紙箱比較

2012-07-01 | 鉄道模型
IMONでは1両用の紙箱を発売しております。

「紙箱」は数社から発売されていましたが、エコーモデルの紙箱と同等のものを発売して居ります。

理由は
(1)経年変化して車両に害を為すウレタン(スポンジ)を使わなくて済みそうだから。
(2)別売り紙箱としてエコーが断然メジャーだったから。
です。
「統一してこそ」の別売り紙箱です。

ところでこのエコーの紙箱は私の知る限り45年ほど前からの寸法をを守っています。

当初はまだエコーモデルも無い時代、ピノチオの客車キットの箱が実は基本形なのです。

(まあ当然ご存じだったとは思いますが)


左からピノチオ、ピノチオ、タニカワ、エコー、IMONです。

ピノチオのキットのラベル、どっちが古いラベルだったか忘れてしまいました。 我が家にはどちらも複数残っています。

(白ラベルが古いかなァ・・・)


懐かしい紙のクッション材も健在なピノチオ箱。


全部の箱を開けてみました。


左ピノチオ、右タニカワ。 ピノチオ(オリジナル)の方がやや厚いですが・・・


左ピノチオ、右エコー。 エコー/IMONの箱は「用紙ダブル」で作っていますので厚いです。

IMONの貨車用紙箱は「用紙シングル」です。


断面は共通のこれらの箱ですが、長さは微妙に異なります。

ピノチオ/タニカワの箱は客車キットだから短いですが、エコー(とIMON)の箱はC59、C62を入れるために長さがあります。


タニカワは285mm
ピノチオは300mm
エコー は310mm
です。

断面の統一は重要ですが、長さは融通を効かせるのが都合がよいという発想はここから来ています。

1/87の紙箱は「長」「幅」は「80/87」位に縮小しましたが、高サだけは1/80と同一にしました。

交流電機ED75はそれで丁度良かったです。

ということは1/80の交流電機は「ピノチオ~タニカワ~エコー」の断面ではちょっと厳しそうだということです。

ピノチオ、タニカワ譲りということは客車を想定した断面の紙箱だということです。

間もなくIMONの紙箱はさらにラインナップが増える事になります。






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