搬入日の前日の夜中です。
どうせ吹くならベンチレーターに墨入れしちゃえ! というわけで私の定番この組み合わせ
こういう汚らしい色ができます。 これの「薄め」を筆で入れます。
使用前 良くできたベンチレーターだと思います。このままでも良いですよね。
使用後 これは乾く前です。乾くと艶消なのでもっと「軽く」なります。
万一こぼれてもエナメル溶剤を染みさせたティッシュで拭けば大体綺麗になります。
吹くのは最後です。
たいして吹いていませんが少しは馴染むでしょう。
165系はパンタを汚しましたが、墨入れはまだしていません。
墨入れはなかなか製品作りには抵抗がありそうです。
こういう電車の細工を今後どうしていくのかこれからどんどん研究致します。